出典:EPGの番組情報
あさイチ「プレミアムトーク 原田美枝子さん」[字]
▽プレミアムトーク 原田美枝子▽「ちむどんどん」最終回 オーナー房子と名シーンを振り返る▽プライベート 3人の子育て・認知症の母と向き合って
詳細情報
番組内容
▽プレミアムトーク 原田美枝子さん▽「ちむどんどん」最終回 オーナー房子と名シーンを振り返る▽ヒロイン黒島結菜さんを陰で支えて▽プライベート 3人の子育て・認知症の母と向き合って▽国際映画祭で上映 魂を込めた主演映画「百花」▽特選!エンタ イチオシ映画▽グリーンスタイル 秋におすすめ!はじめての花【キャスター】博多華丸・大吉、鈴木奈穂子
出演者
【ゲスト】原田美枝子,【VTR出演】黒島結菜,【講師】ガーデンデザイナー…大滝暢子,【キャスター】博多華丸,博多大吉,鈴木奈穂子,【リポーター】小林孝司,駒村多恵ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
特性情報 – 中断ニュースあり
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- 気持
- 今日
- 言葉
- 写真
- 小林
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。
原田≫おはようございます。
皆さん、半年間
ありがとうございました。
大吉≫こちらこそ
ありがとうございました。
華丸≫お疲れさまでした。
大吉≫9月30日金曜日
今日のゲストは
レストランのオーナー
大城房子役の
原田美枝子さんです。
鈴木≫みんなで一緒に最終回を
拝見いたしましたけれど。
大吉≫最高、最終回は出て
きませんでしたけれどもね。
鈴木≫いかがでしたか?見てみて。
原田≫…
そうねなんて言えば…。
大吉≫さっき一緒に見ながら
私は生きているのかしら?
生きてますよって言って。
三郎さんは分からないけれど。
鈴木≫推定すると90歳代かなと
原田さんあてに
たくさんメッセージ
すでにいただいています。
イラストも、東京に帰る時の
うるさい、分かった
というのも、いただいています。
宮城県40代の方
「ちむどんどん」では
りんとした強さと少し不器用な
かわいらしさが同居したとても
魅力的な女でしたね。
オーナーが出てくると
画面がぱっと華やぐような気が
していました。
北海道の方は原田さん
「ちむどんどん」で
暢子を育ててくださって
ありがとうございましたという
メッセージもいただきました。
今日はいろいろお話を伺って
いけたらと思うんですけれど
まずは暢子
ヒロイン暢子を演じた
黒島結菜さんに伺っています。
(VTR)
黒島≫おはようございます。
比嘉暢子役の黒島結菜です。
視聴者の皆さん
「ちむどんどん」を
最後までご覧いただき
本当にありがとうございました。
…と思って
すごく意外だったんですけど。
原田さんとの
印象深いシーンについて伺うと…。
房子≫あなた送別会は?
暢子≫オーナーが
来てくれないから
うちが来ました。
黒島≫そういう気持ちで今まで
お芝居したこととか…
いろいろ
話を聞いてくれた時があって
その時から本当に…
暢子≫今まで本当に…。
房子≫何があっても泣かないこと。
暢子≫泣いてません!
♪~
房子≫あなたは沖縄に行っても
どこに行っても
おいしいものを作って
みんなに食べてもらいなさい。
それだけは、ずっと続けなさい。
あなたなら、それができる。
私の命令は、絶対。
暢子≫はい。
黒島≫美枝子さんじゃなかったら
ああいうシーンには
ならなかっただろうし…
大吉≫今もシーンを見ながら
原田さん自身もちょっと。
改めて黒島さんは
原田さんから見て
いかがでしたか。
原田≫シャイなんですよね
とっても。
まっすぐなんですけど
シャイだから
言いたいことを
抑えちゃうところが
あるのかな?と思うんですけど。
さっき、黒島さん
言っていたみたいな
1つシーンがあって
それをやった時に
一緒に芝居をしていて
何か足りないと感じていて
ちょっとちょっとって
こういうことじゃないの?
と言ったんです私が。
そうしたらそのあと、すごく
分かっているけれど
できなかった状態だったみたいで
私がバーンと背中を押した
みたいな感じで
その後すごくいい芝居に
なってきたんですね。
多分ね、その時に
オーナーと暢子みたいな
黒島さんと私の関係が
かちっと合ったような気が
したんですけれど。
大吉≫役柄もそうですけれども
黒島さんも朝ドラのヒロインと
いうものすごい重責だし
背負って本当に毎日
大変だったと思うけれど
原田さんに支えていただいた
その慣習が
すごくあふれていましたね。
ただ原田さんだって
ハンバーガーぐらい食べますよね。
華丸≫何ですかね。
ジャンボハンバーグ。
原田≫たまたま同じお店を
知っていたんですよ。
黒島さんも行ったことがあって
私も行ったことがあって
おいしいよねって。
それでえ?となったのかも
しれませんね。
華丸≫結構若者が食べる感じで。
大吉≫2人のつながりというか
絆というか。
鈴木≫今、原田さんが黒島さんに
アドバイスをしたと
おっしゃっていたシーン
このシーンじゃないかな
というのがあります。
暢子と和彦が
結婚を反対し反対していた
しーちゃん受け入れてくれるいう
ことですね。
重子≫披露宴は
イタリア料理でお願いしますね。
あと沖縄料理も
食べさせてもらいたいわ。
和彦≫母さん…。
重子≫来年の春でしたよね?
楽しみにしています。
暢子≫お義母さん…。
重子≫「しーちゃん」
…と呼んでくださる?
私、孫ができても
「おばあちゃん」とは
呼ばれたくないの。
しーちゃん、駄目?
暢子≫いえ、そんなことは…。
重子≫駄目?
暢子≫しーちゃん。
大吉≫今、振り返ると
原田さん自身、後ろには
いらっしゃるんですけれど
画面に映ってこないところで。
原田≫後ろで見ていて
何だかこの瞬間に
変わるはずだなと
思っちゃうんですね。俳優として。
その時にこの一瞬を
大事にしなきゃいけないと
思っちゃってるわけですよ、私は。
それが何か
流れているように感じちゃって
いちばん大事なところは
ぎゅっと出さなくちゃいけないん
じゃないかなと。
まあよけいなことではあるんです
けれど。
大吉≫黒島さん自身も
そうしたくて
なかなかうまくできなかった
ところを原田さんのひと言で。
原田≫やっぱり朝ドラの
撮影は本当に大変なんですよ
スケジュール
が次々に前にいったり
後ろにいったりしなくちゃ
いけないから
自分の置かれている状況の背景を
考えている暇がないくらい
考えていられないくらい
どんどんやらなきゃいけないので
多分、こうしたいと思っていても
流れちゃうことが
あるのかなと思いますよね。
私は
そんなに全部は出ていないので
あれですけれど。
鈴木≫今日も黒島さんの
インタビュー、このあとも
お伝えしますが
原田さんの言葉が
すごく響いたということがあって
結構2人で
演技の話とか、そういうことも
コミュニケーション
取ったんですか?
原田≫いえいえそんなに
言っていないと思いますけれど
自分的には言っていない
と思うんですけれど。
鈴木≫現場的には見守るというか
黒島さんのことを
ということですね。
原田≫オーナーとして暢子を
見ているんですけれど
お互いにみんなで
芝居は作っていくものだから
お互いに投げなければいけない
じゃないですか。だからやりま
した。
鈴木≫黒島さんとの共演で
原田さんが好きなシーンを
伺っています。
妊娠した暢子が
自分の店をオープンしたいと
言った時のやり取りです。
(VTR)
房子≫条件が3つある。
暢子≫はい。
房子≫1つ、店の味を任せられる
料理人を雇うこと。
暢子≫はい。
房子≫もう一つは
店の看板メニューを決める。
暢子≫看板メニュー?
そして、房子が出した
3つ目の条件は…。
房子≫心身ともに
健やかでいること。
どんなに忙しくても
きちんとお医者さんに通う。
重いものを持ったり
立ちっ放しになったり
しないようにする。
体が、しんどいと思った時には
すぐに仕事の手を止める。
あなたのことを信頼する。
やるからには成功させなさい。
暢子≫はい。
大吉≫改めてこちらのシーン
いいという理由は?
