出典:EPGの番組情報
徹子の部屋 大和田伸也&五大路子夫妻[字]
~63歳で逝った義妹・岡江久美子さんの言葉に~大和田伸也さん&五大路子さん夫妻が今日のゲストです。
◇ゲスト
結婚42年を迎えた大和田伸也さん&五大路子さん夫妻がゲスト。共に俳優の2人が揃って番組に出演するのは大変に貴重。今日は交際期間半年の電撃結婚の真相や、コロナ禍で別々に楽しむ「おうち時間」の過ごし方を明かす。
◇番組内容
現在は次男夫婦と2世帯同居中。次男の妻は料理上手だが、大和田さんも魚料理に腕を振るっているという。そんな大和田さんの弟・獏さんの妻・岡江久美子さんが亡くなり間もなく2年になる。あまりの衝撃に今でもまだ信じられないという2人。弟家族とは仲が良く、なかでも一番の想い出は兄弟夫婦で出演した舞台。岡江さんがその直後に出演した『徹子の部屋』で嬉しそうに興奮気味で語る34年前の映像に、2人は言葉を詰まらせる。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(黒柳)
わあー お奇麗ったらないわね。
はい。 ご結婚式でございます。
(大和田)そうですね。
このお二人が結婚42年目を迎えた
大和田伸也さんと五大路子さんの
ご夫妻でございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
出会って半年
「一緒に芝居をやっていこうね」
というのが
プロポーズだったそうで
ございます。
ご夫妻での出演は
初めてでございます。
そうですね。
今まで あれでしょ?
あまり一緒に出ようと
してらっしゃらなかったんでしょ。
もうね いい年になりましたし
そろそろ… なんといいますか
落ち着いて 穏やかに
話し合えるんじゃないかと
思いまして。
そして なんといってもね
徹子さんにお会いしたかったから。
そうなの?
まあまあ 恐れ入ります。
お会いしたかったです。
どうも。
前 同じ事務所だったのね。
そうなんです。
偶然とは言いながら。 そうよね。
ただ ほら 弟さんの
大和田獏ちゃんの奥様が
岡江久美子さんで。
残念ながら お亡くなりに
なったんですけど。
そのお話も
あとのコーナーで
じっくり
お伺い致しますけど。
このお二人は NHKの朝ドラに
お出になってですね
もう 大鳴り物入りで
お出になった…。
別々のものですよ。
そうですね。
彼女が『いちばん星』の
ヒロインでですね…。
佐藤千夜子役。
佐藤千夜子。
で その前に… 何年か前に…。
5年前。
『藍より青く』という。
それ なんとですね
彼女はヒロインでしたけど
その頃 僕は
ヒロインの相手役だったんですよ
若かったから。
うん。 それで 大和田さんは
後輩に 親切に
色々指導なすったりなんかして。
そうですね。 なんか
『水戸黄門』をやってる時に
ゲストで出て頂いて。
初めて京都の撮影所にね
ゲストでいらしたんで
ちょっと
先輩面をしましてですね
ちょっと…。
あっ 奥様に。
私ね 東映の撮影所が
初めてだったんです。
朝ドラで… とにかく芸能界の事を
なんにも知らなかったので
ご挨拶の仕方も わからなくて
ウロウロしてたら この方が
「いいかい? これから
ご挨拶に行くんだよ」って言って
東野英治郎さんとか
里見浩太朗さんのとこに
挨拶回りに連れていってくれて。
うーん。
はあー
親切な方がいるんだなと思って。
それが きっかけだったんですね。
あっ そう。
余計なお世話だったかも
しれませんけど。
それで仲良くなったの?
そうですね。 はい。
仲良くなったかどうか
わからないですけど。
でも 第一印象はよかった?
とてもよかったです。
優しいお兄さんみたいな感じで。
そうなの。
あなたは こちらの方
どう思ったの?
そうですね…
純粋そう… 「そうで」っていう事は
ないですけど。
純粋で なんか こう 本当に
生まれたての…
みたいな女の子で。
人を疑わない?
はい。
だから
可愛いなと思いましたけど。
あら。
伸也さんも若かったわよね。
あなたも若かったね。
そうですね。
フフ…。 でも お若いお二人で
どんなとこ行ったの?
デートって。
いや ほとんど…
こちらも 劇団にいましたから
うるさいし 周りがね。
で どこも結構ね
そういうの あれでしたから
ほとんど あれだったよね?
