五輪の海外客断念へ 聖火リレー巡りあの知事は・・・(2021年3月10日)

新型コロナウイルスの変異型の感染急増を受け、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会などは海外からの一般客の受け入れを断念する方針を固めました。こうしたなか、聖火リレーを巡って物申してきたあの知事が気になる発言です。

 東京オリンピックの開幕まで4カ月余り。政府と組織委員会と東京都は東京オリンピック・パラリンピックの海外からの一般客の受け入れを断念する方針を固めたことが大会関係者への取材で分かりました。変異型など新型コロナウイルスの感染状況が見通せないことなどが主な理由です。

 来週中にもIOC(国際オリンピック委員会)、IPC(国際パラリンピック委員会)と日本側による5者協議を再び行い、正式に発表される見通しです。

 一方、聖火リレーは25日に福島県で始まります。

 政府や東京都の新型コロナの対応に疑問を示し、改善されなければ県内での聖火リレーの中止の検討を表明している島根県の丸山知事は両方のケースの準備をしていくとしながら、判断の時期について・・・。

 島根県・丸山達也知事:「ランナーの皆さん、ボランティアの皆さんにもご迷惑を掛けている状況ですので、4月半ばぐらいまでにモノ(開催実施について)を決めていく」

 新型コロナで厳しい状況が続くなか、アスリートはオリンピックへ向けて準備を進めています。

 柔道のフランス代表、マドレーヌ・マロンガ選手(27)。おととし、東京で開かれた世界選手権で優勝し、東京オリンピックでもメダルが期待されています。海外からの観客受け入れを取りやめる可能性があることについて思いを語りました。

 柔道フランス代表、マドレーヌ・マロンガ選手:「家族に見てほしいと思っていたので悲しく思いますが、現在の衛生状況を考えれば理解できることです。大会が行われること、それが一番大切なこと。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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