出典:EPGの番組情報
ポツンと一軒家 憧れた生活を山奥で実現…築百年の家に4世代!?96歳母と女子高生[字]
衛星写真で発見!“何でこんな所に?”という場所に、ポツンと建つ一軒家を日本全国大捜索!
◇番組内容
【鳥取県】
山奥に切り開かれた土地を発見!衛星写真で見るとグネグネに曲がりくねった道も確認でき、その中に“ポツン”と建物らしきものが3つ。近くの集落で聞き込みをし、教えてもらった山道を進むと…「のびとハウス」と書かれた謎の看板を発見!その先で出会った悠々自適に暮らす家族とは?
◇出演者
【司会】所ジョージ
【パネラー】林修
【ゲスト】高橋みなみ、武尊
◇ナレーション
緒方賢一、小山茉美
◇おしらせ
☆お知り合いの『ポツンと一軒家』を教えてください!☆番組HP
https://www.asahi.co.jp/potsunto/
☆Twitter
https://twitter.com/potsun_abctvジャンル :
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
意外と感動するな。
感動しました。
<衛星写真を拡大すると
見えてくる>
<人里離れた
<いったい
<こんな所に
暮らしているのだろうか?>
(捜索隊)
あっ なんですかね? これ
矢印 書いてますよ 看板
「のびとハウス」って
書いてますけど
これ なんですかね?
<謎の看板に導かれ
険しい山道を上ると…>
(捜索隊)あっ いたいた いたいた
このちょうど正面
(捜索隊)
黒い毛の… おっきいな
(奥山)500キロ
(捜索隊)500キロ あるんですか?
<山の上に青々と茂る…>
<そこには 高校時代の憧れを
実現した生活が…>
(花菜)あっ これ 普通に
ここから
こうやって
乗ってしまうんですけど
(捜索隊)そっから上る…
2階があるんですね ここ
(花菜)はい
(捜索隊)すごい
この隙間から行くんだ
<今夜も
なんか 若い方が来ると
すごいですね
いつも格闘してるわけじゃん
戦ってます
どうですか?
こういうポツンと一軒家
いやー そうですね
ちょっと さみしく感じますよね
そうだよね でも どう?
山の中で1人で暮らすとなったら
お化けが苦手で
格闘家なのに?
ポツンとしてるとこって
人がいないから
ちょっと怖いですね
私 地元が東京の八王子なんですよ
八王子?
そうなんです
ほとんど山だもんね 八王子ね
そうなんです
ほとんど山なので
自然 すごい好きなんですよ
旦那さんと どうですか?
旦那さんも結構…
住むとなったら
好きだと思います ポツンと
じゃあ 今日 参考になるものが
あるといいですよね
そうですね ちょっと
参考になる物件があったら
ありがたいなと思っております
物件が?
では 今回のポツンと一軒家は
こちらです
山陰… 鳥取 あっ 武尊さん
(武尊)僕の地元ですね
あっ そうなんだ?
鳥取は鳥取でも
島根に近いほうですね
何? このグネグネ感
西部の山の中…
こんなの 過去 初めて…
グネグネしてるじゃん
映像ですよ これ えっ?
家は ここのようですね
えっ? そこまでに
いったん あの白く抜けてるとこ
なんなんだろう?
一応 さらに3軒ぐらい
あるようなんですが…
なんの施設なんだろうな?
どこまでが敷地かも
よくわからなくてですね
道が 本当のつづら折りですか?
これ
えっ? ってことは すごい
標高が高いのかもしんないですね
鳥取って らっきょうとか
有名ですよね 確か
じゃあ ここで
らっきょうを育ててる農家?
らっきょう農家さんで
あの白い所が
らっきょう保管庫とか
ああー なるほど
僕 めっちゃ地元 近いんですよ
僕 島根県寄りの鳥取県なんで
知ってるんじゃない?
多分 知ってるとこなのかなと
思ったんですよ
僕 トレーニングしてた所が
山のほうのジムに行って
トレーニングしてたんですよ
こんな感じだったんですよ
僕のトレーニングしてる…
ジムですか?
