出典:EPGの番組情報
アメトーーク! グルメ漫画サミット[字]
▽名作から話題の最新作まで55冊▽ケンコバ&川島&サンド伊達&バカリ…イチオシ作品は?▽料理対決あるある▽ウマそうな描写▽泣ける表情▽作中の料理も再現
◇出演者
【MC】蛍原徹
【ゲスト】ケンドーコバヤシ&バカリズム&麒麟・川島明&サンドウィッチマン伊達みきお&天津・向清太朗&GAG福井俊太郎
◇おしらせ
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バラエティ – トークバラエティ
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- クッキングパパ
- 紹介
- ホンマ
- フォアミセス
- 一同
- 可愛
- 先生
- カツ丼
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
〈グルメ漫画サミット開催〉
〈名作 話題作
オススメ作品10連発〉
〈どれもこれも
うまい うますぎる!〉
〈三つ星級の笑いを…〉
〈今夜は
好きなグルメ漫画を出し合う回〉
(蛍原)グルメだけで絞ると
2~3しか
ないんじゃないですか?
(伊達)いやいや いやいやいや!
(川島)すごい事 言いますね。
(伊達)めちゃくちゃありますよ。
大丈夫ですかね?
少なくとも 1雑誌に1個は
グルメ漫画って
大体 載ってますから。
(伊達)もう 今 入ってますね。
だから グルメに絞った
っていう事もあって
伊達ちゃんが…。
やったー!
よろしくお願いします。
「やったー!」じゃないのよ。
(ケンコバ)伊達ちゃんは可愛いよ。
僕は 漫画本が好きなんですけど
通販とかで 一切買わないです。
えっ?
通販?
通販?
Amazonとかっていう事ですか?
(ケンコバ)デジタルとかで…。
書店に足を運んで ちゃんと…。
(一同 笑い)
(伊達)ネットショッピング…。
ちなみに その前
「漫画本」っつってましたからね。
(ケンコバ)すごいね。
(川島)昭和初期。
いいよ。 伊達ちゃんは
そういう言い方やから。
僕は 本屋さんに行かないと
本って買えないんですよ。
でも 俺も好き。 本屋で買う。
(伊達)ですよね。 表紙で買うとか。
(ケンコバ)ジャケ買い?
(伊達)ジャケ買いです。
それも また いい買い方やと…。
(伊達)その買い方です
ずっと昔から。
天津の向は…。
好きが高じて 漫画原作とかも
やらせてもらってたり。
えっ? 書いてるの?
(向)はい。 原作を書いてて。
向君から教えてもらう漫画も
かなり読んでますし。
そうなんや。
(川島)大体 好き同士やけど
なかなかくっつかないっていう
男女の漫画ばっかり よく…。
ハハハハ…!
それは好みがね…。
そして GAGの福井も。
(福井)はい。
プロフィールに もう
「趣味が
グルメ漫画を読むのが好き」…。
「漫画が好き」じゃなしに
「グルメ漫画」。
僕が小学校の頃に
周りの友達は みんな
『DRAGON BALL』とか
読んでたんですけど
僕だけは もう ずっと
『ミスター味っ子』だけを…。
素晴らしい。
(福井)読んでまして。
授業で
親に やってほしい事を頼もう
みたいなのがあったんですけども
『ミスター味っ子』の
味皇さんがうなった…。
…っていう風に 親に。
これな? これな? これなの?
(川島)味皇や。
(バカリズム)うまそうだよな これ。
へえー!
(福井)そうですね はい。
アニメにもなって。
『ルネッサンス情熱』ですよ。
(川島)ああ 名曲。
ああ… そうですか。
(ケンコバ)全然興味ないやん!
(川島)響いてないな 今日 特に。
(ケンコバ)ノッてないなあ 蛍原さん。
ハハハハ…!
〈今回も ラストに
そんなホトちゃんが買いたい
1冊を決める〉
〈今まで読んできたグルメ漫画を
挙げながら
特にオススメしたい作品を
プレゼン〉
じゃあ コバから… ちょっと
いいですか? 紹介してもらって。
まあ 読んできた
そして 今現在 読んでいる
グルメ漫画やと
こうなりますね。
えっ こんなあるの?
(ケンコバ)ごく一部やと思いますけど
『美味しんぼ』。
『美味しんぼ』は知ってるでしょ?
『美味しんぼ』は知ってます。
(ケンコバ)もちろんね?
はい。 もちろんです。
(ケンコバ)
『きのう何食べた?』なんか…。
『きのう何食べた?』は
ドラマも見た事あるもん。
(ケンコバ)あれです あれです。
実写化されたり
アニメ化されたりした作品が
やっぱ 多いですね こう見たら。
『バンビ~ノ!』とかもね
松潤でドラマ化されたり…。
ああ! ありました ありました。
(ケンコバ)はい。
こういう有名なのから
最近では
『吉原プラトニック』とか。
それ グルメですか?
(ケンコバ)グルメ…。
吉原の遊郭で なんとか
料理作るっていう漫画なんです。
江戸時代で こんな料理
ホンマに作ってたんやって
ちゃんと 史料をもとに…。
ああ そう。 『女優めし』とか…。
(ケンコバ)
『女優めし』は まだ現時点では
週刊連載でいう 3回目が
終わったとこなんですけど
これは 実写化間違いなしやろって
僕は言うてる…。
女優さんが撮影の合間に
変装してメシ食いに行くっていう
話なんですよ。
もう面白そうやね。
(伊達)面白そう!
ほんで コバ
この中で 特に…?
やはり…!
はい。 なんですか?
グルメ漫画の大御所
『クッキングパパ』でございます。
(川島)ありがとうございます。
(ケンコバ)これね 連載開始が1985年。
えっ!
えっと 37年。
現在 単行本は162巻です。
えっ! そんなにあるの?
1600メニュー以上。
(向)すごい!
全て 先生は 掲載する前に
ちゃんと作って食べて…。
味の保証もあります。
実際 仕事場
僕 行かせてもらった事
あるんですけど 福岡県の。
漫画描くデスクより 厨房の方が
はるかにでかかったです。
ええー!
(伊達)でかい でかい。
(ケンコバ)
プロ仕様ぐらいのやつで。
主人公はですね
荒岩一味というサラリーマン。
初期はね ちょっと
オフィスラブみたいになってる。
『島耕作』とタメを張るような
話がいろいろあったんですが
今は でも グルメに特化した。
そして
『クッキングパパ』といえば…
こちら ご存じですか?
おにぎらず。
あっ! おにぎらず。
これ 『クッキングパパ』が
元祖なんです。
そうなの?
(ケンコバ)そうなんです。
1991年。
えっ! めっちゃ前やん。
30年前に発表されてるんです。
これが のちに…
cookpadが火を付けて
もう一度。
知ってました? おにぎらず
またの名を
ブラックざぶとんっていう…。
ホンマや。
(川島)そんな異名を持ってたんだ。
(ケンコバ)こっちは
全然はやらんかったみたい…。
(バカリズム)いつ呼ぶんだよ それ。
ちょっと ダークな名前なんですかね
ブラックざぶとんは。
他にもいろいろありまして。
何あります?
