あさイチ「“毒親”と離れてわかったこと 当事者たちのその後」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

あさイチ「“毒親”と離れてわかったこと 当事者たちのその後」[字]

「毒親」という言葉が知られるようになって10年。自分を支配しようとする親から離れた後、どう生きてきたのか?親の介護をどう考えた?様々な親子の形や距離感を探る。

詳細情報
番組内容
「毒親」という言葉が知られるようになって10年。親と絶縁したり距離を取ったりした「その後」を取材。親を捨てた罪悪感を持つ人もいたり、介護すべきか悩む人もいたり。それぞれの決断を見ながら親子の形や距離感を探る(毒親とは過干渉や暴力・暴言で子供を思い通りに支配しようとする親のこと)▽中継『生推し!幻の出西しょうが』▽ゴハンは牛肉のスープ鍋▽【ゲスト】青木さやか【キャスター】博多華丸・大吉、鈴木奈穂子
出演者
【ゲスト】青木さやか,【解説】信田さよ子,【講師】料理研究家…ファン・インソン,【キャスター】博多華丸,博多大吉,鈴木奈穂子,【リポーター】駒村多恵,小林孝司,中原真吾

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
特性情報 – 中断ニュースあり

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  1. 信田
  2. 自分
  3. 大吉
  4. 華丸
  5. 青木
  6. 小林
  7. ファン
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  9. 母親
  10. 言葉
  11. 中原
  12. お母さん
  13. 距離
  14. 今日
  15. 毒親
  16. 鈴木
  17. 田房
  18. 介護
  19. 関係
  20. 恭子

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

NHK
created by Rinker
エンスカイ(ENSKY)

生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

鈴木≫おはようございます。
大吉≫9月28日

水曜日の「あさイチ」です。

鈴木≫間に合いそうですね。

大吉≫あしたみんな集合かな。

華丸≫あしたあさってですからね。

大吉≫さらっといったけれども

(VTR)
ご存じですか?

10年前に出版され話題となった
漫画「母がしんどい」。

主人公の女性が
母親の過干渉に苦しんだ

実体験を描いた
コミックエッセーです。

親が習い事を次々と決めて。

勝手にやめさせる。

中学受験も相談せずに決め…。

娘をコントロールしようとする親。

そんな親から逃れ
自分の人生を

取り戻そうとするまでが

漫画では描かれました。

この漫画をきっかけに毒親という
言葉が知られるようになりました。

過干渉や暴言、暴力などで

子どもを支配する毒になる親
という意味です。

それから10年。
親と断絶をした漫画の作者を

訪ねてみると、いろいろと
気付いたことがあったそうです。

年老いていく親との関係を
このまま放置していいのか

罪悪感が生まれたといいます。

番組では他にも

親から距離を取った人たちの
その後を取材。

すると、さまざまな親子の形が
見えてきました。

こちらの女性は
かつて母親から支配され

18年間離れて暮らしてきました。

2年前から、あえて同居。

あるルールを決めたことで
お互いの距離を

保てるようになったといいます。

専門家によると
親子はたとえ大人同士になっても

距離感が大切だといいます。

今日は…

さまざまな親子の形を
見ていきます。

大吉≫青木さんもお母さんと
ちょっと距離を置いた時期が。

青木≫うちの親は教師で
厳しかったんですね。

うちの両親は私が高校の時に
離婚したんですが

それをきっかけに
母親というよりも、教師に見えて

女に見えて、というところで

ちょっと受け付けなく
なってしまって

そこから距離を
長い間置いていました。

大吉≫ということで青木さんにも
後ほどご自身の経験を語って

いただこうと思いますので
お願いします。

ここからは小林アナウンサーです。

小林≫まずこの言葉
10年程前から

知られるようになった毒親。

この言葉が登場したことで
親との関係に苦しんでいた

子どもにとっては

生きづらいのは
自分が悪いからではなく

親のせいなんだ、このことに

気付けたことで楽になれた
という声が広がったんですね。

その状況がどう変わっているのか
専門家をお招きしています。

親と子の問題に詳しい
公認心理師の信田さよ子さんです。

信田さんは
娘世代からの相談に乗ることが

多いということなんですが

毒親という言葉が広く知られる
ようになって、およそ10年程

状況はどう変わっていますか?

信田≫その前に2008年に

「母が重くてたまらない」とか

何冊も本が出たんですね。

その後、東日本大震災があって

当事者の本が出て
そこから毒親ということが

特にSNSを中心に
広かったんですけれど

その時はやっぱり親から
離れることがいいことだと

言われたんですが

実際そのあと

親も、どんどん年を取るし

本人もそれなりに年を重ねると
親子関係がはたして

2011年の間の
あのころのような状態でいいのか

という問題があって
最近は、ちょっと状況が

変わっているんですね。
大吉≫高齢化に伴って

親が年取ってまた変わってきたと。
信田≫そうですね。

あと毒親は、どちらかというと

子どもの側から
親を毒だと言ったというのは

歴史的に非常に新しいことで
それによって親から離れる子

モチベーションになったという
ことですけれども、もう1つ

母親のことを言ってることが
多くて

お父さんの存在がどうかという
ことも裏側には

ちょっとあるということです。
大吉≫相談で言うと

母親と父親は?
信田≫娘のご相談が

7割くらいですね。
小林≫娘さんが

母親のことで相談すると。

信田≫お父さんのことの相談も

多いですが、圧倒的にお母さんの
方が多いということです。

鈴木≫母、娘が多いんですね。

背景は?