原田≫せりふは
いいせりふを言わせて
いただいたなと思うんですけれど
あなたのことを信頼するという
すごく安心する言葉だと思うし
うれしくなる言葉だと
思うんです
よね。
それを自分の年齢になって
初めて言えるせりふだったり
すると思うんですね。
説得力が出てくるというか。
それが言えたこと
それが本当に何か
自分も言いたいし相手に対して
役としても言いたいし
私個人としても若い人に
そういうことを
言いたいという気持ちだったので
とてもすてきなシーンだなと
思ったんですよね。
大吉≫若い側からすると
上の方からああやって言われると
すごくうれしいでしょうし
励みにもなると思いますし。
原田≫ちょうど放送があった日に
撮影があったんですけれど
女性の若いカメラマンが
私の
写真を撮りながら
今日のオーナーよかったです
と言って
自分もそんなふうに
上司に言われたいですって
涙ながらに言ってくれて
何かの役に立つのかなと思って
思いましたね。
ドラマではあっても
それがじかに伝わることもある
と思うんですよね。
何て言うんだろう
ドラマですとか
たかだかせりふですから、と
思わないで
本当に言おうと思っていくと
きっと見てくださっている方も
本当に受け止めてくれるのかな
と思うんですよね。
大吉≫その前に何か
おかしいなと思ったら
病院に行くとかね
実社会と実生活と
生かしていきたいとか
どこか心の中で思っておくだけ
でも違いますよね。
原田≫あれは子どもを思って
いるけれど
働きたいと頑張りたいと
言ってる女の子に対して
最初はだめと言うけれども
いちばん大切なのは
赤ちゃんだよと
自分は産んだことがなくても
最終的にはあなたを信頼すると
いうのがかっこいいなと思って。
大吉≫名ぜりふというか
印象的な言葉が多かった
オーナーさんですけれど。
鈴木≫いろんな名ぜりふが
生まれたかなと思います。
鈴木≫房子の名ぜりふ
いくつかまとめてみました。
(VTR)
暢子≫叱らないんですか?
房子≫今夜は何も考えない。
早く帰って寝なさい。
暢子≫うちは
もっと仕事がしたいです。
恋愛とか結婚は…。
房子≫両方つかみなさい。
暢子≫両方?
重子≫そうなんですか?
大吉≫日めくりカレンダーでも
出しましょうかね。
特に原田さんがお好きなせりふを
3つ挙げてみました。
VTRを見ながらも
このせりふが好きとおっしゃって
いましたね。
原田≫あなたは全部つかみなさい
という言葉がいいなと思って。
華丸≫どちらかというと
欲張るなと言いそうですけれどね。
原田≫自分の世代では
できなかったことだと思うんです
私も実際そうだったと思うし。
私の前の方々は
仕事か結婚か
選ばなければいけなかったし
大体、仕事を辞めて
家庭に入るのが普通だったので
私の時代ぐらいから
両方をやり始めた時代だと
思うんですね。
そういうことを
房子さんは両方できなかった。
房子さんの妹も
できなかったんですね
戦争中に亡くなって。
だから、そういうもの全部を
あなた頑張んなさいって
言ったんだと思うんです。
すごく好きです。
大吉≫自分たちができなかった
から、あなたたちも
できなくて当然ではなくて
できなかった分、夢をかなえ
なさいっていうことですね。
鈴木≫原田さんご自身も
子育てをしながらお仕事と
両立されていますが
原田さん自身もすてきな言葉を
かけられたことがあるそうですね。
原田≫そうですね。
3人子どもがいて
「絵の中のぼくの村」という
映画をやったんです。
その時、36になったばっかりで
その30代というのは
子育てがメインだったので
あまり大きな仕事は
できなかったんですね。
だけど
その「絵の中のぼくの村」という
作品に出たことで
主演女優賞をいただいたんです。
その時のパーティーで
黒澤明監督の「乱」の衣装を
担当されたワダエミさん
という方がいらして
アカデミー賞を取られましたが
かっこいいですよね。
そのワダさんが私に
一生懸命やっていれば
いつかどこかで誰かが
見ていてくれるわよ
そういう言葉をくれたんです。
漠然としているじゃないですか。
どこかで誰かが見ていてくれる
今見ているから
一生懸命やろうじゃなくて
自分が一生懸命やっていると
きっとそれを認めてくれるような
誰かが見てくれているから
頑張りなさいって
言ってくれたんですけれど。
それがすごいうれしくて
子育てに埋没するような時代に
自分の人生の時代に
そういうふうに先輩が
言ってくれたというのは
ワダエミさんも、やっぱり
お子さんを
育てていらっしゃいますし
すばらしい仕事を
されていますから
そういう方が言ってくれるのは
本当にうれしいですよね。
鈴木≫そういうひと言で
原田さんの人生自身も
すごく変わったというか
考え方が変わった。
原田≫そうですね
頑張ろうと思いました。
いつか、どこかで誰かが
見てくれるというのはね。
大吉≫そういう言葉をかける
立場というか
そういう役どころでしたが
改めてオーナー役は
いかがでしたか?
原田≫
本当にうれしかったです。
それにね
私フォンターナのセットが
大好きだったんですよ。
すごいすてきで
そこに食べに行きたいと
思うぐらいいいなと思って。
暢子の結婚式をやったでしょ?
すごいいい結婚式
だったんですよね。
暢子がかわいくて
琉装もすごい似合っていたし
こんなお店があったら
行きたいなと思いましたけど
そのお店のオーナーというのが
ちょっとうれしいですよね。
鈴木≫すごくかっこいいし
おしゃれだし
原田さんは優しいお母さんが
多い役のイメージだったんですが
こういう役を演じてみて
どうでしたか?
原田≫あまりないんですよね実際。
役どころとしては
家族を見守るお母さんだったり
おばちゃんだったり。
女の人が、自立した女の人が
きりっと出てくるような
役どころ自体が少ないんですよね
特に日本ではね。
大吉≫作品自体がという
ことですね。
原田≫男性では
あると思うんですが女性では
なかなか描いてもらえない。
だから、うれしいですよね。
この年齢になって初めて
なんかいろんなことが言えると
思いましたね。
ちょっとした言葉でも
本当に本音で言えるなって。
鈴木≫本音を込めて
ということですね。
原田≫伝えたい気持ちとか
伝えたい励ましの言葉とか
やっぱりあるんですよね
若い人を見ていて
こんなにいっぱいいっぱいに
なってかわいそうだなって
私もそうだったなとか。
なんでこんなに
頑張っているんだろうとか。
でも頑張ってねって
いいよって
言ってくれる人がいたら
ちょっと楽になる時も
あるじゃないですか。
そういう…
なんというか立場に立って
できてよかったなと思います。
華丸≫だいぶ寛大なオーナーです。
矢作君の件とかね。
原田≫ああいうところ
懐が深いですよね。
でもそういう情がなかったら
人って動かないじゃないですかね。
利害損得ばかりで選んじゃうし。
鈴木≫原田さんと暢子、見守って
いるシーンで、印象的だったのが
ペペロンチーノ勝負を
していたところがあったと
思うんですけれど
大吉≫これは2回戦目ですね。
鈴木≫この辺りも印象的だったと
思うんですが
黒島さん、こんなことも
おっしゃっていました。
黒島さんは、こうした
原田さんとのせりふのない
シーンの中からも
さまざまなことを
感じ取っていたそうです。
黒島≫…美枝子さんとの
お芝居では、すごく多かったし
やっていても
本当に感じるものがあって。
原田さんが
クランクアップした日にも
黒島さんは大切な言葉を
もらったそうです。
黒島≫…みたいなことを
おっしゃってくれて、私に。
それを聞いた時に
もう本当になんか…
…って思っています。
大吉≫ドラマ以上に
オーナーと暢子ちゃんの
関係以上に
黒島さんと原田さんはね。
ちむどんどんする~。
この2人の
ぐっときましたよ、なんか。
大変な時をね原田さんが
支えていたんだなと思うと
いや、ちむどんどんするな。
鈴木≫黒島さんの言葉
どう受け止めましたか?
