関ジャム 完全燃SHOW【うっせぇわ・春を告げる・シャルル…ボカロP特集完結】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

関ジャム 完全燃SHOW【うっせぇわ・春を告げる・シャルル…ボカロP特集完結】[字]

うっせぇわ・春を告げる・シャルル…ヒット曲制作者が勢揃いの売れっ子ボカロP特集・完結編!古田新太考案の歌詞で3人による名曲誕生!あのヒット曲のデモ音源まで大公開

◇番組内容
超売れっ子ボカロP特集・完結編!yamaが歌う大ヒット曲「春を告げる」を生み出したくじら、キャッチーな歌詞が話題を呼んだAdoが歌う「うっせぇわ」のsyudou、さらに2人が尊敬する「シャルル」を生み出したバルーンこと須田景凪が、古田新太考案の歌詞に作曲!三者三様の超名曲が誕生!そして、彼らがボカロPになった意外なきっかけや、恥ずかしい初期時代の楽曲、あのヒット曲を初音ミクが歌った貴重なデモ音源も大公開!
◇出演者
関ジャニ∞
支配人:古田新太
アーティストゲスト:須田景凪/バルーン、syudou、くじら
トークゲスト:本間昭光、西畑大吾(なにわ男子)、市川紗椰、高橋茂雄(サバンナ)
◇おしらせ
☆番組ホームページ
 https://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/

☆番組Twitter
 https://twitter.com/kanjam_tvasahi

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 音楽バラエティ
バラエティ – その他

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キーワード出現数ベスト20

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  14. 格好
  15. 注目
  16. ドラム
  17. モテ
  18. 本間
  19. 安田
  20. 多分

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

今夜の『関ジャム』は
超売れっ子ボカロPが

古田考案の歌詞で曲作り!

うわっ! ああー! いい!

オシャレやな。
(大倉)オシャレ! 天才やん。

格好いい!
(横山)格好いいな。

(村上)うわー!
(拍手)

♬~

今夜の『関ジャム』は…。

先週の放送で

今日のは…
ちょっと 『関ジャム』は

いつもと雰囲気 違いますので。

ゲストの皆さんの顔が
見えないかと思うんですけれども。

全部出すのはイヤなんですか?
やっぱり。

(須田)いや
全部 出しているんですけど

ここを全部出すと
お二人が めっちゃ見えちゃう…。

(一同 笑い)

という事で ここからは後半戦。

そもそも 現在の
カラオケランキングを見てみると

ボカロPが手掛けた楽曲が

チャート上位を席巻!

♬~「騒がしい日々に」

例えば 昨年大ヒットの
YOASOBI 『夜に駆ける』。

この曲を手掛けた コンポーザーの
Ayaseは以前…。

ボカロPっていう
ボーカロイドで

楽曲を作るっていう
活動をしていて。

ボカロPとしての一面も。

ボカロPとは 作った楽曲を

ボーカロイドに歌わせて
活動を行う

今 注目のクリエイター。

そこで 今回は 前回に続き…。

♬~「深夜東京の6畳半」

yamaが歌う大ヒットソング

『春を告げる』を生み出した
くじら。

(大倉)いい曲。

♬~「うっせぇうっせぇ
うっせぇわ」

キャッチーな歌詞とメロディーが
話題を呼んだ

『うっせぇわ』のsyudou。

更に その2人が
尊敬してやまないという

『シャルル』を生み出した
バルーンこと

須田景凪の3人が登場。

大ヒットボカロ曲の
制作過程を紹介。

Adoさんと
僕も 直接お会いした事とかは

一切なくて。
すげえな。

と その前に…。

まずは ボーカロイドの基礎を
およそ1分でおさらい。

そもそも ボーカロイドとは

あのヤマハが
開発した

歌声合成技術を
活用した

ソフトの事で…。

声優や歌手など

人の声をもとにした音源を用い

パソコンで入力した
メロディーと歌詞のとおりに

歌わせる事ができる。

歌入れをする場合 これまでは

「作曲者自ら歌う」

「別のボーカリストに依頼する」の

主に2通りだったが…。

このボーカロイドソフトを使えば
人の歌声を録音しなくても

手軽に
歌入りの楽曲が作れるように。

そして ボーカロイドには

数多くのキャラクターがいて

人気の火付け役になったのが…。

チャーミングな歌声と
ビジュアルで

多くのボカロPをとりこにした
初音ミク。

興味持ったら
誰でも簡単にポーンと?

そうですね
楽器屋さんでソフトを買って

パソコンに入れたら
もう 歌ってくれる。

楽器屋さんに売ってるんですか?
(須田)楽器屋さんに

パッケージとして。
(高橋)これが

楽器屋に売ってる時代なんだ。
(大倉)やばいな。

これまで 楽曲は スタジオで
仕上げるのが普通だったが

今や 大ヒット曲は
自宅で生まれているのだ!

…と ボカロの基礎が
わかったところで

売れっ子ボカロPの活動年表を。

まずは…。

昨年10月に配信リリースされた
『うっせぇわ』は

およそ1カ月で
YouTubeの再生数が

1000万回を突破すると

ストリーミング累計再生数
1億回突破を記録し

各音楽配信チャートを席巻!

♬~「頭の出来が違うので
問題はナシ」

そんな『うっせぇわ』の…。

(syudou)高校の頃
バンドっていうのは

経験したりしたんですけど…。

(村上)やめとけ やめとけ!
バレるぞ!