信田≫なんでお父さんが
いないのか

育児がやっぱり母親が専業だった
ということもあるし

家庭の中でお父さんが存在感が
少なかったということも

あるでしょうし
あとは、やっぱり子どもと同性か

異性か、ということもあります。

母親は同性で、父親は異性で

違う問題が発生するという
いうことです。

小林≫今日は
親との関係に悩んでいる方に気に

なることお伝えしてまいります。

一度離れた親に介護が必要に
なった時、やっぱり自分が

しなければいけないのか。

親とずっと分かり合えないまま
でもいいのか

自分は毒親になっていないか
番組では親の立場からの声も

お伝えしてまいります。

今日はここで、この番組の
結論をお伝えします。

この番組で言いたいのは
親子なら分かり合えるは幻想。

親子なら分かり合える
親子だから分かり合える。

華丸≫言いますよね。
大吉≫それが家族とか言いますよ。

小林≫ただ一度離れた
という方からは

それは幻想なんだということを
改めて考えたという声が

多かったんですよね。

この言葉、ちょっとショックが
あるかもしれないですが

番組を全部見ていただけると
その言葉の意味が分かって

いただけると思います。
鈴木≫今日も皆さんからの

メール、ファックスを募集します。
今、親子関係で感じている悩みや

モヤモヤをお寄せください。

親との関係、いまだに過去の
ことを許せずに悩んでいる。

そして子どもに対して、よかれと

思いつつ過干渉になってしまう
など

親の立場からも
子どもの立場からも

両方をお待ちしています。
小林≫まず子どもの立場からです。

漫画の作者の田房永子さん。

一度、親と断絶したあとに

ご自身が出産をしたことを
きっかけに

親との関係を問い直すことに
なりました。

(VTR)
田房さんは、子どものころから

母親の過干渉に
苦しめられてきました。

勝手に田房さんの彼氏と
3人での旅行を計画。

それを断ると…。

逆ギレ。

逃げると
職場にまで電話をかけてくる始末。

一時期は、十二指腸潰瘍になる程
追い詰められました。

耐えかねた田房さんは結婚を機に
29歳で親と連絡を断ちます。

もう二度と会わない覚悟でした。

しかし、親と離れた安心感と
同時に出てきたのが

このまま親を

放っておいていいのか

という罪悪感でした。

親と離れて4年後に
田房さんは出産していました。

しかし、それを
親に知らせていませんでした。

悩んだ田房さんは
周囲に相談しました。

せっかく断絶できたのに

周囲からは…。

会う方に
気持ちが傾いてきた田房さん

6年ぶりに
実家に帰ってみることにしました。

田房さんの覚悟を知るよしもない
母親は、娘が帰ると知るや

勝手に自分の友達を

招いていたのです。

再び、会うのをやめた田房さん。

すると再び
気持ちが揺らぎました。

生まれてくる子どもを
親に見せるべきか

見せなくてもいいか。

考えた末、再び会うことにした
田房さん。

しかし、今度は親に
事前に会うための条件を

初めて提示することにしたのです。

こちらの条件を
守ってもらえるならまた会いたい。

自分を守るために
必要なことでした。

そして…。

第二子を連れての里帰り

母親は約束を守り
友人を呼んでいませんでした。

とはいえ、いつもの調子で
こんなことを言ってきました。

突然、子どもの小学校を
勧めてきた母親。

この時も、田房さんは

冷静に自分の考えを伝えるように
努めました。

伝えてみると母からの返答は
意外なものでした。

断絶から10年
親を恨み切ったことで

今、田房さんは適度な距離感を
保てているといいます。

大吉≫やっぱり、ああやって
漫画で伝えてくれているので

あれだけど
実際この10年間の悩みというか

それは、もう相当なものが
あったと思うし

でもそんな中でもやっぱり

節目節目で
会わなきゃいけないのかなとか

そういう考えになって

苦労なさって

信田さん、結局、
最終的には関係は

修復する方向に向かうんですか?

信田≫世間的には修復が
望ましいと言われているんです

けれども修復が何なのか
ということですよね。

田房さんが苦しくて離れたわけ
だから、彼女が

どこまで納得できるかが大事で
そのためにすごい工夫を

されていると思うんですよね。
大吉≫ちゃんと

自分の条件を出すというね。
信田≫アイメッセージという

言葉が、唐突ですけれども
彼女の、ものの言い方の中に

すごく、それは
ありがたいんだけれども

私はそれにはちょっと
納得できませんとか

そういう私はという主語を使った

アイメッセージとか

彼女も言っていましたけれども
お母さんの行動が嫌なんだと

お母さんという人が
嫌なんじゃないと

行動と人格を分けるという
言い方もされていて

これは実は非常に私たち専門家も
いろいろなところで

使っている考え方なんですね。
そこのところがポイントじゃない

かなと思いましたけれど。
小林≫それはどういった点で

ポイントになるんですか。
信田≫誰もが責められるという

ことが嫌なんですよ
例えば皆さんだって

人格を否定されちゃったら
その人の言うことを

聞きたくないんじゃないか

お前がだめなんだよとか
言われたらすごい嫌ですよね。

でもあなたのそういう行動が

ちょっと嫌なのでやめてください
と言われたら、それは

やめようかなと思いますよね。
だから家族の間で

そういう使い分けをしないので
絶えず人格否定の言葉が

飛び交っちゃいがちなんですよ。
だから、やっぱり行動を

その行動はやめてほしいとか
そういう具体的な言い方を

していくと割合と家族が持つ
ということはあると思います。

小林≫私はその行動が嫌だよ
私は嫌だよ

と伝えるということですね。
信田≫そうすると言われた方は

あなたは嫌なんですね
でも私はそれをやってほしいん

ですみたいなことが言えるし
だからアイメッセージというのは

家族問題解決の第一歩
という感じでしょうかね。

小林≫ぐちゃぐちゃに
ならないということですか。

信田≫アイメッセージは
あとでも出てきますけれども

相手との距離を取って境界を作る
ことにつながるんですね

だからとても大事だと思います、

小林≫皆さんメールの文面を覚え
ていますかねすごく

丁寧な
敬語を使っていましたね。

信田≫よく他人行儀
という言葉がありますよね。

近所の人には丁寧語を使うけれど
家族にはぞんざいだとか

敬語を使うということも
距離を作るもう1つの

ポイントになります。
大吉≫お互いに距離を取って

冷静になって。
信田≫お茶を入れてください

ありがとうみたいな
家族じゃないのと思われるかも

しれないですけれども
そこから始めていくというのは

すごく大事なところですね。
華丸≫さっきのドラマでもありま

したけれどもお母さんが
友達を呼んでいるというのも

迎え入れたというのは
ちょっと分かる気がする

第三者が入った方が円滑に
なるんじゃないのと考えて

間に誰かいると
だいぶ違うんでしょうけれど。

信田≫お母さんはそういう
意図があったんでしょうね。

でもエイコさんからしたら
お母さんの親友があんなにいる

私は1人だと思ったかもしれない
ですよね。

小林≫気遣いだったかもしれない
けれどもエイコさんにとっては

そうではなかったということです。
大吉≫はっきりとアイメッセージ

でこういうことをされると
嫌だと伝えて

という話でしたけれども
ゲストの青木さんも

お母さんと長いこと距離を置いて
いて、いざという時には

こういうルール自分の中では
青木≫はい作りました。

4年程前に
母がホスピスに入りまして

もうそんなに長くないとなった時
母のことが嫌いなんだけれど

いなくなるのは怖いというか
嫌なんですよね

最後だからチャレンジしようと
思いました。

ルールを決めて
機嫌よく向かおうと

だから母に会いに行く前は
演技の稽古をしていました。

元気?とか声色とかですね。

トーンの稽古。
元気にしてた?とか

体調はどう?とか

言葉とか顔つきの稽古を

しながらも会っていましたね。

大吉≫行ったらお芝居を
ちゃんと自分で作って。

華丸≫そうするといいですか。
青木≫稽古のとおりにやれば

いいのでどうしてもトーンが
下がっちゃうんですよね。

過去の蓄積があるので、

こう言ったらこう返ってくるだ
ろうというのがあってどうしても

不機嫌に入ってしまうだろうなと
思って

機嫌よく行くために
楽しい時間にしよう

と思ってですね。
小林≫青木さん自身も

機嫌よくいられたっていうこと
なんですかね。

青木≫そうですね。
稽古してですね。

ずいぶん稽古して入りました。
小林≫お稽古して入ると言って

いましたけれども。
信田≫とてもいい

エピソードですよね。
私は家族演技論というか

極端なことを言うとですね。

地のままを出してしまったら
壊れる家族はいっぱいいるので

そこはいくらつらくても

顔は笑おうとか

こういう明るい口調で

3分間、持つとか

私たちグループカウンセリング

なんかをやっていると

私がせりふを作って、そのまま
言ってもらったりするんですよ。

帰りに電車の中で
暗記してもらって

うちに帰ってこういうふうに
言うとか

それぐらいしないと言葉は

本当に難しいところがある。
だから家族は

何もなくてもいいというのも
幻想でやっぱりパフォーマンスで

やっていくしかないなと
思っていますけれども。

華丸≫うそも方便

みたいなことですか?
信田≫演技はうそ

というのは、それはうそですね。
演技も1つの自分であって

日本人はわりと演技をうそとか
偽りと思いたがるんだけれど

演技をしている自分も自分だと
思うとすごい広がるんですよ。

やってみます?
大吉≫今日はちょっと時間がない

ので、このまま進行させて
いただいて。

信田≫キャラが

広がったりしませんかね。
大吉≫うまくいっている家族はね。

信田≫そんな必要は
ないんですけれども。

大吉≫

どこかうまくいっていない時は
こういうルールを設けて

青木さんは娘さんが生まれてから
VTRにあったように

ちょっと見直そうかなとか
そういうのもありましたか?

