[字]吉田類の酒場放浪記▼笹塚「秀ちゃん」 …の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[字]吉田類の酒場放浪記▼笹塚「秀ちゃん」

店を切り盛りするママは奄美大島出身。現地の漁師や知り合いから食材を仕入れており、都心にいながら本場の奄美料理が味わえる。それらと奄美の黒糖焼酎の相性は抜群。

詳細情報
出演者
【出演】吉田類【ナレーター】河本邦弘
番組内容
笹塚駅の北側、十号通り商店街の一本路地裏に店を構える「秀ちゃん」。店内のお品書きに並ぶ「奄美」の文字。お店を切り盛りするママが奄美大島出身のため、現地の漁師や知り合いから食材を仕入れており、都心にいながら本場の奄美料理が味わえる。現地から仕入れた魚介類や生もずくに奄美の黒糖焼酎の相性は言わずもがな抜群。「酔わないかも」と言っていたはずが、黒糖焼酎のロックにはまりあえなく撃沈。
制作
2021年

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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キーワード出現数ベスト20

  1. 吉田
  2. 小林
  3. 奄美
  4. 一秀
  5. 今日
  6. 安納芋
  7. 邪魔
  8. 萩原
  9. お願い
  10. お店
  11. ホント
  12. メニュー
  13. 豊美
  14. ウイスキー
  15. お酒
  16. ロック
  17. 乾杯
  18. 最高
  19. 最初
  20. 仕入

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

TBS
created by Rinker
ノーブランド品

吉田類です 今日はですね

京王線の笹塚駅に来てるんですが
ここはですね

そうですね
チャリティーね やったり

色々 縁のあるところで

飲み屋さんもね ポツンポツンと
非常に面白いところが残ってます

という意味ではね
今日ちょっとまた 期待できますね

では 行ってまいります

<新宿から京王線で一駅と
好立地の住宅地 笹塚>

<吉田さんが 何度も
チャリティーイベントを行った街である>

<駅を挟んで
南北に商店街があり>

<昼夜問わず にぎわう>

駅から
ほんのちょっと歩くんですが

ここら辺は
基本 住宅街ですけども

ここにも
ちょっと変わったお店がありますが

こんにちはー
こんにちはー

ここ 何か色んなお酒があったり
おつまみがあったり

これ お店 何屋さんなんですか?

よく聞かれるんですけど
一応 もとが酒屋なんですね

あと 全国から
おいしいものを色々探してきて

セレクトして 販売してます

<升本屋は
昭和24年創業の酒屋>

<三代目の梅田さんが
酒に合うつまみを充実させたことで>

<今のような形態に>

<アイデア満載の三代目は
地元 笹塚を盛り上げるべく>

<お店独自の
オリジナル商品の開発に余念がない>

オリジナルのおつまみっていうのは
どんなんですかね?

オリジナルのおつまみは
かりんとうなんですけれども

まず 一番ウチの代表商品が
塩みつというのですね

<塩みつかりんとうに合わせるのは>

<地元の飲食店と企画をして
新潟の醸造所で造った 笹塚ビール>

これ ラベルの絵がいいですね イラストが
(梅田)ありがとうございます

じゃあ いただきます

おっ

これ ホップが効いてますね

<塩みつかりんとうを
合わせてみる>

これ
そんなに甘くないですね

合います これは
(梅田)やった

お墨付きいただきました

大丈夫です これは

<続いて ゴマ味をいただく>

<あれ?
吉田さんの手には なぜかワイン>

なるほど

これ 合いますわ
よかった

これから
かりんとうの時代ですよ

<なじみの街で 新しい出会い>

<吉田さんのつまみに
新たなメニューが増えたようだ>

十号通り商店街ということで
結構 人通りが多いんですが

ちょっと入りますね
この奥に

おっ 何かありますね これ

これは 「しゅうちゃん」
「ひでちゃん」 「しゅうちゃん」ですかね

これ 行くしかないですね

ここですね

奄美という文字が
主張してますが

何かこの
奄美大島の特産 多数ということですね

こんにちはー
(小林)いらっしゃいませ いもーれ

いやいや いやいや

何かすごいですね
インパクトが この

(小林)メニューですか?
メニューの

お世話になります

<商店街から
一本入った路地裏で45年>

<黄色い看板とのれんが目印の
秀ちゃん>

<ママが奄美大島出身のため>

<奄美の料理を
数多く揃えている>

<食材を
奄美の知り合いから仕入れるため>

<本場の味が楽しめると
地元商店街の方が足しげく通う>

オススメは何かありますか?
はい

最初でしたら
たんかん酒 いかがでしょう

あっ いいですね

よろしいですか?
はい じゃあそれで たんかんからいただきます

たんかん酒 お願いします

<1杯目は 奄美名産の柑橘類
たんかんを使ったサワーから>

お待たせいたしました
こちらが たんかんサワーでございます

これはまた トロピカルですね
どうぞ

今の時期採れるんですね
たんかんが

いや~ すごい爽やかで

このサワーが
余計いいんでしょうね

じゃあ 奄美のものって
どれがありますか?