ヤング肉じゃがっていう
有名な料理があるんですけど。
肉じゃがの隠し味で コーラを…。
炭酸が肉をやわらかくして
コーラの糖分が
砂糖の代わりになるから…。
なるほど。
結構メジャー料理になりつつ…。
うまそうでしょ?
ヤング肉じゃが。
うまそう!
めっちゃうまそうやん!
これね 僕も作りました。
おっ! どう?
調味料
順番どおり入れていったら
めちゃくちゃうまくできました。
うまいんや やっぱり。
(伊達)うまいですよね。
へえー!
これ… 料理をきっかけに
後輩の2人がうまくいって
後々 結婚するという。
えっ そうなの?
これがね やっぱ
グルメ漫画あるあるの1つ
人の人生を変えてしまうという。
(一同 笑い)
(ケンコバ)あるんですよ。
それだけ
食が大事って事ですね。
グルメ漫画あるあるって 結構
いろいろあるんですよ 本当に。
ある? どういうの?
出世をしすぎてる人は
あんまり こう グルメに疎いとか。
えっ?
(川島)ああ…!
しすぎてる人は?
(川島)仕事一本でね。
(ケンコバ)仕事一本でいってる…。
そんな人に料理を施したら
見落としてた
大事なものが見付かって
娘と仲良くなるとか
いろいろあるんです。
(伊達)ハハハハ…!
(川島)すぐ泣くからね すぐ泣く。
そうなのよ。
(川島)涙もろいのよ。
あと 料理対決は
もう 後攻が圧倒的有利。
(バカリズム)大体 主人公は 後攻で…。
ホンマや。 そうやね。
(川島)不利なんですよね。
(バカリズム)そうそう。
あとに食べて勝つっていう。
なるほど。
先攻したヤツの捨てた食材を
「これ 借りるぜ」とかいって…。
骨とかで
勝手に出汁を取ったりするんで
圧倒的に有利なんです。
『ミスター味っ子』で
一度あったのが
カレー対決の時に 味は もう
全く一緒のレベルだってなって
水の飲んだ量で決めるっていうの
やってたんですけど
それこそ
順番で もう 変わっちゃうんで。
ハハハハ…!
結構 作ってるんですよ これ。
この間 作って うまかったのがね
えびソースご飯。
えっ! 何よ?
(ケンコバ)
これ めちゃめちゃ簡単です。
フライパンで
アスパラとエビ炒めて
白ワインと ウスターソースで
びしょびしょに炒めたやつを
炊飯器に炊いてた米に
ベチャッて入れて
混ぜて 蒸らすだけです。
(バカリズム)へえー!
(ケンコバ)
これ めっちゃうまいんですよ。
いろんな… ラジオとかで
しゃべってたら
先生がね Twitterで
書いてくれたんですよね。
(伊達)あっ すげえ!
(伊達)ええー!
ラジオで言うたから
「4回 5回」言うてますけど
ホンマは2回ですからね。
(川島)言わんでええやん。
なんで盛るんですか?
そこはいいよ。
いいよ 1回 もう…。
『クッキングパパ』
初めて読んだのが
多分 78巻とかなんですけど
これ 本物やなって思ったのが
シチューを作る工程で
先生が 「ここで おいしいやん」
っていう事で
「もう シチューにしなくてもいい。
この段階で
めちゃくちゃおいしいから」
っていう…。
その料理名が
トチューっていうんですけど。
(ケンコバ)シチューならぬ!
いい!
センスいいですよね。
めちゃくちゃうまいやん。
そうなんですよ。
(ケンコバ)ところで
皆さんに相談したい事が
あるんですけど
荒岩さんにもですね
みゆきという娘さんが
生まれたんですけど
ボーイッシュな感じで…。
可愛いよね。
(ケンコバ)なんか 興奮したり
おいしいもの食べた時は
「うきゃ~っ」って言うんですよ。
大好きやったんですけど
みゆきちゃんがですね
成長しまして
中学入って バドミントン部に
入ったんですけど
本当は喜んであげなきゃ
いけない事なんですけど
すごく寂しくて 僕。
なんで?
(伊達)ああ でも わかるなあ。
(ケンコバ)みゆきの事を
好きな男の子が
今 3~4人おるんですよ。
そうそう そうそう。
可愛いからね。
僕 多分 直接会ったら
殺してしまうと思うんですよ。
(伊達)ハハハハ…!
なんでや! なんでや!
娘がいる人に聞きたい。
どうしたらいいの? この感情は。
いや… お前の娘ちゃうって!
これが一番つらい。
(伊達)つらい つらい つらい。
どうしたらいいんですか!
なんでやねん!
お前 関係ないやんけ!
(川島)つらいです これは。
蛍原さん どうするんですか?
「どうする?」や あらへんがな!
ホンマに娘おるから そう…。
いいんですか?
えっ? それ ちょっと…。
伊達ちゃん どうするのよ!
(伊達)だけど みゆきちゃんって
今のとこ
恋愛 全く興味ないんですよ。
ただ 伊達ちゃん
俺もな そう思っててんけど
みゆき 今 何があっても
「うきゃ~っ」って
もう言わない…。
だって 中学生ですから もう。
あの… グルメ漫画!
(伊達)みゆきちゃんの話です。
みゆきちゃんじゃない!
(ケンコバ)我々も… 読者も
荒岩一家なんですよ
言うたら。
もう本当に 今日…
ケンコバさんとね
同じぐらい好きなんです
『クッキングパパ』。
去年の 僕らの単独ライブのチラシ
これ うえやま先生です。
(バカリズム)ええー!
週刊連載してる人が
これ描いてくれるって すごいよ。
描いてくれたんです。
すごいね。
(伊達)でね 見てください
表紙です 我々。
(バカリズム)すげえ!
(川島)すごいじゃない。
(伊達)これ めちゃくちゃ
うれしかったですよ。
これはすごいね。 中身も?
はい 出てます。
うわー… 何よ?
(小栗)あ!
(宮沢)<ビールが美味しい夏こそ!>
あー! めちゃくちゃうまいビール飲みてー!
<冷やしジョッキに>
冷やしプレモル
<高級ビール! いっちゃいましょう!>
<「ザ・プレミアム・モルツ」>
あー
(小栗)誕生
♬~<マスターズドリーム マスターズドリーム マスターズドリーム…>
(缶を開ける音)プシュ!
<醸造家の果てしない夢を>
この一杯に!
<プレモルの最高峰 「マスターズドリーム」 新登場>
ワ~オ
表紙です 我々。
(バカリズム)すげえ!
(川島)すごいじゃない。
すごいね。
(伊達)これ めちゃくちゃ
うれしかったですよ。
これはすごいね。 中身も?
はい 出てます。
うわー… 何よ?
