出典:EPGの番組情報
徹子の部屋 加賀まりこ[解][字]
~最後の恋!共に暮らす“伴侶”の写真を初公開~加賀まりこさんが今日のゲストです。
◇ゲスト
加賀まりこさんがゲスト。「恋多き女」が辿り着いた最後の恋とは?77歳の胸中を明かす。
◇番組内容
デビュー以来、思ったことは迷わず口に出す気質から「媚びない女優」と呼ばれてきた加賀さん。私生活でも「媚びない態度」は健在で、これまでの武勇伝は数知れず!そんな加賀さんには、18年間共に暮らす最愛のパートナーがいる。ドラマの演出家として知られるパートナーは、自閉症の息子と愛情深く向き合う父親でもある。彼と付き合って以来、息子の人生を見守ってきた…。息子に対する彼の姿に人間としての魅力を感じたと語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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- 言動
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
10代の頃は 小悪魔と呼ばれたり
していらしたんですけど
今では純情ババァになったと
おっしゃる方が
今日のお客様です。
女優の加賀まりこさんです。
今日は すてきな和服で
おいでくださいました。
今日は 長く共に暮らす
パートナーのお話も
聞かせて頂きます。
よろしくお願い致します。
はい。
楽しみにしております。 どうも。
さて 今日のお着物は…
それ なんていうお着物ですかね?
これは 結城紬を
この色に染めたものです。
いいですよね 色が すごく。 ねえ。
私が30代の時ですね これ。
あっ 本当。
もう 30の頃に
そういうの作ってたの?
もう大好きで この色違いを
全部で5枚ぐらい持って…。
すごいわね。
なんか もう その頃
異常に好きでした
着物を作るのが。
帯は? 御御帯は?
帯は更紗ですね。
あっ そう。 すてき。
本当すてきね。
割と若い時から 老けた着物…
男の人が着るような
地味なものを着た方が好きだった。
とてもすてき。
なんていうの?
やわらかい着物は駄目なの。
でも すごいわね
そういうのが
似合うっていうのがね。
うらやましいと思います。
でも あれですかね。
かつては小悪魔。
でも 今は純情ババァだって?
うん。 まあ もう
ババァには違いないから。
普段 お化粧しないで
歩いてらっしゃるんですって?
はい。 もう自宅の近くで
買い物出たり
猫の大事なご飯を
買いに出たりする事が
多いんですけど。
まあ… もう なんだろう?
元々 面倒くさがりで
お化粧が…
自分でするの 下手なんです。
あっ そうなの。
とんでもない顔になっちゃうの。
だったらしない方がいいかなって。
知らないおばさんが あなた見て
「口紅ぐらい付けなさいよ」とか
言う人いるんだって?
しないで歩いてると
私が住んでる町に
観光で歩いてるおば様方が
振り返りざまに 「あなたね」って。
「女優なんだから 口紅ぐらい
お付けになったら?」って。
フフ…。 駄目出しされます。
そうなの?
あなたは なんておっしゃるの?
「ありがとうございます」って。
それはね 一応。
でも そういう方たちも
団体でいらっしゃるから言うのね。
そうよね。
お一人だったら言わないと思う。
そうよね。
でも 『やすらぎの郷』は
随分 色んな方が出てらしたんで
評判になったんだけど。
浅丘さん…
浅丘ルリ子さんとご一緒に…。
ああー これね。
これね
本当に初日なんです。
あっ そうなの。
本読みをするんで
全員で集まった時に…。
もう
石坂さんに会うのも
何年ぶり
っていうぐらい…。
浅丘さんとは
しょっちゅう一緒なんですけど
兵ちゃんに会うのが
私たち2人そろって
久しぶりだったんで。
びっくりしたでしょ?
「写真 撮ろう 撮ろう」って言って
撮ったのね。
あっ そうなの。
うん。 で この時に
兵ちゃんに… ほら
「色々 台本の事とかで
相談があるかもしれないから
変な電話かけないから
あんたの電話番号 教えて」って
私が言ったの。
そしたら 「僕 携帯 持ってない」
って言われちゃった。
えっ?