青木≫娘が生まれた
ということもありますし

母の命が短いということも
ありましてそこで大きく

自分を変えようと思いましたね。
心は変わらないので

まず行動から変えていくと

心も楽になってくるんですよね

演技をしていくと。

信田≫すごいいいポイントです。

そこは私たちは心を変えなきゃ
変わらないと思っているけれども

行動を変えることで
いつの間にか変わっていくんです。

それは本当に
心理学の理論にあって

よく心がないのにやったらだめだ
というふうに言われますけれども

そうじゃなくて
やっているうちに心がだんだん

水がたまっていくみたいに
たまっていくということも

あるので

すごく青木さんのされた
いろいろな方法って

ものすごく示唆に富んでいると
思いますね。

すばらしいですね。
青木≫ありがとうございます。

鈴木≫皆さんから早速たくさん
メッセージをいただいています。

神奈川県50代の方

今日のテーマは
自分にはまるんですが

見ているとどうきが止まりません。
私もちょいちょい母に

連絡を取りますが
相変わらずの毒舌

この人は変わらないと
自分に言い聞かせ諦めます。

母は85歳です。
それから徳島県30代の方

毒親に育てられた私は小学
1年生の息子に同じように

接してしまっていないか心配です。

親と同じようになりたくなくて
過干渉になっている気が

しています。
夫にも指摘されています。

他にも夫からの立場とか
親からの立場

いろいろな立場の皆さんから
メッセージを

いただいていますので
このあとも

随時ご紹介していきます。
小林≫いろいろな立場の方の声を

ご紹介したいんですが
続いては親の立場の声を

ご紹介します。
かつて娘を支配してしまった

というお母さんとその娘さんに
お話を聞くことができました。

(VTR)
5月下旬

親子の関係をテーマにした
トークイベントが開かれました。

登壇したのは、かつて
娘との関係に悩んだ母親です。

自分の子育てについて
こう振り返っていました。

会場には
その娘も参加していました。

林恭子さん。

母親との関係に苦しみ
16歳から不登校。

長年、引きこもる生活を
続けてきました。

今では、お互い
冷静に語れるようになりましたが

母親の節子さんの自宅を
訪ねました。

節子さんは今年で84歳。

もともと、きちょうめんな性格で

毎日、掃除や庭の手入れを
欠かしません。

夫とは職場結婚。

それでも、娘の恭子さんが
生まれた時は、こう感じました。

小学1年からは
音大を目指すという目標を立て

ピアノを習わせます。

習い事や進学先も母親の
節子さんの意向で決まりました。

娘の恭子さんに異変が起きたのは
16歳の時。

急激な体重の減少や過呼吸が起き

学校に
行けなくなってしまったのです。

原因が分からないまま
病院を転々とし

心の問題であることが
分かりました。

高校を中退し、30代まで
引きこもりがちな生活が続きます。

恭子さんは、原因の一部が
母親にあるのではないかと

気付くようになりました。

恭子さんは、自分の人生を
自分で決められないつらさを

母親に連日
ぶつけるようになりました。

「それがつらいって
 どうして分かってくれないの」

母、節子さんにとっては
まさに青天のへきれきでした。

衝突を繰り返す中で
恭子さんは、29歳の時

あることに気付きます。

以来、母親と
心の距離を取るようになり

恭子さんは36歳で家を出ます。

3年後、夫と出会い結婚。
新たな人生が始まりました。

離れたことで母、節子さんも

自身の子育てについて
振り返るようになりました。

よかれと思ってしていたことが
結果的に恭子さんを

傷つけてしまったと
考えるようになりました。

娘の恭子さんが家を出てから
18年。

今、2人は再び
一緒に暮らし始めています。

2年前に父親が他界。

1人暮らしとなった母親に

娘の恭子さん夫婦が
同居してみないかと

持ちかけました。

恭子≫いただきます。

恭子さんには
その自信があったといいます。

恭子≫寝込まれても困るんですよ。

2人は、お互いの心を守る
ルールを作りました。

恭子さんは
母の台所には手をつけない。

節子さんは
娘の仕事中には話しかけない。

節子さんは、これから
できるかぎり恭子さんを

見守っていきたいと考えています。

大吉≫心苦しいのは親も

何度も出ていますけど
よかれと思っていても

子どもの幸せを願って
やったことが結果的に

こういうふうになってる
ということがね

どの家庭でもあるじゃないですか。

それぞれの家庭で
状況は違うだろうし

同じことをやっても
ここは毒親と呼ばれて

ここはお父さん、お母さん
ありがとうと言われて

すごく難しいですね。

小林≫親の方としては前提として
よかれと思ってということで

一生懸命やっているんですね。

信田≫どの親も
善意と愛情でやっているんです。

これまでは

毒親という言葉が出るまでは
だから子どもは我慢しなくては

いけない
これで問題が起きたら

子どもの性格に問題があると
思われていたんです。

この言葉ができる
子どもの側から言ってもいい

ということになって
お母さんによかれと

思っていたからこそ

私はとてもお母さんに

反論できなくて

苦しいんですよということを

やっと言えるように
なったんですよね。

林さんのお母様が
本当に偉いと思うのは

なかなかこうやって
認められないんですよ。

やっぱり娘が変だと
娘の相手が変だとか

娘が病気だったと言って

自分がよかれとやったことは
絶対にいいんだというところを

譲らないお母さんの方が
多いと思います、苦しいから。

その点でとても

林さんのお母さんは
偉いなと思いますし

だけど見守っていきます
というのはどちらがどちらを

見守るのかな
というような気はしますね。

娘さんの方が
お母さんを見守っているのかな

という気もしますね。
小林≫お互いに距離を取って

ということですね。

信田≫お互いにというのは
危険な言葉ですけどね。

小林≫親はなかなか気付けないと
いうことですけれど

親の関係に悩んでいる
親がどういう人生を

生きてきたのか
どういう時代を

生きてきたのかという

それを知ることは
助けになりますね。

信田≫距離という言葉が

出てきましたけれど

距離という言葉を取るには

アイメッセージで私は
こう思いますということは

1つだったり
もう1つは自分が母親とちょっと

離れていて
なんであんなふうな人に

なってしまったのか
つまり若いころ自分と同じように

みずみずしい青春時代を
送ったはずの母親は

あるところから髪を振り乱して
あなたのためにやっているんだよ

と言うようになったのか
という

ことを研究するというか
それを調べるというか

難しい言葉で母親研究と
言うんですが

そうすると母親は自分と
同じような青春時代を送って

同じ女性としてどうやって
生きてきたかということが

分かったりすると
それで距離ができる

ということもあるんです。
それはとても大事なことだと

思います。

小林≫社会背景も

ということですね。
信田≫終戦間際だっただよなとか

食べ物がない時代に
髪を振り乱して

新婚生活を送ったんだなとか
分かってくるんですよね。

おじさんに聞いたりとか

中には戸籍謄本を取って
調べる人もいます。

そういうことをやったりすると
母親像の違う人として

現れてきたりするんです。

小林≫社会で生きた1人の人間と
いうことですね。

信田≫父親にやっても
いいかも

しれませんね。

親は言いませんからね。
小林≫林親子については

より詳しい記事をウェブサイトで
見ることができます。

右左にあるQRコードを
スマートフォンで読み取って

いただければその記事を
読むことができます。

母と娘が40年間お互いどんな
気持ちにいたのか。

それが率直に書かれています。
鈴木≫青木さん、ここまでの話

聞かれていかがですか?
青木≫親子だから

分かってもらえるみたいな
ことが幻想であるならば

よかれと思って人に言うことは
傷つけることも

多かったりすると思うので
私もそういうことは

あるんですけれども