原田≫うれしいですね。
大変なんですよ、やっぱり
仕事をやっていくっていうのはね
仕事を続けていくというのは。
特に20代はいちばん迷うし
30代になると、また
腹が据わるというか。
20代は私は
いちばんひどかったですよね。
大吉≫番組で
いちばん調べたんですけれど
ものすごく今、穏やかで優しい
優しい原田さんですけれど
実は10代、20代のころ
全然違ったらしいですね。
この写真は18歳ぐらいの
お写真?
原田≫これは多分23、24で
この時、眉毛がないんですよ。
「乱」の準備をしていて
眉毛をそって
眉毛がないから
いつもバンダナをしていたんです。
大吉≫そのころ原田さんが
なんと呼ばれていたかというと
ツッパリ美枝子。
原田≫そういう言葉が
はやった時があるんです。
大吉≫ツッパリブームが
ありましたね。
ツッパリ美枝子さん。
100人中99人が
敵だと思いながら
過ごされていたということですね。
原田≫そうですね。
敵でしたね。
本当に別に敵だって
言わなくていいのに敵と言って。
華丸≫受け付けなかった。
原田≫はじいていたと思うんです。
鈴木≫どうしてですか?
華丸≫向こうがそういうつもりが
ない人に対してもでしょう?
大吉≫情報によると
やたらと人をにらみつけていたと。
原田≫…多分
嫌だったんですよね。
自分が人間不信だったし
自分のことも
あまり信じられないというか
自分のことは好きだったのかな?
自分のことを
分かってくれない人は
みんな自分の敵と思って
はじいていないと
保てなかったんじゃないかな
ってあとで思うんですけど。
大吉≫いろいろな意味で
つっぱっていた
発言が残っています。
ある映画賞の授賞式で
原田さん、おっしゃったそうです。
原田≫恥ずかしいですね。
大吉≫これは昔の。
原田≫恥ずかしいですね。
偉そうなんですよ。
華丸≫なかなかの人も
いらっしゃったんじゃないですか
会場には。
大吉≫惜しくも受賞を逃した方も。
原田≫自分も頑張っているけれど
皆さんももっと頑張ってくれたら
もっと
全体がおもしろくなるんじゃ
ないですかみたいな
偉そうな気持ち。
すみません。
大吉≫若気の至りということです
けれども、そんな原田さんが
どういうきっかけで
生意気なことというか周りを
敵と思わなくなったというか。
原田≫20代はいろいろ
ありまして、はい
話すと1時間以上かかると
思いますけれど。
大吉≫とりあえずニュースまで
15分なので。
華丸≫99人が少しずつ
98、97と減っていくわけでは
ないでしょう?
一気に変わるんじゃないですか。
原田≫いちばん大きい変化は
子どもを持った時ですね。
子どもが生まれてきた時に
びっくりしちゃって。
なんかね
自分は食べて寝ていただけなのに
なんでこんなにちゃんとした子が
生まれてくるんだろうと。
鈴木≫妊娠中、食べて寝て。
原田≫実感がないじゃないですか
おなかが大きくなるだけで
何もしていないんですよ
私この子の細胞一つ一つ
作っていないしと思うんですよね。
ちゃんと心臓が動いていて
赤ちゃんが出てきた時に
すごいと思って
誰が作ったんだろう
と思ったんですよね。
誰が作ったの?
もしかして私の心臓も
誰かが動かしてる?みたいな。
それまでは自分が自分の心臓を
動かしてるぐらい
傲慢な自分がいたんですけれど
いやそうじゃないぞと
もっと大きな流れ、力が
自分も生かし、赤ちゃんも生かし
宇宙全体、なんだろう
生かしているんだなということに
カーンと気付いたんですよね。
それからやっぱり
謙虚になりましたね。
大吉≫自分は生かされているんだ
いろいろな方からと。
原田≫自分が見ていた世界は
本当に狭かったなと思うんですよ。
命を目の前にした時に
命の力というのがすごいと思って。
そのすごい力というのが
自分にもある
自分にも届いてきているから
今ここにいるんだなということを
その出産体験で感じたんですよね。
だからそのころからちょっとずつ
丸くなりました。
大吉≫穏やかな。
敵はいなくなって。
もう1つ大事な方とのお別れも。
原田≫松田優作さんですね。
本当に大好きで
会うと怖いんですよ
怒られるから。
怖いんですけれど会いたいし
優作さんに褒められると
やっぱりすごくうれしいんですよ。
よかったなとか
前とは別人だなとかって。
「乱」をやって
その後「火宅の人」を
やったんですけれども
その時に優作さんが「乱」の時は
別人になってくれると
褒めてくれて
俳優は毎回同じになってちゃ
だめでしょう、毎回違う人
演じきらなかったら意味がない
ということだと思うんですけれど
前とは別人だったなって
ひと言言ってくれて
すごくうれしくなるんですよ。
そのまま優作さんが
突然亡くなって
亡くなった時の
なんて言うんですかね
もちろん悲しいし
切ないんですけれど
その立ち去り方が鮮やかというか
立つ鳥跡を濁さずって
ありますよね。
そんなふうに見えたので。
よりよく死ぬには
よりよく生きておかなければ
だめだよねと思って
ちょうど30前後で
子どもが生まれて、命に驚き
優作さんが亡くなり
また命は違うところに
いってしまうんだなと。
でもそれは
取り返せないんですけれど
だから生きている時
一日一日ちゃんと生きておけば
いつ死んだとしても
いいのかなというふうに
思いましたね。
鈴木≫今日は原田さんの
ご家族についても
伺っていきたいと思います。
お写真も
用意させていただきました。
すてきな3枚の写真ですけれど
まず上のお写真
原田さんのお母様のヒサ子さん。
それから原田さんの3人の
お子さんたちです。
長男の大河さんは
VFX視覚効果のアーティスト
お隣は妻のエマニュエルさん。
下の写真
長女の優河さん
シンガーソングライターで
いらして
そして次女の静河さんが
俳優として活躍されています。
大吉≫皆さん、こちらの業界で
活躍されているんですね。
鈴木≫それぞれこの業界で
活躍されているんですけれども
どういう子育てを
されてきたのかなというのが
興味があるんですが。
原田≫いや、でも、ほぼ
行き当たりばったりですね。
ただ自分も
人に言われて
言うことを聞かないで育ったので
恐らく何か自分自身が
やりたいと思ったことを
見つけたら
それが、いちばん
強いだろうと思って
自分がこういうことをやりたい
って言いだしたら
それはできるかぎり
応援しようと思っていましたね。
鈴木≫あまり、こういうところに
導いたりとか
皆さんそれぞれ海外にも
行っていらっしゃったりとか
基本的にお子さんたちは
みんな行ってみたいと。
原田≫そうですね
自分から言ったことは協力する。
鈴木≫いいよと反対せずに。
原田≫そうですね。
華丸≫同じ役者さんも
いらっしゃって
次女の静河さんとか
俳優大変だというのも
あるじゃないですか。
原田≫そうですね。
大吉≫ミュージシャンも大変だな
というのが
あると思います
けれども。
原田≫ミュージシャンも大変です。
華丸≫でもそれも応援すると。
原田≫そうですね。
はらはらしますけれどね。
大吉≫やりたいと言うなら
止めないと。
原田≫それに
芝居の世界も、本当に
おもしろいんですよ。
本当におもしろいところに
到達するには
かなり大変なんですよね
いろいろな出会いが必要だし
そのすごくすてきなところまで
いってほしい。
いってほしいから
なんか中途半端にすすめられない。
そこにいくのは
本人の努力がないとね
いけないので。
でもそういういい経験
というのをしてほしいなと
いい出会いをしてほしいなと
思っていますけれど
みんな頑張っています、3人とも。
鈴木≫作品を見て
アドバイスではないけれども
感想を言ったりとかは。
原田≫感想は言います。
鈴木≫やり取りというか
仕事に関しても。
原田≫時々。
鈴木≫
そして原田さんのお母様に
ついても、ここから
伺っていきたいんですけれども
ヒサ子さんは晩年に
認知症になって去年91歳で
お亡くなりになりました。
ずっと主婦として
子育てをされてきて
俳優ではないんですよね。
原田≫ないんですよ。
鈴木≫そのヒサ子さんの
ドキュメンタリー映画を
原田さんが2年前に
お子さんたちと協力して
製作したんですね。
原田さんが監督を務めた映画
一部ご覧いただきます。
(VTR)
この映画は、認知症が進んだ
母・ヒサ子さんの生涯を
映像に残したドキュメンタリー。
原田≫数年前
母が体調を崩して入院した。
病院のベッドで
母が突然こう言った。
私はとても驚いてしまった。
なぜなら15の時から
女優をやっているのは母ではなく
私なのだから。
≫おばあちゃんさ
おばあちゃん、若いころは
どんな仕事をしていた?