トレーニングしてるとこ?
そこら辺って 柿が有名なんですよ
うん
ここら辺で 柿の種飛ばし大会
っていうのがあったんですよ
出てたんです その大会
出たことあんの?
出たことあるんですよ
ニュースで見たことある
すごい
ちっちゃいころなんですけど
この辺りなんですよ だから
柿の種飛ばし大会の優勝者が
住んでるんじゃないかと
これ 当たりそう
<衛星写真で見つけた
鳥取県のポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索開始>
(捜索隊)ですね
(捜索隊)家 見えてきました
ここが最寄りの集落ですね
なんか 懐かしいな
(捜索隊)いらっしゃいますね
(捜索隊)あっ いらっしゃいますね
ああー そうですか ははははっ
(捜索隊)あっ 分かりました?
分かった?
早い
いやー もう ピッタリの名前
確かに
そうですね
山の奥でね オクヤマ
おられるし
娘さんがおられるか ちょっと…
<いきなりの有力情報>
<目指すポツンと一軒家には
60代後半から70代の
オクヤマさん夫婦が
お母さんと娘さん三世代で
同居する家ではないかという>
(捜索隊)ちょっと
(捜索隊)はい
(捜索隊)牛?
あっ 牛舎なの? それ
牛?
<さらに詳しい情報が
得られた>
<オクヤマ家は
牛を飼って
酪農を営み
茶色い屋根が住居で
白い大きな屋根が
牛舎だという>
十字路が
(捜索隊)はい
(捜索隊)はい
(捜索隊)はい
(捜索隊)じゃあ ちょっと
行ってみましょうか
(捜索隊)はい
(捜索隊)おっしゃってましたね
(捜索隊)いらっしゃいます
(捜索隊)ありがとうございます
(捜索隊)失礼します
(捜索隊)さあ
うわ 結構ギリですね
<この山の奥にある
ポツンと一軒家に
3世代で暮らしているという
オクヤマさん一家>
<酪農家だというが どんな生活を
しているのだろう?>
(捜索隊)あっ 本当だ
(捜索隊)はいはいはい 分かれてる
(捜索隊)看板
本当だ
(捜索隊)って書いてます
(捜索隊)「のびとハウス」って
書いてますけど
なんですかね?
なんだろう?
(捜索隊)これ なんですかね?
(捜索隊)なんですかね?
のびとハウス?
どういうことなんでしょう?
あのおうちも気になりますね
<奥山のびとハウスと書かれた
謎の看板に従って直進>
<道幅が狭く
険しさを増した山道を
500メートルほど走ると…>
<と
<ついに 衛星写真で見つけた
鳥取県の
<山の中腹の谷間を切り開いた
広大な敷地に棚田が広がり
白い大きな建物と
赤茶色の瓦屋根をふいた
蔵のある立派な日本家屋が
建っていた>
立派ですね
大きい
畑も広いな
<衛星写真と比べてみても
建物の配置も
屋根の色や形も全て同じ>
<ここで間違いない>
立派ですね 本当に おうちが
うわ なんか
(捜索隊)ここ
ああー 可愛い
(捜索隊)私
(捜索隊)奥山さんで
いらっしゃいますでしょうか?
(捜索隊)で
いえ こちらが お礼を…
いや 本当に
<突然 訪ねてきた捜索隊を
笑顔で
快く迎えてくれたのは
ポツンと一軒家に暮らす
あっ…
(捜索隊)すいません 失礼します
(捜索隊)って聞いたんですけど
(捜索隊)あっ
5人で お住まいなんですね
(捜索隊)あっ お孫さんが
(捜索隊)ひ孫さんが…
(捜索隊)はい
ええー!
ええー!
すごいなー 96
大正だよ 大正
そうですね 大正…
大正13年?
ええー!
はあー!
すごい
(捜索隊)96歳?
<なんと 御年
<背筋もピンとして
かくしゃくとしている
政恵おばあちゃん>
<同居する息子さんは
留守だったが…>
(捜索隊)えっ?