でもね
2回だけデートしたんですよ。
私… 『キタキツネ物語』。
映画ね。
でね 行く時は
3メートルぐらい後ろから
私がついていって
わからないように 見て。
で 二度目が『ゾンビ』。
『ゾンビ』?
なんで そんなもの見たの?
デートに
『ゾンビ』に連れていったんですよ。
それで びっくりして
途中で気持ち悪くなっちゃって
「すいません。
気持ち悪いんで…」って出て…。
いやいや もうね 私も
内心 しまったと思いました
始まってから すぐ。
連れてこなきゃよかったと思って。
でも 当時
今と時代が違ったんで
文通なすってたんですってね。
そうなんですね。
っていうか 彼女が
お手紙を書くのが好きなようで
巻紙にね 奇麗な筆字で。
あっ すごい。 うん。
それで
お手紙を頂くものですから
すっかり私も
あっ すばらしいなって
その時…。
やり取りの中で 今みたいに
携帯電話とかなかったんですよ。
そうそうそう。
かといって 会う事もできないし。
そういう形で
舞台の時とかなんかに
お手紙… どうだったとか
書いてくださって
お返事を書く
という感じだったんですね。
その手紙なんか もらったりすると
やっぱり うれしいでしょ?
うれしかったですね 本当に。
ねえ。
お若いのに こんなね
筆字でって思いましたよ。
ねえ。
筆でなんか字を書けるなんてね。
いえいえ いえいえ…。
でも 交際半年で
結婚なすったそうですけど
決め手は なんだったんですか?
そうですね
さっき 黒柳さんも
おっしゃいましたけど
純粋で
生まれたての赤ん坊みたいで。
それで 人を疑わないんで…。
本当ね。
このまま放っといたら
いけないなと思いまして。
「いけないな」だって。
オオカミから
私が救おうと思いまして。
まあ。
オオカミから
僕が救ってあげなきゃっていう
そういうふうに思ったんです
男心に。
可愛い妹のように思って。
はい。
あなたは どうですか?
私はね すごく…
お兄ちゃんっていうのを
すごく求めてて
お兄ちゃんだな
この人はと思って
結婚しちゃったんですね。
もう インスピレーションで
なんか あっ
この人と結婚するんだなって
直感を感じて。
すごいじゃない。
それで結婚なすったら
どうでした?
これは日本で…
披露宴なんですね。
すごいよね。
その前にハワイで
結婚式なんか
したりしてるんですけど。
これですね。
これ 京塚昌子さんのお店で
衣装を借りて。
あっ そうなの。 ええー。
青い空と海の見えるとこで
結婚したいっていうのが
私の希望だったんですね。
それで ハワイのワイメア…。
フォールズ・パークという…
外ですね。
外で。
雨降ったら どうするんだった?
っていうんですけども。
外で… 野外で 海が見えて…
結婚式を挙げました。
鳥の声も聞こえたし。
よかったね。
鳥がみんな まいたあれを
ポッポ ポッポ取ってるのが
印象的でした。
本当? すてきね。 あっ そう。
でも その時は
妹みたいに思ったけど そのうち
だんだん 頼れるお姉さんに
なったんですって?
そうですね。 結婚したてが
そういう感じですけど
まあ しばらくすると
逆転といいますか…。
結構ね お姉ちゃんみたいに
頼れる人だったの。
僕が ほら 例えば
芝居の演出するんで
しばらく役者を辞めたり…
休んだり
それから
映画を撮ったりするんで
そういうのをやっていいかって
聞いたんですよね。
そしたら 「やりなさい」と。
「自分の夢をね
ちゃんと実現する事が大事だから
そんな他の事は心配いらないから
任せておきなさい」って…
ドーンと任せておきなさい
っていう感じでね…。
「ドーンと」なんて言ってないわよ。
まだね 初々しかったんですけど
やっぱり 夢を追い掛けるって
すごいすてきだから。
『水戸黄門』とかね 一度 辞めて
もっと
違うものにチャレンジしたいって
相談を受けたんですよ。
「家計 苦しくなるけど どうだ?」
って言われた時に
「だって 夢があるんでしょ?
