出典:EPGの番組情報
世界ふしぎ発見!いざ!あした誰かに伝えたい鎌倉[解][字]
古都・鎌倉の街歩きが何倍も楽しくなる!最新グルメ&(秘)仏像情報▽発掘されたお宝が明かす鎌倉武士の驚き豪華生活▽昭和の日本を激震!レトロ洋館に秘められた大騒動の物語
出演者
草野仁 黒柳徹子 野々村真 出水麻衣(TBSアナウンサー)
SHOCK EYE(湘南乃風) 松井玲奈 岡田圭右(ますだおかだ)
みほとけ
ナレーター 八嶋智人
おしらせ
プレゼントの応募は、電話と番組ホームページから。抽選で豪華賞品とクリスタルヒトシ君が当たります。全問正解者が出た場合のみ、旅行券10万円のプレゼントがあります。
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/制作
テレビマンユニオンおことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
バラエティ – クイズ
福祉 – 文字(字幕)
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キーワード出現数ベスト20
- 鎌倉
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- 正解
- 大仏様
- 仏像
- 当時
- 表現
- 場所
- ホント
- 奥西
- 昭和
- お寺
- プレゼント
- 修復
- 藤川
- 日本
- 武士
- 気持
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
<今夜の「世界ふしぎ発見!」
まずは 爽快な空中散歩!>
ああ~! すご~い!
飛んだ~!
うわ~!
すごい 足元がこんなに
うわ~ 気持ちいい~
見てください! 真ん中の参道
海から鶴岡八幡宮に向かって
真っすぐ延びています!
近代的な家がたくさんありますが
この地形は はるか昔
鎌倉幕府が開かれた時から
そのままなんでしょうね
<鎌倉は およそ800年前>
<鎌倉殿と呼ばれた
源頼朝が>
<日本史上 初めて
武士として政権を握り>
<都を築いた場所>
<そして
今回のナレーション担当 私>
<八嶋智人も参加している>
<大河ドラマの舞台でも
あります!>
<えっ? 眼鏡がないから
分からなかった?>
<いや
そんなことないでしょ~>
<出てる 出てる!>
<アジサイが街を彩る6月は>
<まさに>
<の季節です!>
鎌倉のシンボルといえば
あの方ですよね
見えてきました ご覧ください!
鎌倉大仏様です
いや~ この大空を背負って
ドーンと座られている姿は
何度見ても感動的ですよね
鎌倉時代に造られた
国宝の大仏様なんですよ
もう一度 ご覧ください どうぞ
こちらですね
よ~くよく体を見ると
横に線が
こう入ってるんですよね
あれ 実は
大仏様を鋳造する際に
下から徐々に徐々に
積み上げてきた
跡が残ってるんですよ
歴史 感じますよね
そして この耳 私達に こう何か
福を もたらしてくれそうな
ありがたい耳
190センチなんです
これは
アントニオ猪木さんの身長
190センチ
大仏様の耳の大きさも
190センチ
そう思うと このお顔の大きさ
っていうものが想像できますよね
<あふれる大仏愛を語る
ミステリーハンターは>
<その名も みほとけ>
<鎌倉出身>
<お寺や仏像にまつわる
深い知識をネタに生かし>
<SNSなどで発信している
今 話題の若手芸人です>
<今年 大注目の観光都市 鎌倉は>
<実は お寺の街でもあるんです>
<その数は市内だけでも
およそ120>
<寺密度は
京都 奈良を超えるほど>
<そこで今回 私 みほとけが>
<や 鎌倉出身ならではの>
<街情報もご紹介します!>
はっ もう早速
こちらに見えてきました
もう 分かりますかね?
その名も大仏焼です
<焼き型を
オーナー自らデザインし>
<生地も くず粉とワッフル粉を
混ぜて作ったという>
<こだわりのひと品>
ホントに大仏様ってね
尊いお姿なんですよね
う~ん! 外側がサクッ
で 中がモチッとフワッとが
両方あります
抹茶の味が とっても濃いので
お寺巡りしたあとの
その歴史を感じた
その空気のまま お口の中まで
日本文化を味わうことができます
<さらに 鎌倉の街で行われている
発掘調査も特別取材!>
<も 明らかに>
<昭和の日本を激震させた>
<大騒動も勃発しますよ>
どけー!
どかない!