(伊達)僕と富澤が
ピザの宅配に行くんですよね。
「仙台牛タンピザ
超大盛です!!」と。
ネタの ちょっと 一部をね。
(伊達)そうです。
ピザ屋のね ネタがありますから。
富澤も ちゃんと言ってます。
「ピザじゃなくて
ピッツァです」なんつって。
うん… ホンマや。
ほんで 我々
サンドウィッチマンに対して
腹減ってるだろうと。
作ってくれたんです。
サンドウィッチまんっていう。
ええー!
(伊達)アジフライを挟めた
サンドウィッチに
まんじゅうの生地をかぶせて
サンドウィッチまんじゅう。
ええー! うれしいね。
(伊達)ちゃんとね
0キロカロリー論までやってる…。
うわっ!
(バカリズム)ええー!
(伊達)『アメトーーク』が生んだ。
ハハハハ…!
富澤 「ウマーベラス」って
言うんですけども
これでは
「ウソ~ベラス!!」って…。
(川島)いいフォローですね。
いいフォロー。
面白い!
事実ではないから。
(伊達)ほんで なんと 今日
それを作っていただいて。
ああ そうなの?
(伊達)はい。 うわー すげえ!
(ケンコバ)このシーンだけ
華丸さん呼んだらダメですか?
(伊達)ハハハハ…!
なんでやねん。
(伊達)ちょっと 皆さん
召し上がってみてください。
すげえな。
こういうやつなんだ 実物は。
どうですか?
(川島)うまい!
(ケンコバ)うまい。
アジフライに めんたいこが
びっしり挟まって…。
(バカリズム)うまい!
(伊達・蛍原)おいしい!
生地が ちょっと甘いのが
いいですね。
(伊達)あんこもうまい!
あんこも合いますか?
(伊達)合いますね!
でも さすがに 伊達ちゃん…。
いや 見てください。
白いもので包まれてますよね。
白っていうのは 全部 白紙に戻す
っていわれてるんです。
なので
カロリー0でございます。
そんな事ないでしょ。
(伊達)白紙に戻ります。
さあ 続いて バカリさん。
はい。 僕が まず
ここまで読んできたやつが
結構少ないんですけど。
これだけで… まあ 大体
『ミスター味っ子』
『美味しんぼ』
『ダンジョン飯』
『スーパーくいしん坊』…。
出た ビッグ錠。
ビッグ錠や。
(バカリズム)ご存じですか?
(伊達)もちろん。
『スーパーくいしん坊』。
(伊達)おっ きた。
『スーパーくいしん坊』。
(バカリズム)料理対決は
多分 ここが元祖ですね。
1982年に
『月刊少年マガジン』かな。
このビッグ錠先生の絵のタッチが
すごい いいんですよ。
ダイナミックな…
インクをたっぷり使って。
なんか 全体的に なんとなく…。
(一同 笑い)
それがいいんですよ。 良さ 良さ!
(ケンコバ)良さね。 良さ 良さ。
汚いラーメン屋が
おいしそうに見えるみたいな。
リアルですよね。
(バカリズム)そう リアル。
ある日ね
鍋島香介という少年が
中華屋さんで
チャーハン食べてましたら
味を盗みにきたと勘違いされて
チャーハン捨てられるんですね。
(川島)「とっととけえれっ!」
(向)怒られてるなあ。
(ケンコバ)「なにすんだ
おれのチャーハンを」
(バカリズム)まあ それで
チャーハン対決になるんですね。
(ケンコバ)いいですね。
「ムッ」の顔 いいね。
(川島)「ムッ」の真剣な顔。
(バカリズム)この…
グルメ漫画あるあるとしては
まず ええー…
名店の店主に
イヤなヤツが多い。
基本 なんか
人気にあぐらかいてて…。
(川島)悪いヤツよ。
(バカリズム)大体 それで
ケンカになるんですね。
あと やっぱり
主人公が短気っていうね。
ケンカ始まらないから…。
(バカリズム)そうそう そうそう。
月に30ページの
1話完結だから
やっぱり これぐらいの
着火の速さじゃないと
収まらないんですよね。
(ケンコバ)構成上。
(バカリズム)そうそう そうそう。
あと ちゃんと読むと
対決する必要性があんまりない…。
ないの?
(バカリズム)別に これ…。
短気や。
この香介の
(バカリズム)先ほどの
チャーハン対決なんかは
中華鍋を やっぱり 少年だから
振れないっていう事で
ステンレスのボウルを
のりでくっつけるんですよ。
えっ? えっ? えっ? えっ?
(ケンコバ)「なんだい ありやあ!?」
(ケンコバ)なるほど。 くす玉方式?
(バカリズム)そう。
近所の子どもが遊んでた
ヨーヨーを見て
思い付いたんですけど これを
火の玉チャーハンっつって
これで
満遍なく火が通るっていうね。
これで
さっきのケンカに勝つっていう。
ハハハハ…!
あの大将 これに負けたんですね。
(バカリズム)これに負けます。
当然 後攻でした。
やっぱり。
やっぱり 後攻が勝つんや。
(バカリズム)後攻です あとに食べて。
強いな 後攻。
(バカリズム)あとですね
ラーメン対決でですね
麺を洗濯機でゆでるっていう。
ええー!
(川島)ゆでる?
(バカリズム)熱湯を入れて。
(ケンコバ)いかに踊らすかという。
(バカリズム)そうそうそう。 やっぱり
麺同士がくっつかないように
しなければいけなくて。
自分ちの洗濯機見てて
思い付くんですよ。
度外視 多いな。
あと もう1個 ちょっと
紹介したいのがですね…。
(ケンコバ)『グルマンくん』や。
(バカリズム)ご存じでした?
(川島)懐かしい。
(ケンコバ)知ってる。
(バカリズム)『キン肉マン』でおなじみの
ゆでたまご先生。
『月刊少年エース』かな。
…で連載していた漫画でですね。
主人公が
この食井カンロ君っていう。
あだ名がグルマンくん。
幼い頃から 食通になるための
英才教育を受けて
育つんですけども。
生まれてすぐ
フカヒレスープの産湯で
体を洗われるんですね。
ハハハハ…!
(伊達)すごいな。
(ケンコバ)じじいの顔よ。
えっ? 何? フカヒレスープ?
(バカリズム)更に 北京ダックを
敷き詰めたベッドに寝かせてる…。
(川島)英才教育ですからね。
(バカリズム)英才教育ですから。
そんなグルマンくんが通っている
小学校が…。
飯盛小学校?
(バカリズム)そう。
お弁当コンテストが
行われるんですね。
みんな すごいお弁当を
持ってくるんですけども。
Jリーグ ラモス弁当。
(川島)当時話題のね。
(バカリズム)髪が とろろこんぶで
ひげが ひじきで
ユニホームが新鮮レタス。
(伊達)すげえ!