演出したり
他の舞台 やりたいんでしょ?」
って言ったら…。
「そっちを追い掛けるのが
いいんじゃない?」って。
で 私も それを…
夢見る事が好きなので
応援するっていう事で… ねっ。
やった事がありましたね。
それとね…。
いい奥さんじゃない。
いい奥さんですね。
そうよ。
それでね 彼女は お芝居を
自分でやってますよね。
横浜夢座。
横浜夢座をね。
その… 何周年だっけ?
えっとね 5周年と10周年の時に。
その時にね なんか…
なんとかテンダイヤモンドの
代わりにね
友情出演してくれない?
みたいな形でね
それで その夢座に
出演させて頂いたんですよ。
それで ある時に 出番を待つのに
ちょっと 横で…
舞台の袖にいたらですね…
彼女に ちょっと
話しかけたんですね。
そしたら いかにも やっぱり
劇団のリーダーらしい
デンとした…。
デンとなんかしてない。
しててね。
家にいる時と全然違うんで
あっ さすがに ちゃんと
劇団を率いるっていうのは
こういう事だなってね
感心しました。
そう。
やっぱりね 私 役者としては
すごく尊敬してたんですよ。
やっぱり うまい役者さんだなと
思っていたので
とっても うれしかったのと
いい役者さんと芝居できたなと
思っております。
いいじゃない。
どうしましょ。
ありがとうございます。
伸也さん いいじゃないの。
そうですね。 あっ そういうふうに
思っていてくださったんですね。
思っております 今でも。
ありがとうございました。
はっきり言って
俳優同士の夫婦って
なかなかうまくいかないじゃない。
そうですね。
そうよ。
そうですかね。
知らないけど。
そこで深くうなずいてはいけない。
僕も知らないけど。
そこで深くうなずいちゃ…。
だから やっぱり 今 言ったように
それぞれの夢をね 大切にして…。
それで ほら 奥様は
こういうふうにさ
あなたのおっしゃる事は
全部 正しいわ
あなたが おやりになりたい事は
おやりになったら どうって
こんなふうに出てくだされば
うまくいきますよ。
そうですよね。
いつも そうして… あっ 違うか。
でも 自分の意見は
ちゃんと言いますし。
だから 色んな事を
家庭には持ち込まない…
分けようっていうふうにして
お互いに
お互いの人生を大事にして
生きていこうという
お友達的な感じで…。
そうね。
基本的に
今みたいな感じであれば
あとは もう お友達みたいに
仲良くやっていれば
いいんじゃないかなと
思いますけどね。
偉そうに言えないですけどね。
フフフフ…。
偉そうにだって。 うん。
で お二人 息子さんが
いらっしゃるんですけど
2人共 もう
ご結婚になったんですって?
そうですね。 長男は
すてきなお嫁さんをもらって
今も芝居
色々やったりしてますけど。
舞台とか 映画とかね
テレビにも出てますね。
次男の健介ね 可愛い嫁さん…
はすみちゃん もらってね。
2人で今 一生懸命やってて。
で はすみちゃんも…。
で 彼は同居してるんです。
健介たちは。
あっ そうなの。
お兄ちゃんは独立してまして。
で 一生懸命ね…。
じゃあ
健介さんと はすみちゃんは
一緒に暮らしてるの?
はい。 よくやってくれてね。
朝ご飯を作ってくれたりもするし。
あっ そうなの。
すごくいい子が来ましたね。
それで とっても若いのに
お料理が上手なんですって?
そうですね。 色々工夫して
頑張って作ってくれますよね。
でも 大和田さんは 今まで
お台所に入らなかったんだけど
この頃は入るんだって?
ちょっとは。
いや 男なんとかって
言うじゃないですか。
…だったんですけど。 でも 実は
自分のおつまみぐらいは
作るぐらいしてたんですけどね。
で 今も
あんまり作らないんですけど
お魚とか
みんなが苦手なものだけね…。
これから さばくの? あなたが。
そうなんですよ。
それぐらいは できるんですよね。
大きいお魚。
海育ちですから。
あっ そうか。
まあ 大和田伸也さんにすると
義妹にあたるんですけど
岡江久美子さん…。
弟さんの獏ちゃんの奥さんだった
岡江久美子さんが
2020年に肺炎のため
亡くなりました。
本当に
お元気な方だったのにね。
全くね。
いや…。
いまだに
信じられないですけどね。
いきなりだったでしょ?
うん。
獏に なんて言っていいか
わかんない…
いまだに まだ ねえ…。
獏ちゃんに。
でも 今 電話するとね
すごく元気なんで。
獏ちゃん?