<まずは 鎌倉観光のメインストリート
小町通り>
コロナ禍で だいぶ閑散とした
時期もあったんですけど
いや 活気が戻ってきてて嬉しい!
<ここには 私が20年通う
老舗のクレープ屋さんから>
<最近話題の
カレーパン専門店などなど>
<思わず入ってみたくなる
お店がたくさん!>
<イチオシは こちらの鎌倉八座>
<ここは地域密着のお土産物店>
<地元の職人やアーティストとコラボした>
<限定アイテムがずらり>
これはね きらしたくないんですよ
家で
湘南でとれた しらすが
たくさん入ってるんですよ
中に
で ラー油として
ちょっとピリ辛な
味付けができるっていう
とても万能な調味料です
<熱々ご飯に
しらすラー油をたっぷりのせ>
<さらに 卵をオン ザ ライス!>
<しらすを踊らせるように
かきまぜ>
<醤油をひと垂らし>
<僕も食べた~い!>
<人でにぎわう大通りも
楽しいですが>
<鎌倉時代の空気を感じたいなら>
<やはり お寺は外せません>
<ここ覚園寺は
今 話題のあの武士と>
<深いゆかりのある
お寺です>
風が吹くと木々が
サラサラサラーッて音がして
ホント 心地よくて
その参道を真っすぐ歩いて
ファーッと見上げてくると
ドドンと出てくるのが
この薬師堂!
趣がありますよね~
鎌倉では 一番大きな
茅葺きの建物になります
鎌倉一ですか
はい
<本堂は 大河ドラマの主人公>
<北条義時が建てた薬師堂が
もとになっていると>
<伝えられています>
お願いします
おお~
こちらが 覚園寺のご本尊様の
薬師三尊像です
うわ~ 大好きなんです
ありがとうございます
お顔が とっても端正なんですよね
このきれいな顔に
見つめられるだけで
何か もう
自分の病んでいたものが
治ってしまうような気持ちに
なるんですよ
<薬師如来はその名のとおり
薬をつかさどっています>
<人々の心と体を癒やす>
<コロナ禍でお参りするには
ピッタリの仏様>
<そして ぜひ注目してほしいのが>
<台座からたっぷり垂れ下がる衣>
<鎌倉以外では なかなか
見られないものなんですよ>
これが ちょっと難しいんですけど
法衣垂下といいますね
仏様の
まとっている法衣が
滝のようにあふれて
垂直に落ちる
鎌倉時代以降の仏様というのは
写実性
木で できていても
衣はふんわりと
重力に逆らわず
ストンと落ちるような様子
京都とか 別の街で見るものとは
少し違って
鎌倉の土地らしい
こういった表現だなと
私は思います
(仲田)そうですね
やっぱり
<仏教絵画や彫刻は>
<当時 重要な芸術作品でも
ありました>
<そこで鎌倉では 京都に対抗する
文化の発信地として>
<新たな表現が求められたのです>
このポーズ
こんなに腰を曲げてるんだとか
こんなに力が入るんだ
っていうのは
自分でやると分かるんですよ
前の時代は それを こう
絵でスケッチしたような
簡単な表現だった
それが鎌倉時代には
リアルに造って
ホントに動いてるように表す
例えば
鎌倉時代の肉体っていうのは
鎧の下からでも
その膨らみが分かる
その鎧の中に
頑丈な肉体が入っていますよね
それが こう 鎧を膨らましている
そういうところが
見どころじゃないかと思います
<奈良 平安期に尊ばれた
絵画のような表現から…>
<まるで 実在する人のような
躍動感のある表現へ>
<それこそ
戦うことが仕事であった>
<武士による 新たな文化でした>
源頼朝がね もう 全部
自分の政権も京都でやっていこう
なんて思ったら
こういう歴史も こういう仏像も
なかったかもしれませんね
あ~ じゃあ 鎌倉を選んで
ここでやるぞっていう気持ちが
仏像をも こう
むくむくと動かせたっていう
<鎌倉では 仏像を知れば知るほど>
<時代背景や
街の成り立ちまで見えてきます>
<そこで 今年見るべき
おすすめの仏様を>
<ランキング形式で
ご紹介!>
<建長寺>
(岡田)すいません
建長寺は
鎌倉五山第1位の格式を誇る
鎌倉を代表するお寺です
皆さん ご存じですか?