親子だから分かってほしい

という気持ちがそもそも
違っていたのかもしれないなと

期待しすぎたというのが
あるかもしれません。

あと私は団塊ジュニアで

親は団塊の世代なんですけれど

団塊のことを知るとか

団塊ジュニアの自分のことを

世代的に知るということは
自分が楽になるいいきっかけに

なるなというふうに思って
調べ始めたところだったんです。

それは重要なんだろうなという

ことが分かりました。

信田≫団塊はひとかたまりだし
子どもたちもひとかたまりです。

それは調べやすいかも
しれませんね。

大吉≫それぞれの時代の

常識を知れば

こういう常識のもの

この常識のもとこういうことを
言っていたんだと

冷静に距離も置けるし。
信田≫あの時代はそうだったんだ

と思うことが大事ですね。
小林≫気付きになりますね。

信田≫あの時代は
恋愛結婚が主流だったから

あの変なお父さんと結婚したんだ
なとか分かったりしますよね。

筒井≫三重県40代の方からです。
娘さんの立場です。親について

プラスの人生を
乗っ取ろうとして抵抗し続けて

のっとれないと分かると

とたんに過干渉から
ネグレクトその繰り返しでした。

そのまま親が死んだら

私は後悔するのかと思うことに

怒りのようないらだちを
感じていますという

思いを持っていらっしゃいます。
親のことを知ろうとしたり

後悔しないように行動することも
大事かもしれませんが

最終的に分かり合えないまま
仲直りできないまま

いくということは
悪いことではないと

考えてもいいですか。

信田≫分かり合えないことと
仲直りができないことは別です。

それは後半に出てきますけど
分かり合えない人と

一緒にいることはできますからね。
諦めないから

一緒にいることもできますし。

小林≫分かり合えないと
仲直りもできる

ということですよね。
信田≫そういう夫婦もいますよね。

大吉≫無理に仲直りをする必要は
VTRを見ていても

ないのかなと思いますね。
小林≫自分を守るということです。

信田≫自分を守ると仲直りはでき
ますからね。

華丸≫逆に言うと今すごく
習い事をさせたりとか

娘とか息子、子どものためにと
一生懸命頑張っていらっしゃる

お母さんもいらっしゃると
思いますからね。

どういうふうに

受け取っていいかということを。

信田≫そのままやってその先どう
なるか

見てみましょうということでも
いいかもしれません。

全員に当てはまるわけでは
ありませんからね。

小林≫自分が支配的になるのでは

ないかという
お悩みもきています。

視聴者の方から、たくさん
お悩みを寄せていただいています。

小林≫ここまで母親との関係が

多いということだったんですが
父親が支配的になるということも

あるということですね。

信田≫お父さんの方が

分かりやすい支配が多いですね。

分かりやすい支配は
暴力的だったり抑圧だったり

お母さんはあなたのためにという

支配です。
分かりにくいんですけれど

無視でもいいですか?と言われ
たら無視でもいいですけれど

どうして私はあなたを無視するの

かということをさっきのように

そういう言い方をされとか
ありませんということを言って

しばらく言葉を聞きませんとか
そういうふうに言った方が

自分が得をすると思います。
小林≫距離を取りながら

ということですね。
信田≫アイメッセージですね。

小林≫もう1つのお悩みです。

小林≫
断絶しているんだけど

愛してもらいたかった

ということですね。

信田≫当然ですね。

私たちが親だろうと誰であろうと

ありのままの自分を認めてほしい

という気持ちはありますから
それが100なのか80なのか

50なのかで違いますけど
50以下になると

楽かもしれませんね。

その気持ちが変ではないと思う
必要がありますね。

その気持ちが消えることは

ありません。
鈴木≫消えなくてもいい

ということなんですね。

生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

9時になりました。
ニュースをお伝えします。

きょう未明、沖縄県の尖閣諸島の
沖合で中国海警局の船3隻が

日本の領海に侵入し日本の漁船に

近づこうとする動きを見せたと
いうことです。

海上保安本部は漁船の安全確保に

あたるとともに直ちに領海から
出るよう警告を続けています。

政府は総理大臣官邸の
危機管理センターに設置している

情報連絡室をきょう午前3時過ぎ
に官邸対策室に切り替えて

情報収集と警戒監視に
あたっています。

ロシアのプーチン政権が

予備役の動員に踏み切る中、
ロシア国防省は27日、

ショイグ国防相が野外の訓練場を
訪れ、動員で招集された市民の

訓練の様子を視察したとする映像
を公開しました。

公開された映像です。
ショイグ国防相は市民が銃の射撃

訓練を行う様子などを視察し

軍の担当者から説明を
受けていました。

今回の動員について
イギリス国防省などは

動員された市民は軍事経験が
乏しく

訓練も不足していると見られる
ことから戦地で犠牲になる

可能性が高いとも指摘しています。
一方、動員を逃れようと

大勢の人たちが出国する動きが
続く中、

ロシア南部で隣国のジョージアと
接する北オセチア共和国のトップ

は27日、厳戒態勢を敷く考えを
明らかにしました。

ジョージアにつながる道路の

検問所に軍を含む機動部隊が
配置され動員の対象者には招集

令状を渡していくということです。

北オセチアのトップは声明で

招集令状を受けて
すぐに徴兵事務所に

連れていかれるわけではないが
従わなければ刑事責任を含む

結果が生じることを理解する必要
があると強調しています。

北オセチアの
内務当局によりますと

27日までの2日間で
合わせて2万人余りが国境にある

検問所を通ってジョージアへ
出国したということです。

動員を巡って各地で
混乱が広がっています。

東京電力福島第一原子力発電所に
たまるトリチウムなどの

放射性物質を含む処理水を
海に放出する方針を巡って

IAEA・国際原子力機関の
年次総会で韓国の代表が汚染水が

海に放出されると懸念を表明した
のに対し日本側は基準を下回る

濃度に処理されるものだと
説明して理解を求めました。

福島第一原発にたまり続ける
処理水について日本政府と

東京電力は基準を下回る濃度に
薄めて海に流す方針です。

これについて委員で開かれている

IAEAの年次総会で韓国の代表
が演説し

原発事故で発生した汚染水が

海に放出される

史上初のことになると述べて
懸念を表明し

科学的に安全な方法で行うこと
などを求めました。

これに対して日本の引原大使が
発言し、

放出する方針なのは韓国の言う
汚染水ではなく、

基準を下回る濃度に薄めた
処理水だと説明して

理解を求めました。
会場ではこのあと、中国の代表が

発言の機会を求め
日本の計画は安全性が確保されて

いないとして批判しましたが
引原大使はこれに対して

安全で科学的なやり方で進め

IAEAが厳格な評価を行うこと

になるなどと述べIAEAと協力
して対応していく姿勢を改めて

強調しました。
では全国のきょうの天気です。

九州北部から東北にかけては
雲が多くところどころで

雨が降りそうです。
近畿では

雷を伴う所もあるでしょう。
また九州南部や北海道は晴れる所

が多くなりそうです。
関東や東北でも

晴れ間が出るでしょう。

生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

大吉≫今日は親と子の関係に
ついてみんなで考えています。

鈴木≫さまざまな

いろんな立場の方、そして

いろんな思い、ご意見も
届いています。

福岡県50代の方です。
今、子育て中のお母さんには

この毒親の文字は
自分を責める言葉になり得ます。

私も自分の母には
恨みを持ったことありましたが

子育てがうまくいっていない

と私は毒親

子どもに申し訳ないと思います。
今までを否定された

自分自身で否定してしまいます
というご意見です。

それから愛知県60代の方

毒親というこの言葉、誰が
言いだしたのですか?