奄美のものはですね

飛貝っていいまして
貝があるんです

マガキガイと申しまして

飛貝っていうのは 方言なんです

あと オススメは島ダコとか
もずくのかき揚げとか

じゃあ その飛貝を はい
(小林)じゃあ それになさいますか?

こちらが 飛貝と申しまして

食べ方がですね
これ 角が出てます

この角を引っ張って

そうすると こう
ピッて出てくるんです

これをこう クル~っと
(小林)引っ張ってください

ギュッと出てきます
出てきますね

<飛貝の塩ゆでは
奄美料理では定番の一品>

いや~ いいですね

何かもう この辺に

磯の香りもそうなんですが

さざ波が聞こえてきます

いや~
すごいさっぱりしてるんで

酔うのかなっていうか
酔わないかもしれませんよ 今日は

<奄美の黒糖焼酎を飲んでも
同じことが言えますかね>

奄美の杜っていうのと 黒糖

あとは 一村と申しまして

ウイスキーっぽい
黒糖がございます

ウイスキーっぽい
一村をお願いできますでしょうか?

(小林)
水割りですか 何割りでしょう?

何割りがいいんですかね?
(小林)ロックで飲んでみますか?

じゃあ ロックで お願いします

<奄美を愛した画家
田中一村の名を冠した黒糖焼酎>

<ラベルには
一村の描いた奄美の風景>

いや~ ねっ
一村の描いた絵がいいですよね

おお~ なるほど

僕 これ ウイスキーって言われたら
ウイスキーかもと思いますよ

(小林)そうですか
へえ~

これね ロックは

ひょっとしたら
ちょっときついかもしれません

酔わないかもしれない
取り消します

多分 酔います

お待たせいたしました
こちらが島ダコでございます

お醤油をつけないで
お召し上がりください

そのままで
(小林)はい ゆでる前に 塩でしごきますから

それでもう 塩がタコに そうです そうです
染みこんじゃってる

<レモンを搾り
わさびをのせていただく>

うん ああ~

やっぱり 身が引き締まってるから

すごい噛み応えがありますし
(小林)そうですか

すごい 塩の旨みっていうか
甘みを引き出してますね

(小林)そうですね

合いますよ

もう 言うことないですね

<続いても 奄美の郷土料理>

<料理を一手に担うのは
ママの甥っ子・淳さん>

<かき揚げは
生のもずくを仕入れているお店でしか>

<味わうことができない>

こちらが
もずくのかき揚げになっておりまして

このお塩を 上から
パラパラッとかけて お召し上がりください

このお塩も
奄美のお塩でございます

揚げたやつは
めったに食べられないです

<揚げ物を 豪快に手づかみで>

もずく酢と
全く違う食べ物になってますね

一村をいただくために
あるようなもんですね

<秀ちゃんは
奄美のものだけではなく>

<旬の食材を大切にしている>

(小林)こちらが 筍焼きですね
今 旬ですので

どうぞ お召し上がりください

ちょっとお酒を
別のお酒に合わせたいんですが

(小林)奄美の杜っていうの
いかがでしょう?

じゃあ その奄美の杜を
(小林)よろしいですか?