こちらのご本尊 地蔵菩薩坐像
実は ここが
昔 処刑場だったということで
地獄に落ちる人も助けるという
地蔵菩薩が
ご本尊に選ばれたんですよ
ただ お顔をよくご覧ください
少し悲しげです
何かを憂いてるような視線が
あります
これは ここで亡くなった人々の
ことを思い 憂いてるんですかね
そんな尊いお顔が見られるのは
建長寺だけ
<円応寺>
クワァ! っと顔をあけた
恐ろしい閻魔像がいるのは
円応寺というお寺です
こちらは このような地獄の
裁判官が10体もいらっしゃる
まるで ホントに地獄のような
恐ろしいお堂なんです
ただ これは
武士が人を殺してしまう
地獄に落ちてしまう それでもなお
救われたいという願いから
地獄信仰が盛んになった
そのおかげで生まれた
お寺なんです
この ウワァ! と開いた口と目
この躍動感こそ
鎌倉時代ならではの
ウワァ! という勢いです
<長谷寺>
ドーンと大きく9.18メートルです
下から見上げてください
上品に金ぴかに輝いて
たくさんの装飾が付いて
お顔は とっても凜々しいんです
この観音様
1300年の歴史を誇ります
大いなる慈悲に包まれてください
そして 創建1300年を記念して
今ならなんと お御足参りといって
足に触れられる体験が
できるんです
実際に足に触れることで
観音様の大きさ
そして偉大なる慈悲を
手から感じることが
できるんですよ
ああ
何だか あったかい感じがする…
<鎌倉時代以降
街では仏像造りの技も>
<脈々と受け継がれてきました>
<しかし それは決して>
<平たんな道のりでは
ありませんでした>
<明治に入ると廃仏毀釈という>
<仏教を排斥する運動が
巻き起こり>
<仏像を彫る職人の多くが>
<職を失ってしまったのです>
<奥西希生さんは
そんな貴重な技を>
<現代に受け継ぐ一人です>
かっこいい
(奥西)ハハハ…
音が気持ちいいですよね
音が気持ちいいです
パーンと打つ度に 木の破片が
ターンと飛んでいくところが
ちょうど木のにおいもね
すごくするので
失礼します
ホントだ すごくいい香りです
これは何の木で…
(奥西)これはクスノキなので
基本 ヒノキが
仏像は多いんですけども
その時々の形に合わせて
木の種類 何種類か…
ちなみに 今 ここ 彫り上げた場所
いかにも木が こう 布のように
ちゃんと
人体が中にあるような動きが
もう このひと撫でで
できる予感がしました
<奥西さんが造っているのは>
<六観音の一つ 馬頭観音>
<仏教では 人は死ぬと
生前の行いによって>
<6つある世界のどこかへ
生まれ変わるとされます>
<六観音は
その世界を象徴する存在です>
(奥西)現代のね 生きてる僕達も
やっぱり
何かしらの罪を犯しながら
生きていかざるを得ない
っていう世の中だと思うので
僕らと鎌倉の人達って
何か ちょっと共通する
そんなに美しくは
生きれないんだけども
その中では こう美しく生きたいな
っていう思いがある
何か この鎌倉のね
仏教感っていうのは
とっても こう
シンクロができてね
共感しやすい部分が
多いんじゃないのかな
っていうふうに思ってます
<それでは 鎌倉時代に広まった>
<仏像彫刻の技から
クエスチョン!>
<この時代から仏像は
体のパーツを分けて造る>
<寄木造りという方法が
一般的になりました>
<そこで中を空洞にして>
<あるものを
収めるようになったのです>
それは
人体を よりリアルに表現し
命を吹き込むという意味で
仏像にも
施されるようになったものです
では それは次の3つのうち
どれでしょうか?
<木彫りの心臓を胸に収めた>
<和紙で脳を作り 頭に詰めた>
<水晶を加工して 瞳を入れた>
ただ SHOCK EYEさん
改めて この番組でもね
ミステリーハンター もう
(真)
そうなんですよ いつ来てくれても
SHOCK EYEさん
お寺さんは あんまり詳しく…?
全然 詳しくなくて
ええ~!?
神社とお寺 またちょっと
やっぱり その辺りは違うんです?
