グレーテルのかまど「フランス・ブルターニュのクイニーアマン」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

グレーテルのかまど「フランス・ブルターニュのクイニーアマン」[解][字]

キャラメリゼした生地のカリッとした食感と、あふれるバターの風味で愛されてきたクイニーアマン。誕生の地、フランス・ブルターニュ地方で見つけた、その本場の味とは?

番組内容
現地の言葉で「バターの菓子」という意味のクイニーアマン。フランス西部の港町で、お菓子が売り切れてしまったあるパン屋が、手元にある材料だけで作ってみたのが始まりとか。ブルターニュ名産の有塩バターをたっぷり使うことで生まれた、甘さの中にほのかな塩味を感じる独特のおいしさ。このお菓子に誇りを持ち、愛し続ける人々を訪ねます。ヘンゼルは本場の作り方で、切り分けて食べる大きなクイニーアマンに挑戦!
出演者
【出演】瀬戸康史,【声】キムラ緑子

ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

テキストマイニング結果

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キーワード出現数ベスト20

  1. バター
  2. クイニーアマン
  3. 生地
  4. ブルターニュ
  5. OK
  6. お菓子
  7. ブルターニュ地方
  8. 砂糖
  9. キレ
  10. スイーツ
  11. ヘンゼル
  12. 牛乳
  13. 本場
  14. 本当
  15. 有塩バター
  16. キャラメリゼ
  17. ミリ
  18. 空気
  19. 最高
  20. 大切

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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つやつやと光り輝く甘~い誘惑。

表面はカリッと。

一口食べれば バターの風味が
口いっぱいに広がります。

クイニーアマンが生まれたのは
フランス ブルターニュ地方。

大西洋に面した
美しい海岸線の風景で名高い

自然豊かな地域です。

19世紀に生まれた このお菓子。
地元でも大人気!

本場のクイニーアマンは 大きな丸型。

みんなで切り分けて食べます。
その魅力とは?

誰もが愛してやまない クイニーアマン。

ブルターニュの風土が育んだ
伝統の味わいを ひもときます。

光る石をたどれば行き着く
不思議な家に

あのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの
末裔が暮らしています。

彼らが振る舞う
おいしいお菓子の物語を

ご賞味あれ。

よいしょ。
牛乳? このくらいかな?

何それ 何それ。 牛乳でしょ?
よし。

そして 腰に手を当てて
牛乳を飲むヘンゼル。

あ~! え お風呂上がりってこと?
違いますよ!

かまど! これを見て これを。

そう。 だから牛乳を飲んでさ
もっと大きくなろうと思って。

何を言ってんの 本当に。
うん?

大きくしたいのは あなたじゃない!
え? お菓子ってこと?

本当に 考えて。
本 見てみますか。 うん。

え~と…。

ということで 今宵ひもとくのは

フランス ブルターニュの

クイニーアマン。
言えた。

フランス北西部
ブルターニュ地方の中心都市 レンヌ。

週末には 朝市がにぎわいます。

近海でとれる新鮮な魚介類に
野菜や果物。

おいしい物があふれています。

その中に見つけました。

人気のスイーツ クイニーアマンです。

サイズもいろいろ。
つやつやの焼き上がりで おいしそう!

次々と売れて お店は大盛況ですね。

ブルターニュの言葉で
クイニーはお菓子 アマンはバター。

クイニーアマンとは
「バターのお菓子」という意味なんです。

どうやって焼くのでしょうか。

朝市にお店を構えていた
エルマンさんの厨房へお邪魔しました。

しっかりこねた生地は
一晩寝かせておくのだそう。

長時間休ませることで やわらかく
なめらかな生地になるのだとか。

クイニーアマン作りは ご夫婦の共同作業。

お二人とも
この道20年というベテランです。

妻のイザベルさんは ブルターニュ地方の
クイニーアマンコンクールで

優勝したこともある 腕利きの職人。

早速 見せてもらいましょう。

まずは 一晩寝かせた生地をのばして。

確かに やわらかくて なめらか。

たっぷりのバターが
生地全体に行き渡るように

丁寧に のばしていきます。

さらに これまた たっぷりの
砂糖を加えながら

折り畳み 生地の層を作ります。

フイユタージュと呼ばれる
この工程が とても大切。

幾重にも重なる生地の層。

満遍なく バターと砂糖が行き渡ります。

さあ 焼き上がりました。

型をひっくり返して取り出すと…

たっぷりのバターと砂糖が溶け出して
つやつや!