<原酒を
3年以上熟成させることで>

<まろやかな味わいになっている>

炭酸割りとかで
皆さん お飲みになりますね

いや もうこれは
僕はもう十分これで

(小林)ロックで
ロックで

もう人生ですよ ロックですよ

<人生に筍を合わせる>

最高ですね ひと噛みずつに

春っていいなというね

<季節限定のメニューを
もう一品>

<春キャベツの甘さを
引き立てるため>

<塩コショウだけの
シンプルな味付け>

豚肉と春野菜

ホントにうま~く
味そのものが融合してるというかね

いや~

ここ通るときは また…
(小林)お寄りください

寄せていただきます

客 いっぱい連れてきます

よろしくお願いいたします

思います おかげさまで…

<都心で
ひとときの南国気分>

ありがとうございます
ありがとうございました

もう 最高です

いや~ 秀ちゃんでした

ホントの蒸留酒
それに近いものがあって

これとですね
妙に南国風 合うんですね

この奄美大島の食材と

何かね とっても

ひょっとしたら

竜宮城に行ったかなというね

そういう気分に
させていただくお店でした

っていうことで まだまだどっかに
漂着するかもしれません

では 行ってまいります

<南国の風が頬をなでる>

<酒場という聖地へ>

<酒を求め 肴を求め さまよう…>

吉田 類です え~っとですね

今日は 東京メトロ
新高円寺に来てるんですが

ここもですね 結構 ねっ

なじみ深い町でして

ただ ざっと見では もう 相当
開発は進んでますね

でも その隙間に 何かね 懐かしい
飲み屋さんがあると思います

では 探して いってまいります

<東京メトロ 新高円寺>

<新宿から西にのびる
青梅街道沿いにあり>

<中央線の高円寺も徒歩圏>

<吉田さん 足をのばして
杉並区民 憩いの場にやってきた>

水鳥が泳いでますが あれ
家族なんでしょうね

善福寺川のそばなんですがね 緑が多くて

なかなかね 散歩には もう 最適です

<公園の脇につり堀 兼 食堂を発見>

<昼間からビール片手に太公望か…>

ああ こんにちは~
(龍雄)どうもいらっしゃいませ

どうも ようこそ

1時間
とりあえず1時間やってみますか?

はい やらせていただきたいんですが
1時間は700円なんですよ

はい ああ すいません
(龍雄)はい 1本 萩原君 お願いいたします

あっ こんにちは
(萩原)竿と餌ですね

はい それと餌です

<夜の肴を釣りたいところだが>

<キャッチ&リリースが基本>

<吉田さんは渓流釣りがもっぱら>

<ここは まず
つり堀名人に手ほどきをこう>

(萩原)こんなもんですね
パン食い競争みたいなの

イメージしてもらうと分かりやすい
パン食い競争?

はい 要は僕が魚だとしたら

ここにジャストで餌が来ると…

食う?
食べるんですよ

<果たして本日の釣果や いかに…>

この時間が 実は 結構楽しいんですよ

<あっ きた>

やった
(萩原)あっ きた きましたね

<開始早々 1匹ゲット>

(萩原)まず 1匹目です
ねっ

(萩原)ちっちゃいコイですね
あっ そうですか?

(萩原)これが はしり回ってるんですね
あっ なるほど

(萩原)あっ 逃げちゃった
あっ いや いいです… やるでしょ?

<確かに>

わ~
(萩原)うまい

はい 大物がきました

大物ゲット

<お見それしました>

でかい ああっ とれちゃった
(萩原)切れちゃった

やっぱり切れるよ

お母さん また釣っちゃった

まあ~ よかったですね~
大物 ほら

釣れました?
うん

<本日のご褒美>

は~い

<吉田さん 30分ほどで
4匹のコイを釣り上げた>

刺身にすりゃ よか…

<魚によほど縁がある日かも…>

かなりね 何かね
懐かし~い通りなんですよね この辺り

ああっ ここにありますね
八海山ビール

<八海山にビールがあるんだ>

どうですかね この さかな 陣兵衛という

この店 あったかどうか
あんまよく覚えてないんですけれど

まあ とりあえず 今日初めてなので
お邪魔してみましょう

わっ これですね

(一秀)はい いらっしゃいませ~
はい こんにちは

(一秀)はい どうぞ~
ああ すいません お邪魔します~

(一秀)はい

お邪魔しま~す

あっ 何か おいしそうなもん食べてますね
おいしいですよ

ねっ あっ そうか これはダメだ

あっ すいません お邪魔します
(一秀)はい いらっしゃい

何で ここは
八海山ビール置いてあるんですか?

八海山のね 本社の人達が
みんな来てくれるんですよ

東京の支社も
あっ そうですか

ということで じゃあ その八海山

これがね ヴァイツェンで

こっちがアルトなんですけど
こっちのほうが濃いんですね

濃いほういただいてもいいですか
(稜子)はい あっ ごめんなさい

ああ~ ありがとうございます

<アルトは ほのかに甘みを感じる
ホップの苦みが特徴>

(一秀)どうですか?
いや これはですね おしゃれですよ

<新高円寺から
中央線の高円寺に向かう商店街で>

<創業40年を超える さかな 陣兵衛>

<屋号に さかなとつくだけに>

<日本酒に合う自慢の魚介が楽しめそう>

<いなせな江戸っ子の大将にお任せしよう>

<お品書きを見れば
そうそうたる魚介の数々>

<特に築地から
ブロックで仕入れるイワシクジラは>

<この店の一押しとのこと>

ほら 昔のくじらって ちょっと硬くて

ちょっと臭いがあって
っていうのあったけど

今はね もうね やわらかいです 最高です
ああ~

まあ 食文化ですから…

<この店では 刺身 炙り ステーキ
竜田揚げとあるが…>

じゃあ すいません 炙り
炙りで はい 分かりました

<まずは くじらの炙り焼きから>

あっ ああ はい これお通しですね

<お通しは煮物 ビールにも合う>

炙ると…
これ牛みたいじゃないですか?