ええ。 だから
安心してるんですけど。
ただ 今
こういう状況なので
一緒に酒も飲めないんで
じっくりと心の中までは
まだ聞いてないんで。
でも 私 テレビでね 見たんだけど
獏ちゃんがね
お骨を こうやって持ってね
お見舞いにも…
病院に行けなかったし
今 初めてね
こうやって会ったんですなんて
言ってたからさ すごく
かわいそうだったなと思って。
一番 コロナの
ひどい時だったんでね。
絶対
近付いちゃいけない時だったのね。
あっ そう…。
随分 かわいそうだったわね。
岡江さん自身もね
あんなに元気な方だったのにね。
そんな事になるって
夢にも思ってなかっただろうから。
五大さんも お寂しいでしょ?
ねえ…。
お正月に みんなで…
家族で会う事があって
大和田さんの。
お兄さんとかね
お姉さんも 全部…
全部のファミリーが
お正月 必ず集まってたんですね。
名古屋のお義母さんと一緒にね
ゲームしたり色んな事を
楽しくやっていたので…。
特に岡江久美子さんっていう方は
テレビに出ても… 朝の番組なんか
やっていらしても
お元気な… ねえ スパッてやって。
そうそうそう。
スパスパスパッてね。
私も何回か出させて頂いたけど
本当に感じのいい方でね。
本当にね。
で 朝早くから元気で。
だから ああいう方が
急に亡くなるっていうのは…。
ズバッと言う人ですからね。
そうそう。 そうよ。
ちょっと 何年か前に オペラで
日生劇場でやったんですけど
そこで 一番いいお部屋に
入っているのを見てですね
彼女は「出世したわね」っていう
そういうタイプで。
「なんで?」って言ったら
元々 日生劇場に出た…
「最初 出た頃は劇団四季だから
一番下の いっぱいいる所…
楽屋だったでしょ?」。
「それが 今
一番上に上がってきたんだから
出世したわね」って
そういうタイプの
女性でしたからね。
なるほどね。
一番の思い出は
五大さん なんです?
岡江さんの。
やっぱり みんなで集まった時が
とっても楽しかったので。
で お買い物にも
一度 行った事があって 一緒に。
新宿に お洋服を買いにね。
でも 私が
いつも のんびりしてるんで。
久美ちゃんは本当に手際よくて。
お子さんのお弁当も
ずっと作ってたし
何やるにも お仕事と両方
バーッてやっていらしたんで。
2人で買い物 行ったんですけども
私がのんびりしてるんでね…。
きょうだい4人で
芝居やった事あるんですよ 一回。
ええー。 同じ舞台?
ええ。
それが すごく楽しかったですね。
うーん。
私の演出の芝居で 獏ちゃんが
時々 出てくれてたんですが
全員 集まってやったのは
初めてで。
あっ そうなの。
懐かしい。
久美ちゃんは初舞台でね。
だから すごく懐かしくて…。
可愛い。
うん。 可愛かったですね。
VTRでね 岡江さんが
舞台の話をしていらっしゃるので
ちょっと いいですか?
見て頂いて。
あっ そうですか。
「あなたのご主人の
大和田獏さんの
お兄様の大和田伸也さん
俳優さんの」
「奥さんが五大路子さん」
「そうなんです」
「路子さんが慌て者だと言って…」
「どう慌て者で… どうしたの?