そうですね でも 一応 鎌倉の
お寺さんは結構 行ってますけど
そういう深い
こういうところまでは はい
勉強不足ですね
今週もパーフェクトが出ますと
テレビをご覧の皆様に抽選で
今年 創立110年を
迎えたJTBから
全国のJTBグループ店舗で
使える
JTB旅行券10万円分を
プレゼントいたします
頑張ってください
(草野)では 第1問の
皆さんの答えをあけます
(出水)皆さんの答えが
2つに割れました
まず 1番の「心臓」を選んだ方は
いらっしゃいませんでした
2番の「脳」を選んだのが
松井さんお一人
その他の皆さん 黒柳さん
SHOCK EYEさん 野々村さんは
3番の「目」を
選んでいらっしゃいます
さあ SHOCK EYEさんの答えは
3番の「目」をとりました
そうっすね
やっぱ 石っていうものを
古来 昔の人って多分
すごく神秘なものと
思ってた貴重なものだし
あと単純に 仏像を
造っていく工程の中で
やっぱ
手間をかけるってことが
すごく大事なんじゃないかな
っていうか
同じ素材よりは
違う異素材を
石を加工して入れる
ってことは
一つの手間にも
なるじゃないですか
要は その分
思いがこもるというか
さあ 続いて
お一人だけ2番をとりました
松井玲奈さん
何か 寄木細工って
木を寄せ集めてく
ってなった時に
重ねていった時に
頭の部分が
こう パカッと開くような
イメージが湧いたので
そこに ものを詰めて
脳を入れたんじゃないかなと
思ったので
脳にしてみました
<正解は 奥西さんの
仏像修復の現場から>
<なんと この仏像の頭から>
<面白い紙が見つかったそうです>
ここに 今は
「僕が修復しました」っていう
証明が入ってるんですけども
その前に 「明治四十年一月」
っていうふうに
書いてあるんですけども
おお~
(奥西)これが前に修復した人が
「修復をしましたよ」っていう
ものが入っていたんです
へえ~!
<仏像には
制作者や修復した人が>
<署名を残すそうです>
<残念! 脳ではありません>
<正解は こちら!>
目線がギラッと
生々しく
輝いてますね
こっちを グッと見てますよ!
(奥西)水晶を裏側から入れて
目を こう作っていく
玉眼という技法になります
<水晶を薄く削り
裏から漆で瞳を描く>
<白目の部分は綿を詰めます>
<なんと 目尻の毛細血管は>
<ちぎった和紙で
表現するそうです>
<玉眼は 日本で生まれた独自の技>
<確かに
まるで生きているかのようですね>
正解は 3番の「目」で
よかったんです
3人の方 見事な正解
残念ながら
松井玲奈さんだけ
ボッシュートになります
<このあと>
<鎌倉中期から続く古刹>
<ここで今
定期的に開かれているのが…>
<これは お寺でやるヨガ>
<寺ヨガ>
<コロナ禍で多くのヨガスタジオが
閉鎖された中>
<お寺が講堂などを貸して>
<ヨガの講習を行っているのです>
<この日は
本場インドで修行を積み>
<20年以上 指導を続けてきた方の>
<特別講習でした>
(マスター・スダカー)
腰 ベリーグッド
(一同)おお~!
(拍手)
(マスター・スダカー)どんな?
すごい
<お寺とヨガ 実は歴史的にも>
<深~い つながりがあるんです>
<東京の用賀も 鎌倉時代>
<この地に
ヨガの道場があったことが>
<地名の由来と
されています>
<現代と鎌倉時代には>
<他にも 意外な共通点が
あるかもしれません>
<そこで訪ねたのが>
<こちらの発掘現場>
<ここは
鎌倉中期と考えられる遺跡>
<一体
どんな場所か分かりますか?>
<ヒントは 大量に見つかる>
<この丸い石>
すいません 素人目に見ると
ただの石なんですけど
はいはい そうですね
ただしですね これはですね
人為的に ここにひいたもので
恐らくですけれども
武家屋敷とか寺院ですね
…の庭じゃないかと
あっ なるほど
確かに これは よく見るとですね
きれいな
角の取れた丸い石なんですよ
<つまり これ 玉砂利>
<鎌倉は街全体が まさに遺跡>
<中心部には 美しい庭を持つ>
<大きな武家屋敷が>
<いくつも眠っています>
<新たに住宅を建てる時には>
<専門業者によって
必ず調査が行われます>
<最近の調査で出た遺物を>
<特別に見せてもらいました>
あ~!
これが
白磁の水滴です
とってもきれいです!