あのね 食べると牛みたいですよ
クセが全部なくなりますから

はい これで 1500円

<まるで
ローストビーフのごとき炙り焼き>

これ ニンニクをのっけまして

くじらっていうイメージ…
ないですね

ないですね
(一秀)あのね 皆さんね 炙りを食べると

「牛肉か?」っていう
そうですね

ほっぺたが落ちそう

日本酒をいただけますでしょうか?
はい

まあ 当然 八海山で
そう 八海山で

これが 17度… 17.5かな?

これが19度ですね
これも ああ 両方とも そうなんですね

じゃあ これ
はい 19度のほうお願いします

<八海山 越後で候の赤と青は>

<ともに期間限定発売のしぼりたて原酒>

<コップになみなみとおよそ1合半
お得感あり>

ああ~ これこれこれ

これ僕 1人で食べきれないんですが
どうでしょうか?

<そう おすそ分けしないと>

ああ どうもどうも…
すいません ありがとうございます

まあ まぐろだね あとはね
あっ そうですか

じゃあ まぐろいただきます
はい

<まぐろは大間の黒まぐろ>

<ブロックから切り分けられるのは
大トロか?>

わっ
はい すいません お待ちどおさまです

これも またピンクの
はい

全部 値段を聞きたくなるんですけど
これはおいくら?

(一秀)1200円
えっ これも!

(一秀)はい
大丈夫ですか?

お客さんが喜んでくれれば
それでいいんですよ うちは ええ

これ もう
見るからに もう 脂がのってそうですね

甘い

もう 甘さが こう 口の中で
トロットロッって溶けてます

うん トロットロッ

<大満足>

たらの芽とあしたばの天ぷら
あっ

山菜の季節ですから
たらの芽とあしたばということで

<奥にも ごあいさつ>

これは もう いや~ すいません
ちょっとだけお邪魔してもいいでしょうか?

こんばんは
はい ああ どうも えっ 皆さん

どういうお仲間なんですか?
飲み仲間です

ああ~ そうか
結構古くからの

ああ~ じゃあ このお店で?
はい

何か 高円寺の昔は…

<高円寺の酒場話に花が咲いた>

はい お待ちどおさま
あっ これは もう

今 もう 春の恵みというか旬ですよね

(一秀)これを塩で
はい

あしたばね
(一秀)はい

これ あしたばを
今日食べてもいいんですか?

なんてね…
(稜子)いいですよ 明日も あさってでも…

<軽くスルーされた>

このほろ苦いとこがいうことありませんが

これに合わせるお酒を
(一秀)はい

これを…
あっ 景虎ですね

<景虎の超限定品>

上杉謙信の幼少の名前ですからね
景虎は 長尾景虎

<山田錦を
38パーセントまで磨き上げた原酒>

もうめちゃくちゃ こう飲みやすくて

これ 結構ね 罪なお酒ですよね

これ たらの芽をいただきます

雪の深いところの山菜というのは

雪どけのあとに
一気に芽を吹くもんですから

一番やわらかい山菜ができるんですね

たらの芽は北海道産で
このあしたばは山形ということで

あっ
私 山形出身なんです

山形美人
そうなんです

お母さん 元気だが?
☎(母親)まだ 死にません~

あっ 生きったが~

<吉田さんも…>

はい 吉田 類で~す

☎ああ~ そうですか
ええ 今 お嬢さんと一緒に飲んでます

乾杯~
(女性客)乾杯~

<テレビ電話で乾杯は ことしのはやりか…>

ホントに おにぎりおいしいんですよ ここの
おにぎり?

おにぎりがホントにおいしい

どうしよう シャケも入れちゃう?

親子にしちゃう?
ええっ そんなんあり?

何でもありですよ

<1合半のお米にゴマや具をのせるが>

<まるで太巻き>

はい 吉田さん お待ちどおさま
うわっ それ…

この大きさは これ何なんでしょうか?
1人前

これで1人前
(一秀)そう

こんなに食べる人いるんでしょうか?
ええ いますね

(稜子)います 隣に
えっ?

(男性客)えっ 食べるんだって
いや でも これ1人で食べるの?

(男性客)食べるんですよ 1人で

<1人でシメるのは無理なので
切り分けていただこう>

はい すいません じゃあ
4つにお切りしました

あっ はい

うわっ これ 何か
いろんなのいっぱい入ってますね

(一秀)親子です 親子

口に含んだ瞬間の豊かさというのは

一番おいしいとこを
凝縮したような感じがします

やばいでしょ?