子供が風邪引いた?」
「子供…
悠太君っていうんですけども」
「急に熱が出て
もう 慌てちゃってね
風邪薬とか バーッて用意して
自分が飲んじゃったんですって」
そう。 だって…。
「子供に“薬は?”とか言って。
“まだ 僕 飲んでない”
とか言うから
あっ 私が飲んじゃったんだとか
思ったんですって」
「まあ」
「どう慌てても 子供に飲ませる
そのね お熱の風邪薬を
自分が飲んじゃうっていうのも…」
「おかしいですよね」
「ああー よかったとか
思ったらしいです 飲んで 本当に」
「さて あなたの
ごきょうだい4人で
お芝居をするというのは…」
「大和田一家としてはね 全員が
俳優さんでいらっしゃるんで
4人でっていうのが とっても
うれしかったんですって?」
「そうですね。
でも 最初 お話があった時は
もう 嫌でした 夫婦で。
私たち 割と夫婦でテレビとか
結婚後 出た事ないんですよね」
「普段でも夫婦だから
それを今さら テレビで売っても
おかしいでしょ。
それで 嫌だなとか思ってたけど
4人が全部 俳優で
演出を伸也さんがやりました」
「ああー」
「厳しい稽古で もう 大変でした」
「すごかったんですってね」
「みっちゃんも泣いたりして」
「私は居直ったりして。
可愛くないんですよ その辺が」
「奥様 泣いたりして?」
「そうなんです」
「もう 稽古場に入ったからにはね
ちゃんと
演出家と女優っていう立場で…」
「2階に上がると
仲いいらしいんですけどね」
「その家は自分のお家の…」
「ええ」
「地下に稽古場があるんです」
「地下をお稽古場にね なすって…」
「だから 上へ行くと
仲がいいんだけど そこ行くと
もう…」
「もう 厳しいんですよ」
「妻でも夫でもないと。
女優と演出家の関係」
「それで 伸也さんも
出ていらしたんでしょ?」
「俳優として」
「そうです。 はい。 出ました」
「一番
セリフ覚えは悪かったですね」
「一番最初から 私
こういう小さい劇場で
やりたかったんで
本当に夢がかなって」
「しかも それが成功に終わって
すごく自分としては
プラスになって よかったです」
「よかったですね」
うーん…。
本当にピチピチして可愛い。
どうですか? ご覧になって。
もう なんか 天真爛漫でね。
本当に 今
久美ちゃんが言ったとおり
私 おっちょこちょいなんですよ。
フフフフ…。
それで 慌てん坊で
すぐ泣いちゃうんですね。
だから そういう私に対して
ああやって温かい…
今 初めて聞きました。
あっ そう。
お薬ね あなたが
飲んじゃったっていうのがね
子供にあげないで。
こんな事をね
言ってくれてたんだね
本当にね。
本当。
だから ピチピチして…
キャピキャピしてるように
一見 見えますけど
やっぱり
すごく温かい子だったんだろうね。
優しい人。
獏ちゃんと仲良くてね。
そう。
ん? 獏ちゃんと?
うん。 本当 うらやましいほど
仲良かったです。
本当。
お料理も上手だったしね。
獏ちゃんと2人で作って…。
あっ そう。
でも お家時間の時は
お二人は別々に楽しんで。
大和田さんは
油絵を描いてらしたんですって?
そうですね。
元々 油絵 好きなんで
たっぷり描けるやと思って
油絵 描いたんですが
ちょっとね
この期間に描いちゃったらね
絵が暗いんですよ。
あっ そうなの。
それでね これはいかんと思って。
もう こういうね…
なんか 暗くて。
それで 油絵 描くのは やめて
それで もう
テレビで見れる映画を
200本ぐらい見たんですけど。
それでも なんか あれなんで…。
そしたら 健介がね
ゲームやろうって。
僕… ほら みんな
こうやってやってるでしょ。
大嫌いだったんですよ。
えっ なんで みんな
こんな事してるのって。
そうそう そうそう。
でも それを彼に言われて
やるようになったらですね
すごい楽しくて。
囲碁ゲームとか
ゴルフゲームとか…。
あるの?
いっぱい制覇しました。
へえー。
五大さんは
ゲームは おやりになんないの?
やらない。
私はね 外を歩くのが大好きで。
つい最近…
これ 大山なんですけど。
自分にとっては
すごい一番高い山です。
千二百五十何メートルかな。
これをね 登れた時は…
登る時は苦しいんですよね。
だけど 登っていった先に
展望がすばらしいっていうのが…。
コロナの収まった時期に
ちょこちょこっと一人で行って
歩いてます。
あっ そうなの。
あと やっぱり 私
母のお世話をしてるので
母から聞いて…。
実家にね
お茶っ葉があるんですよ。
するとね 母が 「私が若い頃は
新芽を摘んで お茶を作った」と。
それから
よもぎが生えてたら
よもぎだんごがあると。
全部 このコロナの時期に
母に教わって
マイティー。
我が家のお茶と それから…。
マイだんご?
よもぎだんご。 マイだんご。
それから フキを採ってきては
フキをむくのは…。
そういうのを… フキを煮たりとか
結構 和食が上手になりました。
すごい。
お母様 静江さんとおっしゃって
96歳でいらっしゃるんですって?
そうなんです。
お元気?