ウソでしょう? と思ったけど
要するに
教えたくないのねと思って。
そう。 すごいわね。
ねえ。 はっきり。
へえー。
まあ デビューの頃から
媚びない女優。
それから 辛口発言で
怖い女優とも言われた あなた。
「怖い」ね… なんでしょうね。
何が怖いんだか
よくわかんないんだけど。
まあ 私は小さい時から
活動屋の娘…
映画を… 携わる家の
子だったから
色んな有名な方にも
会い慣れてたりして。
そんなに
撮影所に初めて行っても
おびえたりする事がなかったんで
新人みたいな初々しさは
かけらもなかったと思いますよね。
フフ…。 すごいわね。
言う事が生意気だったから。
そうね。
で 宣伝部のおじさんが
用意してくれたコメントって
あるじゃないですか。
「そんなの なんで?」って。
「私の役は
私が自分の言葉で説明するから
こんなのいらない」って。
それは生意気に思いますよね
相手はね。
そうですよね。
どんなに生意気だったのか
ちょっと
ご自分でも
おっしゃってると思うんですけど。
辛口発言で 今から34年前に
『徹子の部屋』に来てくだすった…。
はい。
随分前ですよね 34年前ですから。
バブルの頃ですね。
そうですね。 バブル。
その頃 あなたがおっしゃってた事
ちょっと ご覧ください。
「色んな事でお疲れ…
精神的な面…
肉体的のせいもあるけど
疲れるとか…」
「肉体的には くたびれます
もうね」
「ただ 私は だから そうやって
現場で とにかく
スタッフでも 共演者でも
発散しちゃうから」
「言いたい事を言って
帰ってきちゃうから」
「言われっぱなしで帰ってくる
っていう事は まずないですから」
「あっ そう」
「うん」
「言われたら
3倍にして返しちゃう?」
「返しちゃう」
「へえー」
「相手が偉いとか
大物なら なおの事」
「なんか言ったら
3倍にして返しちゃう?」
「相手がグサッというような事…
帰って
あとで後悔したりしない?」
「しません」
「全て その日あった事は
その日のうちに片付けると」
「万が一 その人が
逃げちゃったりした場合は
電話してでも捕まえて言う」
「言う」
「ちゃんと
自分の気が晴れるまで言う」
「言う」
「あっ そう」
「本人が出なかったら
奥さんにでも言う」
「あっ そう」
「フフ…」
すごい。
嫌な女だね。
フフフ。 相当すごい。 フフフフ…。
でも 失礼な人を見逃す事が
できないんですって? とにかく。
そうですね。
やっぱり 現場で…
なんでしょう?
まあ 立場が上だからって
してはいけない事
いっぱいありますよね。
あります あります。
その当時 やっぱり
それが とっても嫌だった。
そういう人がいる事で
空気が変わるのが。
ある方が… 寒い冬に
みんなでロケに行ってました。
で もう 雪も ちらついてくる中
スタッフはガンガンって
火に当たってね
足踏みして待ってるんだけど
いっかな その方は現れないのね。
で あんまり遅いから
私が 「どこにいらっしゃるの?」
って聞いたら
言わないの。
私に言うと またカッとなって
なんか言うと思って。
スタッフも わかってるから。
で 私が個人的に捜した結果
お借りした民家で
おこたに入って
テレビを見てる事がわかったの。
フフ…。 すごいわね。
みんなを待たせてよ。
しかも 私たちが… その方と私が
車から降りるっていう
ワンカットなの。
なのに なんでなのかなと思って
ガラッて開けてみたら
ご自分のテレビが
放送されていたの。
で それは
結構 夜の遅い時間帯のもので。
まあ 当時 ビデオとかも
まだ そんなにない時代。
だから ご覧に
なりたかったんでしょうが…。
けども…。
それは いくらなんでも…。
そうそう そうそう。
ねえ。 わがままだと私は思うので
「あなた 何様?」と
言ってしまったんですね。
うん。 そしたら?
まだまだ その方との撮影は
ずっとあるのよ。
だけど 言わずにいられなかった。
「あなた 何様?」って。
「みんな 外で待ってるのよ」って。
もう既に2時間は
私も待ってるわけ
支度したまんま。
ねえ。
…っていうような時に
発動しちゃうんですね。
その方… つまらない事だけど
今でも芸能界にいらっしゃる?