出来栄えは?

バターと砂糖が作り出す
黄金のクイニーアマン。

食べる人も作る人も 魅了してやみません。

へえ~!
本場のクイニーアマンはもう

すごく大きいんだ。
ねえ。

だから あれくらい
大きくなあれってことね。

そうなのよ。 あれぐらい。
おいしそうだね! あの大きいの。

食べ応えありそう。
ヘンゼルも食べてみたいでしょ。 うん。

お姉ちゃんも ああいうのを食べたい
ってことなのよ。 なるほどね~。

じゃあ我々もさ ちょっと あの
本場の大きいやつ 作ってみようか。

いや~ 楽しみよ。 やりましょう。

味わいのキメテ どうぞ!
はい!

本場の味わい
大きなクイニーアマンを作ります。

よ~し かまど。 まずは

これは生地とバターですね。
そうなのよ。

クイニーアマンはあれですよ 有塩バター。

塩の入ったバターを使います。
はい。

じゃあ バターを めん棒でたたいて
平たくしてほしいんですけど。

OK! その前にオキテ!
はい!

え どういうこと? かまど。 今から俺を
怒らせようとしてるってこと?

ははははは。 なんで そんな
ケンカふっかけなきゃいけないわけよ。

あのね キレないでほしいのはバターです。
はい。

生地の中でバターが ブチブチ
切れちゃうとね 層ができないのね。

だけど バターをたたいとくと
のびがよくなって

切れにくくなるのよ。
なるほど。

これ どのぐらいまで
たたけばいいの?

大体13センチ角だから まだまだでしょ。
13センチ!?

あ~ キレちゃった。
ふふふふ はははは。

ごめんなさい かまど。
キレてたんだ。

気付かなかった。 キレに。
危ない 危ない。

それを正方形にしていけば
いいんじゃなかろうかしら。

これ どっちだっけ? …あ こっちだ。

あ いい感じじゃない?
いい感じじゃない? いいんちゃう?

OK!
はい! いい いい。 できた。

じゃあ 続いて生地。
生地。 OK!

これも めん棒を使って
正方形に のばしたい。

はい 空気を… そうそう そうやって
空気を抜いてください。

ポンポンやれば空気が抜けます。

ふんふんふん。
そして ちょっと角出して

手で引っ張って。 はいはいはい。
それで四角にして。

じゃあ その生地に
さっきのバターを 斜めに。

こうね。
そういうこと そういうこと。

置きます。 折っていくと。
そうそう。 やったね これね。

で これ キュッキュッキュッってして。
そうです。 キュッキュッキュッ…

キュッキュキュ キュッキュッ キューや。
全部キュー!

縦の辺が横の辺の
3倍になるように。

まだまだですね じゃあ。

これは あれなんですよね。
あんまり時間かけるとダメなんだよね。

時間がかかると バターがね
やわらかくなるでしょ。

バターがやわらかくなって生地となじんで
層ができなくなっちゃうから。

なるほど。 なるべく早くチャッチャッチャッチャッと
やってくださいというね。

このぐらいなんじゃない?
うんうん 3倍ぐらいになってます。

そして?
そして それを三つ折りですね。

はい!
そしてまた のばす。

で こうやって また層ができていくと。
うんうんうん。

これをフイユタージュっていうんだっけ?
そうそう。 「フイユ」って

フランス語からきてる言葉なんですけど
「葉っぱ」っていう意味なんです。

葉っぱが重なり合っているように
層を作ると。

なるほど。 そういう感じ。
ミルフィーユとか。

ミルフィーユ。 よし。
そういう感じのものでございます。

OK! かまど。 はい。
で?