うわ~
すごく細かく繊細に
鳳凰なり お花なりが
パーッと広がってます
これは もう
見るからに高級品ですね
(滝澤)そうですね
これの面白いところはですね
黒い線が こう ついてますよね
これ 鎌倉時代の人が
割っちゃったのを
漆を使って修復してます
あっ 当時の修復なんですね
(滝澤)そうです そうです はい
これは とても珍しい
<このあと>
<が明らかに!>
いっぱい出るので
すご~い
見てください
きれいな漆器の器です
なんて素敵な模様が
描かれてるんでしょうか
(滝澤)これ 蝶々です
分かりますか? 蝶々
蝶々だ~
すごい こんなにきれいに
残ってるんですね
<漆器は 鎌倉時代の日用品>
<鎌倉の土地には
大量の地下水があり>
<遺物が真空保存されるため
木製の漆器も>
<色鮮やかなまま
大量に発見されます>
武士達ですよね これきっと
これは多分ね
庶民も使ってたと思います
えっ 庶民も!?
そのぐらいの物量が出ますので
そんなにたくさん
はい
庶民も みんな
いい暮らししてるじゃん
都会ですね
たまげた
<豊かな暮らしを示すように>
<食べたゴミも大量に出ます>
<ならば 鎌倉時代の食事
食べてみたいと思いませんか?>
<それが こちら!>
<当時は
このようなごちそうを>
<椀飯と呼んでいました>
とっても豪華ですね
こんなに色んな食材が
並んでるとは思いませんでした
今でも
「大盤振る舞い」なんていって
豪華な
お料理のことを表現しますよね
それの語源にも
なっているんですね
<これは
当時の文献や発掘調査をもとに>
<懐石料理として再現したもの>
<豊富な魚介はもちろん>
<猪など獣の肉も>
<ところが…>
こちらのお料理は
ほとんど味が付いてませんので
この3つの調味料を
つけながら食べる
これが醤味噌です
醤味噌
(藤川)当時 まだ
お醤油がないので
これを搾ると お醤油に
なってくるんですけれども
で 真ん中が酢味噌
酢味噌
(藤川)そして 塩ですね
塩
じゃあ 最終的に この口の中で
味が完成させるってことですね
完成されるということですね
そういうことですね
お刺身なんて
今でもそうですよね?
<まずは
アワビを醤味噌でいただきます>
うん
味の濃いお醤油って感じですね
(藤川)そうですね
うん
う~ん とてもおいしいです
<続いて 酢味噌でいただくお肉>
うん 素材の味とお味噌の味が
うまいこと口の中で…
こう マリアージュ?
(藤川)いい表現です
フフフフフ…
<食事に欠かせないお酒は
濁り酒>
<当時は ガシッと
杯をつかんで飲むのが>
<武家の作法です>
(むせる)
きついから むせますけど…
(藤川)当時 今日 一杯酒飲もうか
っていう時に
「今日 指を濡らすか」と
それで友達を誘ったと
こういう話があります
じゃあ 「飲もうぜ」っていうのが
「今日 指濡らそうぜ」っていう
へえ~ 粋ですね
(藤川)ねえ
<アフー!>
<当時 京都に匹敵する都となった
鎌倉には>
<なんと10万人もの人が
住んでいたそうです>
<実はこれ 現在の2倍にもなる
人口密度なんだとか>
<夜通し飲んじゃう武士も
いたことでしょうね>
<さらに こちら建長寺も
鎌倉時代から続く>
<重要な食文化と
関係がありました>
<そう お茶です>
禅寺の中では
日常的に お茶を飲むということは
行われていたんですけども
これは 鎌倉時代以前は
宮廷や貴族の中の
限られたものでありました
<建長寺は 当時
中国から伝わった禅宗の中でも>
<最初期に造られたお寺>
<日々の暮らしの中から
悟りを開く禅宗では>
<お茶を飲むことが
修行の一環であり>
<その習慣が
武士や庶民にも伝えられたのです>
じゃあ 禅宗が広まっていった
っていうことが
今 私達が当たり前のように
お茶を飲んでいるっていう文化と
密接につながっている
ということですね
そうですね
<鎌倉時代と今の暮らし
意外とつながってるんですね>
<それでは クエスチョン>
禅宗が伝えた様々なもの
その中の一つに お堂の中で
寒さを防ぐ目的で使われていた
あるものがあります
それは 本来の目的以外でも
広く使われるようになり
今では 街の中で
よく見かけるようになりました
そのあるものとは
一体 何でしょうか?