子育ては大変な作業であり
どこの親でもその命を守るために

一生懸命です。
大人になるまで育ててくれた親に

毒親となぜ言えるのでしょう。
こういうご意見も届いております。

それから東京都50代の方。

母は自分が決めたことが正しい
絶対

私が自分の意見を言うとすべてが
わがままとして扱われ脚下され

怒号されました。
父が亡くなると

さらにそれが強くなりました。
私が倒れて

私が折れて対応をやわらかくして
距離を取っても無理

今やっている放送内容は
理想に思える

ありえないと思ってしまう
という意見も届いています。

いろりやってみて
それでも無理という場合は

どういうふうに考えれば
いいですか。

信田≫ご自分で考えて
おやりになったことを私たちは

どうこう言わないけれど
できれば私は

カウンセラーですから
そういう問題は第三者に相談して

いい問題だというふうに
分かってもらいたいですね。

そして毒親という言葉が
責める言葉

まさにそのとおりなんですけれど
私自身は毒親という言葉

あまり好きではないんですけれど
むしろ毒親と言わざるを得ない

ところまで
追い詰められている人が

すごくいるというところは
分かってもらいたいと思います。

実際に親に向かって毒親と言って
親が変わるわけはないので

呼ばれた方はつらいな
と思いますよ。

大吉≫距離の取り方について
ニュース中に

お話が聞こえてきたんですけれど
自分は取っているようでも

信田さんから見たら
取っていないというパターンも

あるそうですね。
信田≫思い悩んで私は距離を

取っていると言っても
親からしたら

もしくは周りから見たら
全然、距離を取っていないじゃん

という方もいらっしゃるし
ですから、そのやり方というのは

例えば第三者に
プロに相談するということも

1つかなと思ったりしますね。
大吉≫そういう選択肢も

ちゃんとあるということを

今日お伝えできればと
思いますけれどもね。

小林≫番組にはこんな声も
寄せられています。

小林≫いつの間にか自分自身が

支配的になっているんじゃないか
という声が

たくさん寄せられたんです。

実は冒頭の漫画

親との関係を漫画にした
田房永子さんも、ご自身の子ども

ができたことをきっかけに
同じことを考えたそうです。

(VTR)
田房さんは子どもが生まれた時に

意識したことがありました。

田房さんは、出産後
この世の中にA面、B面の

2つの面があることに
気付きました。

田房さんは自分がどんな時に
子どもを支配しがちになるのか

分かるようになってきました。

それは不安や緊張で
親である自分自身のB面が

爆発しそうな時。

もしかしたら母親も

自分のB面に
ふたをしていたのではないか。

そして
A面という社会のルールや

世間というものに
押しつぶされていたのではないか。

≫お前なんてどうせだめだ。
子どもがだめなら親もだめ。

お前が母親なんて
子どもがかわいそう。

大吉≫どうですか?

青木≫よく分かります。

なんて言うんですかね
自分もできていないので

しっかりやらなきゃ
社会の中で、どう見られるかとか

学校でどう見られるかとか
子どもの親として

しっかりしなきゃということが

すごく強い
強くなっているなというふうに

思いましたね。
確かにB面っていうところが

大きくなってくると娘に対して

何でもないことでしかって
しまったりする

余裕がないと。
その部分はものすごくありますね。

大吉≫言われてみればと。

青木≫言われてみると
よく分かりました。

小林≫バランスが
難しいんですよね。

本当に子どもに
どこまで言えばいいのか

というのは、皆さん
悩むと思うんですけれど

今、衝突することを
不安に思っているという方も

多いそうなんですね。
信田≫そうですね。

衝突したり
とてもきつく叱ってしまうと

いけないんじゃないか
というふうに。

だからこそ何も言わないとか

叱らないという親も
いるんですよね。

私はだから衝突がいけないとは
思わないですよ。

衝突したり、叱ってしまうと
そのあとのフォローが大事

ごめんね、さっき
あんなこと言っちゃって、と。

そのあとで
田房さんも言っていたように

話し合えるかどうか

ちょっと言いすぎたよね。

じゃあママきっとイライラして
いたんじゃないの?

ということを言ったら
それは叱るとか衝突が

悪影響を与えるというふうには
言えないと思う。

だからあまり衝突や
それを怖がらないで

多分その親は
話をしている人は

自分の親からされっぱなし
だったんだと思うんですよね。

されっぱなしだからこそ
自分もそうなるんじゃないかと

じゃあ自分が衝突しちゃったら
どうするかといったら

親がやっていないような
ちょっと謝ってみたり

あの時こういう気持ちだったのよ
と娘と話し合うきっかけにしたり

そういうことをすれば
全く問題はないと思いますね。

華丸≫顔色をうかがう積み重ねが
重なってことが大きくなっていく。

信田≫それは本当によくないです。

そのままだと
怖いじゃないですか

親の顔を子どもが見る
親がまたイライラする

いわゆる暗黙の空気の読み合いが
積み重なっていくと

ものすごい爆発に
なったりしますね。

大吉≫その根底に家族だから
分かり合えるということがあると

どうにもならないですよね。

信田≫あまり
そのつど話し合っていくという

ことをすれば、あまり
爆発みたいなもの

大きな爆発には
至らないと思いますね。

小林≫悩んでいた子どものころの
話を

聞くと自分の意見を聞いて

もらえなかったという思いを
持ってる方が多いようです。

衝突しても話し合って話を聞くと。
信田≫そのあとで親の方が

ちょっと言いすぎたわねというと

どんな気持ちだったの?
あの時、と子どもに聞けば

子どもは話してくれますから。
衝突を恐れないということですね。

鈴木≫衝突している時に
夫はどうすればいいのか

三重県40代の方から
届いています。

小学生の娘、息子を持つ父です。
妻が子どもたちに厳しく

過干渉気味で気になっています。
夫婦でも意見の食い違いがあって

悩んでいますがどうやって

自分は折り合いをつけて
いけばいいのか

どう関わっていけばいいのか
分かりませんと。

信田≫その時、子どもが

かわいそうだと
子どもの味方をすると

夫婦関係が最悪になりますからね。
そういう問題、私は

とても経験があるので

そういうご相談がね。
ですから原則は

夫婦はいつも仲よし。

仲裁はするにしても

最後は自分は母親の味方だよ
というところは

維持しないといけない。

鈴木≫母親の味方だという
スタンスでいいんですね。

信田≫夫の役割は

母親のケアをすることですから

その場をおさめるのは

別かもしれませんけれど

最終的には君は大変だったねと
妻のケアをする側に回らないと

夫婦の関係が
どんどん悪くなってくる。

鈴木≫関わらないのは

いちばんだめですか。

信田≫いちばん無責任ですね。

大吉≫過干渉気味だと思って

いたらご夫婦どうしで話し合うと。

信田≫ちょっと待ったぐらい
言って、どうしようかな

この場をどうにかしなきゃ
いけないかと思っているんだけど

ということで介入することは
やってもらいたいです。

華丸≫駆け込み寺みたいな
スタイルを取るとか

よくないんじゃないですか。
信田≫何かあったら

パパにってというのも
いいじゃないですか。

小林≫駆け込み寺だと
黙って待ってるのではなくて

言うということですね。
信田≫父親もそういうふうに

おっしゃったら
いいんじゃないですか。

大吉≫それを言わなかったら
家族だから最終的には

悩んでいたら来てくれると。

信田≫そのような保険は
ききませんよ。

華丸≫夫もずるいですよね。
小林≫無責任だという言葉も。

信田≫すみません。
小林≫続いて考えていきたいのは

かつていろいろあった親の
介護が必要になった時の問題です。

悲痛な声でもあります。

悩んだという女性に
話を伺いました。

(VTR)
50代のサユリさん。

幼いころから母親の
暴言や暴力を受けてきました。

23歳で結婚し
家を出たサユリさん。

過去のトラウマに
苦しめられながらも、30年以上

親と離れて暮らしてきました。

状況が変わったのが7年前

母親に認知症の症状が
現れ始めてからです。

父親は2年前に他界。
弟は入院中のため

介護ができる家族は
自分しかいないという状況でした。

家族である以上
自分が介護すべきなのではないか。

サユリさんは
カウンセラーに相談しました。

カウンセラーからは
過去の記憶がよみがえるため

介護はしない方がいいという
アドバイスを受けました。

悩んだ末、サユリさんは
介護を始めることにしました。

その中で、サユリさんが
心がけたことがあります。

それは
当時の日記に書かれています。

「私が母を介護するのは
道端で通りかかった人が

具合悪そうな時、お助けする
ような感じだなと思う。」

親子としてではなく
他人として

接することに決めたのです。

毎日の食事介助にトイレの誘導
おむつの交換。

サユリさんは淡々と
目の前の作業に集中する日々を

送りました。

介護を続けて1年、ある時
母がこんな言葉を発しました。

ある時、おむつを交換していると
不思議な感覚になったそうです。

「赤ちゃんみたいな
母の介護をしていると

反対に自分が赤ちゃんになって
パンツを替えてもらっている

ような気分になるので不思議」

サユリさんは、これからも
自分を守りながら

母と向き合っていこうと
考えています。

大吉≫青木さんもお母さんの

お見舞いに行かれていたそうです
けれども、そのころは

どういう心境というか
どういう状況だったんですか?