(syudou)いや 頑張ったんですよ。
こんなんでも 頑張ったんですよ。

そんなsyudouの
活動年表が こちら。

音楽好きな家庭に育つと

中学時代 とある理由で
吹奏楽部に入部。

(syudou)吹奏楽部に入って
僕 部長にもなったんですけど

それと同時に
打楽器を担当させていただいて

そこで いわゆる ドラムを
ちょっと かじりまして

それが いわゆる 自分で
実際に楽器をやろうと思った

きっかけですね。
(村上)この時点では じゃあ

出役として… アーティストとして
やっていこうとかっていう

マインドやったの?
いや そこまでは

ないんですけど やっぱ…。

(村上)でも いい…
モチベーションは そこなんだ。

(丸山)健全。
(syudou)その熱量だけで

とにかく… ドラムも そんな
うまくなかったんですけど…。

でも 音楽やってたら
モテるだろうという。

(syudou)はい。 そこだけを信じて
ずっと 今日まで やってきた…。

(村上)大事 大事!
男として大事よね それは。

(syudou)やってきたんですね。

とにかくモテたくて始めた
音楽だったが

ある人物の影響を受け
楽曲制作を開始。

この方の影響でございます。
こちら。

さあ ハチさん。
当時は だから ハチさん。

(syudou)そうですね。
もう 圧倒的ですね。

米津玄師として
メジャーデビューする前

ボカロP ハチとして

当時 ヒット曲を連発。

syudouのみならず
多くのボカロPに

多大な影響を与えた。

ボーカロイドっていう
ジャンルだから どうこうとか

そういう枠が もう
どうでもよくなっちゃうぐらいに

とにかく
すごい曲を作ってる人…。

で 毎回 出す曲 出す曲

なんか 結構 世界観が
変わったりするんですけど

でも なんか 全部いいんですよ。
全部 あの人らしさが乗ってて

なおかつ 新しくて良くて
もう こんなん どうしようって…。

本当 聴きまくってて。
(村上)はい はい。

なんか ハチさんの曲の
「演奏してみた」みたいな。

ドラムのたたいた動画とかを
インターネットに

当時 上げたりもしてたんです。
ただ やっぱ それ やっても

元の曲の知名度で 結構
評価が変わっちゃう事があって。

(村上)なるほど。
(syudou)自分を誰も見てない。

要は モテてない。
(高橋)これではモテへんと。

(syudou)これじゃモテない。
ダメだと。 で やっぱ 曲だと。

ブレないね! いいよ いいよ!
(syudou)本当 その一本槍なんで。

で 曲を作り始めたっていうのが
一番ありますね。

(村上)バンド結成とか
そういう事には?

(syudou)高校の頃 それこそ…
まあ 趣味半分ですけど

バンドっていうのは
経験したりしたんですけど。

やっぱ こう いかんせん
なんていうんですかね。

あの… バンドって やっぱ
1つの ちっちゃい村っていうか

社会というか。
(村上)いやいや… 完全にそうよ。

(syudou)なので その中で
こう うまくやっていくのが

すごく 自分は こう 難しくて。

メンバー間の なんかあったの?

(村上)何人編成やったの?
4人編成?

(syudou)えっと 3人ですね 最初。
3人でやって…。

なんか 要は 例えば
オリジナルやりたいってなって

なんか 自分が 曲作って デモで
持っていったりしたんですよ。

当時も 実家のパソコンで
無理やり作って。

それ聴かせたら 「全然ダメ」って
言われて ボーカル ギターの人に。

ドラムだったんですよね?
(syudou)僕 ドラムだったんです。

わかります すごく。
(syudou)あります?

(村上)なんか知らんけど
発言権が下の方になるのか?

なんとなくね。
(syudou)なんか なかなか

意見が通らなくて。 そのくせ…。

(syudou)すごいイヤで。
(古田)ある ある!

(村上)ベース ドラムあるあるか。
(syudou)本当 そうです。

(syudou)音楽やりたいのに

なんで 電話番なんだよ
みたいになっちゃって。

で もう 本当 ライブの当日
予定があったんですけど

それをバックレる形で
バンドをやめて。

ライブ当日 行かへんかったん?
(syudou)バックレましたね。

しばかれるやん!
(syudou)だから 逃げました

とにかく。 本当に…。

地元のライブハウスとか
もう行けないですもん。

(高橋)そうか。 しばかれるから。
(syudou)そうなんです。 怖くて。

で それまで聴いてた
ボーカロイドですとか

インターネットの
音楽カルチャーが好きだったので

ここなら
まだなんとかなるかなと。

(村上)活路が
見いだせるんじゃないかと。

その時は
曲 誰が作ってたんですか?

(syudou)曲は 結局
ギターボーカルが作ってて。

なんか…。

(村上)やめとけ やめとけ!
バレるぞ!

(syudou)そうですね そうですね。
(安田)今の バレるな。

そこから 投稿を
じゃあ 始めたわけでしょ?

(syudou)そうです。 どうやって
作ったらいいかもわからないので

見よう見まねでっていう
感じでした とにかく。

(村上)あっ そうなんや。
(syudou)はい。

で バズりたくて作った曲
というのが こちらです。

(くじら)これなんだ。

(村上)これが また…。
(高橋)『ふなっしーの歌』?

モテたい人がやる事ですかね?