えっ ちょっと すいません
街へ出れば 色んなところに
あるものなんですか?
そうですね
(SHOCK EYE)これって 今は
寒さをしのぐものでは
ないですよね?
そうなんです そうなんです
全く違う目的になってしまった
(真)えっ?
ある特定の場所で
ある特定の目的を持った人達が
出入りするところで
それが使われるようになったと
よく私達が知っております
ええ ねっ まあ 多くの人々は
それをくぐりたいなと
思うんでしょう
(松井)くぐりたい?
さあ お答えを一緒にあけます
(出水)皆さん なんと「暖簾」と
答えていらっしゃいます
それでは 正解を
念のためにご覧ください
<正解のものには
染めの技術も欠かせません>
<今回 こちらで特別に
本藍で染めていただきました>
<藍染めは生地を染料につけて>
<空気にさらすことで酸化を促し
色を定着させます>
<ものの20分で ご覧のとおり>
お~ きれいな色がつきました
<正解は 「暖簾」です>
寒さをしのぐために
禅寺では 布をつけて下げた
それは 「暖かい簾」と書いて
「暖簾」と呼ばれていますね
ノウレン?
はい
今と呼び方が少し違うんですね
そうですね
<ノウレンは 南宋の中国語>
<これが 日本でなまり
「のれん」になりました>
<12世紀の
禅僧の生活を描いた絵にも>
<浴室に 外気を避けるために>
<暖簾があったことが
描かれています>
正解は もちろん
「暖簾」でよかったんです
SHOCK EYEさん 松井玲奈さん
スーパーヒトシ君の正解でした
(出水)はい 皆さん お見事です
お見事
さあ SHOCK EYEさん
鎌倉武士の暮らしぶり
って
いかがご覧になりました?
そうですね ホントに
形もきれいに
鮮やかに残ってたんで
結構 こう 色彩豊かな時代
だったのかなとか思いますよね
ホントですね
(出水)さあ 続いては
鎌倉復活物語です
知られざる 昭和の鎌倉攻めの
歴史を見ていきます
では ラストミステリーです
ふしぎ発見!
<続いて向かったのは>
<近代に 鎌倉の街を変える
きっかけとなった場所です>
あっ…
もう
美しい~!
ほら 江ノ島
<明治時代
七里ヶ浜から望む絶景に>
<心を奪われた
お雇い外国人がいました>
<ドイツ人医師の
エルヴィン・ベルツです>
<彼は 当時
まだ一般的でなかった>
<海水浴が健康によいことを説き>
<鎌倉が保養地として
優れていることを広めたのです>
<その結果 街に現れたのが…>
実は 鎌倉には こうして
近代のモダンな建築が
たくさんあるんですよ
中世のお寺や神社だけじゃ
ないんですよね
<保養地として
人気の高まった鎌倉には>
<お雇い外国人や皇族が
こぞって モダンな洋館を建て>
<一大別荘地として
生まれ変わっていきました!>
<古我邸で フレンチの
フルコースをいただくのは>
<いつぶりかしら>
<鎌倉三大洋館に数えられる>
<極上の空間でのひとときは>
<まさに 自分へのご褒美>
<さすが フランス リヨンで
修業したシェフ>
<萩でとれた
アマダイは蒸して>
<旨味も余すことなく
引きだそうというのね>
<しかも 白ワインビネガーを
ソースに使って>
<全体をすっきりまとめるなんて>
<サプライズ好きな いけない子>
<メインは ほろほろ鳥>
<アフリカ原産のあの鳥ね>
(ほろほろ鳥が鳴く)
<その身は 驚くほどやわらかくて
ジューシー>
<噛みしめる度>
<ほろほろ ほろほろと
解けていくわ>
<やだ
表現が昭和のおじ様みたい>
<そんなレトロな気分にさせるのも
ここの魔力ね>
(スタッフ)はい オッケー
ありがとうございます
おいしい…
1回 先 言っていいですか?
うまっ!
もう お肉と ガーッて感じで
パクッと入ったら もう
ほろほろ鳥 ワー! みたいな
とってもおいしいです
<明治から昭和にかけて
建てられた洋館は>
<文化財として保存され
一部 一般にも公開されています>
<その一つ 鎌倉文学館>
<ここは 鎌倉で活躍した>
<著名な作家の愛用品などを集めた
記念館になっています>
<実は ここに
昭和の日本を揺るがした>
<大事件の記録がありました>
こちら 一体 何でしょうか?
