徹子の部屋 横尾忠則[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 横尾忠則[字]

~猫愛を告白!世界的アーティストの意外な素顔~横尾忠則さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
60年代から日本のみならず、海外でも評価が高いアーティストの横尾忠則さんがゲスト。
◇番組内容
7年前に失った愛猫「タマ」のために、タマの画集を作るほど“大の猫好き”である横尾さん。今でも4匹の猫を可愛がっているという。また、先頃亡くなった俳優・田村正和さんとは「ご近所さん」で、横尾さんのアトリエにも遊びに来ていたと明かす。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. フフフフ
  2. タマ
  3. 作品
  4. 可愛
  5. 横尾
  6. 空襲
  7. 奇麗
  8. 質問
  9. 大丈夫
  10. 本当
  11. GENKYO
  12. ニューヨーク
  13. マスク
  14. ヨーコ
  15. 子供
  16. 自転車
  17. 上手
  18. 神戸
  19. 全部
  20. 年前

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

今日は大変珍しいお客様に

おいで頂きました。

60年代から
常に世界を魅了し続けてきた

芸術界のレジェンド
横尾忠則さんです。

私も50年以上前にお会いして以来
独特の作風の

大好きなアーティストで
いらっしゃいます。

よくいらしてくださいました。

どうも よろしくお願いします。
こんにちは。

まあ 色んな大きなお仕事が
あるんですけども。

兵庫のご出身なんですが
1972年に

ニューヨーク近代美術館で
個展を開催して以来

国際的に 大活躍なさって
いらっしゃるんです。

私 ちょうど1972年に
ニューヨークにおりましたので…。

あっ ニューヨークで
一度 お会いしましたよ。

会ったでしょ? その時。

そうそう そうそう。 行ってたの。

須賀さんの家で。
そうそう。 あっ そう!

そうだわ。
頭のやる… 須賀さんの家で。

あっ 今 思い出した。
そうでしょ。

ちょうど その頃。 フフフフ…。

須賀さんって
頭やる天才的な…

ニューヨーク中 アメリカ中
有名だったんですけど。

残念ながら
亡くなったんですけど。

だから 初めてお会いしたのは
その頃ですから。

まあ それはとにかく
第一印象ってあります?

うーん… 階段を
上がってらっしゃる姿だけが

今 ちょっと印象に残ってます。
そうですか。

それで 確か あしたか あさってに
頭をやってもらうとか

おっしゃってたのも…。
あっ そうなの?

懐かしいですね。
そうですよね。

私も横尾さんの事が
すごく印象残ってるのはね

ちょうど ニューヨークで
すごい個展やってらした時。

あの時 いたのよ 私ね。
だから 行った。 フフフフ…。

そういう事ですね。
そうです。

でも あれは
大きな展覧会でしたね。

そうですね。

あの頃は毎年
ニューヨーク行ってましたから。

あっ そうね。
黒柳さんも そうですよね?

そうです そうです。
あれなんです

今 ちょっと
難聴になってらっしゃるんだけど。

そうなんですよ。
難聴になったら なんか

絵も ちょっと
ぼんやりするようになったって

本当?
絵もぼんやり 頭もぼんやり

もう 何かも
全部 ぼんやりしてますね。

フフフフ…。 本当に?
本当ね 音がね

ぼんやりしか聞こえないんです。

なんて言ったらいいのかな?

もうろう…
もうろうとした状態で。

でも 制作に差し障ります?
やっぱり。

制作は しゃべりながらやったり
何か…。

あっ 今まで音楽を聴きながら
やってたのが

音楽が
聞こえなくなっちゃいましたから。

だから 今 音のない所で
描いてるわけです。

最近の仕事ぶりの映像が
ございますので

ちょっと ご覧ください。

大きいのね。
そうですね。

奇麗。

奇麗な色。
あんまり使わない色です

ピンクとかね。
いつも拝見してないような色。

ところで
現在は東京都現代美術館で

個展が開催中で タイトルは…。
「GENKYO」。

あっ 「GENKYO」。
意味は ちょっと難しい…。

フフフフ…。 まあ
「GENKYO」という題名で。

そうです。
過去最大の作品数で。

ちょっと
子供の頃のお話を伺うと

3歳の時に
横尾家へ養子にいらした?