(syudou)とにかく やっぱり
技術がないと。

センスもない。 いいものが作れない。

でも モテたい バズりたい。

これだけはブレなかった…。

じゃあ 知識とか そういうセンス

才能がないヤツの戦い方は
やっぱ

お笑いの一発逆転だと思って。

なんか ネタないか ネタないか
って思ってた時

当時 ちょうど ふなっしーさんが
テレビで思いっきり転がされて

めちゃめちゃ
人気に火が付いたんで

これに ちょっと
なんていうんですか…。

(syudou)便乗して
バズれるんじゃないかなって…。

便乗商法やな。
(高橋)ふなっしーに便乗して

「モテたい」は
むちゃくちゃ言うてんで。

(syudou)で 下手なりに 一生懸命
作ったのが あれなんです。

どうだったんですか? 反響は。
(syudou)全くなかったです。

(一同 笑い)
(高橋)すごいなあ。

(syudou)ただ やっぱ 1個…
後付けですけど

情けないクオリティの曲を
作ってた人間でも

それを なんか 続けていけば
多少は なんか

楽しい感じになっていくよ
っていうのを ちょっと…。

(高橋)楽しい感じになっていく?
(村上)すごいよ。

でも
すごいサクセスストーリー…。

(syudou)
こうやって見ると 確かに

すさまじい あれがありますね。
ホンマやな。

振り幅がすごいよね。
(丸山)同じ人じゃないよな。

その曲ないの? 今。
(村上)これ あります。

(syudou)お恥ずかしいんですけど
あるんですよ。 これが。

『うっせぇわ』から
さかのぼる事 7年。

全くバズらなかった
『ふなっしーの歌』。

自作の映像にも注目。

♬~

(大倉)「ハハハハ…!
シュールやな」

(丸山)「初め ここから始まった…」
(村上)「頑張ってるよ」

(大倉)「すごい…」

(村上)途中から…。

(村上)静止画になったもんな。

いや 頑張ったんですよ。
こんなんでも 頑張ったんですよ。

これは モテないんちゃいますか?

(syudou)当時の自分に言ったら
多分 そうなんですけど。

本気で 当時は でも
これに懸けてたんで。

(村上)そうやね。
とっかかりとしてやったからね。

ふなっしーでバズらず その後

レコード会社に
デモテープを100曲送るが

全て不採用。

しかし ある1曲が
運命を変える事に。

(syudou)今 思えば
なんですけど すごく…

何度も言ってるように
モテたいというか

人に良く思われたい
気持ちが強すぎて

自分をめちゃめちゃ
偽って こういう曲を

求められてるんじゃないか
みたいなのを

勝手に こう 予想して
ヒットを狙うような

ちょっと
くさい曲ばっかり

作っちゃってたなってのが
あったんですよね。

なので それが 多分 全部
バレてたんだろうなって…。

(村上)聴いてる人にはね。
(syudou)はい。

しかし 2019年

『ビターチョコデコレーション』
という曲が 初バズり。

その理由とは?

(syudou)この曲辺りからですね
もう 吹っ切れて

もう モテなくてもいいやと。

自分を 1回 さらけ出して…。
(高橋)捨てた?

(syudou)ただただ… はい。
作れるもので

1回勝負してみたら どうなんだ
っていうスタンスで作ったら

なぜか逆にそれがウケたんですよ。
(古田)よかった よかった。

(高橋)逆に きたんや。
(syudou)本当に不思議なんですよ。

『ふなっしーの歌』から6年を経て
初バズり。

レベルアップした
楽曲のクオリティにも注目。

(大倉)「格好いい」

(横山)「時代と
合ったんやろうね」

この曲がバズった事で

勤めていた会社を
退職するのだが…。

これは もう
いけるという手応え?

(syudou)いや 結構 不安でした。
(村上)腹くくろうという事?

音楽でいこうという。
(syudou)でも 最後は そうですね。

具体的に やっぱ
金銭面とか将来性とか

いろんなものを考えたんですけど

こういう界隈の友達と
しゃべった時に

でも とはいえ…

しんどいかもしれないけど
人生1回だしなっていう

すごくシンプルなとこに
たどり着いて。

やれる限り やってみよう
という事を決意して

そうですね
去年 会社辞めました。

そして 退職からわずか9カ月

『うっせぇわ』が大ヒット!

♬~「はぁ?」

syudouが手掛けた
『うっせぇわ』は

昨年10月に Adoの
メジャーデビュー曲として

リリースされると
その過激な歌詞が話題を呼び

数々のランキングで
1位を獲得した。

この大ヒットの裏には
Adoの歌唱にも秘密が。

Adoさんというシンガーの方が
歌われてるんですけれども

この方が もともと
僕の曲の「歌ってみた」…。

これは別に
提供とかでは全くなくて

ボーカロイドで
シンプルに上げてたものの

「歌ってみた」とかを
やってくださってて。

僕も知ってたんですよ
それでAdoさんの事を。

やっぱり
曲を歌ってくださってたので

Adoさんの
雰囲気とか 声っていうのを

こちら すごくわかっていて。
(高橋)やっぱり そうなんや。

(syudou)あの方の 魅力的な
攻撃的な声っていうのが

最大限 生きる曲にしたいなと
思って

制作させていただきました。
(村上)なんで そんなに

理解力が高いんだろう?
声に対する。

(syudou)ここは 僕というより
やっぱ

(syudou)僕も この
『うっせぇわ』っていう曲は

いわゆる 仮歌を ボーカロイド
初音ミクで打ち込んで

それを送っただけなんですよ。
僕も Adoさんに

ディレクションとか
一切した事なくて。

(村上)「ここは こうしてください」
なんて事は 言わずに。

(syudou)で もう
Adoさんがいいと思うように

やっていただければ

僕としても 絶対
最高なものになると思いますと

信頼して投げて
返ってきたのを聴いたら

予想をはるかに上にいく…。
(村上)超えてきたんだ。

(syudou)こりゃ すごいと。

ここまで社会現象になる
思ってなかったんですか?

(syudou)
正直 思ってなかったです。

(安田)これ 初音ミクさんで
渡したじゃないですか デモ。

じゃあ きっと あのサビの
「うっせぇわ」のとこの歌い方って

あんな感じじゃ
なかったじゃないですか。

(syudou)そうですね。 僕は
初音ミクの調教みたいなのも

あんまり得意ではないので

あんまり ニュアンスも
込められなかったんですよ。

すごく棒読みみたいな
歌い方だったにもかかわらず

Adoさんが
あの歌詞とサウンドから

こうやったらいいんじゃないか
っていうのを

きっと すごく想像して…。
(横山)へえー!