(バカリズム)全部が食べ物で…。
(伊達)本当だ。
(バカリズム)そして 地面が
Jリーグカレーというね。
(川島)それ使っちゃダメでしょ。
これ使っちゃダメなのよ。
(バカリズム)あと 子どもたちのヒーロー
ウルトラライダー弁当っていう。
立たせてるんですね これね。
(伊達)本当だ。 立ってる。
(ケンコバ)立体。
足はローストビーフで。
…とか ヒレステーキとか。
体の中 フォアグラを
敷き詰めてますね。
ちなみに このお弁当は 作るのに
100万円かかってましたね。
(ケンコバ)ハハハハ…!
(バカリズム)それに対して
グルマンくんが…。
(ケンコバ)我らが…。
(バカリズム)我らがグルマンくんが
持ってきたのが
世界一のお山 エベレスト登頂
チキンライスというね。
巨大なチキンライス。
生卵の登山者がのってるんですね。
これを グルマンくんが
スイッチを押すんですよ。
そしたら
この卵が登っていくんですね。
どうなるかっていうと
この中に ガスバーナーが
仕掛けてありまして
卵が頂上に行って割れると
それが流れて
ジャンボオムライスが
完成するというね。
ハハハハ…!
(ケンコバ)消える。
これ でも
グルメ漫画あるあるなんですけど
「何? そんな事できるのか!」って
言うだけで
ハハハハ…! そんなもんなんや。
他にもですね
鯛が泳いでる水槽にですね
しょうゆを入れます。
すかさず
大量のコシヒカリを
入れるんですね 水槽に。
すると やっぱり
鯛がのんじゃって
おなかパンパンになって
この状態で蒸し焼いて
炊き込みご飯を作る…。
(伊達)すげえ! すごいわ これは。
なるほど。
(川島)中に入れちゃうっていう。
サムゲタンスタイル。
(ケンコバ)サムゲタン的な。
(バカリズム)餌だから あくまでも。
(ケンコバ)じゃあ もう 完成だ。
(バカリズム)完成です 完成です。
ちなみに この
『グルマンくん』なんですけども
後半の展開は
マスクマンが出てきたりとか。
ハハハハ…!
ラーメンマンっぽい人が
出てきたり…
だんだん 『キン肉マン』寄りに
なっていくっていう。
戦わせたらね 人気が出るから。
(バカリズム)そうそうそう…。
さあ 川島いきますか。
(川島)はい。
いろいろ
読ませてはもらってますけども。
もちろん 『美味しんぼ』
『クッキングパパ』
我々世代は 『ミスター味っ子』。
で 『おもたせしました。』
っていうね
ちょっと お土産とか そういった
おもたせを主役にした…。
実際に
名店を紹介してたりします。
これも
めちゃくちゃおもろいです。
で 『酒のほそ道』。
『将太の寿司』とかもね
これもドラマ化されました。
『孤独のグルメ』。
これも まあ ドラマで話題…
もちろん
漫画が原作でございますので。
そして 『う』ですね。
『う』?
(川島)『う』っていうのは
うなぎの事ばっかり描くっていう。
…の 『う』?
もう 主人公が
うなぎが大好きすぎて
うな重 食べたり 肝の食べ方とか
もう 本当 うなぎだけで
1冊 描ききってるっていう。
ええー! すごい!
(川島)『う』っていう漫画です。
で グルメ漫画って言われると
「?」かもしれないですけども
『賭博破戒録カイジ』の
地下王国でのカイジ豪遊シーン。
これは 紛れもなく
グルメ漫画じゃないかと。
(伊達)焼き鳥とね。
(川島)焼き鳥とポテチとビールで。
あれほど よだれが出るシーン
っていうのは ないなと…。
その中から どうでしょう?
(川島)その中から…。
結構 カロリー高めのお料理
そして
漫画が多かったと思いますので
皆さんの胃が
疲れてるんじゃないかという事で
もう おかゆ的な…
はい こちらでございます。
『しあわせは食べて寝て待て』
という。
(伊達)あらっ 知らない これ。
(川島)これは オシャレでございます。
「知らない」って言ってるよ
伊達ちゃん。
これ 最近?
(川島)めちゃくちゃ最近ですね。
2020年
『フォアミセス』で
連載
しております。
『フォアミセス』?
何? 『フォアミセス』って。
ミセスに向けて。
『少年ジャンプ』じゃなくて…。
(川島)『フォアミセス』。
(川島)だから
『クッキングパパ』とかは もう
ディープインパクト
キタサンブラックとかを
今 紹介したようなもんです。
なるほど。
こちらは ソダシちゃんを…。
ソダシちゃん!
いきましょう いきましょう!
いいなー! 強みだな それ。
白馬のソダシちゃん。
白馬の可愛らしい女の子
ソダシちゃん。
主人公がですね
可愛らしい女性なんですけども
麦巻さんといいまして 38歳。
独身なんですけども
ちょっと 体の方も虚弱体質で。
あと ちょっと
心に病を抱えておりまして
お仕事しても
長く働けないんですよ。
そんな時に
マンションの更新がきまして。
とある団地に
引っ越そうと思いまして
内見に行くんですね。
内見してる途中に
ちょっと 気圧の問題で
また 頭が ちょっと
痛くなっちゃいまして。
イテテテテ… ってなってたら
その一部始終を見てた
その団地のオーナーの
おばあさんが
フワッと入ってきて…。
「頭痛に効くやつ
持ってきましょうか?」
「いえ おかまいなく
風邪気味ですから」
って言ったけど おばあちゃんが
颯爽と すわっと行くんです。
で 何か… 頭痛薬かなと思って
持ってきてくれたものがですね
こちらなんですけど
大根の輪切りなんです。
「これ なんですか?」って
言いますと
「かじりながら 大根の辛味を
スーハ スーハって鼻に通すの」と。
「大根は喉の炎症を和らげるから
鼻のあたりにも効くのよね」
「そうすると頭痛いの治るから」と
教えてくれるんです。
まあ グルメ漫画っていうと
おにぎらずとか
カロリー高めの料理
紹介するんですけど
「大根かじって
スーハ スーハ」です。
(伊達)ハハハハ…!
グルメなの? それ。
(川島)これはね ちょっと
薬膳といいますか
こういった… 読む薬膳だと
僕は思ってるんですけど。
なるほどね。
いいとこついてるな。
(川島)ちゃんと調べないと
効果あるかわかんないですけど
この子は治ったんです。
なので この物件に住むんですよ。
おおー!
で おばあさんから
「ごはん食べにおいで」
って言われたんで
おばあさんのとこ行ったら
胸キュンな展開なんですけど
イケメンがいるんですね。
(バカリズム)おおー! 急に。
(伊達)さすが 女性誌。
(ケンコバ)まさに 『フォアミセス』。
(川島)『フォアミセス』。
さすが 『フォアミセス』。
(ケンコバ)ミセスたちの夢…。
たまたま おばあさんと住んでる
イケメンがいますと。
「どうして おばあちゃん この子
連れてきたの?」って言ったら
「なんか ちょっと
風邪気味だから」って言うんです。
そしたら
イケメンが ちょっと怒りまして。
「うちは こういう
おばあちゃんがいるのに
なんで あなたも
ここまで ついてきたんだ」と。
「おばあちゃんに何かあったら
失礼でしょ」みたいな事を
言って怒られる。
ほんで 「すみませんでした」…
麦巻さんが
走って帰ろうとするんですけど
追いかけてくるんですよ
イケメンが。
イケメンが追いかけてきて
スープジャーを
渡してくれるんですよ。
えっ!