ヒサ子≫知らないか、そうだね。
若いころはね
結構たくさんあったのよ。
鈴木≫この作品では
最後にカチンコボードが
たたかれて
90歳で女優デビューする
ヒサ子さんの姿を映し出していて
そういった作品なんですけれど。
大吉≫前に「あさイチ」でも
これは紹介させていただいて
その時にも原田さんに
お話を伺ったんですけれども
改めて急にお母様が
言われたんですよね
女優をやってたんだよと。
原田≫そうですね
いきなり病院にちょっと
入院していた時があって
その時にお見舞いに行って
そうしたら急に
私ね15の時から女優やってるの
と言ったんですよ、ひと言。
それだけだったんですけれど
そうなんだって言って。
なんでそんなこと言ったのかな
と思って
でも、そのあと
会話が続かないんですよ。
そのひと言だったので
どうしてそういうことを
言うのかな
どうしてだろうって
ずっと考えていて
その母の中に
何かやってみたいという気持ちが
あったのかなというのに
気が付いて
それで私は自分の目の前しか
見ていなかったんですけれども
何十年も
母は後ろにいて
子どもの世話とかしてくれながら
私を通して女優の仕事とか
いろいろなものを見ていたのかな
と思って
じゃあお母さんの中に
そういうやりたいという
気持ちがあるんだったら
ワンカット取って映画にして
デビューさせちゃおうって
思ったんですね。
この写真かわいいでしょう?
これは多分、父が
撮っているんですよね。
昭和の舗装されていない道の
大好きなんですよ、この写真。
鈴木≫ヒサ子さんと。
原田≫私ですね。
大吉≫こんなすてきなお母様が
ある日、認知症になられたら
戸惑ったりとか
いろいろな葛藤もあった
と思うんですけれども。
原田≫そうですね
最初のうちは
いったいどうなっちゃうんだろう
というのもあったんですけれど
母がひと言そういうふうに
言ったことで、母の話を
ちゃんと聞こうとか
母はいったいどんな人
だったんだろうとか。
大吉≫それこそ15歳のころ
何をしていたんだろうとか。
原田≫そうですね。
写真を全部整理して見た時に
こんな小っちゃい写真なんです
昔の写真って
1回スキャンして。
大吉≫拡大して。
原田≫パソコンの角度から見て
ズームした時に
すごい顔がかわいいんですよ。
今だったらすごい見切れちゃうぞ
というくらい
純情でね意思が強くて
すごくいい顔していたんですね。
拡大するまでは
分からなかったんですよ。
流して見ていたというか。
大吉≫本当に昔の写真で
小さかったですものね、サイズが。
原田≫それをパソコンの画面で
見た時に
すごいな、こんな
かわいい顔していたんだ。
こんなすてきだったんだって
それにしかもすごく真剣に生きて
いる顔をしているんですよ。
それを順番に並べていった時に
やっぱり母の人生というのを
私は知らない。
若いころからの母の人生が
見えてきて父もそうですけれど
それぞれ本当に
一生懸命生きてきたんだなって
子どもができたときは
うれしかったんだな
育てている時、大変だったんだな
というのが写真を通して
見えてきて
母とはうまく会話が
成立しなくなっていたので
よけいその写真から
何かくみ取らなければいけないと
いうか
でもそれを全部、24分
短編なんですけれど
つなげてよかったなと思うし
母が去年亡くなったので
そのあとすぐ
コロナ禍に入っちゃったので
本当に時にいい状態で
残せてよかったなと思いました。
鈴木≫スタートから
カットがかかるまでの
お母様は原田さんから見て
どんな
感じでしたか?
原田≫びっくりしたんですよ
私はもっと気楽に考えていたん
ですけれど,映ったのを見たら
本物じゃないと思ったんですよ。
鈴木≫女優。
原田≫女優さんの魂みたいな
母が本来持っている
きりっとした女優魂
みたいなものが
瞬間するんですよね映像に
あれもiPhoneで
撮っているんですよ。
そのカメラでも映し出せる
瞬間があるというのは
映像とすごいなと思いました。
華丸≫ご覧になられた時
どんな感想で?
原田≫映画自体は
分からないみたいでしたね。
でも1人で座っている写真が
あるんですけれども
あれはすごい喜んでくれて
あれでポスターとチラシを
作ったんですけれども
すごく喜んでくれたんですよ。
自分じゃないみたいって言って。
久しぶりにお着物を着て
お化粧もしてもらって
すごくうれしかったみたい
晴れやかな気持ち。
鈴木≫この
「女優 原田ヒサ子」
拝見しましたというメッセージも
たくさんきています。
愛知県30代の方
私も認知症の祖母がいて
今は施設に入っています。
作品を見て自分の祖母は何を大事
に生きてきたのかなと考え
元気だった祖母を思い出し
涙が出ました。
私は私を大切にしてくれた祖母を
忘れないで
過ごしていきたいという
メッセージ。
原田≫何よりです。
鈴木≫それから
大阪府の50代の方
「女優 原田ヒサ子」を
拝見しました。
現在、自宅で認知症の実の母を
介護して10年たちます。
妄想、はいかい、いろいろな
困ったを経験しましたが今は
ほとんど話すことも
できなくなりコミュニケーション
も取れなくなってきました。
母がもっと元気な時に
何かもっとしてあげられたかなと
思いながら、原田さんとお母様の
やり取りを、ほほえましく
拝見しました。
なかなかコミュニケーション
取れなくなっても
今からでもできることが。
原田≫思ってあげればいいと
思うんですよね。
生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。
9時になりました。
ニュースをお伝えします。
企業の生産活動を示す先月8月の
鉱工業生産指数は2015年を
100とした指数で99.5と
なり前の月を2.7%上回って
3か月連続で上昇しました。
経済産業省は企業の生産活動の
基調判断を
一進一退から
緩やかな持ち直しの動きに
上方修正しました。
総務省によりますと先月の全国の
完全失業率は2.5%で
前の月より0.1ポイント
改善しました。
総務省によりますと先月の全国の
完全失業率は2.5%で
前の月より0.1ポイント
改善しました。
厚生労働省によりますと
仕事を求める人1人に対して
何人の求人があるかを示す
有効求人倍率は8月は全国平均で
1.32倍でした。前の月を
0.03ポイント上回り
8か月連続で上昇しました。
北欧のフィンランドは
隣国ロシアで予備役の動員が
発表されて以降、
陸路で逃れてくる人が大幅に
増えたことを受けロシア人の
観光ビザでの入国を30日から
原則として禁止しました。
ロシアとおよそ1300キロに
わたって国境を接する
フィンランドでは
プーチン大統領が予備役の
部分的な動員を発表した
21日以降、
陸路で入国するロシア人が
1週間で5万人余りと
前の週の2倍近くに増えました。
その多くが動員を逃れようとする
男性やその家族などで
観光ビザで入国したあと
ほかの国に向かう人もいます。
こうした動きについて
フィンランド政府は29日、
フィンランドの国際的な立場を
危機にさらしているとして
ロシア人の観光ビザでの入国を
30日午前0時、日本時間の
午前6時から原則として
禁止しました。
関係者によりますと
背景には国内の安全が脅かされる
ことへの懸念などがあったという
ことです。
ハービスト外相はフィンランドに
いる家族との面会をはじめ
仕事や教育を理由にした入国は
引き続き認めるとしました。
台風15号の接近で静岡県内に
記録的な大雨が降ってから
きょうで1週間です。
静岡市清水区で発生した
6万戸を超える断水は
半数程度しか復旧しておらず
学校や店舗が再開できない地域も
あり、生活再建をどう進めるかが
課題になっています。
では全国の天気、雲の様子です。
台風18号の雲が本州の南の
海上にあり東に進んでいます。
東日本にかかっていた雲は抜け
日本付近は晴れている所が
多くなっています。
きょうの天気です。
北海道から九州、沖縄にかけて
全国的に晴れるでしょう。
比較的穏やかに晴れる所が
多くなりそうです。
九州や沖縄では一部で
にわか雨があるでしょう。
生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。
大吉≫引き続き、今朝のゲストは
原田美枝子さんです。
よろしくお願いします。
鈴木≫原田さんに
