所さんの目がテン![字]日本農業遺産・三方五湖で伝統漁に挑戦!…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

所さんの目がテン![字]日本農業遺産・三方五湖で伝統漁に挑戦!

湖ごとに塩分濃度が違う?日本農業遺産にも認定される三方五湖▽水面に竹棒を叩きつける?変わった伝統漁にいかちゃんが挑戦!▽三方湖のコイやフナは臭くない?その理由は

詳細情報
出演者
【MC】所ジョージ
【実験プレゼンター】阿部健一(セバスチャン)、いかちゃん、佐藤真知子(日本テレビアナウンサー)
番組内容
伝統的な農林水産業を守る農業遺産「三方五湖」の魅力に迫る▽5つの湖の塩分濃度が違う独特な環境で行われる伝統漁とは▽漁が行われる湖と里山の切っても切れない自然循環▽水面に棒を叩きつける?魚の習性を利用した独特な伝統漁に新プレゼンターいかちゃんが挑戦!▽三方湖のコイやフナは臭みがない?刺身で食べられる理由とは
音楽
新エンディングテーマ
【タイトル】未来
【歌】所ジョージ
おしらせ
http://www.ntv.co.jp/megaten

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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♬~

(佐藤) <日本各地に存在する

伝統的な農業や林業 漁業を

今もなお 守り続ける地域>

<かがくの里と
友好関係を結んだ

輪島市の白米千枚田がある

石川県能登地域も

重要かつ伝統的な農林水産業を
営む地域として

世界農業遺産に
認定されています>

(スタジオ:所) ホントにキレイ。

<実は 日本には

このような地域が
他にも たくさんあるんです>

<そこで 伝統的な農業
漁業などを実際に体験し

後世に残すべき…>

<今回 訪れた場所は…>

<この地域は
農林水産省が認定する

日本農業遺産の1つで

水深や塩分濃度の異なる
5つの湖が隣接する

独特な環境が特徴の場所です>

<そこでは 5つの異なる湖で
さまざまな伝統漁が行われ

周囲を囲む里山と共に

地域内で 自然資源が
循環されているのです>

<そんな…>

<一体 何なのか?>

<そして 三方五湖を象徴する…>

(スタジオ:所) これ 漁なの?

ふぅ…。

<長さ3mの竹を
力いっぱい振り下ろす

珍しい漁>

エイっ!

<実は 魚の習性を利用した
漁法だったんです>

<本日の『目がテン!』は
後世に残すべき農業遺産>

三方五湖 面白そうね。

これ5つ 全部 何か違うんだ。
そうなんですよ。

まず この 三方五湖なんですが

福井県にありまして

5つの湖を総称した場所で。

こういった場所なんですが

それぞれで
塩分濃度が違うんですね。

こうした環境ですので

湖ごとに 生息している
魚も違って

湖ごとに さまざまな伝統漁が
行われているんです。

5つ 魚がみんな違うから
漁も違うんだ。

そういうことなんですね。
面白い。

さらに この 三方五湖の地域は

重要かつ伝統的な
農林水産業を営む地域として

農林水産省から 日本農業遺産に

認定されている
地域でもあるんです。

日本農業遺産… いいね
その 言葉がいいね。

さぁ まずは 三方五湖とは

どんな湖なのか?
調べて来ました。

<三方五湖とは

三方湖 水月湖 菅湖

そして 日向湖 久々子湖の

5つの湖の総称で

それら全てが
水路でつながっているんです>

(スタジオ:所)
これ 言える人 少ないよ。

<それぞれの湖は
塩分濃度 面積 水深が異なり

淡水魚 汽水魚 回遊魚など

多様な魚類が生息しています>

<さらに
ナガブナやタモロコといった

貴重な固有種も
生息している湿地であり

国際的にも重要な場所として…>

<…に登録されているんです>

<そんな三方五湖を知るための
キーワードは…>

<調査するのは…>

(いかちゃん) どうも~!

♪~ Y.M.C.A.

いかちゃんです!
よろしくお願いします!

<ピン芸人>

<実家は魚屋さんを営んでおり

小さい頃から
魚に慣れ親しんでいる

今回の企画には うってつけの方>

<早速 三方五湖の漁師さんを
訪ねます>

おはようございます!
(田辺さん) おはよう。

うわ~ お父さん!