(syudou)200点で
返してきてくださって。

Adoさんが あのニュアンスを
全部考えて 返してきたので。

サビ前に「ああー」みたいなの
言ってるじゃないですか。

あれは あったんですか?
(syudou)あれは もっと

ボーカロイドの打ち込みだと

「ああー…」くらいなんですよ。

ある程度 ちょっと 機械的な。
(syudou)はい。

それも あれだけ
がならせて

なおかつ 歌の
「うっせぇうっせぇ」のところも

最初 俺 地声で歌うと
思ったんですね。

「うっせぇ」って。
そしたら

Adoさん
裏声で歌ってきて。

裏声で歌ったら パンチ ちょっと
欠けちゃうんじゃないの? って

思ったんですけど
そのあと

「あなたが思うより健康です」
っていう言葉が

ガツンと 地声で
がなるので

計算してるんだ
と思って。

そこが残るように
バーン! としてて。

だから 俺が想定してたのなんて
もう 全然 弱いというか。

Adoさんに任せて
よかったって思ったんですよ。

なので 今日は 特別に聴き比べ。

(古田)初音先生?

サビの
裏声と地声の使い分けに注目。

サビの
裏声と地声の使い分けに注目。

まずは デモバージョンから。

続いて Adoの歌う
オリジナルバージョン。

(高橋)「おおー!」
(横山)「格好いいね!」

♬~「一切合切凡庸な」

あの方 すごく歌唱力が ある意味
注目されるんですけれども

歌唱力以上に 多分
曲とか歌詞への理解力とか

そういったのが ものすごく
もう 一流というか。

(syudou)両方持ってるんですよね。
理解したうえで表現するのを

2つ持ってるからこそ…。

(syudou)すごいです 本当に。

これは
僕らの世代としては

とっても
怖いんですよね。

(村上)ですよね。
(本間)どう仕上がるかわからない。

そこに委ねるっていう…
これもね 新世代ですね 本当にね。

必ず やっぱり スタジオで
立ち会って 歌 録らないと

プロデュースと言えない
みたいな感じのところの

世代なんですよね。
だから そこのニュアンスは

こうで ああでみたいな感じで…。

自分の思っている
当たり前っていうのが

もう 当たり前ではなくなったんだ
っていう事なんですよね。

委ねて そこで化学反応が起きる
っていう事が

こういうヒットに
つながってるという

この時代になったんだなと
思ってね。

ただ Adoさんと
僕も 直接 お会いした事とかは

一切なくて。
(村上)これが すごいのよ。

(高橋)今も?
(syudou)今もそうですね。

(村上)あっ まだ?
(syudou)はい 全くないです 今も。

(村上)しゃべった事ないの?
(syudou)ないです。

本当 「誕生日おめでとう」
ぐらいです。 本当 DMで。

そこは言ってくれんねや。
(syudou)そこは言ってくるんです。

(村上)何? それ。

更に 本間は『うっせぇわ』の
サウンド面にも注目。

コードとかでも Dマイナーで
ベース Dシャープいってるとか。

(syudou)ありますね。
(本間)ああいうのとかって…。

これ 間違ってんじゃんって
最初 思ったんだけど…。

(一同 笑い)
(横山)どういう事?

だから そういう
ちょっと 汚しっていうか

差し色みたいな…
ファッションで言うところの。

なんか ちょっと そこに グッと
引っ掛かりが出るんですよね。

(横山)違和感があるからですよね。
(本間)そう。

ベースがせっかくあるんで
指摘いただいたところを

ちょっと 下手なりに…
説明させていただくんですけど。

サビの 最後の「うっせぇわ」の
とこなんですけど これ…。

♬~「うっせぇ うっせぇ
うっせぇわ」

…っていくのが
多分 普通なんですけど。

それを ずっと なんか
何回もやってたから…。

♬~「うっせぇ うっせぇ
うっせぇ…」

…って ちょっと
気持ち悪いとこに。

確かに。
(syudou)着地するっていうのも

理屈というより
感覚に近いというか。

違和感を感じるという
サビのコード進行に注目。

これ だから マルとかが なあ?

ライブで弾いてくださいって
なったら…。

いや 多分 僕 そこのところ
耳コピする時に

あれ? なんか変やなってなって
ああ… ってなりながら

俺 多分 耳コピしくってるわって

思いながら弾くと思う。
リハとか本番とか。

多分 弾き手はそうなるよね。

でもさ その
「『うっせぇわ』作ってるの

あれ 僕なんですよ」って言って
知り合いとかに

「いやいや もうええって。
嘘つけ」って言われた事ない…?

(syudou)ああ いや…。

(syudou)
言う相手もいないんですよね。

もう ほんなら 「俺らやぞ
『うっせぇわ』作ったん!」って。

(syudou)いや そしたら
取り立てに来られるんで。

ちょっと怖くて。
(安田)ほな アカンわ。

続いては シンガー・ソングライターとしても
活動する須田。

『シャルル』が
大ヒットするまでには

苦悩の連続が!

(須田)自分が書きたいものなのか
これだったら

聴かれるんじゃないか
ってものなのかってバランスが

正直 わかんなくなっちゃった
時期があって。

(村上)そりゃそうよね!
そりゃそう!