たくさんメッセージきております。
まず今日のお召し物について
東京都60代の方です。
今日のお召し物は原田さんの
持ってらっしゃる雰囲気を
そのまま写しているようで
後ろのお花がまた原田さんから
飛び出したようにぴったりで
さっきからため息をついて
拝見しておりますということで
原田≫皆様のおかげです。
鈴木≫房子さんは着物だったので
お洋服の原田さん
また新鮮かなと
思う方も多いかもしれませんね。
それから房子さんの名言
神奈川県50代の方です。
大吉さん、日めくりカレンダーの
アイデア、ナイスです。
毎朝元気をくれる
朝ドラが日めくりカレンダーに
なったら一日元気をもらえそう
ぜひ、日めくりカレンダー作って
ください買いますと思いますよ。
買います買いますと
メッセージが届いています。
大吉≫これはNHK出版部かな
皆さん動いてください。
やらないのならうちが動きますよ。
鈴木≫8時台では
お母様のヒサ子さんの話をしま
した。
原田さんは今月から
公開している映画で認知症の
母親を演じています。
「百花」です。
この映画、先週スペインで
開催された映画祭に出品
されて原田さんも出席されました。
(VTR)
原田さんと
監督の川村元気さんです。
2人は、この地で開催された
スペイン最大の映画祭に
出席しました。
映画上映後の原田さんです。
目には涙が…。
現地の皆さんは
上映後もロビーに残って
原田さんと監督に
盛大な拍手を送っていました。
鈴木≫涙が流れるような。
原田≫そうなんですよ。
伝統的に観客の方が花道を作って
そこを俳優とか監督が
下りてくるという
なんて言うんですかね
セレモニーみたいなものが
あるらしいんですけれど、
本当に映画の上映が終わって
ピンスポットが当たって
立ち上がってあいさつをしたら
みんなが本当にお客さんたちが
よかったよ、すごかった
と言ってくれるのが
分かるんですね。
じかに伝わってきて
本当にうれしくて
その時は泣かないようにしよう
と
思っていたんだけど
出てきたら本当にまた。
大吉≫みんな待っていてくれて。
結構遅い時間帯だったと
聞きました。
原田≫10時ぐらいですかね
遅いんですけれど。
うれしくて、その
なんて言うんでしょう
多分、私たちは映画を作る時
大変な思いをしながら
やるんですけれど
結局、見てくれた人が
よかったよと言ってくれることが
そのために
やっているわけじゃないですか。
よかったというか
あなたの言いたかった気持ち
分かったみたいな
それが伝わったという感じが
じかに。
華丸≫生でね。
原田≫生で感じられたんです。
賞を取るとか
そういうこと以前に
お客さんが見てくれて
違う国の人間が来て
やっているんだけれど
気持ち分かったということを
一生懸命伝えようと
してくれるんですね。
それがうれしくて
こういうために仕事を
しているんだなと思ったんです。
例えば料理人だったら
ごはんを作って料理を出して
お客さんがおいしいねと言うのを
すごく楽しみにされてると
思うんですけれど
全く同じ気持ちですよね。
大吉≫よっぽど作品が
よかったから
皆さん、夜遅い時間だけど
最後まで残って
出迎えていたんでしょうし。
鈴木≫称賛されて。
川村元気監督は最優秀監督賞を
受賞されて。
大吉≫グランプリ的なもので
しょう?これは。
原田≫監督賞を取ったんですよ。
うれしくて。
鈴木≫海外の方からも
称賛された映画その一部です。
(VTR)
原田さんが演じるのは
ピアノ教室を営む
シングルマザーの百合子。
ある日、診断を受けると…。
≫お母様は、まだお若いから
進行が早いのかもしれません。
認知症になったからといって
何もかも忘れたり、分からなく
なったりするわけじゃありません。
息子の泉は
認知症の母と向き合うことに。
香織≫お母さん
どれにしますか?
百合子≫ミクちゃん
ずいぶん大きくなって。
泉≫香織だって、母さん、香織。
俺の奥さん。
百合子≫奥さん?
よかったわね泉、すてきな人ね。
しかし、母と息子には
埋められない溝がありました。
泉≫お母さん、帰ってこない。
泉が子どものころ、百合子は
泉を置いて、家を出て行った
時期があったのです。
百合子≫私
泉に許してもらえないでしょうね。
徐々に記憶を失っていく母。
泉≫また、母が遠くへ
行ってしまいそうな気がした。
一方で、母との思い出を
よみがえらせていく息子。
泉≫あの時さ
何で俺を置いていったの?
百合子≫泉!
空白の時間は
2人に何をもたらしたのか。
百合子≫ごめんね、愛してる。
いつか忘れちゃうのかしら。
母の奥底にある思い。
そして、息子は…。
百合子≫私、半分の花火が
見たいの。
華丸≫泉というのは偶然ですかね
フォンターナの。
原田≫そうですね偶然ですね。
大吉≫バスのシーンとかも
ところどころ
同じ時期にね。
インタビューか何かで
映画でこれぐらい
大きな役をやるのは
これが最後だと。
原田≫そう思いますね。
きっとそれはそうだと思います。
主役がいてその脇でということは
あると思いますけれど
なかなかメインになることは
ない
と思うんです。
それでもいいなと思っていて。
大変でしたけど
一緒にやれてよかったと思います。
大吉≫特にクライマックスの
シーンがすごく撮影が大変だと。
原田≫全編大変だったんですけど。
鈴木≫水に入るシーンですよね。
原田≫川村元気監督が
ワンシーン、ワンカットで
撮っていくということを
決めていて
それで最初はそのことが
よく分からなくて
どうしてワンシーンワンカットで
やり続けるのかということが。
だけど川村さんが
もっと私が持っているよりも
もっと奥の世界を
描きたいというか
もっと多くの心の中
それを引き出したい
と思っていたらしく
それが自分が
そういうことかと思えてからは
信頼して任せようと
思ったんですけれど
実際に体力も必要ですし
体力も必要だし
その粘りがよかったのかなと。
言語を超えられるくらいな
気持ち。
気持ちに触れられるような
ショットになったのかなって
私、思うんですけど。
大吉≫クライマックスのシーンは
今日はお見せすることが
できないので、ぜひ皆さん
作品で確認して
いただきたいんですけれど
お母様の映画も撮られていて
ご自身が認知症の役で。
お母様のことも考えたり?
原田≫そうですね
目の前で見ていたのでね。
私は母が、認知症というのは
記憶がなくなるわけじゃ
ないんです。
あるんですよ、中には。
あるけれどそれを取り出す
ルートがなくなっちゃうというか
コネクションがなくなるというか。
大吉≫たまにつながってと。
原田≫なぜか
きっかけがあれば昔の記憶が
出てくるので
消えるわけじゃないんです。
でもどうしていいか分からなくて
自分が認知症の状態なんだ
ということも分からないし
だから母を見ていた時に
母の体の中で
母自身が迷子になっているように
私には見えたんですよね。
それがすごく切なくて
それを分からせてあげることが
できないし
記憶をつなげてあげることも
できないし、そんな気持ちを
込められたらいいなと思いながら
やってました。
大吉≫この作品が
世界で
評価されているというのはね。
鈴木≫ストーリーとか
ワンシーンワンカットも
そうですけれども
音楽もとてもよくて
すごく引き込まれました。
原田≫ありがとうございます。
ピアノ…。
鈴木≫ご自身でねこれがきっかけ
でピアノをしていると。
大吉≫昔からやっていたんですか。
原田≫やってないですよ。
音はプロの方の音ですけれど
でも聞けないと
合わせられないので。
華丸≫そっちは覚えて
忘れる演技がしてと
そういうことですよね。
大吉≫大忙しですね。
そんな原田さんに
次のコーナーもおつきあい
いただきたいと思います。
ここからは小林アナウンサーです。
小林≫今日は2作品ご紹介します。
原田さんは映画も出演されますし
ご自身も監督撮影されますけれど
どんなところ注目されますか。
原田≫何も考えないで見るのが
好きです。
先入観を持つとだめですよね。
真っ白な気持ちで見た方が
楽しめるんじゃないかなと。
華丸≫あまりを予習しない
タイプですか。
原田≫そうですね。
仕事も周りの人とか
前もって調べない。
大吉≫共演者、誰?とかね。
原田≫会った時に感じることの
方が大事かなと思って。
大吉≫だから早く見せなさいと。
華丸≫スペイン帰りよ
楽しめるのかしら?
