出典:EPGの番組情報
やりおる!行動経済学~かまいたちとちまたのアカンたち~[字]
「行動経済学」でアカ~ン悩みを解決?する実験バラエティー▽オフィスに商店街・ご家庭のお悩みに挑戦▽かまいたちも驚嘆・すぐに役立つ目からウロコの理論が続々登場!
番組内容
知らないと損!いま注目の「行動経済学」で世の中のアカ~ンお悩みを解決?する実験バラエティー!▽かまいたち・檀れいもびっくり!経済学×心理学で人間の思考や心理を分析するスーパーな学問のスゴさとは?▽ちゃんと捨てて!オフィスのゴミ分別問題に挑戦▽カギは“北風と太陽”商店街の困りごとに立ち向かえ!▽部屋の片づけに人生相談まで…すぐに役立つ目からウロコの理論が続々!▽かまいたちのあの漫才にもヒミツが?
出演者
【司会】かまいたち,【出演】檀れい,大阪大学特任教授…大竹文雄,【声】種﨑敦美,中野周平(蛙亭)ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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キーワード出現数ベスト20
- 金子
- 山内
- 高岸
- 先生
- 自転車
- 商店街
- サンクコスト
- ナッジ
- 大竹先生
- アカン
- お願い
- 野呂
- 行動経済学
- 過去
- 誤謬
- アカン現場
- お母さん
- 看板
- 行動
- 土地
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
<それが…!>
(山内 濱家)
行動…! 行動…!
<経済学に心理学を組み合わせた
「行動経済学」。
その理論は…>
<ご家庭や街なかのアカンお悩みを
この学問で解決できるかもしれない!>
(笑い声)
(2人)え~!
すごい!
もったいないやろ。
ポイントがやろ?
違う違う…。
俺 今後…
(拍手)
さあ この番組の強力なブレイン
行動経済学の専門家
大竹文雄先生です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
(拍手)
檀さんは 行動経済学っていうのは
ご存じでしたか?
いや 言葉自体
初めて聞きました。
あんま なじみないですよね。
ないですね。
今日 大竹先生がいないと
本当に番組 回らない状態なんで。
ところで 山内さんって
スニーカーを集めるのが趣味だって
お聞きしたんですけど。 そうなんです。
僕はスニーカーを かっこいい
かっこ悪いっていうのは
あんまり自分で分かんないんで…
…と思ってるって
ことですから。
実はね
それがまさに
行動経済学的な…。
(2人)え~!
え~! そうなんですか?
ヴェブレン効果? ヴェブレン?
ヴェブレンっていう人なんですよね。
そういう人が
名前を付けたんですけれども。
そんなわけない。
そういうことじゃないと思う。
人は普通…
でも意外に…
あっ そう。 はい。
分かるかもしれへん それ。
ヤッホー!
イエーイ!
ヴェブレン効果は
実験でも証明されているの!
そうなんだ!
同じワインを「5ドル」と
伝えて飲ませたときより
「45ドル」と伝えたときのほうが
脳のおいしいと感じる部分が
活発に反応したんだって!
へぇ~ 味は変わらないはずなのに
人間って不思議~!
そうした…
(山内)なるほど。
人間のクセみたいなのが
あるんですけれども
それを そういうもんだと思って
じゃあ
そのクセを逆に利用して よくしよう。
人や社会の悩みを
解決しようっていうことでですね
今回 NHKに私
むちゃぶりされたんです。
(笑い声)
ロケにも行ってきました。 (2人)え~!
そうなんすね。
大竹先生にむちゃぶりしたのは
オフィス 商店街 ご家庭のアカンお悩み。
行動経済学で
解決できるのか!?
まず1つ目の「アカン」を
大竹先生と調査するのは…。
こんにちは!
ティモンディの高岸です!
最近 プロ野球選手になった
ティモンディ 高岸さん!
よ~し 今日は 元球児として…
よろしくお願いします。
(高岸)さあ来い!
あれ 高岸じゃなかったら
捕れてなかったですよ。 速いボール。
2人がやって来たのは マヨネーズや
ドレッシングで有名な大手食品メーカー。
(高岸)こんにちは~!
オフィス担当の大島と申します。
よろしくお願いします。
(高岸)
よろしくお願いしま~す。
出迎えてくれたのは…
ティモンディカラーに合わせてくれたんだね。
(山内)
あ ほんまや。
アカン現場に向かう途中に
高岸さんが何かを発見したよ!