<実にタイミングよく帰ってきた
この人が
政恵おばあちゃんの長男で
ポツンと一軒家のあるじ
奥山俊二さん 70歳>
(捜索隊)えっ?
すごいですね 築百年
(捜索隊)あっ
リフォームされたんですか
だから きれいなんだ
だからなんですね
ポツンと感がないもんね きれいで
きれいです
(捜索隊)親戚の方に
リフォームしてもらって…
(捜索隊)ご自宅の木を
材料にしてるんですか?
へえー すごい
へえー 自前の?
苗から育てた壁
すごい
すごいな
(捜索隊)一部
<残っている記録によると
350年前から 先祖代々
この土地で
暮らしてきたという
奥山家>
<俊二さんの祖父が建てた
築百年の家を
俊二さんが高校生のころに植えた
ヒバの木を材料の一部に使い
3年前にリフォーム>
<その家に 今は親子4世代
5人で暮らしているそうだ>
こっから学校 通ってるのかな?
どう通うんですかね
10年ぐらい前に
お仕事 辞められたって
おっしゃってましたけど
お仕事は何されてたんですか?
(捜索隊)役場に
お勤めだったんですか じゃあ
(捜索隊)1年 早く退職されたのは
何かあるんですか? 定年まで…
(奥山)やっぱり
(捜索隊)ああー
(捜索隊)ごめんなさい 看板に
のびとハウスって書いて…
矢印 書いてあったんですけど
どういう意味なんですか?
のびとハウスっていうのは
(捜索隊)ネーミングしてるんですね
(奥山)はい
(捜索隊)イベント?
ええ
あれ? 柿の種飛ばし?
えっ? まさかですか?
(奥山)たらとか わさび
それから ワラビ
今ごろは
ふきとかなんか出ますんで
(奥山)ははははっ
<地元の町役場を早期退職し
自宅の広い敷地を開放して
地域の人たちと
野外活動を楽しんでいるという
奥山さん>
<でも 麓では 敷地内にある
大きな白い屋根の建物で牛を飼い
酪農を営んでいると
聞いてきたのだが…>
えっ?
えっ?
(捜索隊)黒毛和牛?
(捜索隊)あっ そうなんですか
ええ ですから
(捜索隊)あっ そうなんですね
<もともとは 米農家だった奥山家>
<昔も 田んぼを耕すための牛は
飼っていたのだが
本格的に
子牛の繁殖農家を始めたのは
俊二さんが
役場を退職したあとのこと>
(奥山)これが…
(捜索隊)牛舎?
(奥山)はい
(捜索隊)ようこそ のびとファーム
って書いてますね
(捜索隊)直筆ですか?
(奥山)ははははっ
(捜索隊)これは
なんで 真っ白なんですか?
(奥山)これは
(捜索隊)
そうなんですか? これ
へえー
そんなものがあるんだ
うーん
(捜索隊)
なるほど そうなんですね
(捜索隊)いないんですか?
(捜索隊)外にいるんですね
(捜索隊)日光浴?
(奥山)ええ
<地元の役場を退職したあと
代々 米農家だった
広い敷地を利用して
黒毛和牛の子牛の
繁殖農家を始めた奥山さん>
<紫外線を遮る 畜舎専用の
真っ白なトタンで囲った
大きな牛舎の脇には…>
(捜索隊)わあ すごい
(捜索隊)手前の2頭が…
(捜索隊)ああー これは
(捜索隊)
あっ 来た 来た 来た 来た
(捜索隊)これも じゃあ
まだ子牛ってことですか?
(奥山)そうですね これは
(捜索隊)7ヵ月
で
(捜索隊)ああー
(捜索隊)あっ そうなんですか
(捜索隊)へえー
<江戸時代
この辺りを治めていた鳥取藩は
農耕用の牛や馬を買う資金を
農家に貸し付け
収穫した米で
元金と利息を回収する
牛銀制度を設けていた>
<それによって米の生産高は増え
牛馬の繁殖も
盛んに行われるようになり
牛馬が売買された
鳥取県 大山の博労座は
日本三大牛馬市の1つとして発展>
<最盛期だった
明治の終わりごろには
年間1万頭もの牛馬が
取り引きされたという>
(捜索隊)へえー
(奥山)白鵬85の3というのが
(捜索隊)それが10倍の値段で…
そう
(捜索隊)はあー
(捜索隊)へえー
(捜索隊)あっ 自然に…
ああ 放牧みたいな感じなんですね
<今 ここにいるのは
競りに出す前の子牛と その母牛>
<それ以外の
(捜索隊)えっ?
