出典:EPGの番組情報
所さんの目がテン![字]寒い時期こそ活発になる?冬の動物たち
寒さに強い動物の冬にしか見られない貴重な姿▽ホッキョクグマ、レッサーパンダ…なぜ冬に強い?▽旭山動物園の冬の風物詩ペンギンの散歩▽野生のラッコを探しに霧多布岬へ
詳細情報
出演者
【MC】所ジョージ
【実験プレゼンター】阿部健一(セバスチャン)、佐藤真知子(日本テレビアナウンサー)
番組内容
寒さに強くて冬にしか見られない姿を持つ冬の動物たち▽極寒の中を元気に動き回る動物たちの秘密を探りに旭山動物園へ▽ホッキョクギツネ、アムールトラをサーモグラフィーで見ると?寒さに強い動物たちの秘密とは▽裸足でも大丈夫?冬だけに見られるペンギンたちの散歩に密着▽貴重な野生のラッコを求めて霧多布岬へ!冷たい海でも平気な理由は
音楽
新エンディングテーマ
【タイトル】未来
【歌】所ジョージ
おしらせ
http://www.ntv.co.jp/megatenジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
- ペンギン
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- エサ
- 血流
- 体表面温度
- ライオン
- 寒冷地
- 貴重
- 体温
- 茶色
- 北海道
- 末端
- 霧多布岬
- キリン
- 阿部
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
♬~
(佐藤) <寒~い冬だからこそ
見られる光景>
<それは…>
(阿部) うわ~!
レッサーパンダですね? これ。
<雪の中を元気に走り回る姿>
<今回注目するのは
寒さに強く
冬しか見られない姿を持つ
冬の動物たち>
<…でいられるのか>
<…してみると>
<そして
ある貴重な野生動物を探しに
霧多布岬へ向かったのは…>
♪~
あれ 違います?
ラッコ!?
<そこには なんと…>
<冷たい海で生きる貴重な姿と
その…>
<本日の『目がテン!』は…>
(所) 冬の動物たち
いいじゃないですか。
最後 あれでしょ?
ワンちゃんは…。
ハハハハ!
それを言ってたんですか?
そういうふうに
聞こえましたけどね。
元気で走り回ってるんですね
意外と。
かわいらしかったです。
私たちは 寒くて
どうしても家に こもりがちに
なっちゃいますけれども
冬だからこそ活発になったり
あとは 夏とは違う姿を
見せてくれる動物が
今日は
いっぱい出てくれるそうです。
楽しみですね。
<阿部さんがやって来たのは…>
<旭山動物園といえば
動物本来の動きを引き出す
行動展示が人気ですが…>
<冬ならではの見どころを
教えてくれるのは…>
<元々は獣医師として
この園にやって来ましたが
飼育にも携わること35年>
<…にも取り組み
あらゆる地域の動物を
観察して来ました>
<まずは…>
あっ! あ あ…。
ホッキョクギツネ!?
<その名の通り 北極圏にすむ…>
(坂東さん)
本当に極地に適応してって
マイナス60℃とか
そういうのも
平気だっていうんですけれども。
<モコモコの毛と
寒さに備えて蓄えた脂肪で
むっくりとしていますが
夏の姿を見せてもらうと…>
<同じ動物とは思えないほど
ほっそりとしたスリム体形>
<夏毛は地面に似た灰褐色
冬毛は雪に紛れる
真っ白の保護色になるんです>
<お次は…>
あれ 何すか? あれ。
エゾシカ 北海道のシカですね。
<北海道にのみ生息している…>
<フサフサした濃い茶色の毛で
葉が落ちた茶色い木の幹に紛れる
冬の保護色です>
<そんなエゾシカの夏の姿は…>
(スタジオ:所) あら 違うわ。
<夏毛は
明るい茶色に白い斑点模様>
<これは森の中で所々 差し込む
木漏れ日に紛れる
保護色なんです>
<夏と冬 環境に合わせて
全く違う装いに>
<そして 雪の日に
ぜひ探してほしいのが…>
<夏は全身 茶色の見た目ですが
冬になると…>
<3匹いるのが分かりますか?>
<雪の色と同化し過ぎて
お客さんに気付かれないことも
多いそうなんです>
<続いては…>
うわ~!