ん?
これは何ですか?
(高岸)なるほど!
実は…
楽しくなってきますね!
そうですね。
ナッジ?
はい。
最近 コンビニや
スーパーのレジ前で
足形のマークを
よく見かけるでしょ?
うんうん。 何となくマークの上に
並びたくなっちゃうんだよね。
そうなの。
ナッジって…
強制はされてないけど そこに
従うようになってますね 何となく。
そんな会社の
どうしてもアカン現場がここ!
社員の皆さんが
ごみを捨てに来る給湯室。
こりゃ アカ~ン!
このオフィスでは
キャップとラベルを取り 水洗い。
最後は潰して ごみ箱に捨てるルール。
お~ 細かい
ルールですね。
どんな捨て方をしているか
見てみると…。
(高岸)これは… あっ!
ラベルも剥がれてない。
あっ これは? (大島)それも潰して…。
潰してほしい?
しっかり潰すためのプレス器も
用意しているんだけどね…。
あ~ ほんとだ。
簡単ですね。
ある日の3時間を
計測すると
7割以上は全ての手順を
クリアできていた。
でも 14本はルールどおりに
捨てられていなかったんだ。
70%を超えてましたから これ上出来だと
思うんですけど どうですか?
いえいえ これはやっぱり…
100%ですか!
このメーカーは
廃棄していた卵の殻を
肥料としてリサイクルする
など SDGsに積極的!
今後は再生プラスチックを商品の容器や
ラベルに使うことも考えているんだ。
(高岸)なるほど。
先生!
先生が注目したのは 「みんなの動き方」。
この男性は まず流しに向かって
そのあと ごみ箱へ。
こちらの女性は ごみ箱から
流しへ向かい… 再び ごみ箱へ。
なるほど やり方が違う。
う~ん みんな あっちこっち…
この人は 潰すのを忘れているよ!
そっか!
(大島)流れがね こういったり…。
1… 2… 3… 4になってる。
そう。
そこで先生が考えたのが!
これだ~!
床の矢印!
…っていう感じがするじゃないですか。
(高岸)します。
それがナッジですね。
(高岸)これもナッジですか。
そうです。
床の矢印は レジ前の
足形マークと同じ考え方。
まずは
流しに誘導して水洗い。
続いて キャップとラベルを
捨てるんだけど
あれ…? あれ あれ あれ?
濱家さんが見てる!
先生 これは?
確かに。
…っていわれてるんですけれども。
社会的イメージ?
横断禁止の道路で
こんな目のマーク見たことない?
あるある!
ドキッとして 渡るのをやめたよ。
かまいたちさんに見られていたら
意識して ちゃんと分別するかもね!
びっくりした 俺も入ってる。
なるほど。
アイデアですか。
僕が思ったのは やっぱり…
やっぱりオレンジですか。
高岸さんのアイデア
よさそうなので
やってみよう!
あ~ こんなのができて。
みんな かまいたちさんの視線を
気にしてるぅ! 写真撮ってる。
あら! あとで
笑いもんにする気じゃないすか。
めっちゃプレッシャー与えてる。
「見とるで」って。
なるほどな~。
やばい 俺 見られてる。
俺 見られてるわ。
あぁ~ バッチリです。
矢印に沿って流しに向かってから
捨てるという動線は
みんな 結構 守ってくれた!
そして 意外と
効果があったのが…。
プレスしてくれる人が増えた。
あまり使われていなかった
プレス器。
オレンジ色になって
みんな使うようになった!
果たして 結果は!?
34本のうち
不備は3本だけ。
達成率は
73%から91%に!
…っていう おもしろさがありますよね。
(拍手) なるほど。
(山内)ナッジ めちゃくちゃ効果的や。
これが行動経済学なんですね。
そうですね。
プレスするところにも…
…とか書いたら
また踏みたくなるかもしれませんよね。
いいですね。
いいですか。
俺 ちょっと
ナッジ分かってきました。
プレス器… 敷いてる絨毯みたいなのに
「ナッジ」って書いたらね もっと…。
何の意味もない
そんなこと。
そっと後押しするっていう意味なんで
目立ったらダメですよ。
目立ったらダメなんだ。
そういう意味なんですね ナッジってね。
あんな見事に出るんですね。
いや あそこまでは予想してませんでした。
最初…
番組のオープニングで言ってた むちゃぶりって
こういうとこやったんですね。 (笑い声)
さあ では続いてのアカン悩みに
まいりましょう。
山内さん VTR振りお願いします。
VTR…
もうええわ。
<続いてのアカン現場は 東京・板橋!