うわー
すごい広さ
(捜索隊)東京ドーム
5個分ってことですか?
<牛舎の脇の田んぼで稲作を続け
昔ほどではないが
今も米を出荷しているという
奥山家>
<山の上にも広い田んぼがあり
それを半分 牛の餌にする
牧草畑に変え その周りに
牛を放牧しているそうだ>
あら 全部 そうだったんですね
うわ すごい
<衛星写真にも写っていた
山の斜面にジグザグに伸びる
つづら折りの道は
上の田んぼに上がるための
農道なのだが
これが かなりの急勾配>
(捜索隊)えっ どこですか?
(捜索隊)えっ どこだ?
(捜索隊)見えますか?
(捜索隊)いた いた いた
(捜索隊)500kg あるんですか?
(奥山)はい
こんな自由に いるんですね
うん
<つづら折りの急な坂道を
700メートルほど上った先
山の上に切り開いた
半分を牧草畑に変えた田んぼの
さらに上の高台で
妊娠中の牝牛が数頭
のんびりと気持ちよさそうに
ひなたぼっこしていた>
いい環境ですね
(奥山)これは なつきちゃんです
(捜索隊)なつきちゃん はあー
(奥山)6月 出産予定ですね
(捜索隊)はあー
(捜索隊)はははっ
モデルになった子ですか?
(奥山)ですから
(捜索隊)すごい おとなしい
ああ 残したんだ
(捜索隊)全部で 1 2 3 4…
(捜索隊)10頭 いないと
いけないんですね
へえー そうなの
(捜索隊)あっ ご自分で
(捜索隊)あっ もともと付いてた
(奥山)ふたば33という名前
これが ささゆりですね
(捜索隊)ささゆり
(奥山)それから…
(奥山)たかゆりだ
(捜索隊)たかゆり?
(奥山)それから かつゆりひめ
(捜索隊)かつゆりひめ
(捜索隊)あっ… ははははっ
(捜索隊)ははははっ
<冬場の寒い時期以外は
何日も牛舎に戻さず
山に放して
自由に過ごさせているというが
奥山さんが こうして
妊娠中の牛を放牧飼育し始めた
きっかけは…>
(奥山)やっぱり
(捜索隊)ふーん
ええー?
生まれてた?
産まれてた?
産まれてた
(捜索隊)牛が もう…
(奥山)生まれちょって
(捜索隊)牛を牽引って
すごいですね
(捜索隊)あっ なるほど
<多少のリスクを伴うが
理想の山地放牧にこだわる
奥山さん>
<牛の飼育環境のみならず
牛に食べさせる餌にもこだわり
牧草も自前で作っている>
へえー 1人でやってんだ これ
1人で すごいですね
これは
(奥山)これがね
(捜索隊)30a
(奥山)3000ですね
(捜索隊)はあー
(捜索隊)これ 冬用の…
<もともと 田んぼだった所に
奥山さんが
自ら 植えて育てた牧草畑>
<トラクターで刈り取った牧草は
そのまま2、3日
天日で乾燥させると
ロールベーラーと呼ばれる
機械で集め
20kgずつ ロール状にまとめて
小分けにする>
<それを1つずつ
農業用のポリエチレンシートで
空気が入らないように密封し
1ヵ月以上 保管>
色んな機械があるな
すごいね
面白い
<山に自生する草が減る冬場の餌や
牛舎で育てている
子牛の餌にするのだ>
へえー
<こうして牧草を密封して
保管しておくことで
子牛の生育に必要な変化が
起きるのだという>
(捜索隊)えっ?