青木≫母が先が長くない中で
ホスピスに入って

行けるかぎり私は
ホスピスに通おうと思いました。

毎回行く度に
ミッションをかして

今日は手を握ろうとか

今日はマッサージをしようとか

これをやろうというミッションを
かすんですね。

それをやりに行く
淡々とやりに行く

という感じでした。
その中の1つで

ある時、謝ったんです。
私はいい子じゃなかった

ごめんなさいというふうに
母に謝った

謝るというミッションを
かしたんです。

そうしたら母が何言ってるの?
さやかは誰よりも優しい子だった

でしょ?って言ったんですね。
どういう理由か分からないです。

私は優しい子じゃなかったので
だけどもしかしたら私が最後

いい形で終わらせようとして
いるのを母が、そういうふうに

終わらせようとしてくれたのかも
しれないし

思い出してあなたは
優しい子だったでしょ?と言って

くれたのかもしれませんけど
そういうことがありました。

ミッションを、かして
毎週毎週母のもとに向かって

そんな簡単なことでは
なかったですけど

美談ではないです。
2段階段を上がって

下がってという感じで

初日には戻らないぞと

いう思いで頑張っていました。
その中でこの人は私のことを

好きなんだというふうに
感じることができた

言葉じゃなくて
私よりも弟とのことが

好きなんだと
思っていたんですけど

この人は私のことを
愛しているんだと思ったんです。

それは私にとって
ものすごく貴重な体験でしたし

やってよかったな
と思っていました。

大吉≫青木さんの場合はね。
VTRにもありましたがある程度

淡々とこなしていくというのも
大事になるんですかね。

信田≫そうですね。
他人のように

というのがありましたね

だからいったん

彼女の場合も、いったん

親から距離を取って
会わない時期があって

そのあとで出会って
そして、さっきのように

ルールをかしたりとか
自分なりにやることを決めてとか

その辺の道端で困っている人の
ように関わるというふうにして

自分があとで後悔しないだけの
ことをやろうという感じで

やっていらしたと思うんですけど

このサユリさんの場合も
介護しないという自由も

あったと思うんですね。

カウンセラーが
やめなさいと言ったように

この方も介護しないという選択肢
もあったんだけど

あえてそこを彼女は介護をする
ということは

すごく大きいことだと思いますね。

介護をしないという自由がないと
いうふうに思っている方

多いんだけど
介護は拒否することが

できますから、
そこのところ

多くの方に知ってもらいたいなと
いうことですかね。

それから、あとで
さっき青木さんも

おっしゃったように

最後、終末をみとりながら

何か今後、生きていくために
必要な情報をこの母から得たいと

いう思いを持っている人が
結構いるんですよ。

その中で期待しないんだけれど
最後には謝ってほしいとか

さっきの優しい子だったねとか

そういうことを

母親もそれを言って
最期それで亡くなるという例も

結構あったりしますね。

だから結構介護って

母と娘の終幕なので

とても濃いドラマが
起きる可能性がありますね。

小林≫介護をしない選択肢もある

それも前提として
ということですね。

信田≫私たちの

カウンセリングの中では
葬儀にも行かないし

絶対行かない、自分を守るために
私たちはそれを支持するし

そういう方もいますね。
いろんな形を選べる

ということでしょうか。
小林≫信田さんからのアドバイス

はNHKのウェブサイトにも
掲載しています。

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記事を読んでください。
今日お話した内容に加えて

親子関係作りのヒントを
教えてくださっています。

鈴木≫番組へのメッセージ
1500通を超えました

ありがとうございます。
番組の最後

時間のかぎりご紹介します。
大吉≫続いて

「いまオシ!LIVE」です。
今日も島根県から

今日は中原さん。

中原≫夜のうちに降った雨も

やんで雲も取れてきて

山並みも見えてくるように
なりました。ここは島根県の

東部にあります出雲市です。
おはようございます。

今日は
後ろに広がっている畑で

栽培されているある作物を
ご紹介します。

見ていきましょう。
大体、背丈が

30cmぐらいの高さで

この土の中に眠っているんですね。
実際に姿を現してもらいましょう。

お願いします。
大吉≫あら?

中原≫出てきました

分かりますか?ちょっと
土を落としてもらいましょう。

大吉≫しょうがかな。

中原≫はい、正解です。
この赤みを帯びた色で

分かったかもしれません。
この地区の名前を取って

出西(しゅっさい)しょうがと
呼ばれています。

引き揚げてくださったのは
出西生姜組合の永戸薫さんです。

一度出荷の状態が整った
しょうがをご覧いただきましょう。

永戸さん、今、収穫の
最盛期ですけれども

ちょっと小ぶりなんです
かね。

永戸≫そうですね。
この土地で昔から

使っているしょうが

なんですけれども

中しょうが小しょうがの部類に
入ります。

中原≫スタジオのゲストの
青木さやかさん

大変ご無沙汰しております。

青木≫ご無沙汰しております。

よく覚えていただいて。
中原≫しょうがは

青木さん、ふだん
どんなふうに食べますか。

華丸≫関係性を言って。
大吉≫昔、番組をやっていた

とかかな?

中原≫昔、番組を一度させて
いただいて

プライベートで…。
しょうがは

どんな形で召し上がりますか?