都内屈指! 560mのアーケードを誇る
ハッピーロード大山商店街。
やって来た「アカン調査隊」は…?>
(山内)誰?
んっ!
あっ 野呂さん。
<板橋生まれの板橋育ち…>
おいしいな
ここのコロッケは!
<愛する地元商店街の
アカンお悩みを探すぞ~!>
おいしそう! 「おいしそう」が
先にいっちゃって ごめんなさい。
すごい いっぱい
おむすびがある。
(野呂)えっ 骨折してしまった。
こりゃ アカ~ン!
<国道から駅に直結する この商店街。
買い物客が多い午後1時からは
自転車の乗り入れが禁止なんだけど
守らない人も結構いるの>
(自転車のベル)
危ないですね~。
(野呂)そう! すごい!
<自転車問題を調査中
こんなものを発見したよ>
あれ 何これ?
鳥居みたいなのある。
何これ?
<路地裏に
突然現れた
鳥居のようなもの!?
壁に貼られて
超目立つ~>
事情をご存じですか?
はい。 あれは…
(野呂)あっ えっ?
奥さん 作った?
(女性)生ゴミ… 袋とか もうとにかく
あらゆるゴミが落ちてるんですよ。
それだけなら まだいいんですけどね
オシッコ。
(野呂)あら!
(女性)あっちゃこっちゃで
するんですよ。
<そこで おかあさんが6年前に作ったら
ゴミも立ち小便をする人も
だいぶ減ったんだって!>
神聖な気持ちになれば
罰当たりなことはできない
という道徳心に
訴えかける理論。
確かに! 姿勢を正さなきゃって
思いに自然となっちゃう。
言葉で注意しなくても
こんな方法で人の行動を
よくできるって すごいね!
罰当たりそうやもんね。
こんにちは~。
<自転車の危ない乗り入れについて
商店街の偉い人に聞いてみたよ>
(臼田)今年の1月から正式に
自転車は通っちゃいけない
乗っちゃいけないってなったんですよ。
<自転車の乗り入れが道路交通法違反に
なると決まったことを受け
商店街では 呼びかけを強化>
恐れ入ります。 自転車の方…
<50mの間隔で看板を置いて
走行禁止を手厚くアピール!>
でも なかなかなぁ…。
<だけど…。
あっ 看板の横を
乗ったまま通っちゃった!
せっかく押してきたのに
看板の横から乗りだしちゃったよ~>
<商店街に人が増える夕方の2時間を
観察したところ
乗ったまま通った人は なんと…>
(野呂)「法律が!」みたいなのを
もっとやったほうがびっくりしないかな。
<ちなみに 商店街では
もう一つ対策を考えていたよ>
≪は~い!
おっ?
(野呂)あら! 鮮やかな方が!
まゆちゃん?
<イベントなどに参加して
街を盛り上げているの。
そんな まゆちゃんと
始める対策とは…>
楽しい!
そこで…
「道路交通法違反の対象と
なりますので 自転車は降りて…」。
<「道路交通法違反」を
つよ~く呼びかける予定>
<いろいろな対策をしているけど
他にもっといい方法があるなら
ぜひとも教えてほしい!>
生で見れました。
モニターでしか見られへんのかなと
思ってたけど 今日。
ありがとうございます 先生。
なんとかして下さい。
私が提案したいのは…
何々をしてはいけないとか…
したかったことが できなくなるって
すごい損を感じますよね。
それよりも 何となくしたいな…。
得を感じるようなことを
やっぱり表現してあげるっていうのが
いいんですよ。
何のチケット?