お亡くなりになりました。
えっ? お亡くなりになった?
はい。
じゃあ 大丈夫ね。 あっ そう。
でも そういう方っていうのは
外で見ると…
外から見てると そういう事は
わからないような方?
あっ もう全然…。
とても… ねえ。
いい方みたい?
立派な方と言われてましたよ。
本当に。 フフフフ…。
でも 私が なんとかしなきゃって
そういう時に…
下町気質っていうんですかね?
でも それはルール違反ですもの。
それはそうですよね。
うん。
確かね
大みそかの ちょっと前ぐらいで
みんな スタッフだって
早く お家
帰りたかったと思うんです。
そうよね。 うん。
過去の武勇伝
車椅子とエレベーター事件。
あっ…。
車椅子に乗った方が…
紀伊國屋ホールの
エレベーターだったんですけど。
私もお芝居 見に来て
上がろうとしてた。
そしたら その車椅子の方が
何回もトライして
入ろうとするんだけど
あのエレベーターは小さいし
みんな 先に乗っちゃうの。
で 私は それを見てて
「この方が先に並んでるんだから
あなたたち
どきなさい」って言って
その方を押して入って…。
まあ 自分も
一緒に上がりましたけど。
でも ああいう時に
車椅子の方が困った顔をして…
「僕 先なんだけど」って
言わないのよね。
その方も。
そうね そうね。
いつも きっと そういう目に
遭ってるんでしょうね。
で 私は その時に 「いや」って。
絶対許さない?
みんな止めて
先に彼を入れてあげたんですけど。
それから
今度は お店で酔っ払い…
長居する酔っ払い?
ああ もうね…。
ことに… 徹子さんは大みそかに
おそばは
食べに行かれないですか?
行かないですね あんまり。
あっ そう。
私は必ず行ってるんですけど。
あっ そうなの。 うん。
やっぱり 大みそかは並ぶんです。
でも 2時間や3時間は
並ぶ覚悟はあるの。
あっ そうなの。
あるんだけど…。
やっとの思いで入った
おそば屋さんで
長居したい気持ちは
わからなくはないのよ。
でも まだ後ろに
いっぱい並んでる人がいるのを
知ってて入るわけだから
私なんか ものすごいせっかちに
チュルッと食べて
すぐ出るんですけど。
おそば屋さんで一杯やるのが
好きな方っているでしょ?
そうよ。
あれが わからない。
だって 想像すれば もう外に…
また みんな こんな中…。
あの日は寒いですもん 31日は。
そうそうそう。 大みそかなんてね。
ねえ。 それなのに ちっとも
腰を上げない方たちがいると…。
あなたも色んな役を
やってらっしゃると思うんだけど。
最近 自閉症のお母さんをやった。
自閉症の息子がいる母親ですね。
お母さんね。
で その息子は50歳ぐらいの…。
はい。
私の役は80歳で。
あっ そう。
俗に言う
8050問題っていうのも
はらんでいるんですけど。
自閉症の息子を…
50歳にもなった息子は
まだ本当に
子供のまんまなんですよね。
だから この子を残して
逝きたくもないし
残して逝ったら
どうなるんだろうって
考えたら ずっと もう…
答えはないんだけど。
そういう親子の日常を描いた
作品なんですけど。
よく… 私 あの映画を
お作りになったと思いますね
監督さんが。
うん。
私 考えたら感心しちゃう。
ちょっと 見ていいですか?
(山田珠子)「おはよう」
(山田忠男)「おはよう」
「6時56分です 6時56分です」
「7時1分です 7時1分です」
(珠子)「剃ります」
「うん うん うん うん…」
「7時3分です 7時3分です」
(珠子)「剃り残し」
「うん うん…」
「30回 噛みましょう」
「はい」
『梅切らぬバカ』という映画に
あなたがお出になって。
その映画に出てくる男の人も
自閉症の男の子の話で。
それとは別に 加賀さんが今
パートナーに
してらっしゃる方の子供が
やっぱり 同じぐらいなのかしらね
年がね。 自閉症だって。
その方
清弘誠さんとおっしゃる…
清弘誠さんとおっしゃる
TBSの方でね
色んな俳優の人たちから
とても信頼を得てる
人格者なんだけど。
あれ?
