もしも明日が…。
わらべ
名曲はあの頃に誘うタイムマシン
いつの時代も、TVでこの人を見ない日はないという
タレントはいるものだが、70年代終わりから
80年代半ばくらいまでは萩本欽一さんが
そんな毎日目にするタレントだった。
もちろん冠番組も持っており、月曜日の「欽ドン!」こと
「欽ドン!良い子悪い子普通の子」、水曜日の
「欽どこ」こと「欽ちゃんのどこまでやるの!」
金曜日の「欽曜日」と「欽ちゃんの週間欽曜日」と
実に週3回も欽ちゃんバラエティが放映されており
3番組の合計視聴率が100%を越えるなど絶大な人気を
誇っていた。
その中では当然さまざまなキャラが生まれたわけで、
欽ドン!から生まれたヨシオ・フツオ・ワルオの
3人組で結成され「ハイスクール・ララバイ」を歌った
「イモ欽トリオ」は有名だろう。
同じように欽どこから生まれたグループが
萩本のぞみ・かなえ・たまえの3人で結成された
「わらべ」である。
いい意味で「イモっぽい」素朴な出で立ちの彼女らは
当時の華やかなアイドルグループとは一線を画す
暖かな魅力を放っていたように思う。
ちなみに当時「田舎っぽい」「洗練されていない」ことを
「イモ」と言っていたのは若い子は知らないだろうなぁ…
その後一人脱退して二人ユニットになったわらべの
再出発シングルがこの曲で、良い意味での「イモっぽい」を
体現したような、素朴でどこか寂しげな曲調が
なんとなく暖かく、ノスタルジックな気持ちにさせる。
こういう曲って当時は藤子不二雄ワイドのEDで有名な
堀江美都子さんの"Dream of you"とか
松山千春さん作ナンデスカマンのテーマソング
「ビックリ箱のうた」とか結構あった気がするが
今はあまり聞かない気がする…
素朴という意味で比較的近いのがつじあやのさんかなぁ?
まぁ現在こういう曲は流行らないのはよく分かるが
シンセサイザーの台頭で「デジタライズ」された曲が
溢れる中、敢えてアコースティックなサウンドで
一世風靡したスピッツみたいに、またこの手の曲が
出てこないかなぁ?
蛇足だが…あの写真のあのポーズ、喫煙者なら
絶対火を付けてるハズだから、仰る通りの
演技の練習という言葉を信じたいなぁ。
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