♬~「愛を謳って謳って雲の上」

2016年 ボカロ界隈に
衝撃を与えた楽曲『シャルル』。

セルフカバーバージョンを
合わせると

ユーチューブ再生回数は
なんと1億回以上。

2017年発売曲の
年間カラオケランキングでも

1位を獲得。

YOASOBIの
Ayaseは

須田の生み出す楽曲や

その
すさまじい再生回数に

「ボカロ界のボス!!」と
コメント。

更に…。

それまでに
まあ 8年 9年くらい

ボーカロイドっていうのができて
流れがあって。

すごく これ
いい意味でなんですけど

ボーカロイドの曲っていうのが
こういう感じみたいなのが

ある程度 まとまってきたんです。
(高橋)はあはあはあ…。

(syudou)それは
素晴らしい事なんですけど。

ただ それと同時に こう 聴く人も
ある程度 固定化されてしまって。

なんか こう バンドを聴く人は
バンドを聴く人

ボーカロイドを聴く人は聴く人
っていう風に分かれちゃった中で

この『シャルル』っていう曲は
この曲調の乗りやすさですとか

すごく この…
歯切れのいいギターの

バンドサウンドの
聴き心地の良さっていうのが

あったおかげでですね
ボーカロイドを全く聴かない

それまで バンドを
聴いていたりした人たちに…

お客様の耳にも
ガンガン届くようになって。

グレー層にね 言うなれば。

(村上)完全に 違ったんだ。

そんな革命曲を生み出した
バルーンこと須田景凪の年表が…。

13歳の時にドラム教室に通うと

16歳でバンドを結成。 しかし…。

これ大丈夫? 逃げなかった?

あの…。

(須田)バックレとかでは
ないんですけど。

(古田)バックレではないんだね。
(須田)ちゃんと逃げたんですけど。

これは やっぱ 合わなかった?
バンドというのは 肌に。

(須田)そうですね
4~5年 バンドをやって

このバンドで食べていきたい
ってくらいの気持ちがあって…。

まあ 一応
ドラムをやっていたんですけど。

それこそsyudou君と一緒で

自分のアイデアとか
言うじゃないですか

なんか わかんないなりに。
それが…。

ドラムってそうなのか? 大倉。

(大倉)わかるよ。
(高橋)説得力あるな。

(横山)誰に何を言われたん?

(村上)やっぱ ボーカルが
一番 権限持ってしまう?

(須田)そうなんですよ。
で うちは バンドといえども

ドラムとギターボーカルの2人…
ツーピースバンドやってて。

だから もう ボスと部下みたいな
関係性になって。

自分が もう 打ち上げとかも
1回もお酒飲まずに

ずっと運転もしてました…。
(古田)ある ある! ある ある!

ある ある!
(村上)それ つらいね…。

(須田)ライブハウスの打ち上げとかに
シラフでいるわけじゃないですか。

(村上)そりゃそうよね。
そりゃそう!

たまにはないの? 「今日 お前
飲めよ。 俺 運転するわ」って。

いや その人
免許 持ってなかった…。

(村上)最悪やん! 最悪やん!
(大倉)ムカつくな!

バンド活動に不満を覚え 解散。

その後 音大に進学するも

意外な行動に。

ちょっと 捨てないでよ!

何年か ずっと 自分のアイデアが
通らなかったって事もあって

自分の中にアイデアが
めちゃくちゃたまっていて。

それを作曲してみたいっていう
気持ちはあったんですけど

当時 自分が歌う選択肢
っていうのが1個もなくて。

バンドで コーラスすら
した事がなかったんで。

…ってなった時に
自分がリスナーとして

ボーカロイドってものを見ていて
自分の作った どんな曲でも

この人なら歌ってくれる
って事から

まあ ボーカロイド文化に
入っていって。

当時 お金が
やっぱ 全然なかったので

ドラム機材を全て売却して

そのお金で パソコンだったり
ギターだったりを購入して

始めたって感じですね。
(高橋)へえー!

だって 青春は全部 ドラムに
捧げたわけじゃないですか。

(須田)本当 全部 ドラムでしたね。
(高橋)それを捨てるっていうか

売るっていうのが…。
一応 置いとこうって

ならないもんなんですか?
(須田)いや でも

本当にお金がなかったんで。
(高橋)そんなに?

青春が だから
8万円くらいになって売れて。

ドラマやな ホンマに。
(須田)そうですね。

そして 23歳の時に参加した

ボーマスがきっかけで

名曲『シャルル』が誕生するのだが

このボーマスとは?

(須田)えっと
ボーマスっていうのは その…

VOC@LOiD M@STER
ってものがあるんですけど

コミケに
ちょっと 近いものがあって。

自分でCDを焼いていって
自分のリスナーの方に

もう 手売りで売るみたいな。
(高橋)そんなんがあるんや。

同人誌みたいなの?
(須田)本当に それ…

本当 そういう感じあって。
自分は 初めて ここに出て。

今までは ずっと
インターネットで

「この曲 好きです」とかコメントを
もらってたわけじゃないですか。

っていうのが
いざ 聴いてくれてる人を

目の前にするっていうのが
本当に初めてで。

本当に 聴いてくれてる人って
こんなにいたんだなっていう

実感みたいなのが すごく湧いて。
それまでは ずっと もう

自分が書きたいものしか
やってなかったんですけど

「どうやったら
聴いてもらえるんだろう?」

っていう気持ちが
強くなっていって。

自分が書きたいものなのか
これだったら

聴かれるんじゃないか
ってものなのかってバランスが

正直 わかんなくなっちゃった
時期があって。

で 1回…
聴かれなくてもいいから

自分が今 書きたいものを
全て詰め込むみたいな。

全然 歌いやすくなくていいし
みたいな感じで書いた曲が

まあ 結果として いろんな人に
聴いてもらえるようになって。

うわっ!
そういう時期があったんだ。

syudou君
ちょっと 似てるやんか 最後。

(村上)境遇としてね。
(syudou)そうですね 時期的にも。

こうして 須田が
23歳の時に生み出した曲が

『シャルル』。

♬~「花束を抱えて歩いた」

♬~「意味もなく
ただ街を見下ろした」

♬~「こうやって理想の縁に」

♬~「心を置き去っていく
もういいか」

この曲に
本間は…。

♬~「愛を謳って謳って雲の上」

(安田)「ハハハ…。 すごい…」

♬~「見えないや」

♬~「嫌嫌」

♬~「遠く描いていた日々を」

更に くじらは…。

(大倉)「確かに」

(拍手)

(市川)友人が よく 『シャルル』を
カラオケで歌うんですけど

本当に もう 声帯の限界に
挑戦するみたいになっていて。

こうやって聴くと
全然違うんですけど

セルフカバーがあるんですよね?