(川島)「風邪気味には
これがいいので」って言って
渡されたスープジャーを
こう 丼にパカッと あけますと
肉団子のスープが
入ってるんですよ。
うわー! いいね!
麦巻さんも
家で いただくんですけど
一方 その頃
おばあさんとイケメンも
同じメニューを
食べておりますので
ちょっと
会話がリンクするんですけど。
「鶏団子 しっかり味がついてて
美味しい」
「鶏肉は消化吸収が良いから
胃腸に負担が かからないし
しょうがが体を温めるから
ゾクゾク風邪にいいんだよ」と
ちょっと 薬膳的な事を
教えてくれるんですよ。
こちらでは 普通に
「美味しい」って言うんですけど
「しめじは体に免疫力をつけて
キャベツがまた
胃腸にいい食材らしいんだよ」。
で もう 普通に 「スープが
まったりとしていて 温まるなー」。
「今回は 仕上げに レンコンを
擦って入れてみたんだ」
「喉にいいっていうでしょ
鈴さん すぐ喉にくるから」と
ちょっと説明多いなと
思いだしたぐらいに
おばあちゃんが ちゃんと
「うるさいっ」とキレてくれました。
「うんちく聞かされてると
料理がまずくなるのっ」
言いすぎる手前で
おばあさんが止めてくれるんで
あまり こう
説教臭くはならないっていう。
(川島)情報も ちゃんとして
知らん間に…
読んでても
なんか こっちも 心が温まって
なんか 元気になってくる。
(伊達)元気になるわ。
川島さんが
今まで バトル漫画とか
『あしたのジョー』とか
好きだったのに
今 これが好きなんだと思うと
働きすぎちゃう? と
思いましたね。
ハハハハ…! そうやな。
そこで休憩をしたがってるね。
そうなんですよ。
癒やされたいから。
癒やされたいんだ。
心と体が疲れてる人は
ピッタリです。
だから 蛍原さんにピッタリ。
俺? えっ どういう事?
どういう事なん?
(川島)大根かじって
スーハ スーハしてそうやもん。
(伊達)ハハハハ…!
最近 もう Snow Man見て
好きやなと思うもんね。
へえー!
(伊達)みんな格好いいですもんね。
あっ ラウール君と
めめがいいなと…。
(ケンコバ)ハハハハ…! めっちゃ
娘さんの影響受けてる。
もう1冊 ちょっと 軽く
紹介させてもらっていいですか?
これぞグルメ漫画っていうのを…
はい。
『真夜中ごはん』。
(伊達)これ 知ってます これは。
これ 知ってます。 これ 面白い。
(川島)イシヤマアズサ先生の。
この方の描く絵
うまそうすぎるでしょ。
何? ぶっかけうどんみたいな。
(バカリズム)画力 すごい!
うまそうすぎるな。
ストーリーは もう 本当
可愛いだけ ほぼ。
「いちばんよく食べてたのは」…
このコロッケ屋さんね
「中学の帰り道」。
「コロッケと
チキンナゲットください」
「その場であげるのを待つのが
大好きだった」と。
揚げたてな。
(川島)「本当においしくて
大好きなお店だったのですが
ひとつだけ…」
「妹にしか
おまけをしてくれなかった」
「その事を
いまだに根に持っています」。
それを買って 家帰ってですね
こう 食パンと焼く この絵。
(バカリズム)うわー! おいしそう!
うまそう!
(川島)「レタス コロッケのせて
マヨネーズぬって
ウスターソース
たっぷりかけて…」
できた
このクリームコロッケサンドの
ビジュアル 見てください。
うまそうすぎる…。
(一同)うわー!
めっちゃ うまいな この人。
(川島)どんな画力やねんっていう。
それ食べたいもん。
(川島)これが うまそうでしょ?
で 「いただきますっ!!」って
食べて
「ウマー!!!」ってなるんですけど
最後のコマがね
妹が来るんですよ。
「コロッケひとつ残ってるの
ちょうだい」
「やだ」「あんたにはコロッケの
うらみがあるからね…」
見てください 下。
「うそ あげる」。 可愛い!
あれ? あっ 可愛く終わる。
世界一優しい嘘じゃない? これ。
「うそ あげる」。
妹 なんだか よくわかってない…。
(川島)わかってないです。
自分だけ
おまけされてたりしてるけど。
忘れてましたね 蛍原さん。
コロッケ芸人 ありましたね。
コロッケは ホンマいけるわ。
ねえ。 華丸さんも
大好きや言うてたな これ。
コロッケ嫌いな人 いてないやろ。
いきましょう コロッケ芸人。
やりますよ。
コロッケは でも
カロリー高いでしょ? でも。
高熱で揚げてるんで。
熱に弱いんですね カロリーは。
(一同 笑い)
いやいや いやいや… 油 油!
150度までしか耐えられない。
(ケンコバ)熱がカロリーを殺す?
(伊達)はい。 死んじゃいます
カロリーは。 全くない。
カロリーって死んじゃうの?
全くないです。 ゼロ。
飛んじゃうんだ。
うわあ… コロッケ食べたい。
さあ 伊達ちゃん。
ちょっと… いろんな方と
かぶってはいるんですけども。
まあ 『クッキングパパ』
『美味しんぼ』… 王道ですよね。
あと 『深夜食堂』とか
『味いちもんめ』
『しあわせゴハン』
『しあわせのひなた食堂』
『幸せ一貫』。
なんか 「しあわせ」っていう言葉に
僕は弱いんですね 多分ね。
『しあわせゴハン』。
(ケンコバ)『幸せ一貫』とか。
(伊達)僕ね グルメ漫画って
ちょっと こう
泣きたい時に読むんですよ。
ええー!
いい話ね。 いい話 ある ある。
(伊達)ちょっと紹介したいのが
『戦争めし』。 魚乃目三太先生の。
これは 要するに 太平洋戦争中の
兵隊さん
たちが
ごはんを作るんですよ。
そういう事か。
これね カツ丼の話なんですけど。
戦時中に?