青木≫しょうがはすって薬味を

入れていることが多いです

けれども、それだったらそのまま
みそをつけるそのまま食べちゃう。

中原≫青木さん、さすが

先食いやめてください。
そうなんですよ、それが

いまオシ!ポイントなんですよね。

今日の生推しポイントが

これでおいしく丸かじり

できるというのが
この出西しょうがの

ポイントなんです。
華丸≫辛くないんだ。

中原≫百聞は一見にしかず
ということで

いただいてみましょう。
大吉≫そのまんま。

華丸≫ガリみたいな感じ。
大吉≫ちょっと強いかな

どうなの?
中原≫辛い。

しょうがなんで
辛いのは、しょうがないんです。

でも、おいしいです。
大吉≫おいしそうには

見えなかったよ。
辛いんでしょう。

中原≫辛いんですけれど
繊維がなくて

すごくやわらかくて

食べやすいの特徴なんですよ。

華丸≫今日もそれで
生で食べるんだ。

中原≫聞いてみましょう。
本来も生で召し上がるんですか。

永戸≫そうですね。
先ほど言われたとおりに繊維が

やわらかいことで
生で食べることが多いですね。

中原≫地元の方も

生で召し上がっている

ということで今日は地元の方が
出荷の準備

を進めていますので作業場に
行ってみましょう。

青木さん、私の調べによりますと
2020年の

3月から4月にかけて
3回にわたって

しょうがのスープを作りました
っていうインスタグラムを

投稿されてましてね。
青木≫すごいチェックされて

くれているんですか。

そうなのかもしれません。

中原≫最近はしょうがの料理とか

お作りになっていますか。

青木≫そうですね。

豚汁なんかにはしょうがを必ず
すって入れていますし。

中原≫豚汁ですか。いいですね。

ぜひこの中継を

見終わったあとには

しょうがの丸かじり動画なんかを

上げていただけるとうれしいです。
青木≫はい、分かりました。

華丸≫何かあったの?
大吉≫ぎすぎすしてる。

中原≫
見ていただきましょう。

こちら収穫した
しょうがの根元に近い部分の

葉っぱや根を
取っているところです。

永戸さん、手作業にこだわって
やってらっしゃるんですよね。

永戸≫そうですね。
一個一個の形状が違うことで

なかなか機械化も
できないというのと

あと、手作業でやることで
きれいにしょうがの作業ができる

ということでやっています。

中原≫根を取っていった
しょうがを

今度は右を見てくださいね。
束ねて余分な葉っぱの部分を

裁断機で切り落としていきます。
このようにざっくりと

いっちゃいます。
そうしたあとは

このように水につけて
丁寧に水で洗い落としていけば

出荷の準備の完成。

華丸≫高圧で。

中原≫特徴は葉っぱ付きで
出荷するということなんです。

それは見た目がいいということと
葉っぱがしおれてきたら

そろそろ食べなければいけないな
と鮮度のチェックになるという

ことなんですね。
では、ここで

出西しょうがにまつわる
ある神秘的なエピソードを

ご紹介します。
地図を見てください。

こちらが出雲大社。
全国的にも有名な神社です。

こちらが出西地区ですけれども
なんと繊維の少ない

出西しょうがは
この出西地区でしか

育たないという
不思議なことが起きているんです。

永戸さん、なんでなんですか?

永戸≫この出西地区特有の

気候だったり、あとは地下水とか
そういったことで

繊維の少ないものが出てくると
思っていますけれども

原因はよく分かっていないですね。

中原≫長年作り続けられて
いるけれども

その理由は分からないんです。

でも、この歴史を知って

いらっしゃる方が
いらっしゃいますので

ご紹介します。
出西しょうがを作り続けて

なんと半世紀

薫さんのお母様で

いらっしゃいます文江さんです。

生でもおいしい出西しょうが

料理を堪能させていただきますが

天ぷらですね。おいしそう。
どれくらい揚げるんですか?

文江≫ほんのちょっとです
けれどもね。

さっと入れてさっと揚げるだけ
何秒かですね。

中原≫揚げたてで準備されたもの
がありますので、いただきます。

文江≫どうぞ召し上がって
ください。

大吉≫こうなると、どうかな?
華丸≫辛みが、和らいで。

中原≫おっしゃるとおり。
辛みがほとんど…

ほんのり、あるぐらい
気にならないですね。

にんにくの天ぷらに似た食感が
すごくおいしいです。

華丸≫そんなにやわらかいんだ。
中原≫文江さん、こちらが?

文江≫しょうがの千切りを

しょうゆに15分程漬けまして

それを揚げたものです。

しょうがを食べると元気になって
ものすごく元気になりますので

食べてくださいよ。

中原≫文江さんが元気なのは
こうやってしょうがを

召し上がっているからですか?
文江≫かぜもひかないですね。

食べてください。

華丸≫ポカポカしますからね。

中原≫地元の方出西しょうがを
食べて元気です。

皆さんも、食べてみては
いかがでしょうか。

文江≫しょうがを食べて
元気になります。

大吉≫皆さん
ありがとうございました。

最終的には言われたとおりの
立ち位置に立っていただいて

手を振っていただいて
ありがとうございます。

助かりました。
中原アナウンサーと

仲はいいんでしょう?
青木≫そうですね。

すごく仲はいいんでしょうね。
大吉≫ちょっと、ぎすぎすした。

華丸≫距離を
取っているんでしょう?

青木≫1回どこかで
お会いしたことはあって。

大吉≫不思議な、あの地区でしか。
華丸≫食べてみたい。

大吉≫華丸さん、続きましては。
華丸≫「みんな!ゴハンだよ」。

駒村≫今日は牛バラ肉で作る

韓国のスープ鍋

カルビタンをご紹介します。

牛肉と大根をじっくりと煮込み
春雨を加えたスープ。

とうがらしを使った
辛口薬味ペーストで、味の変化を

楽しみながらいただきます。
今日教えてくださるのは

料理研究家の
ファン・インソンさんです

よろしくお願いします。
今日はカルビタンを手軽に

アレンジということなんですが
もともと、カルビタンは

韓国の宮廷料理ですね。

ファン≫そうです。

歴史が長い料理で骨がついている
カルビ肉を

2時間以上煮込むんです。

でも今日は、骨なしカルビ肉を
30分でできるレシピを

皆さんにご紹介します。

そして、そこに追加で
味をちょっと変えるペーストを

皆さんに教えていきます。

駒村≫そもそもおばあ様が得意で
おばあ様が宮廷料理の料理人

ということで
おばあさんの得意料理

ということですね。
ファン≫カルビタンは親戚一同が

集まる時とかお祝いする日
おめでとうという日に出てくる

イメージがあるんです。
うちのおばあちゃんが

よく作った料理の中で
僕がいちばん好きな料理です。

華丸≫ごちそうだ。

ファン≫はい。
駒村≫そんなハレの日の料理

ということなんですが青木さんは
韓国の鍋料理お好きですか。

青木≫家では作れないです。

すごく好きですけれどもね、大変

そうな印象があります。
大吉≫家でカルビを

煮込もうとは思わないよね。
大変そうだもん。

華丸≫キムチ鍋ですよ。
駒村≫簡単にアレンジして

いただいたということで
楽しみにしていてください。

2人分ぐらいの材料ということ
ですが、まずは牛バラ肉。

ファン≫牛バラ肉ブロックです。
バラ肉の中にあるにおい

雑な味とかを取るために

水に20分間つけておきました。

大吉≫水につけるんだ、へえ~。

駒村≫雑味を取るために

つけるというのは?

華丸≫水で取れるんですかね。

ファン≫水に入れるだけです。
そうして水分を軽く拭いて

沸騰したお湯に入れます。
そこに入るのが大根です。

駒村≫お湯は1.5リットルです
けれども、そこに材料を

お野菜が大根ですね。

1.5cm厚さに

輪切りにしてあります。立派な。
大胆に入れちゃうんですよね。

ファン≫ザクザク切って入れても
大丈夫です。

そして香り付けの野菜を

入れましょう。

ねぎ、たまねぎ。

大吉≫全部、大きいね。
華丸≫すごい。

ファン≫にんにくも
入れてください。

華丸≫なんか行列のできる
ラーメン屋さんのスープを

仕込んでいるみたい。

ファン≫ふたをして30分間
中火で煮込んでください。

駒村≫その間に辛口薬味ペースト

これは、いんくんの
オリジナルレシピなんですね。

ファン≫そうです。
僕がもうちょっと作りやすく

アレンジしたレシピです。

まず、とうがらし粉です。

これはキムチ用で売っている
粗びきのとうがらし粉があります。

大吉≫韓国産の。
華丸≫あまり辛くないやつね。

ファン≫料理酒です。
料理酒がないとき

みりんでも大丈夫です。
蜂蜜ですが

普通、韓国は蜂蜜じゃなくて
水あめを使うんです。

水あめがなかったら
手に入りやすい蜂蜜でもOKと

いうことです。

そして、にんにく。
駒村≫すりおろしたものですね。

ファン≫これは、たまねぎです。

駒村≫みじん切りです。

ファン≫長ねぎです。

水です、大さじ1。
これを混ぜるだけです。

駒村≫韓国産のとうがらしが
なかった場合は

一味でも大丈夫ですか。

ファン≫一味は…
辛いものが好きな方は

一味でいいですよ。
駒村≫分量を調節した方が

いいですね。
ファン≫調節してみてください。

それで混ぜてください。
これでペーストが完成です。

駒村≫これは冷蔵庫で3日程
保存できるんですね。

他のお料理には
どんなものに使えますか。

ファン≫余ったら例えば
インスタントラーメンとか

インスタントみそ汁とか
あるでしょう?