(小田島)はい
ほ~! そのまま書いてありますね
うわ~ 歴史感じますね
ほ~
(小田島)小林秀雄さんですとか…
<文芸評論の神様ともいわれた
小林秀雄や>
<なんと 日本人初の
ノーベル文学賞に輝いた>
<川端康成の名も>
<これほど著名な人々が関わった
おやつ騒動って何?>
SHOCK EYEさん ご存じ?
この「おやつ騒動」の「おやつ」って
(SHOCK EYE)はいはい 知ってます
えっ?
「やつ」って
「谷」のことを「やつ」といって
鎌倉には扇ヶ谷とか
「やつ」って付く地名が
何個かある場所なんですけど
いや 食べるのおやつとかじゃ
ないんですね
ないんですよ
兄弟によって
なかなか 量が違うみたいな
おやつ騒動みたいなね
子供みたいなことで 何で ケンカ
したんだろうなと思ったけど
(SHOCK EYE)谷のところが
やっぱ 聖地というか
ちょうど 鶴岡八幡宮辺り
っていうのは
まあ 僕ら 地元の人にしても
やっぱり ちょっと こう
雰囲気が違う場所で
あっ 違うんや その場所は
はい 住民の人達も 大切に
守っていこうということで…
なるほど 特別な場所なんや
はい
<昭和の日本を揺るがした>
どかない!
<鎌倉住民にとっての聖地 御谷は>
<鶴岡八幡宮のそばにあります>
まあ
ほ~
もう あの真裏にあるんですね
もう
<時は 高度経済成長の真っただ中>
<鎌倉でも 次々と緑が切り崩され>
<住宅へと変わっていきました>
<そして>
<ついに 古くから聖地とされた
御谷の森に>
<宅地開発の計画が
持ち上がったのです>
<開発されれば
街のシンボルを見下ろすように>
<住宅が建つ>
<市民は猛反対し
工事の許可を神奈川県が差し戻す>
<異例の事態となりました>
<ところが…>
えっ? えっ?
ちょっと待ってください
あの土地は開発に
問題があるって
県が
判断したんですよね?
だったら
工事できないはずじゃ…
いや ですから
あそこは私有地なんで
県の今の条例では
お願いしかできないんですよ
じゃあ あの署名は
何だったんですか?
<それまで 日本では
文化財として>
<歴史的な建物や美術品を
守る条例はあったものの>
<地域を守る法令は
なかったんです>
<反対運動は 5日間で>
<2万人を超す署名を
集めるほどに拡大>
<そんな運動の
中心的な役割を果たした人物が…>
大佛次郎さん
大佛次郎さん いらっしゃいました
(小田島)とてもきれいな字を
お書きになる方で
カクッ カクッ カクッと…
いや 読みやすいです
ホントに 生で残っていると
こう 実際 書いたんだなってのが
ありありと頭に浮かびますね
そうですね
<大佛次郎は
あの「鞍馬天狗」を書いた>
<昭和を代表する作家の一人>
<ちなみに 「大佛」と書いて
「おさらぎ」と読むペンネームは>
<彼が
鎌倉大仏の裏手に>
<住んでいたことが
由来なんですよ>
<大佛は 御谷の森の
開発中止を訴える>
<記事を
発表しています>
<開発業者と市民の意見は平行線>
<一触即発の事態>
はい 危険です
直ちに道をあけてください
直ちに どいてください!
はい どけ~ はい どけ~!
どけ~!
どかない!
<市民は
ブルドーザーの前に立ちふさがり>
<工事を阻止>
<警察が間に割って入って
事を収めました>
<騒動はついに
国会でも議論され>
<結果 1966年>
<制定したのが 古都保存法>
<歴史的な保存地区は
自然と一帯で守るという>
<それまでにない考えを反映させた
法案が作られたのです>
いや たくさんありました
もう 住んでいても
知らない鎌倉だらけだったので
この度は たくさん
私自身 学べましたし
それをこうして カメラの前の…
テレビの前の皆さんにも
たくさん知っていただけた
っていうのは すごく嬉しいです
皆さんも
鎌倉の好きなところを見つけて
ぜひ遊びに来てくださいね~
待ってま~す
<それでは
鎌倉のもう一つのシンボル>
<大仏様からラストクエスチョン>
1951年 茨城県の子供達から
大仏様に あるユニークなものが
プレゼントされました
それは 戦後の復興に励む
日本中の人々を
大仏様に励ましてほしい
という願いが込められたもので
今でも 3年に一度
大仏様に贈られています
では 一体 その あるものとは
何でしょうか?