はい。
二十歳の時に
終戦だったので
やっぱり 毎日
戦争の事は話します。
だから そういう時に
色々 振り返る事が…。
今 どれだけ贅沢かなとかね
作る事の大事さも
教えてもらったりして。
お母様
見ていらっしゃると思うので
お母様に ひと言 いかがですか?
お母さん 路子です。
今 徹子さんと一緒ですよ。
お母さんに教わった色々な事
教えてもらった事
たくさんの事を
私は これから身につけて
これから生きていきます。
お母さん ありがとう。
これからも長生きしてね。
まあ あなた お上手ね。
ああー よかった。
主人も よろしくお願いします。
主人も よろしくお願いします。
五大さんは去年 文化庁の
地域文化功労者表彰っていうのを
受けたんですって?
長年にわたって 女優として
優れた活動で
地域文化の振興に
貢献しているという事で。
『横浜ローザ』を
やっていらっしゃる事で。
あと 横浜夢座っていうのも
やっていて。
そうよね。 いかがでした?
その知らせがあった時は。
いや もう 思いもかけなくて。
それで 伺ったらば
こんな日本中に
その地域に根ざして
コツコツと その場所から
発信していらっしゃる方が
いるんだと思うと
そのお仲間に入れて頂いたのが
本当に すごくうれしかった。
あなた
この方と結婚してなかったら
横浜の芝居は しなかったかしら?
そうかもしれないね。
この受賞記念公演がありまして
『横浜ローザ』は5月の14日…
11日から15日まで。
県立の劇場で
今年も上演させて頂きます。
そうですってね。
横浜に 実際に実在した
女性の一人芝居で。
そうですね。
戦後を生き抜いた一人の女性の
生きざまです。
大和田さんは
芝居に情熱を燃やす妻を
どう思って
いらっしゃるんですか?
そうですね さっきも
ちょっと 言いましたけど。
やっぱり 自分の…
僕にも言われましたけど。
やっぱり 夢をね…
自分の夢を追い掛けていくって。
その姿…。 で また
この横浜っていう所に
根ざしてやるっていう。
大変な努力だと思うんですよね。
それ 自分でやるわけですから
制作も全てね。
もちろん 仲間はいるけど。
だから
それは大した事だなと思って。
切符も売らなきゃなんないしね。
そうそう そうそう。
でも そうやって
一生懸命 頑張ってるからこそね
夫婦 うまくいってるんじゃ
ないかなと…。
まあ そうですよね。
ベッタリじゃなくてね。
で もう 子供も大きくなったしね。
大和田さんの夢は
映画監督なんですか?
そうですね。 映画 何本か
前は作らせてもらったんですけど
松方弘樹さんやなんかと。
もう一本
やっぱり 作りたいですね。
その時はファミリー
みんなに出演して頂いて。
前は本当に ファミリーは
あれしてなかったんで
今度こそ ファミリー全体で…。
大家族っていう…。
路子さんにも出て頂いて…。
いやいや…。
いやいや… その…。
私 スタッフで応援する。
もう スタッフ 慣れてるから。
そうですか。
はい。
はい。 ハハハハ…。
でも まあ みんなで
作りたいというのが夢。
もう一本
作りたいなと思ってますね。
なるほどね。
うまくいくといいですよね。
大家族をね テーマにして。
今 みんなにとって必要なのは
家族なんていう事ですものね。
だから やっぱり
どんな時代になっても
やっぱり 家族っていうのは
大事なんでしょうね。
心のつながりっていいますかね。
そう。
ところで 今日 ご夫妻で
ご出演くだすったわけですけども
お二人でお出になったお気持ちは
いかがですか?
いかがですか?
いや 緊張します。
そう?
わかるでしょ? 緊張してるのが。
もう なんか
硬直状態に入っております。
ハハハハ…。
硬直? フフフフ…。
何? それ 何?
旦那様がいるから?
そう。 舞台に出るよりも
緊張してます。
ええー。 本当?
本当。
僕も同感です。
何…。
でもね こうやって 本当に
落ち着いてね
穏やかに話し合いできて…
徹子さんの前で お話しできて
ご報告できて
本当に よかったと思ってます。
すごいですよね 考えてみれば。
同じ事務所…。
ねえ。
お子さんも 無事に2人育てて。
それで これから
一緒に芝居やっていこうなんて
言ってるんですから
お幸せよね はっきり言ったらね。
本当 これからも お元気で。
(2人)ありがとうございます。
『徹子の部屋』は
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