どうやって歌ってるんですか?

(一同 笑い)
(市川)やっぱり。

最初は めちゃくちゃ
しんどかったですね。

3オクターブ 実際 飛ばして
歌ってるって事なんですか?

もともと 自分 地声が低くて

高い声を無理やり頑張って出して

なんとか
そこを張ってみたいな感じで

最初は やってましたね。

今 データは入ってるんですか?
『シャルル』の。

入ってます。
ボカロ版なんですけど。

(村上)それ ちょっと
見せていただいてもいいですか?

跳躍のとこ
どのぐらい跳ねとるのかとか。

(高橋)うん?
(須田)これが

サビ頭の
「謳って」なんですけど。

(横山)だから あんだけ
動いてるって事やんな。

(大倉)むちゃくちゃ
飛んでるやん。

(高橋)この高さが それ自体が
音の高さなんですか?

(須田)そうですね。

こっちとかが
めっちゃ低いとこにいって…。

(高橋)これ 下いったら
めっちゃ下って事?

(村上)そうです そうです。
今の下の方は低音。

(高橋)
めっちゃ上までいくやん。

ボカロ曲だからこそ生まれた
この高低差。

普通の曲では
あり得ないそうなのだが…。

(大倉)やばい やばい!
(須田)めちゃくちゃ広いですね。

(高橋)これ 心電図やったら
やばい…。

(本間)一番低いところから…。
(村上)一番低い手前辺りから。

じゃあ 再生します。

(高橋)
これが低いとこ?

(市川)ここが
もう すごい…。

(高橋)うわっ!

(高橋)「見え…」!
(丸山)子どもやん 子ども。

(村上)高い。

(本間)すごいなあ…。
(市川)雄たけび。

これ カラオケに入ってて
ランキングにいくんやろ?

みんな どうしてんねやろな?
(須田)そうですね。

(横山)でも 歌いたくなる気持ちも
わかるよね。

(村上)
チャレンジもしたくなるしな。

実は この『シャルル』

ボカロ界で
さまざまな革命を起こしていて

まずは flower。

ボーカロイドとして
使ってたのは…。

v flower。
(村上)flowerさん。

セクシー。
(村上)やっぱ

声が合うからっていう…。
(須田)そうですね。

(須田)自分の場合は
なんか その…。

なぜなら 男性に歌ってほしいから
みたいな理由があって。

でも やっぱり
普通の女性ボーカルを

無理やり
オクターブ 上にしても

あんまり 現実的な響きじゃないな
と思っていて。

…っていう時に この
v flowerっていうボーカロイドは

それを 無理やり やっても
すごく格好いい歌声になる。

そこが すごく好きで
使ってますね。

やっぱ この曲…
『シャルル』が跳ねて

v flowerっていう
ボーカロイドが

それまで そこまで多くの方が
使ってなかったのが

ものすごい
使う人が増えたんですよ。

(高橋)へえー!
(くじら)すごく…。

(くじら)僕も 『シャルル』とか
須田景凪さんの曲を聴いて

v flowerを買って
今も使っています。

影響が…。
(syudou)影響し合ってるんですよ。

『シャルル』の起こした革命
2つ目は…。

これに
『春を告げる』の作者 くじらは…。

(くじら)『シャルル』以前
『シャルル』以後じゃないですけど

今のボカロっぽい
MVっていうのは

こういうMVだよね
みたいなものの基礎。

基礎というか
土台の感じがしますね。

肌感というか。
(村上)なるほどね。

そういう見せ方をするのが
増えていったなという。

最初から
字幕が出る事が大前提なの?

(須田)そうですね。
今 振り返ってみてなんですけど

それこそ 自分も
1リスナーとして

音楽って なんか
聴くものと同時に

見るものでもあったんで。

なんか 映像 歌詞 音で
完成するものみたいな…

多分 あって。 ちょっと
文学的なとこも自分は好きで。

歌詞の漢字1つにしても
ビジュアルになるって事ですよね。

(須田)そうですね。
(syudou)結構 やっぱ

映像とセットで楽しむって事を
前提に作っているので

歌詞の聞き取りやすさよりも
やっぱ 五感とか

そういったものを意識して
曲が作れるみたいなのが。

だから ある意味 自由度が
増したのかもしれないですよね。

意味が通らなくても
音的に格好いいから

これはこれでありじゃん。
で ちゃんと

動画で見てくれるから伝わるし
っていうのが

プラットフォームに
育てていただいた

ジャンルでもあるのかなって
思いますね。

あれのアニメーションとかは
どなたが作ってるんですか?

あれは ずっと 一緒にやってる
アボガド6さんっていう

映像作家の方がいるんですけど

彼と こういう…
パソコンとかで画面共有で

アボガドさんの画面を
見させてもらいながら

そこの色 もうちょっとだけ
濃くしたいとか 薄くしたいとか。

ほぼ… 1回も会わずに
完結してますね。

早い リモートワークやってんな。

そういう人は
どうやって出会うんですか?