商店街の割引チケット。
そう 商店街 大損じゃないですか。
あ そうか。
こんな
責められて。
自転車 降りて下さいって
言われると
乗りたいのに降りなきゃいけないって
思うから損を感じますよね。
これは いわゆる
北風のほうってことですよね。
<そんな北風ポスターを
太陽理論で変えると…>
いや~ん。
なるほどね。 へえ~。
「休ませましょう」って
やっぱりすごいですね。
自転車を降りることを プラス
いいことにしてるってことですよね。
そうなんですよ。
だから 何かいいことはないかって。
商店街では
アナウンスもこれから
始める予定だ
ということですが
商店街の方が考えた
もともとの案が
こちらです。
<「禁止」「道路交通法違反」など
やっちゃいけないことを
強調しているけど
こちらも 改善の余地が
あるということで
先生が考えてくれたアナウンスが
こちら!>
なるほど。 すばらしい声ですね。
ありがとうございます。
ありがとうございます 本当。
実は こちらの理論を使ったんですね。
ナッジ 出てきたよ。
これはね 私たち…
…っていうふうな
気持ちがあるじゃないですか。
9割の人が降りている。
乗っているのは あなただけ
っていう感じになるので
周りの人の行動を意識させる。
そうすると 多数派の人がそうだったら
自分もやりたいなっていうふうに
思わせるっていうのが
「9割の人」っていう
表現なんですね。 う~ん。
こんにちは~。
<早速 野呂さんが 大竹先生の
アイデアを伝えに行ったよ>
ほんとに…
こっちは…
…って思いになるんですよね。
…とか言って。
(笑い声)
一生懸命ね 考えたから
気を遣いはった…。
<呼びかけのポスターも
リニューアル> いい!
<10個の立て看板
全てを変更してもらったよ>
(山内)おとうさん!
(取材者)いってらっしゃい。
たまには休んでね。
おかしい。
<早速 自転車!
看板を見た!
けど降りない…>
難しいか~。
<子どもを乗せたお父さん。
すごく見て~…。
降りてくれた!>
<この人も…
降りた!
おっ! 2人連続!>
なるほど なるほど!
…ってなっちゃう人
いるかもしれないですけど。
はぁ~ 先生 すごいっすね やっぱり。
<まゆちゃんのアナウンスを
ちゃ~んと聞いている子もいたよ>
はじめに
言ってたよ。
よう聞いてんな
子どももな。
えらい えらい。
<商店街の2か所で検証した結果
乗り入れをする人は
以前と比べ
どちらも10人以上
減ったんだ!>
…っていう
反応はありました。
逆に 「ん?」って引っかかって
降りたっていうのは
先生 あそこも
ねらいですか?
ほんまですか?
(笑い声)
自転車 長もちさせるため
みたいな おっしゃってましたけど。
ねらいです。
あ そうですか?
後付けじゃないんかな~ あれは。
ねらいです。
え 全て? 全部 計算の上ですか?
(笑い声) 全部 計算です。
さあ ということで
続いては とある…
今度は檀さん VTR振りを
お願いしてよろしいでしょうか。
皆さん。
(山内)うまい!
アハハハ すばらしい。
最後のアカン現場は
栃木にある中華料理店。
大竹先生と向かったのは…。
でかい~!
早速 人気の冷やし中華の
味をチェック!
あ~ おいしそう!
(金子)え~ ほんとですか。
創業33年のお店は
豊富なメニューが楽しめると大人気!
料理人歴50年の
白川文夫さんが
一代で築いたんだ!
スープ下さ~い。
妻の紀子さんと
娘の真美恵さんも手伝う
家族経営。
長年 地元で愛されてきた
人気店のアカンお悩みとは?
何?
こりゃ アカ~ン!
店の2階が居住スペース
ということで
早速 アカン現場を
見せてもらったよ。
(山内)あ 猫ちゃん。
あっ なるほど~。
もう 今パッと見で
アカンと思ったもんな。
テーブルの上とかな。
テーブルの上とかで。
あら 猫ちゃんが。
(金子)濱家?
(真美恵)彼です。
(金子)口の横に ちょっと
ほくろみたいなのが。
そうですね はい。
逆濱家だ。
(金子)
似てる!
ありがとうございます。
金子さん。
でもネコに構ってる場合じゃ
ないんじゃないですか?
そうですね。
もう ここが…。
お母さんが 特に片づけられない
アカン場所がここ!
(金子)はぁ~!
まあ やっちゃいますよね。
(金子)これ また使おうと
思ってたんですかね。 あ~。
お母さんの言い分も
聞いてみようじゃないか!
自分では そこの…
やっぱ ちょっと このままだとな…
っての あるんですか?
(真美恵)はい ありますね。
全然 分かんないです。
どこから片づければいいか
見当もつかないよ~。
よろしくお願いします~。
散らかり放題の この場所。
先生が まず
目をつけたのは
たくさんの引き出しがある
小物入れ!