小林≫きっと楽しんで
いただけると思います。
まずは「MONDAYS」
というちょっと
新感覚なコメディーです。
月曜日が複数形になっています。
舞台は小さなオフィスで
社員全員が同じ1週間を
繰り返していくという
設定です。
だから複数形になっています。
(VTR)
主人公は広告代理店で働く吉川。
吉川≫何だっけ?
休みなく働き続ける毎日。
会社で寝泊まりすることも
しばしば。
吉川≫よし。
(ハトがぶつかる音)
ハトが窓に衝突した
ある月曜日の朝。
いつものように泊まりがけで
仕事をしていた吉川は
後輩2人から不思議なことを
打ち明けられます。
≫すいません、吉川さん。
これから言うこと
信じられないかもしれないけど
聞いてほしいんです。
僕たちタイムループしてます。
全く耳を貸さない
吉川ですが…。
≫見てください。
今から部長がくしゃみをします。
3・2・1…。
≫そして郵便屋さんが間違えた
荷物を持ってやって来ます。
≫お届け物です。
≫うちじゃないです。下の階。
≫1回だけゲームしませんか?
この紙に吉川さんが好きな言葉を
書いて伏せてください。
≫成功って書きましたね。
隣には、びっくりマーク。
吉川≫なんで?
≫先週やったからです。
あの、これだけ聞いてください。
タイムループしていても
夢の出来事だと思って
忘れちゃうんです。
永久≫今週もイケイケどんどんで
頑張りましょうー!
実は社員は皆、気付かないまま
同じ1週間を
何度も繰り返していたのです。
永久≫さくっと飲みに行く人
手、上げて!
≫合図を覚えてください。
このタイムループに
気付くための合図が、これ。
≫ハトです。
吉川≫ハト…。
そして、また同じ月曜日が
やってきます。
吉川≫何だっけ?
(ハトがぶつかる音)
窓に衝突したハトで、自分が
タイムループしていることを
思い出す吉川。
永久≫モーニング。
おっ!え?みんな泊まり?
若いね!
吉川≫本当に繰り返してるよね。
で?どうすればいいんだっけ?
≫この呪いの石、部長が着けてる
腕輪と同じものです。
タイムループの原因は
部長の腕輪じゃないかと考えた
後輩たち。
≫結論から申しますと
この腕輪を
破壊しなければならない。
部長みずからの手で。
そのためには、まず
この現象を理解させないと。
吉川≫やればいいんでしょ
やれば。
3人は、まずタイムループに
気付いていない同僚を
1人ずつ味方につけていきます。
吉川≫イケメンのお兄さん
大あくび。
しかもチャック開いてることに
気付く。
≫すごいですね。
再び来た月曜日。
もう1人に同じことを説明します。
吉川≫イケメンが大あくび。
チャックが開いてることに気付く。
≫ここで飛行機。
永久≫モーニング。おっ!
(全員で)みんな泊まり?
若いね!
永久≫なんだ、年上からかうなよ。
≫うそだろ?すげえな。
そして、最後はいよいよ部長。
タイムループを信じてもらう
プレゼン作戦を実行します。
≫部長、スケジュール
入れさせてもらった打ち合わせ
始めてもいいでしょうか?
25日から10月31日までの
期間を繰り返しています。
何かご不明な点はございますか?
永久≫ジョークかなんか?
≫いえ、こちらをご覧ください。
永久≫どうして
俺の言うこと分かったの?
手品?
本当に?
たけやぶ…。
え、こわい。
なんかカラクリあるでしょ。
隣の客はよく…。
カキクケコぱっぱらー!
え?
華丸≫すごい。
原田≫おもしろそう。
小林≫興味を持って
いただけましたか。
ループ感を出すために
長めにしましたが
これまだ序盤です。
二転三転とします。
大吉≫マキタスポーツさん
これで納得しないの?
頭堅いのかな?
小林≫タイムループしないまでも
ふだん過ごしていて
毎日同じことを繰り返しているな
とか進んでいないなという感じ
思っていないですか。
どうでしょう?
大吉≫まあね。「あさイチ」
やりながら言いづらいでしょう。
華丸≫答えづらい。
鈴木≫繰り返しているわけじゃ
ない
ですけどね。
華丸≫でも同じ空間に
セット一緒で
ずっと演技だけで少しずつ
というのは、すごいですよね。
原田≫おもしろそうですね。
監督さんは若いんですか?
鈴木≫竹林亮さんという方で
今までCMですとか
ネットのコンテンツを
作っている方で
この作品の前に1つ
ドキュメンタリー映画を
撮られている方なんですね。
監督さんが毎年、会社の人が
年の初めに同じツイートを
する人がいて
それを今年の目標みたいな感じで
それを見て
この会社、タイムループしている
のかなと感じたのが制作の
きっかけだと
お話しくださいました。
華丸≫風物詩といえば風物詩よね。
大吉≫いろんな方が
共感するというか。
小林≫いろいろ工夫したり
あがいたり中には
繰り返しているんだったら
自分だけが気付いて
いるんだったら
仕事をうまいことやって
有利に展開できるんじゃないか
みたいな1回失敗したことを。
鈴木≫前向きにというか。
華丸≫逆手に取って。
小林≫思惑などが渦巻く作品です。
主役、吉川を演じているのは
円井(まるい)わんさんです。
繰り返す、けん怠感と野心
そういうところをキュートに
演じていらっしゃいます。
大阪の出身の方ですね。
部長が皆さんおなじみ
マキタスポーツさん。
いろんな分野で活躍されています。
皆さんの演技にも
ぜひ新感覚なので
ぜひ楽しんでいただければ
と思い
ます。
もう1つは
オーストラリアの作品です。
ちょっとテイストが変わりました。
「渇きと偽り」。
クライムサスペンスなんですね。
世界的なベストセラー小説が
原作で
舞台はオーストラリアの
閉鎖的な田舎町。
主人公が連邦警察官、
アーロン・フォーク。
ふだんは大都市、メルボルンに
住んでいるんですが20年ぶりに
故郷の小さな町に帰るところから
物語が始まります。
(VTR)
連邦警察官のアーロン。
旧友の葬儀に参列するため
20年ぶりに故郷の田舎町に
帰って来ました。
高校時代の親友だったルークは
妻と子どもを殺したあと
みずからの命を絶っていたのです。
しかし、ルークの両親は
事件を不審に思い、アーロンに
再捜査をするように頼みます。
休暇を取り、事件を
捜査することにしたアーロン。
まずは事件現場である
ルークの家を訪ねます。
続いてルークの妻が勤めていた
学校を訪ね
同僚から話を聞きます。
ルークが
一家心中を図ったことに
違和感を覚えるものの
金銭問題を抱えていたことしか
分からず
捜査は行き詰まってしまいます。
その時
アーロンの脳裏によぎったのは
この町で起こった未解決事件。
それは20年前
アーロンのガールフレンドが
何者かに殺された事件でした。
2つの事件が
つながっているのではないかと
考えたアーロン。
20年前の事件も
調べ始めるのですが
果たして真相とは?
大吉≫はい?私?
華丸≫疑われているよ。
大吉≫オーストラリアに
行ったことない。
どういうストーリーなのかなと。
大吉≫水が干上がっていた?
小林≫主人公は警察官
小さな田舎の町を出て
メルボルンで仕事をしています。
ふるさとで残っていた親友が
家族と自身が亡くなって。
大吉≫それは分かった。
華丸≫その先がね。
小林≫20年前、実は彼の
ガールフレンドが亡くなる
事件が
起きていて
その事件と
関係があるんじゃないか
彼はどういうふうに
関わっている
のかというところから。
鈴木≫彼の周りの人が何かあるな。
大吉≫干上がってるんだよね。
小林≫干上がっているというのが
特徴的なんです。
華丸≫タイトルにあるもんね。
小林≫舞台としては
キエワラという架空の町で
1年以上雨が降っていない
という設定なんです。
湖も干上がっていて。
華丸≫本当にあるの?