(須田)でも… インターネットで
もともと 自分が 一方的に

アボガドさんのファンで。
ある時に 自分の曲を

アボガドさんが知ってくれてる
っていうのを噂で聞いて

Twitterの
ダイレクトメッセージで

「はじめまして」みたいな…。
(高橋)そんな時代?

すげえな。
(須田)そうですね。

突っ込んだ事 聞くんですけど
お金とかのやり取り

どないしてはるんですか?
(村上)権利とかね。

もう 全部 自分で。 自分も まず
相場とかわからなかったので。

当時 全然 お金もなかったので
バイトしてる中での

これなら頑張れるっていうのを
提示して

それで お受けいただけるならば
みたいな。

(高橋)「書いてもらって
いいですか?」って言って。

(須田)…感じでしたね。
(横山)そんだけ会わなかって

会うタイミングって
いつになるんですか?

めちゃくちゃ
逃しちゃったんですけど。

それこそ その… 映像を
3~4本 作ってもらって

やっと落ち着いた時に

「そういえば 会った事
ないですよね」って話になって

「ちょっと ごはん
行ってみましょうか」みたいな。

そこで 初めて
お互いの顔を知るみたいな。

ハハハハ…!
なんか ほっとするわ それ。

(村上)お見合いや ホンマに。
(須田)そうですね。 緊張しました。

(村上)さあ 今回
皆さん ご多忙な中

3人のボカロPの皆さんに
ご協力いただきました

特別企画を
ご用意させていただきまして

なんと 今回 また
うちの支配人が…。

(大倉)出た!
(丸山)作家が… うちの作家が。

「歌詞 書いてきよった!」言うて。
(高橋)また?

ご多忙な中ね。
(一同 笑い)

(村上)先生
ありがとうございます。

(横山)今回は
どこで書いたんですか?

今回は 大阪の あの…

オリックスホールの楽屋で。
(一同 笑い)

お忙しい中
ありがとうございます。

さあ 支配人の書いてくださった
歌詞というのが

こちら。

(村上)これ 大体
創作日数というのは

どれぐらいで?
(古田)えーっと…

3分ぐらいですね。
(村上)ありがとうございます。

(安田)早いな…。
(大倉)早いな。

(村上)さあ では 今回
これを 皆さん それぞれ

調教してくださったわけですけど。
(大倉)マジで?

(古田)これ 初音先生とか
flowerちゃんが歌うわけ?

(くじら)はい。
(大倉)すげえ!

(高橋)すごいやん。
(村上)調教…?

この歌詞に syudouは
どんなメロディーをつけたのか?

(村上)タイトルは
どう付けられましたか?

タイトルは こちら。

『綿棒』とさせていただきました。

(村上)初音先生が
歌ってくださるんですね。

(横山)どれぐらい
かかるんですか? これで。

(syudou)でも これは
結構 頑張ったんで

2~3時間で パパパッと。
(高橋)ええー!

人が書いた歌詞を
音つけるっていうのが

初めての試みだったので。
(丸山)えっ! お初?

(syudou)なんか… そうですね
楽しかったですし

あと こう… いろんな 自分の
セルフオマージュみたいなのが

いろいろ込められてるので。
(大倉)『うっせぇわ』。

(syudou)そうですね。
『うっせぇわ』とかが

忍ばされているので ぜひ そこを
聴いていただければなと思います。

まずは 『うっせぇわ』の作者
syudou。

曲の中に忍ばせた
『うっせぇわ』と

『ビターチョコデコレーション』の
メロディーに注目。

♬~

(村上)ああ いい! いい!

(高橋)キャッチー!
(村上)西畑 いかがでした?

めちゃくちゃ良かったですね。
このオマージュが やっぱり

入ってるのが… あっ ここに
「問題はナシ」が入ってるみたいな。

そうですね。 自分の
セルフオマージュのメロディーを

入れたかったので 結構 こう
歌詞を詰めたりとか

ここ伸ばしたりみたいなの
工夫はして… 感じですね。

やっぱ 細かく譜割りもね
刻まれてましたけど。

これは まず
どこから作り始めるの?

(syudou)これは
やっぱりですね

最後の「どっちも気持ちいい」
っていうのが

あの『うっせぇわ』の
「問題はナシ」の感じの譜割りに

入れられるなって
思ったんで

じゃあ
こういう事だし

いろんな 今まで
自分 書いた曲の

メロディーのオマージュ
入れていけば

今まで 曲を聴いてた人が
聴いてくださっても

「これ あそこじゃん」
っていって

楽しんでくださるのかなと…。
(村上)ちょっと逆算的に。

(syudou)そうですね。
(大倉)これ

(くじら)面白いですね。
(村上)ホンマや。

(丸山)コラボさせまくりやな。

(一同 笑い)

続いて
『春を告げる』の作者 くじら。

ええー… 『銭湯いきたいなあ』
という曲を。

(高橋)ああー!
(大倉)いいな!

(村上)flower先生が?
(くじら)はい v flowerに

歌っていただいております。
(村上)時間は どれぐらいで?

(くじら)これは あの…
3~4時間ぐらいで

ドバーッとやりました。
(村上)うわっ!

(丸山)集中力 すごいな。

その サビで
楽器を追加して

迫力が出てるのと

まあ 『春を告げる』から
これを聴いていただいたら

わかるんですけど
まあ くじらっぽさというか

そういうのをやるなら
こういう感じかなというのを

ちょっと詰めてみました。
(高橋)へえー!

エレピ&ピアノが奏でる

くじらサウンドに注目。

♬~

♬~

(高橋)おおー!
(村上)ベースも格好良かったで!