(金子)だいたい?
だいたい分かってます。
問題です! ジャラッ!
分かってたら問題ないですからね。
(金子)
さあ 正解は…。
(紀子)メガネとか…。
全然違う。
経済学的には 費用がかかるというので
「取引費用」って名前付いていて。
何かをしまって
次に使うとき
どこに入れたかを思い出す
必要が出てくるよね?
うんうん。
たまに思い出せないこともある~。
その思い出そうとする
一手間を
「取引費用」というの。
でも この手間を省略する
方法があるんだって~。
知りた~い!
そこで工夫してみたいのは
これですね。 (金子)あぁ~。
大竹先生が取り出したのは
半透明のボックス。
これを使えば
中に何が入っているか分かるので
「思い出す手間」が
省けるってワケ!
(金子)お母さん 今 「あ~!」って
ちょっとリアクションしてましたけど。
(金子)例えば これ
香典袋って言って…。
こうしてったら 完璧ですね。
(金子)あ~!
いいっすね いいっすね。
これなら どこにしまったか
思い出す必要がないね!
そして 一番アカンのが
この経理書類の山!
ゆくゆくは娘さんに
店を任せたいというお母さん。
でも このままじゃ 引き継げないよ。
今…
例えば こういうファイルボックスの
順番を決めておくとしますよね。
斜めのテープを貼っとくと
このテープ
そろえたいじゃないですか。
順番が逆だと全然そろわない。
でも私たち そろえたいっていう
気持ちが 常にあるじゃない。
それを使ってるんですよね。
ねえ これ見て!
あっ ゴミ箱の上に
バスケのゴール!
ゴミをシュートしたくなるでしょ?
絶対なる!
これも ついやりたくなる
楽しい仕掛けで
人を正しい行動に導く
テクニックなの!
X!
(金子)
ちなみに どなたのファンで?
(金子)
そしたら あれじゃないですか。
X JAPANの曲ごとに なんか…。
(笑い声)
…を守っているっていう感じ。
(金子)「X JAPANとの約束」
いいじゃないですか。
今回の片づけは テーマは。
(金子)おぉ~!
(拍手)
(金子)すばらしい。
布団とか
めっちゃ はたきそうですよね。
「紅だ~!」は
散らかりそうやけどね。
散らかりそう。
<ここで 檀さんのお悩みも
大竹先生に聞いてみたよ>
檀さんのお悩みです。
土地… 土地とかですか。
土地!? 土地じゃない。
ふらっと土地 買いに行って
「こっちもええな」とか あるわけない。
檀さんレベルになると。
いやいやいや…。
興味とかもあって
ついつい買って。
大竹先生 これは解決策ありそうですか?
買ったら古いのを捨てる。
捨てる?
捨てる~?
使ってなくてもですか?
そう。
あるいは置き場所を決めておいて
そこから はみ出る物は捨てる。
まあ同じですね。
は~ なるほど。
それは「コミットメント」っていうんです。
強い約束をするわけですよね。
そうすると 捨てるのって
もったいない感じがするじゃないですか。
めっちゃします。
そうすると…
そこでグッと我慢するってことですよね。
でもちょっと… ちょっと
挑戦してみようかなと思いました。
そうですね。
(笑い声)
ギュウギュウに。
白川家では アカン悩みが
もう1つあったみたいなんですが
こちらをご覧下さい。
白川家のもう1つのアカンは
あるものが原因だそうで…。
これが そうなんです。
(金子)おぉ~!
えっ ものすごく
ふっくらと。
お父さんが…
店のお土産程度に と始めたはずが…
(女性)10個以上。
(山内)めっちゃ買ってる!
今では 道の駅や
コンビニでも売られていて
家族経営の小さなお店では
さばききれないほど 注文が殺到。
こん包と発送に
追われているんだ。
今 実際…
こりゃ アカ~ン!
店が終わっても
あげもち作りが続くから…
でも お店をやめて
あげもちに専念する
という考えには
どうしても
抵抗があるようで…。
今 こうね…
そうそうそう。
でも…
大竹先生が注目したのが
お父さんのキャリアへのこだわり。
(文夫)そう思っちゃうんだよ。
そうですね! 何ですか? それは…
サンクコストとは 一度払って
もう取り戻せない「費用」のこと。
例えば
ギャンブルで全然当たらないとき。
「ここまで払ったお金が
もったいない!」と
ズルズルやめられずに
続けちゃうケース。
もう少し~! もう少し!