僕 あんなに口 大きくないので
食べれませんけど…

すごいね

塩加減といい 全部
旨味に変わってますね

ありがとうございます

さかな 陣兵衛さんでした

これだけの実力のあるお店
高円寺らしいですね

思いっきり 今日はね

特に魚 これ満足しましたが

せっかくなら もう あと1~2軒
楽しんで帰りたいと思います

では いってまいります

<やるときゃ やる>

<酒場という聖地へ>

<酒を求め 肴を求め さまよう…>

吉田 類です 今日はですね

このですね 鹿島田駅に来てるんですが

ここね 僕 初めてかなと思ったら

実は 2回目でして 相当前になりますが

ちょっと 景色
相当変わってますよね ええ

ということで どんな ねっ
お店と出会うことができるんでしょうか

楽しみです いってまいります

<鹿島田駅は
川崎と武蔵小杉の間に位置する駅>

<利便性のよさから人気のベッドタウン>

うわっ これは…

これは思いっきり 昭和の…

レトロ感というか
もう そのまんま残ってるんでしょうかね

これは 小向マーケット…

あ~ なるほど

うわ~ 時計もそうなんですけど

これ 昔のお店が入ってるんですね
ここにね

<小向マーケットができたのは 昭和28年>

<アーケードの下には 渋い看板>

<もちろん 映画のセットではなく
本物の昭和が残されている>

ああ お豆腐屋さん こんにちは

ここは もう 何年ぐらいになるんですか?

うちは50年です
あ~ そうですか

へえ~
じゃあ 昔の味そのままですよね?

(綱)はい そうですね
ねえ

(綱)機械は一切使ってませんから うちは
あっ そうなんですね

すいません ありがとうございました

ああ ほうほう ほうほう

あっ お総菜屋さん

ちょっと お邪魔してみましょう

あっ こんにちは~
こんにちは

いや ここの ねっ
旗がいっぱい下がってますよね? 上に

これはね いとこが
3年に1回ぐらい取り替えてたんだけど

今はね 取り替えない

もう… もうすぐ 20~30年になるんじゃない

なるんじゃない
あ~ 20~30年前ということなんですね

何か 入り口にいろんな

何か 20店舗近く書いてましたよね?
18はあったんだよ

18あったんですか
突き当たりまで入れてね

洋品屋さんが2軒で
駄菓子屋 化粧品屋あってね

魚屋 お豆腐屋がある…
はいはいはい

そう で 前は
そこ げた屋さんがあったけどね

ここは亀屋ってお菓子屋
あ~ はあ はあ

じゃあ ここは…
元々はね 豆屋が本家なんですよ

煮豆屋がね
あっ そうなんですか

じゃあ 今でも煮豆が…

(栄子)あります はい

いただきますか?
あっ そうですね いいですか?

ちょっと…
じゃあ ちょっと ほんのちょっとずつ

こう 混ぜていただきたいですね
(栄子)ちょこっとずつね

<60年変わらぬ味を
試食させていただく>

おっ 甘さも全然…
(栄子)あまり ねっ

そんなにじゃなくて
(栄子)うん

たぶん 昔 こういうのを
いただいたような気がしますね

うん あっ 何かね…

味にぬくもりがあります

<下町の昼下がり>

<ここには
まったりとした時間が流れていた>

ここが 府中街道でして

この広いですね 府中街道
この辺りは この広い通りの横に…

あります 上州屋さん

もう 見るからに
大箱だっていう感じですよね

さてね どんなとこでしょうか
ちょっと お邪魔してみましょう

お邪魔しま~す こんばんは

いらっしゃいませ
お邪魔します

ここで いいんですよね?
はい

は~い はい はい
いらっしゃいませ どうも

こんばんは
(豊美)いらっしゃいませ

あっ ちゃんと こう
厨房が全部 ここから見えるんですね

そうなんです

<鹿島田の駅から歩いて10分ほど>

<白く りんとしたのれんが
老舗の風格を醸す酒場 上州屋>

いらっしゃいませ
え~っと…

最初に じゃあ お水を…

お水じゃないね
これ これ 水って書いてある

「氷 水 お湯は無料です」という
これが もう 目に入っちゃって

え~っと 皆さん
何を 大体お飲みになるんですかね?

≪最初はビールです
あっ そうですか

じゃあ 僕もまねして…
じゃあ 最初はビールで

最初は生で?
はい はい

<サーバーから うまそうに注がれる>

すいません お邪魔しますね

ちょっと
乾杯してもらってもいいでしょうか?