(丸山)格好いい。
なんか あの ブラックな感じが

重みがあっていいね。
(市川)なんか すごい

歌詞に深い意味があるかもって
思わせちゃう…。

(村上)なんか 考えちゃうよね。
(市川)そう!

「銭湯いきたいなあ」って
どういう意味だ?

市川さん ある… あるんですよ!
あるんですよ!

(本間)あるんですよ。
いやあ やっぱり さすがですね。

すごく やっぱり
ダンスミュージックな感じがして。

で いいと思いました。

(村上)すげえタイトな。
(本間)すごい。 この発想は

ちょっと持って帰らせて…。
(村上)あっ! いいですね。

(大倉)
めちゃめちゃ勉強してはるやん。

(村上)これ でも
着想や発想というのは どこから?

「耳かき綿棒」と
「いきなり銭湯」が

まず 踏んでる…
韻を踏んでるので

まあ ちょっと
ラップめの早口にして

Aメロに持ってこよう
っていうのと。

僕が 普段 あんまり
こう「大好きだ」とか

「愛してる」みたいな
強い言葉を使わないので

せっかくなら
こういう強い言葉を

サビ頭に
持ってきたいなと思って

まあ 詞の順番を
変えて

じゃあ ここ
ラップにするなら

ちょっと早めで
アップテンポで こうして

サビ頭 こうやって
アウトロにソロ入れたら

格好いいな。
よし やろう! みたいな。

(村上)なるほど。 曲構成
自分で パパパッと組み替えて。

すごいね。
(安田)すごいな。

歌詞を組み替えるって
結構 難しい事で。

それを組み替えて
もっと 楽曲として

強度を増す展開を作ったのが
すごいなと思いました。

アウトロ終わってから
更に ちょっとあったじゃん。

あれが オシャレだなと…。
(くじら)ありがとうございます。

続いて くじらとsyudouが
尊敬するという須田。

タイトルは?

僕は『コットン』という曲を
作りました。

(村上)また でも
flower先生が。

(須田)材質にフィーチャーして。
(大倉)『コットン』いいですね。

材質!
(村上)特化して。

(須田)歌詞いただいて
自分も やっぱり

「大好き」とか「愛してる」って
なかなか言えないじゃないですか。

せっかく
それで書けると思ったんで

その最初の3行は
もう めちゃくちゃ頑張って

いいメロディーつけようかなと
思って。

そのあとに 「綿棒」とか
「銭湯」とかのワードが

入ってくるじゃないですか。
そこも全部シリアスに

もう 突き抜けていこうと思って。
(村上)シリアスに?

なるべくシリアスな方向に
しようと思って。

何? それ。
(須田)でも これだけだと 本当に

「銭湯」とか「綿棒」に
全く触れないなと思ったんで

銭湯の音を
ちょっと入れてみたりとか。

(高橋)へえー!
(村上)どういう事やろ?

シリアスで鋭いメロディーと

こだわったという ある音に注目!

♬~

(安田)「格好いい!」
(横山)「格好いいな」

(村上)うわー!
それぞれやな! これ。

(村上)ねえ!
(横山)ホンマに。

もう 「格好いい」のひと言に
尽きますね。

すげえ! と思いました。
(くじら)本当に 多分

ノーヒントで聴かされて
誰って言われたら答えられる…。

(syudou)もう わかります 絶対。

なんなら もう あの声だけでも
多分… あの調教…。

(村上)うわっ すごいな!

それだけ聴けたりしますか?
(須田)流しますね。

(桶の音)

(一同 笑い)
(安田)いいよ! いいな!

(大倉)どこで鳴ってたんですか?
それ。

それ どこで鳴ってた?
(須田)これ 結構 終わりの方で。

(大倉)終わりの方?

風呂桶の音に注目して
もう一度。

♬~

(横山)「もう きます」

(桶の音)
(村上)「ハハハハ…!」

(高橋)あった!
(村上)最高や!

最高や! これは。
(安田)風呂桶のためのブレークが…。

(村上)最高や!
(古田)「銭湯」直後やったな。

あの 格好いい曲の中に

こうやって
遊び心 入ってるというのは

また 乙ですもんね。
(横山)そうやね。 本当 そう。

(市川)いや あの…
本当に 失礼ながら 私

もともと ボカロって
もうちょっと無機質で

人間味のないイメージを
持っていたんですけれども。

ただ こうやって お話 聞いて
過程 見て

あと 改めて こう 映像見ると
すっごい いろんな人の思いが

熱く 熱く 詰まっている音楽だな
というのが 今日 わかって

すごく なんか もっと ちゃんと
聴かなきゃなと思いました。

もう 皆さんのように 机の上で
デスクトップミュージックとして

できちゃうものが…
なんなら その日のうちに

世界に発信できちゃうというのが
これ すごい事だと思うんですよ。

数年前まで考えられなかった。

こういう事っていうのは
もう なんか

受け入れる 受け入れないって
問題じゃなくて

もう ちゃんと この世界が

今後 絶対 こっちに
寄っていくと思うんですよね。

それを 我々も ちゃんと勉強して
乗り遅れないように

やっぱり ちゃんとしていかなきゃ
いけないなと思いますし

逆に

(本間)そしたら

だから なんか…。

(一同 笑い)
(安田)こんな本間さん 初めてや。

ものすごい偶然だった…。

夕方を表現する時に
ピンクを…。

次回は 大人気アーティストたちの
あの映像の裏側。

6億8000万再生
『Lemon』に隠された仕掛け。

『夜に駆ける』絵コンテの謎など

監督自らが 制作の裏側を公開。

なるほどね。

もっと見たいって思わせないと

次にいかれちゃうっていうのが
あるので。

変わりゆくミュージックビデオの
トレンドとは?

そして 今週も
TELASA TVerで

見逃し配信中!
周りの人にも教えてあげよう!

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