と思っちゃう。
…を「サンクコストの誤謬」
っていうの。
なるほどね~。
過去どうだったかは 実はもう
取り返せないものだから関係なくて。
…っていうことを考える。
(金子)
過去は捨てる…。
(笑い声)
(文夫)それは確かに うん。
(ヤリくん オルちゃん)
先生の提案!
この先 こういうこと
したいなとか。
やっぱり2人で ほら…
お父さん ハワイ…。
え~っ。
(山内)
整理整頓してからな。
行動経済学と初めて出会った白川家。
何でしたっけ? 先生 名前。
「サンクコストの誤謬」なんですよ
これですよ。
過去のことは忘れて これから先のことを
きちっと見つめようと。
お二人は 実は サンクコストについて
詳しいんですよ。 えっ?
サンクコストの誤謬にぴったりな
お二人の漫才が 実はあるんですよね。
俺ら
サンクコストの誤謬漫才
してたっけ?
全く
意識してない。 えぇ~?
行動経済学者の間では
もうお二人の この漫才は
サンクコストの誤謬の漫才。
(2人)ええ~!
話題になってます。
(2人)ええ~っ!
すごい!
すごいやん。
そんな話題の漫才 「タイムマシーン」を
披露してもらったよ!
たまにね タイムマシーンがあって
過去に戻って
何か一つだけ やり直せるとしたら
何かなとか 考えたりもするんですよ。
あ~ 俺も考えたことあるわ。
考えたことある?
俺は…
ポイントカード作る?
うん あのコンビニのね。
ほう… 何なん それ?
俺 一番最初にコンビニで
「ポイントカード 作りますか?」って
聞かれた時に 何となく断ってもうて。
まあ分かるけどね。
そこから毎回コンビニ行く度に
「作りますか?」って
聞かれんねんけど。 はいはいはい。
…になるから 結局作れてないのよ。
だから一番最初に ポイントカード…
何やそれ お前。
もったいないやろ。
違う違う違う違う…。
(拍手) そうなんですよ~。
(山内)えっ?
これ サンクコストの誤謬なんですか?
サンクコストなんですよ。
損しましたけれども
もう過去のことじゃないですか。
今から作ればいいんで。
まさに漫才中に僕が言ってること
そのまま 先生 おっしゃってくれてる。
いや だって 今作ったら
今までの
逃してきたポイントの損失が
確定しちゃうじゃないですか。
作らなければ ここはもう
ないまま進んでいくのに。
(笑い声) いやいやいや…。
将来のことだけを考えて
今すぐ作りましょう。
作ったら めっちゃ損した気持ち…。
言ってること分かります? 何となく。
分かります。 ああ でも…。
もし過去に戻れるとしたら
どうしたかったとか
それ自体 無駄だなって
思いました。 (笑い声)
俺 今後 漫才のツッコミ変わりました。
「お前 それサンクコストの誤謬やないか」。
(笑い声) 分かれへん 分かれへん。
ナッジ!
(笑い声) ナッジ…。
先生の学会とか呼んでもらって
やったら 大爆笑するんじゃない?
大竹先生のアドバイスから10日後。
話を聞きに行ってきたよ。
(取材者)こんにちは~。
どうも いらっしゃい。
…特化して。
ランチメニューを
半分に減らす代わりに
集大成として
新作ラーメンを作りたい!
でも…。
これは まだまだ
話し合いの時間が必要かな?
10年ぶりの家族旅行に行く
計画を立てていた!
(紀子)行く… 行く…。
「行く」を入れないと。
…みたいな感じかな。 かっこよく言うと。
まず みんなの時間をつくって。
もう1つのアカンお悩み。
どうなったのかな~?
おぉ~!
あ~ いい!
お~ すごい!
全然違う。 「X」!
これなら どこに何があるか
娘さんも すぐに分かるね!
お母さん…
もちろん…
(笑い声)
アドバイスどおり
「X JAPANプロジェクト」を実践!
大事な経理書類は X JAPANの箱に!
こりゃ分かりやすい。
(山内)
ステッカーじゃなくてCD!
ここに こういうものが
入ってるっていうのが…
みんなのアカンに 行動経済学が
少しでも役に立ったなら うれしいな~。
…かなっていう
感じはしたよね。
やりおる~!
(笑い声)
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