発酵してるんだ
本当に
すごい ちょっと
(奥山)やっぱり
<牛や羊などの草食動物は
肉や骨を作るために必要な
タンパク源を
自らの胃の中で共生している
微生物で補っている>
<その手助けをするため
奥山さんは
自分で育てた牧草を収穫して
発酵させ
市販の配合飼料と合わせて
子牛に与えているのだ>
<奥山家で飼育している母牛は
常時 10頭ほど>
<出産の兆候があると
麓の町から獣医を呼び…>
<奥山さんも分娩を手伝う>
ええー
えっ? ああー
(高橋)あっ ああー
うわうわ うわうわ すごいな
(美和子)生まれた 生まれた
<毎月 1頭ずつ生まれるように
計算して
牛を交配させ
<稲作と黒毛和牛の
繁殖農家を営む奥山家>
<築百年の大きな母屋は
3年前に
外装をリフォームしたばかり>
<内装は 奥山さんが
町役場を退職した10年前に
リフォームを済ませたという>
(捜索隊)失礼します
(捜索隊)おおー
(捜索隊)なんか こういう
(捜索隊)家具みたいなのも…
(奥山)これは
(捜索隊)はあー
(奥山)そうですね
それから
(捜索隊)へえー
(捜索隊)お邪魔します
(捜索隊)へえー
すてきなおうち
(捜索隊)なんか すごい
(捜索隊)あっ 奥さんの趣味で
すごい山奥なのに
すごい しゃれてんだね
オシャレですよね
きれい
<親子4世代 5人で暮らす奥山家>
<居間にいたのは
俊二さんの妻 真弓さんと
保育園のときから同居している
孫の花菜さん>
(真弓)なんか やっぱり
(奥山)格子戸
格子戸 あって…
<昔の人が使っていた
古民具や古い建具には
ぬくもりが感じられ
大好きだという真弓さん>
<家のそこかしこに
真弓さんが趣味で集めた
コレクションが
センスよく飾られている>
(捜索隊)こちらが居間ですか?
(奥山)そうですね
(捜索隊)うわ すごい
(捜索隊)はあー
これ 薪ストーブ?
(奥山)はい
部屋干しの洗濯物なんかも
これがあったほうが速く乾いて…
(捜索隊)へえー
ストーブ周りも
きれいにしてんな 本当に
ピカピカですね
とっ散らかるんですってね
ああいうの 大概 使うと
(捜索隊)こっちが台所ですか?
(捜索隊)焚き木 竃?
(奥山)ええ
(捜索隊)昭和40年ぐらいまで…
今 IHなんですね
おばあちゃん うれしいだろうな
こんな きれいにしてもらって
そうですね
(捜索隊)あっ 戦争終わって
(捜索隊)几帳面
8反?
へえー 2人でやってたんだ これ
ええー
大変ですね
(捜索隊)へえー
みんなが二宮金次郎みたいな
うん
(花菜)ははははっ
<大正14年生まれの
政恵おばあちゃんが
奥山家に嫁いだのは
21歳のとき>
<3人の子どもを
育てながら
稲作に炭焼きにと
年中 大忙し>
<旅行に行くことなども
ほとんど無かったそうだ>
<今年 96歳になった
政恵おばあちゃんだが
今も毎日
休まずに働いているという>
お元気だな
ええー?
パワフルですね
(捜索隊)すごい
(捜索隊)何が植えてある…
(政恵)あれ 大根
(捜索隊)大根
(政恵)ピーマン
(捜索隊)ピーマン
(政恵)あれは 小松菜
(捜索隊)小松菜 へえー
<4年ほど前に
膝の手術をしたというが
すこぶる元気>
<全く年を感じさせない>
<この日は
夏に収穫するきゅうりの苗を
植えるのだという>
(捜索隊)はあー
(捜索隊)へえー
(捜索隊)ああー
(捜索隊)なるほどね
ははっ
<こうして 毎日
好きな畑仕事をしているのが
政恵おばあちゃんの
健康長寿の秘訣のようだ>
すごいな おい
<そんな元気なおばあちゃんと
両親とともに
10年ほど前から同居する
<娘の花菜さんは
現在 高校3年生>
(捜索隊)20km?