ビニールにくるんでと。
で これ休ませる?

はい 休ませます。
じゃ 休み休みやるんだな。

よし!

生地を仕上げて焼く前にね

もう一つ 独特の工程があるんですよ。
え どういうこと?

それをね ちょっと
聞きに行ってきますので。 うん… え?

ちょっと行ってきます。
どういうこと? え かまど!

かまど!

さ~て やって来たのは
ブルターニュ地方の西の端の町 ドゥアルヌネ。

この港町が クイニーアマンの
生まれ故郷なのよ~。 わくわく。

町一番のクイニーアマン職人と
この広場で待ち合わせをしたの。

いたいた! パスカルさ~ん お待たせ~!

クイニーアマンは
この町で生まれたんですって?

あら~ ご丁寧に どうも~! うふふ。

「ここには昔 1軒のパン屋があった」
と書かれてるわね。

クイニーアマンは 1860年 ここで偶然
生まれたんですって! へえ~。

うん! 有り合わせの材料で作った
お菓子が 思わぬ大人気になったのね。

さすがクイニーアマン生誕の地。
どのパン屋さんにも焼きたてがズラリ!

うわ~ いい香り~!

しかも この町で作られるものには
「本物のクイニーアマン」という

称号が与えられてるの。

パスカルさんのクイニーアマンも
もちろん この称号付き。

本物のクイニーアマン
何が違うんでしょうか?

なるほど! 表面にはミルク。

生地は膨らませすぎないのが
大切なのね。

うん! おいしさがギュッと
詰まってるって感じかしら。 フウ!

うわ~ きれいに層ができてる~!

ヘンゼルも
頑張ってもらわなきゃ~ 困る!

なるほど。
つやつやカリカリな面が底になるわけね。

かまど まだ帰ってきてないのか。
さては道草食ってるな。

始めちゃおうかな。

え~と… よいしょ。

この生地は また のばすんだな。

ただいま~!
あっ かまど! 戻ってきた?

ブルターニュ最高だった~。
もう始めちゃってるから。

かまど 寝たい。
え? ちょっと やろう やろう。

やろうか。 はい。
生地ね ちょうど。

打ち粉はしないとね。
あ 打ち粉の代わりにね

砂糖なのよ。
いいとこ帰ってきたね かまど。

お砂糖か。
はい。 ああ よかった。

お砂糖とバターで
キャラメリゼってことね。

そういうことよ。
これ結構な量だけど。

結構な量 やって どんどん。

うわっ これ…

かなり力が。
いるでしょ。

はいっ! そんなに?
のびないんだもん これ。

♬~

これ どのぐらいの切り込みを
入れたらいい? 3ミリぐらい。

3ミリね。
3ミリってわかる?

ちょっと深いよ それ。
え?

深いんじゃない?
なんか すごい力 入れてない?

それは もう 底についちゃダメなんだよ。
わかる?

気をつけて 気をつけて。
あんまり 思ったより力がいらない。

あ そう?
あ いい ひし形。

ね ふんふんふん。 そうそうそう。

これが卵黄じゃないんだよね。
そうなのよ。

これはまた特徴ですね。

それで? これで もう焼くのよ。
OK! 200℃で40分。

よいしょ!

OK かまど! これさ
バターも砂糖も たっぷりだからさ

かなり楽しみだね。 本当に もう…。
でも 一つ気になってるのがさ

これさ 今回は有塩のバターでしょ。
そうそうそう。

いつも無塩なのに。
有塩バターには

ブルターニュの風土が詰まっております。
なるほど。

その辺のことをね かまど ちょっとね

足をのばしてね
動画を撮ってきちゃったのね。

動画を…。
自信作だから 見てくれる?