そこに入れて
味を変えたりすることができます。

駒村≫では、こちら
差し替えなんですが

30分程煮たものです。

ファン≫においが変わるのが
分かります。

中の具を取ってください。

駒村≫たまねぎなどは
スープには入れないんですよね。

ファン≫そうですね。
たまねぎと、ねぎと、にんにくは

味のため
香りのために入れた素材ですので

普通は取って使いません。
華丸≫宮廷料理だね。

ファン≫家庭では
もったいないので

これをカレーに入れたり
おみそ汁に入れたり

そういうこともしています。

汁をきれいにしてくださいね。

駒村≫では具材を切ります。

大吉≫ここで切るんだ。
ファン≫厚さは1cmぐらいです。

厚く切ります。

食感もいいので切っておきます。

駒村≫ここからは一人前で
盛りつけをしていきます。

ファン≫大根も
やわらかくておいしいですよね。

駒村≫食べやすい大きさに
切ってください。

ファン≫汁の味を付けます。
しょうゆです。

にんにくです。

そして塩を入れてください。

あとは、こしょうが少々です。

ここで味見をして
塩を追加するか調節してください。

駒村≫盛りつけです。

まず器にあるのは?
ファン≫春雨です。

駒村≫ゆでずに乾燥したままです。

ファン≫熱いお湯で
十分調理ができますので

この上にかけます。

華丸≫おいしそうだね。

ファン≫おいしいですよ。
さっき切っておいたお肉と

大根を飾ってください。

華丸≫何か赤くないのが

珍しいね。
韓国は赤いイメージがね。

ファン≫僕がいちばん好きな
おばあさんの料理です。

駒村≫辛くないから。

ファン≫親戚が集まると

親戚は辛いものが好きな人が
多くて

とうがらしをみんな用意するんだ
けど、それが好きじゃないんです。

大吉≫これは自分で
調節できるんですね。

駒村≫それで自分で
ペーストを作ったんですよ。

ファン≫辛いものが好きな方

味を辛く変化したい人は

入れてくださいね。

トッピングでねぎを上に飾ります。

お好みなんですけれど

ポイントで錦糸卵です。

駒村≫何の味も加えずに
薄焼きにしたものですね。

ファン≫これでカルビタン
完成です。

華丸≫簡単にできた。

駒村≫皆さんに
お召し上がりいただきます。

まずは、そのままどうぞ。

青木≫おいしい、優しい。
ファン≫おいしいですよね。

大吉≫

うまい、優しい。
華丸≫サムゲタンとはね

また牛肉だから。
ファン≫ごはんを一緒に入れて

食べることもあります。

大吉≫お肉のうまみが
ぎゅっと詰まっていて。

駒村≫このあとは、ぜひ
薬味ペーストを入れてください。

スープに溶かすんですか。

ファン≫スープに溶かして

汁を赤くして
召し上がってください。

駒村≫お好みの量をね。

華丸≫この赤い色が食欲をそそる。
味が変わった。

駒村≫どうですか?

青木≫辛い。

華丸≫辛いけどそんなに辛くない。
味変するみたいな感じ。

青木≫自分のあんばいでできる

から、いい。

大吉≫今、のどにひっついた。

酸味があるからね。
ちょっとあとは

華丸さんに聞いておいて。
今、のどを整えるから。

駒村≫溶けきっていないところを
召し上がっていただいてしまい

ましたね。
青木≫すごくさっぱりした

スープですね、食べやすいです。
駒村≫次の味変は、ごはんです。

ごはんをちょっと
スープの中に入れてください。

ファン≫お茶漬けみたいな感じで
あとから入れてください。

華丸≫ここにごはんがあったんだ。

大吉≫忙しい。
華丸≫おいしい。

駒村≫これもいいですよね。

華丸≫おじやともちょっと違う。

大吉≫お茶漬け感覚でおいしい。

華丸≫高級感がある
お茶漬けという感じ。

駒村≫いろんな楽しみ方が
ありますね。

大吉≫まだ春雨に
たどりついていない。

駒村≫メールです。

神奈川県の方からです。

いんくんのお料理大好きです

今回も

魅力的、おいしそう。

牛バラ肉の塊が手に入らなさそう
なのですが

豚バラ肉ではだめですか?
ファン≫豚バラのスライスでも

大丈夫です。
駒村≫奈良県の方です。

うれしいです。
いんくんの登場、うれしいです。

猫ちゃんエプロン、かわいいです
ね、といただきました。

猫がお好きなんですか。
ファン≫猫は好きです。

華丸≫イメージどおり。

駒村≫春雨はいかがですか?

大吉≫おいしいです。

いんくんの
スペシャル辛みペーストを

入れると味が大幅に
変わるので

おいしい。

華丸≫ごはんにも合うし。

駒村≫ファン・インソンさんに
教えていただきました。

鈴木≫今日の特集は毒親と
離れてみて気付いたことについて

お伝えしました。

皆さんからのメッセージ

2000通を超えました。
たくさんのメッセージ

ありがとうございました。

ご紹介していきます。

時間のかぎりいきます。

青木≫ありがとうございます。

鈴木≫信田さん

こういったタイプといっては

なんですが、こういう母親も
いるんですね。

信田≫今日の林さんの例とは

正反対ですね。

めそめそべたべた

ケアをしてくれという感じの親と
いうのはある1つのタイプです。

そういう時にどうすれば
いいかというと結局自分しか

やる人がいないからとずっと

面倒見ていると変わりません。
思い切って、この人もやっぱり

距離を取るということを
考えたほうがいい。

そうすると娘が退くと
他の人をそういう役割に

持って
いきますから

誰かにくっつくということを
やると思います。

鈴木≫誰かが大変になるかも
しれませんけれど。

信田≫自分を守るために
思い切った方がいいですね。

ひょっとしたらお母さんも
娘に頼るのはやめよう

と思うかもしれませんよね。
そういう時に例えば

私たちだったら

カウンセリングに行ってみますか
と言うとお母さんの話し相手に

なってくれます。

そうすると娘が自由になれて

お母さんも第三者ができて
ウィンウィンになれますね。

鈴木≫今からでも取り返せる

という考えはいかがですか。
信田≫過去は

取り返せませんけれど
今からできることは

いっぱいありますので
気付いた自分を偉いと

思ってやってくだされば
希望はあります。

できることはいっぱいあります。

鈴木≫外から見て
気付いたということですね。

信田≫これはすごく難しくて
介入のしかたを考えないと

親が閉じてしまうことがあります。

子どもも親を悪く言われたくない

のでかばってしまいます。

全く別の方向からお子さんは

スクールカウンセラーが接する

とか親に対しては誰か
親の話相手になるとか

別々になってなんとか関係を

よくするということを考えたら
いいと思います。

ずばりその問題に突っ込んで
親子に介入すると

いちばんよくないのは外部から
周りから変なことを言われると

いうふうになってしまうと
もっとひどくなってしまいます。

そこだけは注意してください。
鈴木≫毒親がいるとか介入する

のではなくて

まずは話し相手になるということ
ですね。

信田≫毒親という言葉は
最大級の言葉なので

それはやっぱりできるだけ
使わない方がいいと思います。

鈴木≫まずは関わりを持つ
ということですね。

ありがとうございました。
メッセージをご紹介していきます。

鈴木≫こうしたさまざまな
立場の方から

メッセージをいただきました。
青木さんも

ありがとうございました。

青木≫やっぱりそれでも親子なん
だなと。

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