<動物園のアイドル…>
<夏は暑さに負け
ほとんど動きませんが…>
<冬は雪の中で大はしゃぎ!>
そんな低い温度でも!?
(坂東さん) 元々はネパールとか
少し高地のほうに すんでて
寒冷なほうに すんで…。
そういうことなんだ!
<こちらも夏は休みがちな
ホッキョクグマは…>
<氷が張り エサとなるアザラシが
捕まえやすくなる冬は
活発に動き回るそうです>
<他にも 中央アジアの
山岳地帯にすむユキヒョウも
雪の中を動き回り
迫力の姿を見せてくれます>
<でも
なぜ寒冷地にすむ動物たちは
この寒さの中でも
平気なのでしょうか?>
寒いところの動物 一般的に
冬毛に衣替えしたりとか
体を保温する能力自体に
差があるのかもしれない。
<そこで…>
このサーモグラフィーカメラを
使って
いろんな動物たちの
体表面温度を
測って行きたいと思います!
<まずは キリン>
<サバンナなどに生息し
寒さに適した動物では
ありません>
ちょっと見てみます。
おっ!
色的には黄色 緑 20℃近い。
お尻付近は20℃ぐらいです。
<同じく サバンナなどにすむ
ライオンは…>
黄色から緑 大体 温度17℃。
場所によっては
20℃ぐらいあります。
顔がすごい 顔 向いた!
顔はやっぱり
20℃ぐらいあります。
<キリンもライオンも…>
<では
ライオンと体格が同じくらいの
ロシア東部の寒冷地に暮らす
アムールトラは…>
ちょっと真っ青気味ですよ。
体自体がね。
体は3℃ 1℃とか。
<そして ホッキョクギツネは…>
<やはり 真っ青>
<寒さに強い動物は
苦手な動物に比べて
体表面温度が低い
という結果に>
<これは
一体どういうこと?>
体表面温度が低い
っていうことは
体温は変わらないので
要するに その体温が
外に逃げてないっていうこと。
キリンとか
ライオンっていうのは
体表面温度が かなり高く見える
っていうことは
自分の体温が外に逃げちゃってる
ってことですよね。
<寒冷地の動物たちは
モコモコの冬毛などで
保温能力に長けていたんです>
へぇ~ 冬 活発なのは 外に体温が
出て行かないようになってんだ!
不思議ですよね。
すごいねぇ!
それと冬と夏で あんだけ
違う生き物ぐらい変わるんだね。
見た目 全然違いました。
すごいね これ。
全く違うんですよ。
この情報 驚きました。
<この後は 雪が積もっている時に
しか見られない
ペンギンたちの
超キュートな姿に注目!>
<旭山動物園の人気者 ペンギン>
<目の上の
眉毛のような羽が特徴の…>
<水中からのジャンプが得意な
ジェンツーペンギンなど
園内には4種類のペンギンが
暮らしています>
<そして…>
そうですね。
ペンギンの散歩!? すごい!
<これぞ 冬の風物詩>
<毎日30分 園内を500mほど
お散歩>
<ペンギンの足が
傷つかないよう
地面が雪で覆われる
12月下旬から3月下旬頃まで
行われます>
本来…。
みんなで…。
だから
エサ 食べに行くっていったら
まず 陸を歩いて
海まで行かなきゃならない。
<本来 エサを求め
何kmも歩くことがある
ペンギンの習性を生かし
運動不足解消に
行っているんです>
<歩きたいペンギンだけで歩く
自由参加型ですが
主に歩くのは
南半球の寒冷地に暮らす
キングペンギン>
<基本的に集団行動するため…>
<一部のペンギンが止まると
「全体止まれ」になることも>
<いろいろなペンギンの姿が
間近で見られるんです>
(スタジオ:所) 足 短っ! これ。
<そんな散歩を見ていて
疑問が…>
園長 そもそも…。
そうですね。
平気なんすか?