ちなみに どうでしょうかね?
玲奈ちゃん
今回 問題はね 何か
こういうプレゼントみたいな
例えば 玲奈ちゃんにも
たくさんのファンがおられますけど
ユニークなプレゼントみたいな
過去にあったりします?
鉄道関連だと あの…
もう使わなくなった
車両の
色々 いただいたりは
したことありますね
結構あるよな? ああいう…
プレートとか
プレートとかな?
あれ みんな 何かこう…
でも 改めて SHOCK EYEさんは
やっぱりね
歩くパワースポット
いわれてるから
コロナ禍前とか歩いてたら
すごかったでしょ? もう…
そうっすね あの…
写真は結構 多分
すごく お願いされるのと
僕から 別に 何か
出てるわけじゃないんですけど
こう…
こう 何か あの煙の…
分かる 分かる
みんな こうやりはんねや?
やったりとか
ちょっと はい
恐れ多いんですけど
さあ では 最後の問題の
皆さんの答えをあけます
さあ 松井玲奈さん
はい
イメージ的には 多分
わらじと同じものなんですけど
編んで
みんなで一生懸命作ったものを
贈ってるんじゃないかなと
思いました
想像したところ
相当大きなものでないと
いけないんでしょうね? きっと
そうですね
綱引きするみたいな感じで
みんなで
えんやこらどっこいしょ
みたいな感じで
編む時?
やってたらいいなと思いました
さあ 黒柳さん わらじ
ええ あの 私も鎌倉に
住んでおりまして
しかも 大仏様の裏に
住んでおりました
なんとなく
わらじというものが
え~ 見たわけじゃ
ありませんけども
何か わらじっていうものが
あの大仏様と
くっついた
私のイメージの中にある
だから それは 皆さんが
きっと プレゼントしたものが
小さいものも大きいものも
きっと あったんじゃないかな
と思います
なるほどね
靴ってお話を聞かれたことは?
(真)
ないですか!
さあ 正解は
どうなっているんでしょう?
CMのあと ご紹介します
<次回の「世界ふしぎ発見!」は>
<衝撃の発酵ミステリー>
<禁断の食材が
絶品グルメに大変身?>
<さらに 食だけじゃない>
<美しさを極める秘訣も
発酵にあり?>
(吉高)人生 山あり 谷あり…
♬~
「トリス」あり!
(泡の音)シュワー
<人間っていいナ。>
はぁー
<新しい「トリス」>
(小栗)あ!
(宮沢)<ビールが美味しい夏こそ!>
あー! めちゃくちゃうまいビール飲みてー!
<冷やしジョッキに>
冷やしプレモル
<高級ビール! いっちゃいましょう!>
<「ザ・プレミアム・モルツ」>
あー
<こちらは 正解のあるものを>
<茨城県常陸太田市の>
<小学生が作っている様子>
<2020年には
丸一日かけて作ったそうですよ>
3年に一度 子供達から
大仏様にプレゼントされるのは
こちら!
この大きなわらじです
<全長は なんと
1メートル80センチ>
<重さは
片方だけで45キロにもなります>
<戦後 復興に励む日本人を>
<大仏様に行脚して
励ましてもらいたい>
<という願いから
始まったそうです>
正解は「わらじ」
もちろん 「ぞうり」もオーケーです
3人の方 正解
さあ ということで
今晩のトップ賞は?
はい 見事 パーフェクトを
達成されました黒柳さんと
SHOCK EYEさんです
おめでとうございます
さあ 鎌倉ご出身であります
SHOCK EYEさん いかがでしたか?
はい 何よりも こういう番組で
鎌倉を もう一回
紹介していただくの 嬉しいのと
まだまだ 自分の知らない鎌倉
あるんだなという…
はい また帰りたいなと思いました
はい ありがとうございます
さあ そろそろ お別れの時間です
では また来週
ふしぎの世界でお会いします
さよなら
さよなら
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