映画「フィッシュストーリー」を見た

映画「フィッシュストーリー」を見た地球は彗星の激突を5時間後に控えた滅亡の危機。人類完全諦めモードですが、完全に廃れたと思われた街角に営業を続ける一軒のレコード屋。
ここの店長(大森南朋)が聴かせてくれたのが、逆鱗というバンドの『フィッシュストーリー』という曲。かっちょいい曲ですが、間奏部分には謎の無音。果たしてその意味は何なのか。そして地球はこのまま滅亡してしまうのか? 
そしてこの曲を巡り、物語は複数の時系列を交錯しながら驚愕の結末を迎える・・・というのが大まかな流れ。 
ラストの伏線回収はホントに見事だったと思います。バラバラだったピースが一つにまとまっていく爽快感。これは素直に素晴らしいと思いました。 
それぞれのパートのキーとなる人物も大変魅力的。
気弱な大学生の雅史(濱田岳)はレイプ魔を前に漢になれるのか?ナルコな女子高生麻美(多部未華子)を救った正義の味方(森山未來)はシージャック犯を倒すことができるのか?そしてバンド最後のレコーディングとなる『フィッシュストーリー』を、繁樹(伊藤淳史)達「逆鱗」のメンバーはどのような想いで演奏したのか?そして、人類滅亡の危機を救う「正義の味方」は誰なのか?と、ホントに観ていてwktkが止まらなくなる。 
このコンビの作品の常連、濱田岳はド安定の演技。森山未來の無双ぶりもホントにナイス。逆鱗のメンバーもそれぞれ個性的でカッコイイよね。居酒屋でバンド談義してるシーンも地味に良いな。

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