その方は加賀さんが5年かけて
追いかけたっていう人? ねえ。
そうです そうです。
そうか。
ちょうど 私が55ぐらいの時に…。
それまでも ずっと
友達ではいたんですけどね。
なんとか 結婚っていうか
私の方を振り向いてほしいと
思って
5年間 60まで
ノックをし続けました。
で やっと 彼が振り向いてくれた
動機っていうのが…。
彼には自閉症の息子が
やはり います。
で その息子さんを ずっと
彼は お母様と2人で
育ててきたんですけど。
ちゃんとした所に預ける事が
できるようになったんですよ
5年の間 色々探してて。
で お母様も お年を召して…。
今年 45歳なんですけど。
だんだん面倒を見るのが
大変になっていらしたから
預ける先を探してて
本当に いい所が見つかったの。
で 映画の中でね
グループホームみたいな所に
私も預けようとしますけど。
今 息子が…
預かって頂いてる学園は
本当に いいとこで。
仮に私たち親が
先に死んでしまっても
ちゃんと面倒を見てくれてる…。
あっ そう。 くれる。
現実に60歳になって もう
ご両親がいない方もいるのね。
で そういう方たちも ちゃんと
楽しそうに
そこで生きていらっしゃるから
ああー ここがいいなっていうのが
見つかったんで
私に振り向く事ができたんです。
彼がね。
じゃあ 彼は 実は その事を
お話はしてたの? あなたに。
彼は… 彼は その事を…。
もちろんです。
私 聞いてました もちろん。
だけど やっぱり 奥様…
まあ いないんだろうけど。
奥さんはね いないんだろうけど
子供の事を
面倒見なきゃならなかったんで
あなたの方を向くっていうのが…。
だって 1番は息子で
2番がお母様で
もう 3番か4番か… 私は
もっと下の方だから それはね
なかなか こっちを向く暇
なかったと思いますよ
仕事をしてたし。
そうよね。
あっ この方… いいの? あなた
どんどん写真出しても
かまわないって
おっしゃったんですって?
彼が… 清弘さんが。
そうです。 こんな感じです。
ふーん。
お会いした事あると思う 私も。
ん?
TBSの中で
お会いした事あると思う。
あっ そうですか?
なんていうのかしら?
自分の息子の事を あなたにね
なかなか言えないっていうか…。
言えたはしたけども…。
私は彼が離婚した頃から
全部 知ってました 事情は。
その息子の事も。
はい。
あっ そうなの。
娘さんもいらしたんですね。
あっ そう。
そう。 だから その娘さんとは
親しくして付き合ってて。
もちろん 孫もいるんです
私たちには。
あっ そうなの。
そうなの。
でも あなたが こういう事を
公にしちゃっていいって…。
全然 隠してもいないし
もう18年だか 19年だか
経つんですね。
ああー お付き合いになって?
はい。
っていうか 別に
籍に入れない事を
こだわってるわけじゃなくて
夫婦別姓っていう制度が
もし 本当にできるなら
それを待ってようと思ったら
ちっとも夫婦別姓制度が…
ねえ。
なかなか機能してくれなくて。
とりあえず
今は別々の名前だけども
一緒に暮らしてるので…。
あっ 一緒に暮らしてるの?
はい。
あっ そうなの。
その息子も一緒に暮らしてるの?
あっ その子は…。
今は学園に… はい。
で このコロナで
2年 会えてないんです。
あっ そうなの。
前は 1カ月に一度は
帰ってきてたんですけど。
そうなの。 だから この前ね
彼が息子に
ちょっと 届けるものがあって
学園の玄関まで行ったんですって。
そしたら 向こうに彼がいて
「僕 誰だかわかる?」って
聞いたら
「パパ」って言うかと思うでしょ?
そしたら
「加賀まりこ」って言ったんだって。
ハハハハ…! 本当?