(田辺さん) おはよう。
おはようございます。

どうも…。

はい どうも…。

田辺さんです。

<この方は 三方湖で…>

<三方湖で行われる伝統漁を
早速 教えてもらいます>

<と思ったら なぜか 車で移動>

<いかちゃんが
連れて来られた場所は

なんと 山!?>

(スタジオ:所) どういうこと?

<湖を一望できる
近くの里山です>

<湖で行われる漁と
この場所の関係は?>

これ? 大っきいやつ。
これ。

え~?

そうです 山へもらいに行きます。

<なんと 切り落とされた…>

<…するというんです>

<三方湖で行われる
伝統漁の1つ…>

<と呼ばれる漁は…>

<実際に見せてもらうと>

(スタジオ:所)
うん あの木の枝に入ってんだ。

これに エビさんとかが
入ってるってことですか。

ここに この間に…。
あっ ここもいた ほら。

あぁ いる いる… 小さいのが。
ここ いる。

こんな感じの。
そう そうそうそう。

それ タモで受け取る。

<林業を営む人から譲り受けた

捨ててしまう枝を使って行う

里山の資源を生かした
漁なんです>

<さらに 湖周辺の…>

<…は これだけではなく

たたき網漁という漁で
使用する竹も

近くの里山から>

<細長い筒を湖に沈め

そこに入るウナギを捕まえる
筒漁は

過去には 里山にある竹を
使っていました>

<そう 三方五湖で行われる
伝統漁は

里山とは切っても切れない
関係にあるんです>

<さらに 里山と湖のつながりは

これだけではありません>

<三方五湖の生物多様性について
研究する

富永先生に聞くと…>

他にも いろんな魚
いるんですけれども…。

どういった所で
産んでるかっていうと…。

<三方五湖周辺の田んぼは

湖と 水路を介して
つながっています>

<春になると…>

<田んぼは水深が浅く
多くのプランクトンが生息するため

魚の繁殖に適した環境>

<いわば 揺り籠なんです>

<地域の人々は
魚が遡上しやすいように

魚道を造ったり…>

<農業用の水路に

シュロと呼ばれる植物を設置し

産み付けられた卵ごと
田んぼに移したりなど

産卵を助ける活動も
行っているんです>

<里山と湖のつながりを
人が手助けしています>

<さらに…>

三方五湖っていうのを
見て行くと…。

(富永先生の声) 一部は…。

では 一方的に
陸から湖だけなのかっていうと

そうでもないんですね。

っていうような そういう…。

…ということになります。

<里山と湖の自然環境が

相互に作用し 循環することで

三方五湖周辺の自然が
守られていたのです>

湖だけをやろうとかさ
山だけをやろうじゃなくて

ちゃんと考えてるのが
すごいですね。 そうですね。

人の動きが美しいじゃん まず。
はい。

「別に魚道いらないよ」なんて

「俺は田んぼで
お米だけ作りゃいいんだから」

ってなると
こうならないんだもんね。

そうですよね
地域の人にとっては

ホントに大切な存在なんでしょうね。
すごいね。

あと いらなくなった枝で

枝を丸めて漁をするとか。
面白かったですね。

こんな美しい所があるんだね。

<このあと 日本農業遺産
三方五湖を象徴する

伝統漁に挑戦>

そうやって たたく お~!

<日本農業遺産に
認定されている…>

<一体
どんな漁なのでしょうか?>

その漁は どういう感じで
やるんですか?

湖に出て…。

え~! 初めて
見たことないです。

え~!