ははははっ
片道20km?
ええー?
友達と遊べない
結構な距離
(捜索隊)へえー
(捜索隊)じゃあ
(捜索隊)へえー
でも 合理的でいいな
そっちのほうがね
そうですね
だから
(捜索隊)へえー
<そんな不便な
ポツンと一軒家暮らしだが
花菜さんは 幼い頃から
この山奥の家が大好きで
高校生になった今も
その思いは 変わらないという>
(捜索隊)いい感じ
(捜索隊)大学に? 夢って…
はい
(捜索隊)学校の先生?
(捜索隊)へえー いいですね
ええー やっぱ なんか
(捜索隊)へえー すばらしい
ありがとうございます
ははははっ
いや…
あとでね
そんな簡単に
伝えられるものでもない
いや 伝えてもらいましょう
いやいや いやいや…
確かに 教えにくいんですよ
いやいや あとで伝えてもらいます
<来年 大学受験を控えている
花菜さん>
<母屋の2階に自分の部屋がある>
(捜索隊)結構 急な角度ですよね
(花菜)結構 急
(捜索隊)そっから上る…
その隙間から
(捜索隊)ちょっと じゃあ
見してもらっていいですか
(捜索隊)じゃあ 行きます
(捜索隊)へえー
(花菜)こんな感じで…
(捜索隊)あっ ここが…
本当 綺麗
(花菜)ベットがあって…
(花菜)左側
(捜索隊)うわー すごい
(捜索隊)あっ 本当だ
(花菜)ああー やっぱ
ああー…
いい関係
いい家族だ
お母さんは
<大好きなポツンと一軒家で
大好きな家族と
一緒に暮らせるのも
あと1年足らず>
<大学に進み 国語の先生になる
夢をかなえたい一方で
花菜さんは 家族と離れる寂しさも
感じていた>
寂しいだろうな
ここから通うのは
大変だもんな
通えないね
無理ですね
通うのは…
<家族5人の内
4人が女性の奥山家>
<唯一の男性である俊二さんには
70歳になった今
少々 心配なことが…>
何?
(捜索隊)どういうふうに
お考えなんですか?
そっか
そうだ
ははははっ
<先祖代々 受け継いできた
広い田んぼと
子牛の繁殖農家の
跡継ぎに不安はあるものの
96歳でも毎日 畑に出る
政恵おばあちゃんを見習い
できる限り
現役を続ける覚悟の俊二さん>
<孫娘にも ちょっぴり期待しつつ
今日も 昔からの夢だった
牛の山地放牧と
田んぼの世話に精を出す>
はあー なんか
きれいな一軒家でしたね これ
そうですね
めちゃくちゃいい所
住んでる方も全部 きれいで
そうですね 心がきれいですよね
ねえ
1回も携帯とか
持ってないじゃないですか もう
あっ そのシーンがなかったね
一切 そういうデジタルに触れずに
自然にだけ触れてるっていう…
もしかしたら 携帯
届かないんじゃない? あそこ
そのパターンあります?
もしかして
(スタッフ)電波がない
電波がない?
ないんですか?
ええー?
普通だったら若い方
不便って感じるじゃないですか
(高橋)そうですよね
あそこがいいって言って
川の音が好きって…
川の音がいいっつうんだもんね
ああいう子と結婚したいですね
(スタジオ内 笑い)
なるほどね
先生 なんか言ってましたよ
国語の教師になるのに
なんか ポイントを
教えていただきたいっていう
今 言いますよ ポイントを
(高橋)お願いします
まあ そもそも 文章って
1人の人間が
何かの思い 伝えたいと
ところが
その人なりの伝え方があって
人それぞれ バラバラなんですよね
ああー
だから それを相手に寄り添って
この人は こういうことを
伝えたいんだってことを
受け止めるべく
一つ一つの文章に丁寧に向き合う
これを丹念に繰り返してください
だそうでございます
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