(伊達)戦時中に。
もともと シェフの人も
兵隊さんとして
連れていかれるわけですよ。
飯炊き班。
で カツ丼を食べた事ない
っていう兵隊さんたちが
いっぱい いるわけですよ。
「いつか 無事に帰れて
カツ丼 食いたいね」って
言うんですけど。
まあ ある時 木箱に入った
何か わからないものが
落っこちてたんです
森の中に。
開けてみたら
食材が入ってたんですね。
その材料を見た時に
「カツ丼作れます これで」と。
「食べた事ないんだったら
作りますよ」と。
それがね これなんですよ。
(ケンコバ)これ いい絵やな。
(伊達)いい絵なんですよ。
「これがカツ丼っていうのか」と。
実際 食べるわけですよ。
見てください この食べた時の絵。
「モグモグ モグモグ」
「美味いなぁ…」
はい。 これね
みんな 夢中で食べるわけです。
まあ この話には続きがあって
シェフの人は 戦争終わって
料理屋さんをやるんですけど
1人 料理屋さんに
来るわけですよ。
で シェフが
「あの時
ちゃんとしたお肉のカツ丼じゃ
なかったんですよ」っていうのを
最後に報告するんですよ。
「あれは
ハムで作ったカツ丼だったから
ちょっと しょっぱかったもんな」
っつって
ボロボロ ボロボロ
涙をこぼしながら
そのカツ丼を食べるという。
うわー…!
(伊達)これね
すごくいい話なんだよな…。
伊達ちゃん いいわ。
こういうのも だから
本屋さんに行かないと…。
これは だから ジャケ買いですね
はっきり言って。
伊達ちゃんの買い方やから
まあ 見付けられたり…。
もう 世の中で持ってるの 僕しか
いないんじゃないかなと…。
(バカリズム)他でも見た事ない…。
そんな事はない。
他の本屋さんで見た事ない。
(バカリズム)ハハハハ…!
『世にも奇妙な』みたいな話に
なって…。
日本で1冊だけ出したの?
(伊達)で この『流浪のグルメ』。
『流浪のグルメ』?
(伊達)
土山しげる先生。
1 2 3
出てるんですよ。
知りません? この人。
(川島)いや
当たり前みたいに出されても…。
(伊達)えっ! 知りません?
(向)ハンター錠二さん…。
(伊達)ハンター錠二ですよ!
何? ハンター錠二って。
(伊達)土山先生の漫画
『喰いしん坊!』とかね。
…で 出てくる
すごい
大食いできる人なんですけど…。
大食いの仕方が?
これ 知ってますか?
(川島)あれ?
(伊達)二丁喰いっていうね。
何? 何? それ。
(伊達)これ 右と左に箸を持って
食べてない方の手で
麺を冷ましてる。
冷まして…? ああー!
(伊達)もう すぐいけるから。
(ケンコバ)確かに。
フードファイター なんで
これ せえへんねんって思うよね
これ見たら。
(伊達)そうですよね。
食べ始めると
こういう感じになりますね。
(伊達)「ズバババババババ」ですよ。
(ケンコバ)冷めへんやん。
(伊達)このハンター錠二
なんですけども
僕らの地元の東北の名店を
紹介するっていう
まあ まあ… ちょっと
スピンオフ作品なんですけど。
例えば 仙台の駅前とかにも
よくある この そばの神田。
これ 漫画では 神田屋って出て…。
これは 珈巣多夢っていうね
仙台の定禅寺通にある
喫茶店なんですけど
コーヒー飲みに行ったら
『流浪のグルメ』
本棚にありましたね。
そりゃ うれしいよ
店の人からしたら。
でね この
ハンター錠二なんですけれども
登場が面白いんですよ。
登場が面白い?
(伊達)まずね
カップルが もめてるんです。
「お肉は嫌っ!
お魚が食べたいのっ!!」
「昨日 回転寿司 行ったじゃん!」
「やーよっ!」
「もっとピチピチのお魚を
食べたいのっ!!」
そしたら 後ろから急に…。
(伊達)「明朝7時 ここに来い!
魚を食いに行くぞ!」
「第8回完」って書いてるやん。
どこで終わってねん これ。
(伊達)これで この話 終わり…。
(バカリズム)気になる。
毎回 1ページだけ連載してるの?
(一同 笑い)
違う…。
植田まさし先生じゃないんで。
(川島)ハハハハ…!
『コボちゃん』みたい。
これは 仙台なんですけど
落っことした財布が
やっと見付かったんですよ。
「やったっ!! これで牛タン
腹一杯食える!!」っつったら
隣から
「牛タンは最終日に食え!」
「これより 滞在中の食事は
俺が指示する!」
(ケンコバ)「第2回完」
(伊達)「第2回完」
(川島)また終わってる!
どこで終わってるんですか これ。
(伊達)もう 第3回目が
楽しみでしょうがない。
(川島)終わるとこ
おもろすぎるやろ。
(伊達)でね この
『流浪のグルメ 東北めし』って
今 全3巻なんですけど
東北って6県あるんですよ。
これは 宮城版と岩手版と青森版。
ただ この土山先生
『流浪のグルメ』3巻
これが遺作なんです。
えっ! そうなの?
(バカリズム)そうなんだ。
でも まだ
3県 残ってるじゃないですか。
あるよ おいしいものな。
(伊達)おいしいもの
いっぱいありますから。
だから 僕 原作するんで。
でも… 店は知ってますからね。
(伊達)店は
いっぱい知ってますから。
把握してるんで 流れは。
(ケンコバ)突然登場…。
(伊達)突然登場すればいいんで。
実写版は? 伊達ちゃん。
(川島)あっ じゃあ ハンター錠二。
僕? やりましょうか
ハンター錠二。
伊達ちゃん やったら?
それが一番いいんちゃう?
そうですね。
さあ GAGの福井。
(川島)福井。
僕が 今まで読んできたグルメ漫画
こちらです。
『ミスター味っ子』『ワカコ酒』
『らーめん再遊記』。
で この『蒼太の包丁』
『味いちもんめ』
『喰いしん坊!』。
ここら辺は 先ほど
伊達さんがおっしゃられた…。
(伊達)そうね。
(福井)で 『築地魚河岸三代目』
『ラーメン大好き小泉さん』。
ドラマにもなってるもんね。
(福井)ここら辺が 僕が好きな
グルメ漫画となっております。
で その中で?
(福井)はい。
『日曜日の背徳めし』という。
(伊達)あっ 魚乃目三太先生だ。
(福井)はい。 先ほどの『戦争めし』。
(福井)これは
2018年に出て
『漫画ゴラク』さんで
連載されてたんですけど
設定が もう すごく秀逸で。
主役の方が この
鴨志田稔雄さんっていう方で
奥さんと 2人暮らしを
されてるんですけれども
少し前の健康診断で 数値が
あまり良くなかったんですよ。
で 薄味のごはんを
毎日のように出されてる。
で 唯一 日曜日の朝の11時から
この奥さんが
ヨガに行かれるんですよ。
(バカリズム)ハハハハ…!
(川島)はい はい。
(福井)もう 運動する準備
されてるんですけれども。
この時間を使って もう
めちゃくちゃハイカロリーな…。
ハハハハ…!
(川島)我慢してた分。
ごはんを食べるっていう
物語なんですよ。
(バカリズム)1週間分の。
(伊達)自分の時間だ。
日村さんがやってるやつやもんね。
(福井)そうなんですか?
(バカリズム)確かに。
隠れて?
