反町＆松嶋夫妻に賠償命令

俳優の反町隆史さん、松嶋菜々子さん夫妻に賠償命令が下った。訴訟を起こしていたのは東京都目黒区のマンション管理会社で、夫妻の飼い犬が同じマンションの住民にかみつきけがをさせ、住民が転居したため賃料収入を失ったとして、約５２２０万円の支払いを求めていた。これに対し東京地裁は５月１４日、夫妻に３８５万円の支払いを命令。判決によると、夫婦は渋谷区内のマンションに居住。２０１１年５月、飼っていたドーベルマンが３階フロアの共用部分で、同じマンションに住んでいたアートディレクターの佐藤可士和さんの妻の太ももにかみつき、１１日間のけがをさせた。佐藤さん側は１０年１０月から３年間の定期賃貸借契約を結んでいたが、佐藤さんの妻が現場を通るたびに気分が悪くなるなどしたため、１１年６月に転居した。契約上は佐藤さん側が賃料の２カ月分にあたる３５０万円を解約違約金として管理会社に支払うよう規定されていたが、転居の経緯を踏まえ管理会社は請求しなかった。判決は「３５０万円を収受できなくなった損害を会社側が肩代わりしたといえる」と判断。弁護士費用を含め反町さん夫妻側に賠償を命じた。なお反町さんと佐藤さんの妻との間では慰謝料と治療費の支払いですでに示談が成立している。

http://mainichi.jp/enta/news/20130515ddm041040087000c.html

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