はい。
<足は毛が生えておらず
いわば はだし状態>
<散歩以外の様子を見ると
雪の上に立ったまま
10分たっても
微動だにしません>
<足の体表面温度は真っ青>
<かなり低い温度に
なっていますが…>
体の構造 特に…。
熱を交換する仕組み?
うん。
<ペンギンの足には…>
<…という
血管の構造があります>
<動脈の周りに
静脈が網目状に巻き付いており
心臓から送られる温かい血液と
末端から戻って来た
冷たい血液の血管同士が
触れ合っています>
<この両者が擦れ違う時
温かい血液は冷やされ
冷たい血液は温められ
互いに熱交換が行われています>
<これにより 末端で…>
<さらに 末端に向かう血液を
あらかじめ冷やしておくことで
雪や氷に足が触れても
ほとんど熱が奪われません>
<人間の場合は温かい血液が
そのまま流れているため
冷たいものに触れると
熱を奪われないよう
毛細血管が収縮して
末端の血流を抑えます>
<この状態が長く続くと
酸素などが行きわたらず
組織が
ダメージを受けるとともに
血流が途絶えると凍り
凍傷になります>
<一方 ペンギンの足は
既に 冷やされた血液が
流れているため
毛細血管の収縮が起こらず
血流が滞りません>
<低温でも血流があるため
凍ることもなく
凍傷にならないんです>
…体に備わってる。
特に
こういう極地になって来ると
こういう ペンギンなんか
っていうのは より…。
さらに 露出している部分の
基礎的な代謝が そもそも低い。
だから低温の血流でも
ごく少量の酸素でも
ちゃんと供給されていれば
ちゃんと組織を維持できる
…っていう仕組みがある
っていうことなんだろうと
考えられています。
<体毛や羽毛だけでなく…>
ワンダーネットって
すごいじゃないですか これ。
ちゃんと静脈と動脈が
お互いさまになってるっていう。
ただ…。
いるの? そんなの。
そうなんです。
温帯にいる
フンボルトペンギンなどは…。
ずっとバックヤードにいるんで
全然 お会いできなかったです
あの日は。
奥にいて。
そうなんだ。
ペンギンは みんな
寒さに強いのかと思ったら
そういうタイプもいるのね?
いるので。
かわいらしいね みんなでね。
楽しそうでしたけれども。
さぁ 所さん 続いてはですね…。
僕?
<旭川から北海道を
東に横断して
やって来たのは…>
<厚岸郡浜中町にある霧多布岬>
<太平洋に突き出た
この半島には ある…>
<しかし…>
<その命運を背負い
やって来たのは…>
♪~
<ピン芸人の…>
<阿部さんと同じ事務所の
後輩です>
<今回 野生動物探しを
サポートしてくれるのは…>
<ここで見られる
野生動物とは…>
(鈴木先生) 実は…。
(ベルサイユ) ラッコですか!
<なんと…>
<毛皮目的の乱獲などにより
数が激減した絶滅危惧種ですが
2016年頃 霧多布岬周辺に
定着していることが
確認されました>
<ここは陸から
野生のラッコが見られる
日本でも珍しい場所なんです>
<スタッフ全員が
カメラを持ち…>
<見つけることは
できるのでしょうか?>
<その貴重な姿とは?>
<北海道 厚岸郡 霧多布岬で…>
<見つけることはできるのか?>
<まずは 岬の根元付近の海岸を
チェック>
(鈴木先生)
大体 ここの湾の中 ザ~っと
生息場所には
なってるんですよね。
これで エサを取って来て
休む場所として
よく使われてるのが
ここになります。
あの めちゃくちゃ遠くに
黒いチョボってなってるのとかは
ラッコですか?
(鈴木先生) あれはですね
ちょっと大き過ぎますね。
(ベルサイユ) 大き過ぎますか?
(鈴木先生) はい。
<捜索開始から3分>
あっ!
(鈴木先生)
あそこ 何か動いてますね。
(鈴木先生) あれ…。
ラッコ? うわ~ やった!
見つけた!
すご~い!
<なんと わずか3分で
あっさり発見!>
(ベルサイユ) かわいい!
(鈴木先生)
パッと見た感じだと…。
(ベルサイユ) へぇ~。
<すると…>
(スタジオ:所) 割ってる!