<たたき網漁は 全長…>

<冬にしか行われない
三方湖の漁で

コイやフナを狙います>

<冬は水温が低いため
魚の動きは活発ではなく

水底で じっとしています>

<そこを
竹で水面を打ち付けることで

その…>

(スタジオ:所) なるほど 脅かすのね。

<使用する網は
網の目を大きくしていて

稚魚を逃がすため
資源を守る漁でもあるんです>

<400年以上前から続く漁で

現在 この漁を行う漁師は
8人しかいません>

すごい難しそうだけど。
一番大事なことは…。

青竹で。

…と。
パシ~ン!って。

<それでは実際に
漁の様子を見せてもらいます>

<まずは 網を仕掛ける場所に
向かいます>

この辺から行くわ。
お! 見つかった。

それ 網ですか?
(田辺さん) これが 網。

キレイ 網。

<網入れは
船を動かしながら行います>

(スタジオ:所) これも
手入れするんだから大変だよね。

<船を ゆっくり動かしながら

網を直線に 160mも仕掛ける
難しい作業>

<そして…>

あっ お師匠が終わられた。

<いよいよ 竹で水面を
たたいて行きます>

えっ ここで?

いいか?
はい!

(船のエンジン音)
う~!

今から師匠が…。

あ! たたいてる。

そうやって たたく お~!
こんなビュンビュン走らせながら。

うわ~ すごっ うわ~! 冷たい!

<船を走らせながら

勢いよく 水面を
たたいて行きます>

(スタジオ:所)
これで起きるんだ みんな。

<水しぶきが上がるほど
大きな音を出して行きます>

めちゃくちゃいい音。

(水面をたたく音)
うわ~ ビシっ!

<そして 仕掛けた網の
端までたたき

網を引きあげて行くのです>

早速 引きあげます。

あ… うわ~ あった!

(拍手)
一発!

すごい!

<まずは 大きなフナが>

よいしょ… 取れた! フナ。

わぁ~!

<さらに…>

あっちにもいるよ。

すごい… あ!
めちゃくちゃバタバタしてる。

これは何ですか?
これは コイ。

コイ!

比じゃないくらい
デカいんだけど… 待って!

コイです! 大っきい…
生きがいい。

<大きさ およそ30cmの
コイをゲット>

OK。

<その後も たくさんの
フナとコイが掛かっていました>

よいしょ…。
うっは~!

<1回の漁で

船のいけすが
いっぱいになるほどの魚が>

待って…。

うわ~ ちょっと…。

<いかちゃん
その不安を払拭するため

必死に練習します>

引っ張る…。

で 離す。

<竹のたたき方も練習します>

そうや もうちょい。

竹の面を使おう 竹の面を。
面?

そう! そんな感じ そんな感じ
上手 上手。

アハハ!

<伝統漁に挑戦するため

なんと 練習は
みっちり4時間も続きました>

あんな大きいのが
取れるんだからね。

すごい立派でしたね。
すごいよね。

…と言っていると いるね。
は~い いかちゃんです。

(笑い)
いかちゃんですか。

大変だった?

想像してた漁と違ったので。

あんな取れるとは
思わなかったんだ。

意外と あれで目が覚めるんだね。
そうなんです。

たたいて あんなにみんな
来てくれるんだって。

あれ はたから
情報知らないで見てると

いやいや 魚逃げちゃうから それ
って思うもんね。 そうですよね。

いかも 師匠超えを目指すために。

それは無理だと思うよ ねぇ。
(笑い)

<日本農業遺産に認定されている
三方五湖地域>

<その 5つの湖の中の1つ
三方湖で

江戸時代から続く
資源を取り過ぎない伝統漁

たたき網漁に
いかちゃんが挑戦します>

<漁を行う場所は

師匠である田辺さんに
選んでもらいます>

よし… ほな 行ってみよう。

よし…。

ほな 行くぞ。

よし そんで 網を段取りする。

もう…。

あ… 動いてた。

<ゆっくり動く船の上で

網が絡まないように
仕掛けて行きます>

そうそうそう! そうそうそう。

<いかちゃん 問題なく

長い距離の網を
入れることができています>

(スタジオ:所) この後 片付けるのも
大変だよ 網をね。

<そして…>

うにゃ!
よしゃ~ OK!

<網を仕掛け終え

いよいよ 竹で
水面をたたいて行きます>

よっしゃ
これから たたくんやぞ。

行きます。
はい。

<大きな音を出しながら

目いっぱい 竹を振り下ろします>

(水面をたたく音)

うぅ!

もうちょっと! ふぅ~。

エイっ!
<大きな水しぶきを上げ

湖にいる魚を
網へと追い込んで行きます>

エイっ。
よっしゃ OK!