小林≫オーストラリアは
近年、干ばつや高温、森林火災
コアラが苦しんでいると
いうニュースもありますが
そういった社会問題を
背景にしています。
大地も干上がって
竜巻も出ていますが農業にも
影響が出ているんですね。
極限状態ですねからからに渇いた
暑さの中で人間の
疑いとか凶暴性とか
そういうものが
じわじわとあぶり出されていく
緊張感に満ちていて
その中でみずみずしかった記憶を
たどりながら
いったい、この町で何が起きて
いたんだろうということを
たどっていくんです。
原田さん、ここまでどうでしょう。
原田≫おもしろそうですね。
丁寧に作っている感じが
すごくするので
最後まで見たいです。
小林≫サスペンスは
ご覧になりますか?
原田≫何でも見ます。
大吉≫好きなジャンルは
ありますか。
原田≫特にないですね。
大吉≫お気に入りの映画は?
原田≫そうですね…
いっぱいあるからな。
大吉≫例えば初めて見た映画は?
原田≫初めて見たのは
おうちで白黒テレビで見た
日本の時代劇だと思いますね。
映画館に行ったのは何だろう…。
大吉≫昔からお芝居が好きで?
原田≫そんなことは
ないんですけど
中学1年生の時に
「小さな恋のメロディ」という
映画を銀座に見に行って
自分としては大冒険なぐらいな
銀座体験だったんですが
その時にスクリーンの中の
世界に憧れちゃって
あっちに行きたいと
思っちゃったんですよね。
あの中に行ってみたい。
それが
俳優になるきっかけ
みたいなものですね。
大吉≫「小さな恋のメロディ」
をしかも銀座で。
原田≫ご覧になりました?
世代が
違うかな?
大吉≫家で見ていますよ
でも銀座で見ていない。
レンタルビデオで見ました。
でもあれを見て僕は行こうとは
ならなかったですけどね。
大人になって見ました。
小林≫以上です。
ありがとうございました。
鈴木≫原田さんもいったん
ここまでで番組の最後に
お願いします。
大吉≫続きましては。
華丸≫「みんな!グリーンだよ」。
駒村≫今日のテーマは
秋におすすめ!初めての花
ハロウィーンまで飾れる
すてきなアレンジをご紹介します。
黄色、オレンジ、シックな紫色
オータムカラーの草花を使って
身近に秋の景色を
楽しんでみましょう。
教えてくださるのは
ガーデンデザイナーの
大滝暢子さんです。
大滝≫おはようございます。
華丸≫暢子!
大滝≫同じ字で同じ名前なんです。
よろしくお願いします。
どうですか、秋の花をそろえて
きたんですが、かわいいでしょ。
夏はちょっと暑くて
花の数が減ったり弱ったりする
植物も多いんですが
夜の気温がだいぶ
下がってきましたので
ぐっと花の色が鮮やかになって
たくさん花をつけてくれるんです。
花を楽しめるのが
秋の魅力の1つです。
今日は今から初冬まで
長く楽しめる植物を
ご用意しました。
大吉≫冬までいける。
駒村≫今日は秋におすすめの植物
3つをご紹介します。
お二人の机の上に並べていますの
で一緒に鑑賞してください。
大滝≫まずは、カランコエです。
見たことありますか?このお花。
カラフルな。
華丸≫初見かな。
大吉≫どこかで見たことあります
けど名前は知らなかった。
大滝≫カランコエというんです。
色のバリエーションも
多いお花なんです。
通常、お花屋さんで
結構このような大きなサイズでも
売られていたりするんですが
今日は、こんな手のひらサイズの
ミニタイプのものもあるんです。
ミニカランコエと呼ばれています。
華丸≫かわいいですね
アジサイが
もっと開いたみたいな感じ。
駒村≫手のひらサイズが
人気なんです。
大滝≫お好きな色を
選んでいただいて
ちょっと小さなものなので
ぽんとポットとかに入れて
お部屋に簡単に置くだけでも
どうですか?かわいらしく。
大吉≫かわいいですね。
駒村≫お二人のところにあるのは
もうお気に入りですね、華丸さん。
華丸≫先走りましたね。
選んでくださいって言われて
すいません。
大吉≫まだ見る段階です。
華丸≫ごめん。
大吉≫ハロウィーンだから
やっぱりオレンジですね。
大滝≫小さいので
いろいろなところに置きやすい
というのがメリットかなと
思います。
駒村≫お二人の前に
4つ並べていますが
花びらの形違いますよね。
華丸≫バラのようなものと。
大滝≫1つは一重咲き
シンプルな花びらです。
すっきりした印象の
かわいらしいお花。
お隣は八重咲きになります。
幾重にも花びらが重なり合って
ちょっとバラ咲きのような
豪華なタイプです。
駒村≫このカランコエは
初めて花を育てる人に
おすすめポイントが
あるんですよね。
大滝≫乾燥に強いんです。
葉っぱをちょっと見てください
触ってもいいんですけれど
ちょっと厚手だと思います。
華丸≫本当だ。
大滝≫実は多肉植物なんです。
華丸≫ええ。すごいね。
大滝≫乾燥地帯が原産のお花
なんです。
乾燥に強いので
水やりがそんなに大変では
ないんですね。
大吉≫多少忘れても大丈夫。
大滝≫丈夫に育ちます。その辺が
初心者にもおすすめです。
駒村≫多肉にもいろんな種類が
ありますね。
華丸≫大したもんね
それでこんなに鮮やかで。
駒村≫真ん中の黄色い花を
つけているこの子たちを
見ていきましょう。
大滝≫お花を見ていただくと
コスモスを
ちょっと小さくしたようなお花だ
と思いますが
ウインターコスモスとも
呼ばれている
ビデンスというお花の種類です。
駒村≫これも
いくつか品種がありますね。
大滝≫ゴールデンエンパイア
という種類です。
こんもりとふんわりと広がって
黄色の花が無数にたくさん咲く
花です。
寄せ植えとか花壇に向いています。
冬の霜が降りるぐらいまで
ずっと咲いてくれます。
華丸≫ウィンターコスモスね。
大滝≫こちらはゴールドラッシュ
背が高い品種です。
花壇の後ろの方に植えて
いただいたりとか
寄せ植えの中央に
置いていただくといいですね。
そしてイエローキューピッドです。
花をよく見ていただきますと
中央が黄色のレモンイエロー
外側が白いお花になっています。
すごくグラデーションが優しい
レモン色で女性にも人気です。
ちょっと香りがするので
香ってみてください。
駒村≫スタジオなので
分かりづらいかもしれませんが。
大滝≫ちょっと甘い香りが。
開き始めの方が、より
香りがするんですが。
大吉≫鼻の穴に入っていますよ。
誰に需要があるんですか?