どうも どうも
どうも どうも お邪魔しま~す

あ~
みんな 空です

すいません お邪魔しま~す

ずいぶん 広くて
いや もう びっくりです

このおっきな 何か 木があったり…

んっ

あ~

<生けすには シマアジにイシダイ
エビ カニ サザエに赤ナマコ>

<こりゃすごい>

ものすごい たくさんあるんですね
これね メニューが

(豊美)そうなんですよ

生うにから とらふぐ
ず~っと始まって ノレソレ…

えっ? ホタルイカのなめろうとかって
あるんですか?

(豊美)はい ございますよ おいしいです

えっ じゃあ
それ いただいてもいいですか?

(豊美)はい 分かりました
はい すいません

<魚を見る目は親父譲りだという 二代目>

<包丁さばきも鮮やか>

<あっという間に 吉田さんのもとへ>

初めて見ましたが なめろうにしては
ずいぶん 美しいじゃないですかね

これは すごいね

んっ
これ 今まで食べたホタルイカの中では

一番ユニークな食べ方だと思います

非常に濃い味がするんですけれども
全然しつこくなくて

へえ~ これも 箸が止まらないですよ

<のっけから気に入ったようだ>

ということで こういうのをいただくと
日本酒が欲しくなるんですが

当然 菊正ですよね?
はい うちは全部 菊正なんです

魅力的な
何か こう 雅とかもあるんですね

<常時 8種類以上の菊正宗を揃える>

<そんな中 吉田さんは
甘鯛の骨酒を発見>

あっ うわっ
こちら甘鯛の骨酒になります

すごいね これ

<骨酒は日替わりで
カサゴやメバルなども味わえる>

鯛の風味が入ってます

いや 味も ちゃんとしみこんでますね

(豊美)甘鯛は味が強いですからね
あっ それで…

うちのお客さん…

見えると必ず
本鮪のなかおちを召し上がる… ええ

じゃあ ぜひ それを
(豊美)ああ ありがとうございます

お願いします

<ご常連一番人気の本鮪>

<魚介はすべて
川崎の南部市場で仕入れている>

うん

大将 何か 天井に
こう いっぱいつり下げてありますが…

先代の親父が こういうのが好きで

これは 魚に関係あるんですか?

(豊美)これはね クジラの生殖器です

あっ 木の根っこかと思ってたら…

どんな方だったんですか?
う~ん…

まあ 魚のことしか
考えてなかったみたいですね 何かね

<謹厳実直で
職人かたぎだったという先代>

最初に入れた菊正を
そのまま ずっと守り抜いてるんでしょ?

あの人はね もう ここと決めたら
絶対に よそは向かないんですの

<先代の愛した菊正宗>

<樽酒はもちろん 瓶詰めではなく>

<樽のまま仕入れている>

<これも先代からのこだわりである>

お~

もう 杉樽の香りが
のどのほうから ツーンッときます

<樽酒に合わせ 自家製の西京焼きを所望>

真鱈… 鱈ですね

う~ん

この塩分は たっぷり残ってますが
これをですね…

樽酒でいっちゃうと もう…

申し分なし

はい 桜鯛

うん 今の最高の白身…
このホクホクですね

<がぜんスイッチが入った 吉田さん>

<次なる酒は 上品な味わいの雅>

辛口ですから これはね

んっ

やっぱ ちょっと おつまみ欲しいですね

<おっと ナイスタイミング>

どうでしょう?
アワビの肝を煮たものなんですけど

あっ これ アワビの肝なんですか?
はい 珍味だと思います

<アワビの肝の旨煮は
ご飯にものせたい味わいがする>

お~ この香りといい 風味といい
アワビの肝も負けてません

これはすごい

<もちろん 日本酒との相性もバッチリ>

おすすめのうちの名物があるんですけど

最後 シメで どうでしょう?

もう シメで
皆さん いただくというやつですか?

そう 皆さん…
みんな 召し上がっていただけるので

それは もう
ぜひ いただきたいと思います

お願いします
はい

<先代の頃からの名物 のりめし>

お待たせしました
こちらが のりめしですね

あっ えっ これご飯?
ご飯ですね

岩のりで作ったお味噌汁に
ご飯が入ってます

あ~

<かつお出汁に浜名湖産の岩のりをのせた
上州屋名物のお茶漬け>

これ もう 当然 混ぜるんでしょうね

磯の のりの香りが フワーンと立ちます

う~ん

お~ これはですね
もう 自分の魂が

この岩のりの中に
溶けてもいいかなと思うぐらい

満足のいけるうまさです

お母さん 最高ですね この岩のり
そうですか?

