出典:EPGの番組情報
ハートネットTV「自分らしく生きる がんになった緩和ケア医 親子の日々」[解][字]
神戸の緩和ケア医、関本剛さん45歳。肺がんを患い脳にも転移。残る命は2年と告げられたが、医師の仕事も趣味も変わらず続ける。自分らしく生きようとする日々に迫る。
番組内容
神戸の緩和ケア医、関本剛さん(45)。肺がんを患い、脳にも転移。「残る命は2年」と告げられた、その時が近づいていた。医師として目の前のがん患者に寄り添いながら、関本さんは自らの病と向き合う。母の雅子さん(72)も“観音様”と呼ばれ、信頼される緩和ケア医。「どんな最期を迎えたいのか」。親子は互いの思いを伝え合おうとしている。「自分らしく生きる」。がんになった緩和ケア医。親子の日々を見つめる。
出演者
【出演】緩和ケア医…関本剛,剛さんの母・緩和ケア医…関本雅子ジャンル :
福祉 – 障害者
福祉 – 高齢者
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
テキストマイニング結果
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
もし 残された命が2年だとしたら
あなたは どんな生き方をしますか?
お待たせいたしました。
神戸の静かな住宅街。
がん患者が通う
小さなクリニックがあります。
おはようございます。
よろしくお願いします。
(関本)よろしくお願いいたします。
関本 剛さん 雅子さん親子は 共に…
がん患者の 心や体の苦痛を
和らげるのが仕事です。
最期を看取ることも少なくありません。
ない。
ちなみに ご親族の法事法要では…。
患者一人一人と向き合う関本さん。
ほかの医師とは
少し違うところがあります。
ご存じかどうか…
そうですね 先生ね。
2年前の秋
せきが続いていたため検査すると
肺にがんが見つかりました。
がんは 脳にも転移。
医師から 残された命は2年と
告げられました。
患者が置かれている厳しい現実。
それは 関本さん自身のことでもあります。
これまでどおりの仕事を続けながら
趣味のスキーや楽器の演奏を楽しむ。
過酷な闘病生活でも弱気にならない。
子どもたちと交わした約束です。
それは もう分かりません。
最期まで自分らしく生きる。
そう願う関本さん親子。
その傍らにいさせてもらいました。
撮影に入ったのは 去年10月。
初めてがんが見つかった時の話を
してくれました。
裏手に回って チラチラと
自分で こんな感じで本当に
「何もないですかね」とか言いながら
こうやって見ていったんですけど。
寝てる人を足からのぞいてる
輪切りのイメージなんですけど
下におりていくと
こっから こういうふうに
白いのがモコモコと。 これですね。
(関本)まず これ小脳。 ここ…
やっぱり 何か あの…
だから もう その…
ありましたというか あります。
がんが見つかってから
2度目の春を迎えた関本さん。
これまでどおりの日常を送っていました。
(ディレクター)2週連続?
(ディレクター)あ~ それでですか。
以前と変わらず
患者の自宅に出向き 診察をします。
関本さんと同じ肺がんを患い
一日の大半を
ベッドの上で過ごしています。
この日も関本さんは
痛みを和らげるための薬の調整や
日常生活の
悩み事の相談に乗っていました。
アルコールねぇ…。
(洋子)ちょろっと。 昔と違うからね。
(洋子)まずいもんだと こんだけしか。
そうそうそう そうですよね。 なるほど。
あっ そうですか。
お酒飲む前に。
飲む前にね。 そうそう そうそう。
時々 飲んでる最中
僕 頭 痛なったりするから。
関本さんの母 雅子さんは
日本の緩和ケアを発展させた
草分け的存在です。
海外でも学びを重ね
20年前にクリニックを立ち上げました。
これまでに看取った患者は
4, 000人を超えます。
患者に付けられた愛称は…
残された命は2年。
そう告げられてから1年半の月日が
流れていました。
この日は 関本さんの妻の計らいで
両親と水入らずの温泉旅行です。
雅子さんは 息子のがんが分かった時
一人 車の中で
何度も泣いていたといいます。
(雅子)あ~ おいしい。 いただきま~す。
いただきます。
(雅子)とりあえず ほら ユキさんが
セットしてくれたので ちょっと…
ああ。
熊野先生?
主治医を誰に頼むか。
在宅での治療が難しくなった時
どうするか。
親子で確認し合います。
家族が困ってるようやったら…。
六甲やね。
白血病の治療を続けながらも
オリンピックを目指す
池江璃花子選手の番組が
放送されていました。
まあ でも あの… 何かね
こう 全員が同じこと思うわけじゃ
ないでしょうけど テレビ見てね。
関本さんは 3週間に1度
抗がん剤治療を受けています。
この日は医師から 肺の検査結果も
告げられていました。
「人生は長さじゃない。
仕事も遊びも思う存分楽しむ」。
関本さんは 仲間が企画してくれた
ライブに出演します。
(ディレクター)えっ?
いや まあ 多分 その…。
(ディレクター)はい 全然分からないです。
♬~
左手をかばいながら
トロンボーンを演奏する関本さん。
♬~
トロンボーン 剛!
♬~
会場に 妻と2人の子どもを
呼んでいました。
(関本)それは 本当 そう思います。
♬~
(拍手と歓声)
関本さんは 2年前から診察をしている
がん患者のもとを訪ねました。
最期の時を
自宅で過ごしたいと考えています。
石田さんに現れていたのは…
幻覚や妄想など
がん患者によく起こる症状です。
自分らしさを失うこともある
終末期の患者。
それでも 関本さんは
うれしい出来事を聞かされました。
(ディレクター)あっ そうですか。
それは 何か 大きな 何て言うか…
それから2週間後。
いろいろとありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
2年と10か月の闘病の末
石田さんは穏やかな最期を迎えました。
(関本)いえ とんでもない。
(雅子)そうみたいですね。
ありがとうございました。
いえいえ もうね 本当にもう
ああ言われたら…
ありがとうございました。
いえいえ とんでもないです…。
あっ ありがとうございます。
そういう意味ではね…
関本さんの左手のまひは強くなり
日常生活に
支障を来すまでになっていました。
(雅子)それと あの…
いらん?
それ断っとくね。
(雅子)分かった。
関本さんは
急きょ入院することになりました。
検査の結果 左手のまひは
脳に転移したがんが
広がったことによるものだと判明。
がんが見つかってから
2年の月日が過ぎていました。
関本さんは 再びクリニックに
戻っていました。
左手のまひは残ったままです。
(雅子)あっ 逆に この2年間で。
(雅子)そうだよね。
(雅子)本人は楽かな。
そうなったらそうなったで…
そりゃそうやね。
おはようございます。
(ディレクター)おはようございます。
おはよう。 ハハハハハ!
出来上がってるじゃないですか。 すごい。
この日は クリニックで
親子あわせての誕生日会が開かれます。
ハハハハ。
関本さんは この2年間
週4日の医師の仕事をこなしながら
家族との時間も大切にしてきました。
そして 自らの生き方を語る講演会は
50回を超えます。
♬~
関本さんは言います。
「自分自身が看取られる日まで
医師としての使命を全うし
患者のために役立つことが
両親への恩返しでもあると信じている」。
(拍手)
(一同)おめでとうございます。
♬~
♬~
食事をすると…
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