(鈴木先生) コンコン コ~ンって。
<お腹に石らしきものを置いて
貝を叩き割る
おなじみの仕草>
<さらに…>
(ベルサイユ) カニ!
<高級食材としても知られる
根室名物の花咲ガニ>
<手や口でちぎって
殻ごと豪快に食べています>
(鈴木先生)
結構 多くの量 食べてて…。
…っていわれてます。
(ベルサイユ) 4分の1!
そうですね。
<冷たい海で暮らすラッコは
エネルギーを
たくさん必要とするため
食べる量も多いんです>
(鈴木先生) そんだけ たくさんの
エサ生物を食べてしまうと
結構…。
…っていうのが
個体数の多い海域だと
報告されてます。
<以前 アメリカで増え過ぎた
ムラサキウニが
海藻を食べ尽くし
周囲の生態系が崩れた際
ウニをエサにする
ラッコを導入すると
海藻の森が復活したという例も>
<ラッコは…>
<…として有名なんです>
<ここに暮らすラッコは
エサ場を求め
千島列島のほうから やって来たと
推測されています>
<実は霧多布岬周辺は
昆布の森がある豊かな海>
<ラッコのエサとなる貝やカニが
豊富に取れるんです>
<でも 冷たい海で…>
(ベルサイユ) え~!
(鈴木先生) …っていうような
戦略 持ってます。
(ベルサイユ)
どういう感じなんですか?
硬いんですか? 毛は。
<根室市の資料館に…>
<…が展示されていました>
(外山さん) すごい やわらかくて
ふわふわです。
(ベルサイユ) もっと 何かこう…。
硬いのかなって思いながら
見てたんですけど。
<1cm四方に15万本以上も
生えているんです>
<一般的に犬の毛が
2000から5000本と
いわれているので
実に その30倍以上!>
<上の毛と その下に
みっしり生えた細かい毛で
空気の層を作り
冷たい海でも寒さを感じず
浮かんでいられるんです>
<さらに 観察を続けていると…>
えっ?
(ベルサイユ) ホントや!
<沖のほうから
もう一頭 やって来ました>
<すると…>
(鈴木先生)
今 ちょっと見てると…。
…って気もしてるんですよね。
(鈴木先生) あ…。
(スタジオ:所) そんなのも撮れたの?
<なんと 目の前で交尾が!>
<現在 日本の水族館にいる
ラッコは わずか4頭>
<絶滅危惧種に指定され
新たな個体が
輸入できなくなったことで
飼育下での繁殖が
難しくなりました>
<そのため こうして
繁殖行動を見られるのは
野生ならでは>
<かなり
貴重なことだったんです>
(スタジオ:所) すごいね! これね。
また あのお姉様。
3分で見つけちゃったっていう。
なっかなか見つかんないのかなと
思ったら すぐ見つけてたね。
「あれ? ラッコだ」なんて。
ちなみに 霧多布岬のラッコを
毎日 観察して
調査保護に取り組んでいる
NPO法人エトピリカ基金の
片岡さんという方によりますと
現在…。
(スタジオ:佐藤) こちらが
片岡さんが撮影した
生まれて間もない
赤ちゃんの映像です。
子供の頃は ほとんど
お母さんのお腹の上で
過ごしていて
こちらは
お母さんのおっぱいを
今 飲んでいるところ
だそうです。
これまで何頭も
生まれているそうですよ。
初めて見た。
(スタジオ:所) 浮いてんだよ
子供の時から こうやって 海。
こうやって冬の動物園とか
海の野生の動物 見るのいいね。
(スタジオ:佐藤)
新しい発見がありましたよね。
次回は何ですか?
次回は 日本農業遺産
三方五湖の科学です。
性質の異なる5つの湖があり
豊かな生物多様性
独特な自然環境を守っています。
一体 なぜ自然豊かな環境を
保っているのか?
その魅力を徹底調査。
さらに 新プレゼンターが
三方五湖を象徴する
伝統漁にも挑戦。
伝統漁とかあるんだ。
みたいです。
それも ちょっと知らないんでね
興味津々ですね。
お楽しみに。
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