もう 風味もそうだし
いやいや ありがとうございます

<一本筋の通った実直な料理と>

<その料理を引き立てる
キレのある酒>

<のんべえの心をわしづかみにする
先代の思いには>

<さすがとしか
言いようがない>

いや~ びっくりしましたね
この上州屋さん

クオリティーが高いっていうか

それとですね これだけの菊正

あるいは ねっ それに合わせる肴

それをずっとですね

もう 変わらずに
創業当時から守ってきたというのは

ねっ 初代の親父さんの…

そうですね 一つの心情に沿って
それを受け継いでるということで

何か 思いっきり爽やかですね

一本筋の通った酒場

言うことないんじゃないでしょうか

この府中通りの…
府中街道の この真っすぐな道

これに沿って
まだまだ あるんではないかと思います

では いってまいります

<打ち寄せる波に身を委ね 行く>

<酒場という聖地へ>

<酒を求め 肴を求め さまよう…>

吉田 類です 今日はですね

久しぶりに 大井町に来たんですが

そうですね たぶん

変わっては… いるとは思うんですけれども

どこがどう変わったかというのが
あんまり 明確には見えてこない

ちょっと不思議な町ですね

で こちらのほうには
飲み屋街が控えてまして

東小路とかね あるんですが

こっちのほう行ったことないんですね

ちょっとね
色々 散策してみたいと思います

では いってまいります

<今日は 吉田さん>

<駅すぐ横にある飲み屋街には
行かず>

<反対側の高架下を散策>

いやあ 何か 懐かしいなというか

昔 飲み屋街だった…
ここ 地下が飲み屋街になってるんですね

へえ~

何か 不思議なお店が ここにありますが

カフェ… 安納芋なんですかね?

種子島直送の
安納芋カフェということなんでしょうね

えっ ここが そうなんですか?

あっ… あっ ごめんなさい
(目加田)いらっしゃいませ

あっ すいません

いや お芋のカフェなんですか?

いや お芋じゃなくって
もう 安納芋のみの専門店なんですよ

お芋全般じゃなくて 安納芋のみなんです

安納芋だけ… しかないということ?

そうなんです 安納芋を使ったスイーツを
提供しているお店になります

<種子島産の安納芋に特化した
Seed Ringsは>

<五反田の九州料理店が経営するカフェ>

<店前で焼かれた焼き芋を材料にして>

<様々なスイーツを提供している>

お待たせいたしました
ああ は~い

カフェラテになりま~す

こちらが 安納芋のフライですね
ああ 色が全然違うね

(目加田)そうなんですよ この黄金色を

ぜひ 皆さんに知っていただきたくて

これですよね

いやあ これは…

うん うん うん

甘い

これ 芋は芋なんですが

ホクホクというのもいいんですが

こういうふうに
ネトッと甘いのもいいですね これね

うん

お待たせいたしました
こちらが これからの季節おすすめの

安納芋のケーキに…
あっ 失礼しました アイスになります

こちらに失礼します
は~い

下のお芋が熱々になっていて
上が冷たいので

なるべく早く食べてみてください

あっ 結構
ペロッといっちゃいそうな感じだよね

うん

安納芋のほうがあったかいのでね
ちょっと不思議な食感ですけどね

この… あったかいのと 冷たいのがね

夏場は これでいいかもしれませんね

<安納芋を使った芋焼酎も
うまいんだよな~>

<…なんて考える
吉田さんであった>

あっ ありましたね

お~ かねまん

あっ ふぐ うなぎ 串ということで

何かね 夏のれんがいいですね
これからはね

これは こっちでしょうか?

<さあ 今日は当たるかな?>

あっ こっち? あっ 違った

<残念!>

こっちでした

(周治)はい いらっしゃい
こんばんは お邪魔します

(周治)いらっしゃいませ~

お待ちしてました いらっしゃいませ
お邪魔しま~す

<昭和28年創業の大井町かねまんは>

<ふぐ料理の老舗 人形町かねまんの
のれん分け>

<おじの後を継ぎ 店を切り盛りするのは
人形町の次男夫婦>

<そして この春から
甥っ子も この店を手伝っている>

えっ ハイボールとかもあるんですか?
あります ピークウイスキーの

ウイスキーの? じゃあ それをお願いします
は~い

<ハイボールに使っているのは
岐阜県 養老で造られるピークウイスキー>

<それを
ガス圧の高いドリンクニッポンで割る>

<おっとっとっと…>

何か 常連さん達
ちょっと 乾杯してもらってもいいですか?

ああ すいません お邪魔します
(常連客達)乾杯!

ああ どうも
お願いします

はいはい あっ いいですか?
お願いします

お邪魔します お邪魔します

あっ!