多分 先生方が
そう言ったら面白いから
パパがびっくりするから
言ってみろって
言ったんだと思うのね。
相当おかしいわね。
でも あなたのパートナーの方の
自分の子供の…
自閉症の子供に対する態度。
そういう事にも
惹かれたところあるんですって?
そうですね。 きっと 彼は
TBSという会社に
入るまでっていうのは
いい学校… 高校出て 大学出て
いい会社入って
っていう意味では
とても上を向いてる人が
多かった時代。
だから 結婚して 子供が生まれて
自閉症だって わかった事から
すごく変わったと思いますね。
あっ そう。
その辺の変わり目の時は
よくわからないんですけど。
多分
その当時の彼の写真を見ると
「私は こういう顔の人
好きじゃないわ」って…。
あっ そう。
彼にも言った事あるけども。
顔が変わりましたものね。
あっ そうなの。
だから 多分
息子がいる事によって
彼も成長したんだと思うのね。
なるほどね。
やっぱり あの子と一緒に
3人で歩いたりすると
時々 急にこだわりが強くなって
「あとでタクシー乗ろうね」
とかって言っとくと
その事が… タクシーが
ずっと残っちゃって
「タクシー タクシー タクシー」
って言って
その声が
だんだん大きくなるんですよ。
そうすると その周りの人が
こっち見て
なんとも ねえ
いえない顔なさるでしょ?
だから それは
結構 鍛えられますよね。
一緒に出かけたりするとね
それは そうでしょうね。
今 45歳になるんですって?
その息子さんは。
はい。
でも… まあ 私も…
なんていうの? 小学校が
そういう障がいを持った子が
いっぱい いたんでね。
はい。 トモエ学園?
そう。 トモエ学園。
だから どういう子が
一緒になっても驚かないんだけど。
やっぱり そういうふうに…
なんでしょうね。
パートナーの子供が
そうだったりすると
なかなか大変よね。
そうですね。
まあ 偶然なんですけどね。
この映画が そういう映画だった
っていうのがね。
加賀さんが今
パートナーにしてらっしゃる方と
一緒になりたくて なんか…
口説き文句っていうのは
あなたがおっしゃったの?
なんか。
フフ…。
ああー もう… そうですね。
「友達ではなく 私を恋人に
してください」って
言ったんだって? 本当?
うん。
それは もう 本当に…
なんだろう?
この穏やかな人と
一緒に過ごしたいなって…
50過ぎた自分が
引き受けてもらいたいなと
思ったのは
その人しかいなかったんで。
すごい。
年下なの? その人。
はい?
年下なの? 少しは。
はい。 7歳下で。
あっ そうですか。
でも 男の人 7歳ぐらい年下だと
ちょうどいいわね。
そうなんですかね。
私 そう思いますよ。 色んな荷物
持ってもらったりとかさ
色んな事…。
そうですね。 まあ なんだか
本当に地味だけど
穏やかに暮らしてます。
そうですか。
でも
穏やかな愛にたどり着いて…。
それにしては 激しい過去を
生きたもんだとも思う?
そうですね。
比較するものがあるからね
余計わかりますよね
その穏やかの良さがね。
そうよね。
でも 彼と そうやって…
穏やかな方と一緒にいて
励まし合って生きていくっていう
そういう関係がうれしいって
今 思ってらっしゃるんですって?
はい。
でも 本当に… なんていうのか
そういう心を許せる方に会えて
よかったわね あなたね。
ねえ。
私 本当に そう思います。
もう なんだろう?
奇跡的ですね 本当に。 私を…。
ほっとけないって思ってくれた
っていうのが 最終的に。
そうよね。
ありがたいと思います。
でも 時々
言動を注意される事もある
っていうのは
どういう言動をした時に?
ん?
彼からね あなた
言動を注意される事があるって…。
ああー そうそう。
物の言い方が…。
私 もう ほら 江戸っ子っていうと
かっこよすぎるけど
下町育ちなんで
パキパキ言いすぎちゃうでしょ?
で 早いでしょ?
徹子さんも早いけど。
その… それが 相手に…。
でも あなたの事を
よくわかってらっしゃる
でしょうからね。 そう。
でも あなたがお幸せだったら
何よりだと思います。
ありがとうございます。
『徹子の部屋』は
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