出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 フカイロ!「コロナ禍で大ピンチ 関あじ・関さばを救え!」[字]
新型コロナで窮地に立つ「関あじ」「関さば」を救え!地元漁協とNHK大分がタッグを組み、テレビの力をいかして、一次産業の問題解決策を導き出すドキュメント。
番組内容
大分県が全国に誇るブランド魚「関あじ」「関さば」。しかし今、新型コロナの感染拡大で消費が落ち込むなど、未曽有の危機にひんしている。そんな中、地元の漁業協同組合とNHK大分がタッグを組み、テレビの力をいかし、第一線で活躍する専門家への取材などを通して、問題解決策を導き出す。コロナ禍で浮き彫りになった漁業や流通の課題、そして地域経済を支える一次産業がこの先どうあるべきなのかを考える。
出演者
【出演】大分県漁業共同組合佐賀関支店…高瀬大輔,産直SNS経営者…高橋博之,秋元里奈,望月孝慈ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
荒波の佐賀関沖。
漁師たちが
釣り糸一本で釣り上げるのは…。
アジか。
大分県が全国に誇る…
身が引き締まって 脂が乗った
このブランド魚が 今 大ピンチなんです。
新型コロナの影響で
飲食店やホテルなどからの需要が激減。
産地は 大きな打撃を受けています。
かつてない危機を
どう乗り越えればいいのか。
今回 地元の漁協とNHKがタッグを組み
緊急プロジェクトを発足。
各界で活躍する
スペシャリストたちを取材。
打開策を探ることに。
果たして ピンチをチャンスに
変える秘策は あるのでしょうか!?
関あじ・関さばの産地 大分市佐賀関です。
こんにちは。
コロナ禍で 今 何が起きているのか
まずは 地元の漁協の皆さんに
話を聞きました。
関あじ・関さばは
徹底した品質管理によって
そのブランド価値を高めてきました。
まず その漁法は 佐賀関伝統の一本釣り。
魚の身を傷つけないように
細い糸を手繰り寄せ
一匹一匹 釣り上げます。
釣った魚は 漁協が全て買い取り
一括管理。
少しでも鮮度を落とさないよう
血抜きや神経締めといった処理を
一匹一匹 必ず行います。
そのほとんどは 東京や福岡といった
大都市圏の飲食店やホテルなどへ。
高級ブランド魚として
人気を集めてきました。
しかし コロナの影響で状況が一変。
飲食店やホテルからの需要が
激減したことで
出荷量が 7割も減少。
大口の顧客に頼っていた漁協は
窮地に立たされています。
地元の漁協とNHKがタッグを組んで
打開策を探ることになったのです。
このプロジェクトのメンバーとして
白羽の矢が立ったのが…。
漁協で最も若い34歳。
産地の将来を担う人材として
期待されています。
まずは 高瀬さんに
このプロジェクトで
どんなことを目指すのか聞いてみました。
高瀬さんとして
こんなテーマでやりたいっていうこと
改めてありますか?
ということで まずは
この番組のディレクターである私が
ヒントを伺えそうな人たちを
探し出すことに。
その結果 コロナ禍で
産地直送の あるサービスが
ひときわ人気を集めていることが
分かりました。
早速 高瀬さんと一緒に
その経営者に話を聞くことに。
あっ すいません 改めて…
こちら 秋元里奈さん。
4年前に消費者と生産者をつなぐ
産直SNSを運営する会社を
立ち上げました。
産直SNSとは 消費者が 生産者から
直接商品を買えるだけでなく
感想を伝えたり
食べ方を教えてもらったりと
双方向のコミュニケーションが
できるサービス。
コロナ禍で 爆発的な人気を集め
この1年で 利用者が
およそ30倍に急増したというんです。
続いて 話を聞いたのは
同じ漁業者でも 逆境に負けず
売り上げを伸ばしているという人です。
大分県漁協佐賀関支店の高瀬といいます。
ああ すいません。
電話の相手は 三重県で
マダイなどの養殖をしている
橋本 純さん。
今 橋本さんの魚は
飛ぶように売れているというのですが
一体なぜ!?
もうECサイトでの販売ですね。
ああ ECサイトですか。
ああ 個人さんですね。
どういうことなんでしょうか?
こちらが コロナ禍で普及した
オンラインを使っての さばき方教室。
漁業者自らが魚のさばき方を教えるという
斬新な発想で
個人の消費を大幅に伸ばしたといいます。
これを カットすると
お刺身になるという状態です。
…個人には しなくちゃいけない
っていうことですよね。
本当 いろいろ教えていただいて
ありがとうございます。
どういたしまして。
はい また…。
大口の取り引きが難しい 今だからこそ…
…だけでいいと思うんよ。
こんなんでもいい。
今 言質取りましたよね。
(笑い声)
やってみましょう。
もしもし…。
さて ここからは ちょっと違った視点から
ヒントを探ることに。
こちらは 大手広告会社の
クリエイティブ・ディレクター
若林宏保さん。
全国各地の自治体の
PRを手がける
地域ブランディングのプロです。
あ~ なるほど。
すいません お時間取っていただいて
ありがとうございます。
「は~い こんにちは」。
こんにちは。
続いては
CMプランナーの佐藤カズーさん。
多くの企業広告を手がけ
国内外で 400以上の賞を
受賞しています。
あ おはようございます。
更には 白水高広さん。
九州各地の
伝統工芸品などを扱う
商社を経営し その価値に
新たな光を当てています。
そして最後に 農業や漁業のあり方を
大きく変えたといわれる人に
話を聞けることに。
あ お世話になります!
「はい よろしくお願いします」。
10年前に生産者のこだわりや思いに
スポットを当てた
産直のサービスを立ち上げ
農業や漁業の魅力を
伝え続けています。
まず話してくれたのは
このビジネスを始めるきっかけとなった
東日本大震災の被災地での経験でした。
生産者には 自分の知らない
苦労や思いがあることに
気付かされた高橋さん。
商品の背景にある そうしたストーリーを
消費者に伝えることで
その価値も上がると考えたのです。
生産者のストーリーに 価値を見いだし
商品と共に届けることが大切。
関あじ・関さばを救うため
さまざまな業界の
スペシャリストたちから
ヒントをもらった高瀬さん。
何を感じたんでしょうか?
数日後。
高瀬さんは 関あじ・関さばの産地が
これから どうあるべきか
漁協の職員や漁師たちと
話し合うことにしました。
これまで あまり意識することがなかった
消費者とのつながり。
高瀬さんの話を聞いて
参加者からは 次々と意見が出始めました。
道具作りを…
1個作るのに…
更に 漁師たちからは
消費者とつながれば
自分たちのやる気も上がるという声も。
特に2人なんですけど…。
今こそ変わらなければいけない。
その意識が芽生え始めたと
高瀬さんは感じていました。
それから1週間後。
急遽 高瀬さんに
報告があると呼び出されました。
あ おはようございます。
この日 漁協にはこれまでなかった
個人の消費者向けの通販サイトを
リリースするというのです。
(取材者)じゃあ ありがとうございました。
はい ありがとうございました。
最大のピンチを チャンスに変える。
関あじ・関さばの産地は 悩みながらも
一歩前へ踏み出そうとしています。
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