(ケンコバ)奥さんには
管理されてるけど
朝 「ウォーキング行く」って言うて
たっぷり食べてくるっていう。
(福井)じゃあ 背徳めし
されてるんですね。
この方は もう
まず コンビニに行って
カップ焼きそばを買って
フライパンに油をひいて
炒めながら
このソースをかけると。
で そのあとに… ここに一緒に
コンビニで買ってきた
イカフライを投入。
(バカリズム)なるほど。
(伊達)イカフライ入れちゃう?
(福井)薬味を入れて
仕上げにマヨネーズを入れて…。
で こちらが…。
(バカリズム)素晴らしい!
「今週の背徳めし
“マヨネーズたっぷり
イカフライ焼きそば!”」
(川島)「今週」っていう。
まあ うまいわ。
これを食べた この方が…。
(川島)火星人いる…。
(伊達)よくわからん。
(福井)そうなんですよ。
なぜ これ 火星人級の…。
(ケンコバ)地球の規模ではないと
もう。
これを
紹介させていただくにあたって
調べてみたら
イカフライって
まあ イカじゃないですか。
火星人って
ちょっと イメージとしては
イカみたいな 足が長い…。
あれを 多分 イカという風に…。
フフフフ…!
そこからきてるの?
いや 多分なんですよ。
僕が全部 考察してるだけなんで。
U.F.O.とか そういう…。
(川島)焼そばのね。
その U.F.O.っていう
手がかりっていうのは
全くないんで この…。
考察したら
U.F.O. 出てくるでしょ。
(福井)出てこないです。
めちゃくちゃ甘い
考察チャンネルやな これ。
これだけじゃないです。 もう…。
(ケンコバ)メニューが見たいね。
ケチャップとマヨネーズ…
オーロラソースや。
(福井)ケチャップとマヨネーズ…。
(バカリズム)袖まくってる。
(向)楽しみにして…。
(川島)うれしそうやな
鴨志田さん。
(福井)「パンに塗る」と。
「その上に
とろけるチーズを1枚…」
「2枚」「まだまだ3枚…」
(ケンコバ)おいおい おいおい…!
(福井)
「もう一声 4枚…」「5枚…」
(ケンコバ)無理 無理 無理!
(福井)「7枚(全部)…」
7 全部?
(福井)オイルサーディン…。
(バカリズム)うわー!
(福井)玉ねぎのスライスを
のせまして…。
「塩・胡椒少々」
「最後にもう一度 粉チーズ…」
(向)もう1回?
(伊達)粉チーズ…。
埋まってるやん。
(伊達)すげえな。
(福井)「盛々の状態で
トースターに入れて」…
出来上がると
こちらのですね…。
これ うまいよ。
(川島)7枚やもん。
まあ これで 最後に
「熱いのが美味い!」
っていう事なんですけども。
(ケンコバ)これはわかる。
(福井)これ ちょっと
1回 マネしてみたんですよ。
7枚のせてみて
やってみたんですけれども
めちゃくちゃ熱いんで…。
(バカリズム)まあ そうでしょうね。
口の上の…。
(一同 笑い)
これ 本当 気を付けてください。
うまいだけじゃ済まない。
熱いグラタンと一緒やもんな。
僕が もう1つ 紹介したいのは
この『不倫食堂』という。
(ケンコバ)これ 知らん…。
なんなん? それ。
いや 知らないわ。
いいタイトル。
(福井)これ
『グランドジャンプ』で
連載
されてまして。
現在は20巻
という事なんですけれども。
(福井)
主役の方 サラリーマンで
家庭も
持ってらっしゃるんですけれども
全国各地に
出張で飛ばれるんですね。
その各地で女性の方が
たまたま お会いしたりとか。
なるほど。
サラリーマンの夢やねんな。
(福井)はい。
で どうまん蟹という
浜松市の幻の蟹が
あるんですけれども
ある小料理屋さんで
女将と食べるんですね。
(バカリズム)エロッ!
(川島)女将? これ。
(福井)「うちの亭主も やっぱり
好きなんです どうまん蟹が」
2人で 「美味しい」。
(ケンコバ)カウンター挟まず。
(伊達)あれ? 大丈夫?
(川島)お客さん 来ないから。
次 蟹の身を食べた殻が
写るんですね。
そして 次のコマで
女将さんの脱ぎ捨てた殻が。
何? 何? 何?
(ケンコバ)女将さんの殻や。
どういう展開なの? これ。
ちょっと…。
女将さんの中身が
食べられちゃった
っていう事なんですね。
それ 考察? お前の。
(川島)どういう見解ですか?
どういう見解を?
これ 多分なんですけど
蟹をむいてて
ちょっと眠たくなってきたと
思うんですよ。
(ケンコバ)蟹 むいて…。
ハハハハ…!
(福井)むいてて
眠たくなってきて…。
そのまま 女将の着物を
蟹の殻だと思って
むいていった…。
この流れで?
むいちゃったら いただきます
みたいな事なのかな。
ハハハハ…!
この考察チャンネル 大丈夫か?
(伊達)やばいでしょ。
ちょっとね おかしい… 怪しいね。
(一同 笑い)
(川島)なんだ? あいつ。
さあ 向。
(向)はい。
読んでるようなグルメ漫画…
はい こちらですね。
『ミスター味っ子』とか
『クッキングパパ』とか。
(バカリズム)ああ 『OH!MYコンブ』。
(向)『OH!MYコンブ』。
(ケンコバ)復活したからね。
(向)そうなんですよ。
最近 復活したから。
そう。
今 『OH!MYコンブ ミドル』
っていうので
大人になったコンブが
お酒のおつまみとかを
お菓子で安く仕上げるっていう。
(ケンコバ)『寿エンパイア』
俺 忘れてた。
(向)あとは 『なぎら健壱
バチ当たりの昼間酒』
っていうのもありますし。
なぎらさんの。
まさかのなんですけども
作者 魚乃目三太先生です。
おおー! じゃあ 間違いないね。
(向)はい。
なぎらさんが すごくおいしそうに
昼間から酒飲む漫画なんですけど。
『鬱ごはん』
『フェルマーの料理』
『てんまんアラカルト』
『姫様“拷問”の時間です』
『Artiste』
『らーめん再遊記』
『食戟のソーマ』
『めんつゆひとり飯』
『甘々と稲妻』。
(伊達)『めんつゆひとり飯』?
めんつゆさえあれば全部できるよ
っていう料理漫画なんですよ。
実用的な。
(伊達)面白そう。
そんな中から…。
こちらです。
『フェルマーの料理』でございます。
こちら 『月刊少年マガジン』で
連載してまして。
(ケンコバ)『アオアシ』の
あの人が描いてる…。
(向)そうです そうです。
小林有吾先生が描いてて
北田岳っていう主人公が
いるんですけど
もともと
数学オリンピックに出るぐらい
めちゃくちゃ数学が得意な
男の子なんですよ。
これ 何が新しいかって
数学と料理を組み合わせた
漫画なんですよ。
ほう!
(向)その岳君っていうのは
食べたものを答えとして
全部を式で逆算できるんです。
えっ!
