映画「ALL NIGHT LONG-誰でもよかった」を見た

本作のキモはやっぱり山中崇のマジキチ演技。劇中でベンジャミンが何たらかんたらって例え話をするんですが、突然声色変えてきたりしてホントに気持ち悪い。
結局この人の望みは金でも性欲でもなく、「殺られる前に殺る」ことだけだったのか。しかしそれにしては彼の妄想と思われる無駄なエロカットが多いんだよね。毎回同じフルート使ったムード音楽っぽいのが流れたりして。これが何か気が抜けるねんw 
そしてこの人がラストにメールを送った相手は誰なんだろうな。これが結局最後まで解らなかった。もしかして同じようなことしてる奴が他にいるってことか。それもキツい話だな。
姉妹役の吉川めぐみ、長谷真理香はともにナイスバディ。その分殺され方がキツいですけどね。演技?そんなものはどうだっていいんやw・・と、前半の心理戦や後半のグロ描写はそこそこ面白いと思うのですが。ただ意味不明な描写もダラダラと多いせいで、なんか86分の映画なのに長いな~と感じちゃうんだよね。
そして伝説のスプラッタ映画『オールナイトロング』の名を冠してる為に、どうしてもハードルが上がっちゃうんだよな。あの作品にあった鋭い切れ味は、残念ながら本作で感じることはできず。

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