おじさんが花を嗅ぐ。
駒村≫いい香りなので
嗅いでもらいたいなと。
華丸≫花の香りがします。
大滝≫甘い香りがすると思います。
背丈がちょっと高いので
切り花にも向くと思いますので
花芽が下の方に
すっと出ているところが
両脇に新しいものが。
そこの手前で切って花瓶に挿して
お部屋の中でも楽しんで
いただくということをすると
また、どんどん新しい花に
エネルギーがいきますから
楽しむことができます。
駒村≫続いては。
大滝≫秋の収穫をイメージした
観賞用とうがらしです。
これは食用ではなく
観賞用に作られた
とうがらしなんですけれども。
大吉≫とうがらしグループ。
大滝≫まずこれがオニキスレッド
と言って葉っぱも茎も
すごい黒いのが特徴的なんです
けれど、よく見ていただくと
実が黒い実と
それから下の方に赤い実と
2色あるのが
分かると思うんですけれども
実はこれ、最初が黒くて
お日様に当たっていくと
だんだん赤に変化していくんです。
2色が楽しめるかっこいい
とうがらしになります。
続きましてホットポップスパール
パールをちりばめたみたいな
すごく光沢感のある。
華丸≫本当だ、真珠だ。
大滝≫これも最初が
紫色なんです。
華丸さんのところにあるのが
紫が多いと思うんですけれど
それからだんだんと
私の手前にあるような
オレンジ色に変化していく。
華丸≫楽しみですね。
大滝≫とてもおもしろいですよね。
お隣が
コンガという品種になります。
こちらも
ちょっとシックな葉っぱで
ちょっと回しますが最初は紫色。
大吉≫この子も紫から。
大滝≫そこから濃いオレンジ色に
変わっていく
ハロウィーンカラーですね
これだけでも。
という品種になります。
最後がパープルレイン。
華丸≫しっかり
とうがらしの形がしますね。
大滝≫たかのつめとか
ああいう食べるとうがらしの形に
似ていると思うんですが
こちらは葉も楽しめるんですね。
ふが入っていまして白から緑
薄紫とマーブル色になっていて
実だけではなく
葉だけでも鑑賞価値がすごく高い
シックでおしゃれな
品種になります。
駒村≫紫のままなんですね。
大滝≫これは紫のままで
変色しないんですけれど。
駒村≫とうがらしだけでも
いろいろありますね。
大吉≫観賞用とうがらし
いいですね。
駒村≫カランコエ、ビデンス
とうがらし3つご紹介しましたが
今日はこの3種類を使って
ハロウィーン飾りを
作っていただきます。
お好きなものを机の上から3つ
選んでいただいて
下に器がありますので
その中に寄せて。
大滝≫同じ種類を3つ選んで
いただいてもいいですし
どれもばらばらな種類を選んで
いただいてもいいかなと
秋の寄せ鉢的な寄せ植えを
この中で実際に
やっていただきたいなと思います。
大吉≫やってみよう。
駒村≫3つ選んだら
その他のものは
下に下ろしてください。
華丸≫ハロウィーンに
持ってこいやな。
駒村≫ちなみにもう1つ後ろに
秋っぽい植物。
華丸≫これは4つ目。
駒村≫入れてください。
大滝≫猫じゃらしを
大きくしたような穂なんです
けれども
観賞用のグラスで
パープルファウンテングラス
といいます。
プラスアルファすると
より秋らしさが出てきます。
駒村≫その他のものは
お手数ですが下に下ろして。
華丸≫いいなウインターコスモス。
今回はすすきがいるんでね。
駒村≫片づけていただいて
すみません。
華丸≫とうがらしもいいですね
おもしろいですね。
大滝≫本当におもしろい。
駒村≫種類豊富だから
迷っちゃいますね。
華丸≫売っているんですか?
お花屋さんで。
大滝≫店頭に出回る時期です。
駒村≫大吉さんがブリキのもので
華丸さんがバスケット。
大滝≫このままポットで入れて
いただく形で、本来は一回り
ふた回り大きな鉢に入れた方が
実際は長もちすると
思うんですけれど。
あとカランコエを華丸さんが
選ばれていますけれども
かさ上げに新聞紙を
くしゃくしゃっとして
かさ上げしていただくと
花が埋もれないで済むかなと。
駒村≫どれくらいの高さを
目安に?
大滝≫それ以外のものは
新聞紙を敷かなくても
大吉さんの方は
敷かなくても大丈夫です。
新聞紙なしで置いていただいて
大丈夫です。カランコエだけ
かさ上げしていただければ。
駒村≫目安としては
顔が出るくらいですか。
大滝≫ポットが見えない形で
入れていただいた方が
きれいに収まると思います。
駒村≫大吉さんは
もうできましたか。
大吉≫チョイスを間違えたかな?
大滝≫背の高いものは
後ろの方とか。
華丸≫どす黒い。
大吉≫ビジュアル系バンドの
ライブ会場みたいな。
ちょっと間違えましたね。
駒村≫なかなかヘビー感あります。
大滝≫シックです。
大吉≫とうがらしでまとめたの。
駒村≫華丸さんの方は?
華丸≫僕はカランコエ。
大滝≫華やかな感じが出ていて
いいですね。
華丸≫黒と赤がハロウィーン感が
ありますよね。
大滝≫ダークなものを入れると。
駒村≫後ろのもの持ってきて
どんどん飾っていただいて
大丈夫です。
大滝≫秋の収穫をイメージする
木の実とか
かぼちゃを置いてみたり
ハロウィーングッズを
置いてみたりすると
秋らしさがより出るかなと
思います。
駒村≫最近は
100円ショップにね。
大滝≫充実した飾りが
置いてありますので
ぜひそういったものも活用して
いただければいいと思います。
駒村≫かぼちゃも
載せるタイプですね。
大滝≫寄せ鉢ですから
何でもできますね。
駒村≫自由にいきましょう。
大吉さん、だんだんビジュアル系
バンド感が増していますね。
大吉≫キャパは50といった
ところでしょうかね
客席のキャパは。
まだまだここから頑張りたい。
駒村≫大きくなるバンドですね。
大滝≫いいですね。
クモの巣のコースターとか
半分ぐらい下に敷いて
鉢に重ねたりしてもいいですね。
駒村≫華丸さんの方は?
大滝≫かわいらしい感じに
作られていますよね。
ポップな感じが出ていて。
華丸≫怖い怖い。
駒村≫キャラが出ますね。
大滝≫大吉さんはシックな感じで。
大吉≫観賞用のとうがらしが
こんなシックでおしゃれだと
思わなかったです。
華丸≫色が変わる
というのも楽しい。
大滝≫そのためには
日に当てていただくことが
大事ですので。
室内で少し飾って楽しみながらも
お外に出して
日によく当てて時々入れて
楽しんで飾っていただければと
思いますね。
駒村≫今日はハロウィーン飾りを
教えていただきました。
大滝暢子さん
ありがとうございました。
大吉≫楽しかったです。
駒村≫来週月曜日は
ごはんコーナーです。
鶏もも肉のソテーを
ご紹介する予定です。
鈴木≫原田さん時間になりました。
「プレミアムトーク」
原田美枝子さんに
お越しいただきました。
視聴者の皆さんからのメッセージ
を読んでいただいて
ありがとうございました。
たくさんメッセージ
いただきました。
イラストすてきですね。
原田≫これ、かわいい。
ニーニーに
詐欺よとはっきり言ってくれた
オーナー本当にすっきりしました。
鈴木≫房子さん宛てのものが多い
です。
イラストも房子さんを描いたもの
がたくさんありますね。
それからメッセージも
見ていきましょうか。
原田≫ありがとうございます。
華丸≫5年生の男の子ですよ。
大吉≫それで気付く
5年生もすごい。
本当に、しゅっとして
いらっしゃって。
鈴木≫房子さんの着物も
本当にどれもすてきで
いろいろ設定もあったんですね。
原田≫房子がイタリアに
留学して修業して
外から日本を見た時に
自分は日本のことを
何も知らないなって
日本の文化もちゃんと
勉強しなきゃということで
着物を着て。
鈴木≫そういう思いが
房子にはあったから。
原田≫そういう
裏設定ですけれどもね。
大吉≫沖縄の海も
着物で来られたから。
原田≫衣装さんもすごい
頑張ってくれて、すてきな衣装を
いつも用意してくれたから
髪はあれは地毛です。
毎日結ってくれていたんです。
鈴木≫時間かかったんですか。
原田≫そうですね。
でも、やっぱりかつらだと
味気なくなっちゃうので
自分の髪の方が
すてきに見えるかな。
鈴木≫本当にすてきでした。
鈴木≫この房子さんも
かっこよかったんですけれども。
原田≫コックコートね。
鈴木≫結構練習したんですか。
原田≫練習したんですね。
フライパンを振るのは、なかなか
返せないんですよね、力がなくて。
コックコートを着たので
すごくキリッと見える
しかも帽子が高いので
私小さいので
背が高く見えて
かっこよく見えたんですよ。
鈴木≫ピアノもご自身で
習得されたり
フライパンも
おうちの家事、お料理とは
全然違いますか。
原田≫そうですね。
プロっぽくするというのは。
鈴木≫そういうのを
1つずつ身につけられて
すごいなと思います。
原田≫ありがとうございます。
本当にそういう気持ちで
やったので
それをちゃんと受け止めて
くださってうれしいです。
鈴木≫「ちむどんどん」
半年間お疲れさまでした。
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