(向)数学の考え方で。
ひと口食べて
「食材を“数字”だとする」。
これに 「煮る」「焼く」とか
調理法を「関数」と置いて
こちらの表が料理の式だと。
(伊達)ええー! 何? これ。
難しい。
何? 数学ばっかり…。
(向)そうなんです。
その料理の部分
見せていきたいんですけど
こちら。
ナポリタン。
(向)これが答えです。
(川島)
まず 答え 言ってくれてんの?
(向)これを
どうやって作るかなんですけど
まず
具材の香ばしさを出すために
野菜を順番で炒めていくと。
(川島)ホンマに そうやもんね。
(向)続いてが その具で
ケチャップを焦がすと。
ケチャップね。
(向)焦がす事によって
トマトの香りを より強くする。
酸味も飛ぶしね これで。
(向)そうですね。
続いて 皆さん
やっぱ パスタって
アルデンテがいいと
思ってるじゃないですか。
うん。
(川島)よう聞きますね。
岳君の数学では違うんです。
(ケンコバ)ナポリタンは違うのよ。
(向)こちら 歯応えを
ウインナーとピーマンに
置く事によって
「パスタが必ずしも
アルデンテである必要はない」。
ここで アルデンテを
引き算するんですね はい。
そして
ワインビネガーとマヨネーズで
さっぱり感を足す事によって
マリネするんです。
俺もマヨネーズでやる これ。
つまり 数式で言いますと
こちらですね。
(向)…になるんです。
ナポリタンと…?
普通のレシピになってない?
いや… あのですね…。
ナポリタンって 大人になったら
くどいなってなりがちなのが
香ばしさ 爽やかさを
入れた事によって
さっぱり食べられる
ナポリタンになるんですね。
この式は 僕が考えました。
「僕が考えた」?
いや 「僕が考えた」なんか
そんなん アカンやん。
だから この回は
甘い考察 禁止や言うてるやろ!
(川島)ああなりたいんか? お前。
ああなりたいか?
あの子 ずっと浪人して
あそこおるけど。
すみません。
あの子が責められてる時
俺も こんなになるのかと
思って…。
そういう事よ。
(向)震えてました。
本当に…。
作品に悪いんで。
そうよ。
作品は いい作品なんで。
もう1個あるんです。 すみません。
(川島)答え見せて 答え。
(向)答え こちらです はい。
勝手に言ってるの?
向が言ってるの? それ。
これは 作中にあります。
(バカリズム)これは作中にあるんだ。
だから これが
イコールになるんですね?
(向)これが イコールになります。
これを導く式を今から出します。
(ケンコバ)その式は 作中にあるの?
式は 僕が考えてます…。
それを先 言いなさい!
それをね 先に言いなさい!
(伊達)先生に失礼だから。
(向)すみません。
「僕が考えたんですけど」を
言いなさい!
「僕が勝手に考えたんですけど」。
僕が勝手に考えた式です。
こちらですけれども
肉じゃがって やっぱ
日本人だけなんですね。
でも それは 世界標準じゃない
という事で
岳君が考えたのは 肉だけで
肉じゃがを表現するんです。
(向)ジャガイモの皮と玉ねぎで
作った出汁を
いったん 煮込みます。
そして 煮込んだあとに
フィレ肉に入れて
これ 54度の真空で湯煎すると。
(ケンコバ)低温調理。
(川島)わかりますよ。
(向)で それだけじゃなくて
嗅覚を刺激するには
ジャガイモを
もう 真っ黒に焦がすと。
それを マッシュポテト…
ピュレにすると。
で ここから…。
そういう事ね。
(川島)ちゃんと言ってよ。
はい こちらです。
〈本屋でマンガ芸人に
あの 男塾芸人や
ゴルゴ13芸人も〉
〈今週は 中川家 サンド ナイツの
仲良し3組と
小忙しい芸人が追加〉
〈先月放送した
ダチョウ倶楽部スペシャルも配信中〉
〈今月のPラジオは 見取り図〉
〈オリジナル作品も
盛りだくさん〉
〈次週 プロ野球トーークが配信〉
〈吐き出し部屋は 向と福井〉
担当してくれたディレクターさんに
会わんで帰ろうと…。
〈「アメトーークCLUB」で
検索〉
ここから…。
そういう事ね。
(川島)ちゃんと言ってよ。
はい こちらです。
どういう事?
(川島)答えは?
もう ただの肉じゃがじゃねえか。
(向)違うんですよ。 初めの肉…
玉ねぎ ジャガイモは
物理的に なくしてるんですよ。
うん。
で 出汁をしっかり
玉ねぎとジャガイモで
取ったものを入れてるので
姿は見えないけど肉じゃがだ
っていう話をしてるんです。
実際の料理もある?
(伊達)えっ!
(伊達)えっ ちゃんと作れるんだ。
(向)そうです。
(バカリズム)ええー! 肉だ!
(ケンコバ)肉やん フィレ肉やん。
ホンマや。
これを肉じゃがとしてます。
全然違うじゃん さっきの式と。
(川島)なんなん? あのフリップ。
(伊達)最初から
出せばよかったじゃない 料理。
(川島)出来上がったのが これ…。
(向)そうです そうです。
(伊達)これが世界標準の…。
(向)肉じゃがなんです。
だから これ 食べてみてください。
わかりました。
(向)そうなんです。
フォークも45度。
この『フェルマーの料理』の作中で
一番いいといわれてる
温度にしてます。
(伊達)それで温かいんですか。
(川島)めちゃくちゃ
うまいですよ そりゃ。
あっ!
でも 肉じゃがやね。
(向)そうなんです。
(伊達)肉じゃがの味する。
肉じゃが。
玉ねぎの甘みが出てます。
(川島)なんで? 玉ねぎないのに。
煮込んで 出汁にして それを…。
(ケンコバ)あっ 出汁や。
(向)そうです。
湯煎で入れてます。
すごいね。
(向)すごいですよ。
これが 数学の肉じゃがです。
(ケンコバ)すごいわ。
ハハハハ…!
さあ 蛍原さん。
はい?
(ケンコバ)恒例の明日買う本。
本当に それぞれ
興味深かったです。
これは もう
絶対買ってもらうから。
『クッキングパパ』は 別に
何巻 読んでもいいですから。
でも 今回 ちょっと 本当に 僕
癒やされたいなって思ったんで
川島の…。
やったー!
『しあわせは食べて寝て待て』で
ございます。
これに決定です 今回は。
やったー! 初めて。
さすが 『フォアミセス』…
ミセス蛍原。
バカかって!
〈何度も見たい
面白シーンてんこ盛りの
あれ やっちゃいます!〉
〈次週は
納涼!! 芸人トーークセレクション〉
バカかって!
〈面白シーン いいとこ取りで
あれもこれも見せちゃいます〉
さすがですね ケンコバさん!
〈その翌週は 草君キレッキレの
ジーンズ大好き芸人〉
FREEWHEELERS
大好き!
津田さんだけ…。
なんでやねん!
〈その次は
すぐナメられちゃう芸人やるよ〉
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