あ それで戻ってくるの遅れたんだ。
そうそう。 見てくれる?

うん。 感想も よろしくよ。
見る見る。 有料よ。

有料?

ブルターニュの牧草地で
育てられているのは

この地方固有の乳牛…

そのミルクは
脂肪分とカロテンが豊富で

とてもなめらかで
おいしいバターになるのだとか。

すみません。
バターに塩を加えるのは なぜ?

ブルターニュ地方の南
ゲランドの塩田です。

海水を使った塩作りが
9世紀から盛んに行われてきました。

塩はブルターニュの食の要。
バター作りにも欠かせません。

有塩バターで作った彫刻。

スペゼの村では 今も一年に一度
これを教会に納めています。

塩とバターは 長い間
大切な役割を担ってきたのです。

バターの彫刻 すごくなかった?
あれ すごい。 迫力もあったしさ。

そうでしょう。
よくよく考えると

塩バタークッキーとかさ
塩バターキャラメルとか

何か有塩バターを使ったスイーツも
いろいろありますね。

そうだ そうだ。 ありますね。
そしてそして その中でも

とっておきなのが…。
(オーブンの音)

おっ! かまど 焼けた焼けた。

うわ~お。
さてさてさて。

いいタイミングで焼けてくれる~!
もうね いい香りが はみ出してますよ。

お~! どうですか?
すごいすごい!

わっ!
もう!

てか 大きいね!
すご~い!

ちょっと出してみる。 よいしょ。
焼き色 最高だね。

最高だよ~!
ちょっと底のキャラメリゼがどうか…。

(チャイム)
あっ 姉ちゃん 帰ってきた。

姉ちゃん お帰り!
お姉ちゃんもナイスタイミング。

大きくなったよ~!
ふふふ。

本場フランス ブルターニュ仕込みの
大きなクイニーアマン。

表面はサックサクの焼き上がり。

幾重にも重なる生地は
バターをたっぷり含んだ 深い味わい。

カリカリのキャラメリゼとの
絶妙な組み合わせを 楽しんで!

ブルターニュ地方では
ちょっと知られた

クイニーアマン大好き一家を
訪ねました。

この日も テーブルの上には
大きなクイニーアマン。

月に10枚は食べるとか。

いろんなお店のクイニーアマンを
食べ比べですか?

フランス東部の町で育った
父 アルノーさん。

出張でブルターニュに来たとき
食べて以来

クイニーアマンの とりこに。

この町へ越してきたのをきっかけに
作り方を独学。

今では 家族みんなで作ります。

好きが高じて地元のクイニーアマン作りの
コンテストにも出場。

全員 見事に入賞しました。

今日の「グレーテルのかまど」
いかがでしたか?

ブルターニュの クイニーアマン。

焼き上がってみると 大きさに
改めて びっくりしました。

食べる人も作る人も
誰もが誇りに思う味わい。

みんなを幸せにしてくれる
スイーツなんですね。

それではまた このキッチンで
お目にかかりましょう。

では ちょっと失礼して。

いただきま~す。
どうぞ。

なんてったって もう 見えるよ これ。

ちゃんと細かい層になってるんですよね。
本当 頑張りましたもんね。

いただきます。
うわ~ おいしそう と。

(食べる音)
うわ いい音!

う~ん!
ははははは。

う~ん! すごい うまく
できてんじゃない?

もうね…

言わずも…。 がな。
うん。 ふふふふ。

表面カリで 中から じゅわ~。 最高。

うわ~ おいしそうだこと。
めちゃくちゃおいしい これ。

もうね 何個でも食べられるっていうの
わかりますね。 わかるね これ。

もうね 今回これをやってね

人として やっぱり
大きくなったよなっていうのは

実感しますね うん。

見てわかると思いますけども。
まあまあ そうなんですかね。

やっぱりスイーツっていうのは
人を成長させるっていう。

幸せも大きくなったよね。

どういうこと?
え どういうこと? ふふふ。

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