ハァ ハァ…。

よし OK。
ハァ…。

準備できた?
はい!

<それでは 慎重に…>

今んとこ ちょっと… ないですね。

あ… あぁ!

ほ~ら 来た来た ほら 来た来た
どんどん やっとる やっとる。

来た!

よっしゃ そこや。
いた 魚だ。

おる おる まだ… 出せ!

うっ…。
よし。

おるやろ?
おる。

<いかちゃん
フナを捕らえました>

<その後も…>

いた!

よし。
(スタジオ:所) 慣れたもんだな おい。

(スタジオ:所) おいおい…
慣れたもんだよ これ。

<さらに…>

だいぶ… だいぶ おっ。

だいぶ…。

めっちゃ引く!
引く?

(スタジオ:所)重たい?
(スタジオ:いかちゃん)引っ張られる感じが。

見て!
ここにも… 巨大なの いる。

(スタジオ:所) 背びれが すごいよ。

<今までのフナとは違う
大きなサイズの魚が>

<いかちゃん 必死に
あげて行きますが…>

デカい! うわ~!

行くよ… う~!

ハハハ… こっち持って。

行くよ…。

ふんぎゃ~ ハハ~! 重~い!

キャ~!
(スタジオ:所) すごいね! それ。

見て… コイ!

<なんと! 80cmオーバーの

巨大なコイが
掛かっていたんです>

立派過ぎる。

<今日一番のサイズです>

重いってもんじゃないです
マジで。

<その後も漁を続け…>

取れた!

<見事 たたき網漁を
1人でやり遂げました>

OK!

<いかちゃん 師匠も驚く

いけすから あふれんばかりの
フナやコイをゲット>

これで生計成り立つなぁ。
ハハハ…。

今日は これ…。

やった~。

明日から… 漁師だ。

もう あんなに 魚取れたんで

やっぱ まず…。

そうやんな。

これは絶対に
食べてやらないとダメ。

だから…。

もう 食べることばっかり
考えてます いかは。

<ということで
田辺さん指導の下

調理師免許を持つ
いかちゃんと一緒に

フナとコイの刺し身を
造ることに>

(スタジオ:所)
役に立ったね 調理師免許。

<一般的には
こいこく 甘露煮など

火を通して食べることが多く

生の場合でも 洗いなどにして

臭みを洗い流すことが
多いのですが…>

(スタジオ:所) あっ ホント!

<これが…>

<冬が 脂ののった
一番おいしい時期>

<そして こちらが…>

<まずは コイから>

<ショウガじょうゆで
いただきます>

ん… ん~!

歯応え すごっ!

プリプリやろ?
うん。

<続いて フナの薄造り>

うん!

全然ない ホント…。

…と言っても
過言ではないぐらい

すごいおいしい。

<周辺のお店では

刺し身や煮付け料理を
提供しており

田辺さんら漁師は
注文が入ったら

お店に おろしているんです>

(スタジオ:所) 注文も入るだろうね
これ キレイだから。

<三方五湖の恵みを堪能した
いかちゃんでした>

取れたじゃん!
めちゃくちゃ取れました。

よかったね。
ありがとうございます。

こんなだぜ だって
80cmだよ。

あと 食べてさ

どうしても土臭いでしょ?

いえ ホントにこれが
びっくりだったんですけど

ホントに…。

どういうことなんだろうね?
そうなんですよね。

鮮度がまず いいということ
そして

水質を改善する取り組みが
されているというのも

あるんですが

三方湖の場合は
冬に漁をしているということが

最大の理由と考えられるんですね。

ただ この
フナやコイというのは…。

食べてないのね?
はい ですからこの

冬の三方湖というのは

臭いの物質が少ないということが
考えられると。

じゃあ 冬のこの時期に取ったのは
おいしいんだね。

これはホントに おいしくて。

コイのほうが 脂がのってて
フナも あっさりいただける。

両方褒めようとしてて無理がある。

両方食べてほしいんです。
どっちが好き? コイでしょ?

なるほど 「いかはコイ」って

訳分かんない。
すいません。

ご苦労さまでございました。
ありがとうございました。

次回 お楽しみに~。

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