これ きっちりと… ねっ

ウイスキーの味がピリピリと来ますね

うん

<壁の品書きを見る>

<PIZZAに 鶏の北京ダック風>

<そして ハンバーグにダッカルビ>

<一見 何の脈絡もないメニューが
肩を並べてラインナップされている>

<うなダレ角煮でパオって何だ?>

<…っていうか
ここ ふぐ屋さんだったよな?>

何か すごい
ここ 幅が広いんですね ここね

ねえ 入り口に
ふぐ うなぎって書いてあったもんね

そうですね ふぐとうなぎがメインです
ただ ここにあるのは もう

ホントに自分が食べたいなと思うのを
置かしてもらってるんですけど…

ああ はいはい はいはいはい

(周治)今日はですね
新鮮なハラミが入っておりますので

ハラミとですね
うちの自家製のポン酢を合わした

ハラミ卸しポン酢なんかは
ハイボールによく合いますけれども

ああ 分かりました
じゃあ それ お願いします

ご用意いたします
はい

<芝浦から仕入れる肉系のメニューも
ここの おすすめ>

<ふぐ料理屋さんというだけあって
ポン酢は自家製である>

うわあ これも また贅沢な…

うんうんうん

すごい… 歯応えがありまして

どちらかというと
酸味より旨味のほうが強いポン酢ですね

スタミナ食ですね これはね すべて

いやあ もう 爽やか

そこの残波が気になるんですけど…

(恵子)鍋で~す
うわ~

<鍋も気になったが
残波の水割りを所望>

あ~

あっ 香りがいいですね

これにはですね 海鮮ばくだんという
とんでもない名前のがあるんですが

それ いいでしょうかね?
かしこまりました ご用意いたします

<お隣は すっぽん鍋らしい>

うわあ…

<ちょっと 吉田さん 見過ぎ>

すいません
僕も ついでにいいですか?

これは…

<りんごジュースで割った
すっぽんの血をゲット>

はいはい ああ すいません
じゃあ いただきます

いただきま~す

うまい!
えっ? これって ジュースですね これ

≪りんごジュースで割ってる
ああ!

はい すいません
あっ これが?

(恵子)海鮮ばくだんで~す

はあ~ はいはいはい…

<タコ イカ カンパチ スズキにキハダ>

<そして 卵をさいの目に切った
サラダ感覚のお造り>

<ノリに巻いて いただく>

ああ なるほどね

いろんな味が
口の中ではじけていくという意味では

これ ホントに ばくだんという表現は
ぴったりかもしれませんが

全体としては…

おっとりとした感じもありますので

うん

(周治)いかがですか?
いや おいしいんですが

見た目が やっぱり ばくだんっぽい
(周治)そうですね

今日は カブト煮がありまして
あっ そうなんですか?

はい 今日は
ブリのカブト煮 ご用意しております

では ぜひ お願いします

<カブト煮に合わせ
大好きなぬるかんをオーダー>

<そして なぜか
隣のお姉さんのお酌サービス>

ああ もう これで
お酒が よけい おいしくなります

<ご満悦>

<カブト煮は 予想以上の大きさ>

<チョコレートを餌にして養殖したという
愛媛県産のチョコブリ>

うん

このタレの旨味 これは もう…

絶妙だと思います

こんなふうに旨味を引き出してもらったら
ブリカマも大往生ですね

<チョコブリに大満足>

<そして 吉田さんが
こっそり頼んでいたものが届く>

お待たせしました ひれ酒です

はい 今 火をお付けいたしますんで
はい

はい 炎が出ております

ああ いい香り

(周治)30秒ほど蒸らして
はい

お熱いですので お気を付けくださいませ

はい ありがとうございます
うわあ…

<名物の ひれ酒>

<天然トラフグのヒレを
使っている>

この旨味
もう 何ともいえないね これね

<シメに
こんなものを用意してくれていた>

うわっ! あっ これが最後に?

うん

<ラストは なんと うな茶漬け>

このひれ酒に これは すばらしいですね

最高ですね
もう ふぐと うなぎなんて…

思いっきり贅沢な
何か シメですね これはね

ホントですね
いやあ すばらしいと思います

ありがとうございます

<船底天井に 年季の入った小上がり>

<そして 床の玉石も昔のまま>

<旧態依然とした
店内に流れる>

<心地よい風が>

<かねまんの
良さであり>

<味わいたい
雰囲気である>

いやあ かねまんさん

とっても あったかい
ぬくもりのあるお店なんですが

実は これ 8年前に 僕ね

ここの2階で飲んだことがあるんですね

そのときの写真がね 残ってました

っていうかね
何か… いただいてる間にですね

妙に こう あったかいものが
こう 湧いてくるんですね

それが 恐らく 8年前の
とってもいい思い出だったと思います

ということで
あるんでしょうね まだまだ

こういう
懐かしく思わせていただけるような酒場が

あと2~3軒 回って帰ろうと思います

では いってまいります

<すがすがしい
初夏の宵に>

<心 晴れる>

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