はい。

あら 可愛い。 女の子みたい。

いや 子供はね
みんな 可愛いですよ。

まあね。 フフフ。 可愛い。

でも ほら
時代があるじゃない?

こういうもの。
今 こういうの着ないでしょ。

これは戦時中ですからね。

セーラー服 着てますよね。
そうそうそう。

本当 女の子の洋服ね 着てる。

それと 水兵さんの格好。
そうそう そうそう。

水兵さんの格好だね。 なるほど。

まあ 5歳の時の
お作品がありますので

ちょっと ご覧ください。
はい。

すごい よく…。
すごい これ。 上手なのね。

5歳? これ あれですかね
佐々木小次郎かなんか そういう?

絵本を見てね 模写したんです。

すごい。 『武蔵と小次郎』。

まあ デッサンは
狂ってますけれどもね

5歳だから しょうがないですね。
そりゃそうだって。

5歳で こんなに緻密な絵
描けないでしょ だって 普通。

こんなんしか描けなかったんです。
これ 何歳?

これはね 2年生ぐらい。
ふーん。

これは何を描いたんですか?
龍です。

すごい。
夢でね 龍が出てくる夢を見て

それで 父親が辰年だから

そんなんだったら
描いてくれって言うので。

描きたくなかったんですけど
これ 描いて…。

でも そんな感じしますよね。

なんか
おどろおどろしい感じがしますね。

幼少期の頃の横尾家を
イメージにした作品もございます。

ご覧ください。

あら すごい これ。 横尾さんの家
こんなだったんですか?

いやいや これはね うちの父親が
呉服商やってたので

料亭に呉服を持って
商売しに行ってたんです。

なるほど。
僕が いつも

一緒に連れていかれてたから
その時の印象ですね。

あそこに立ってる子供が そう?
あれが そうです。

でも お客様は ちょっと
あんなふうな感じで…。

まあ 芸者さんとか 仲居さんとか
そういう方ですよね。

でも 相当 よく見てらしたのね

みんなの頭やなんか
髪の毛やなんかの結い方を。

そうね。
ねえ。

小さい頃だから
可愛がられましたよ

こういう人たちに。
あっ そうでしょうね。

でも こういう方たち 見て
奇麗だって思いました?

うーん… 忘れましたね。
ハハハハ…。

多分
奇麗かったんじゃないですか。

「忘れました」。 そうか。

まあ 戦争が一番大きい頃の…
なんて言うの?

思い出だと思うんですけど。
神戸にいらして 空襲。

あのね 僕がね 神戸から
うんと離れた兵庫県の中間部の

山の中に近い所ですけれども。

神戸の方が空襲に遭うと
空が真っかになっちゃうんですね。

わかります。
何十キロも離れた所から見てて。

私も東京大空襲の時
私 東京にいたんです。

それで 洗足池っていう方に
いたんですけど

下町が焼けた時に
空が真っかになって。

私 本 出したらば
本が読めたんです。

その火で? 火の明かりで?
夜中に その明かりで。

で 私が母にね
「本が読める」って言ったらね

母がね 「大きな空襲だけど
でも 夜の火事は

近くに見えるけど
本当は遠いんだから」

「大丈夫だから。 目黒に違いない」
って母が言ったの。

あっ そう。
そしたら 目黒よりも ずっと遠い

深川ですからね。
でも すごく明るく見えました。

ああ そうですか。
いやー そういう直接的なね

戦争の経験は
僕は ないですけどね。

でも 神戸の空襲の時は
9歳でいらして?

そうですね。
うちが どちらかというと

山に囲まれた
小さな町ですけれども。

ある日ね グラマン戦闘機が
学校の朝会をしてる時に

そこに飛び込んでくる
っていうのかね。

あの時は もう…。
怖かったでしょ。

だって 機銃掃射で
撃たれちゃうんじゃないかと

思ってね 怖かったです。
こういうふうに

向こうから撃つんですか?
やっぱり。

いや 向こうもね 山を越えた所に
下りてきたんですよ。

そしたら そこの運動場で 子供が
1000人ぐらい いたんですよ。

びっくりして 撃ち損なったまま
通り過ぎたと思いますよ。

あっ そうですか。
じゃあ 撃たなかったのね。

じゃあ まあ よかったですよね。

でも その頃をテーマにした作品が
おありだそうですから

ちょっと拝見します。

これ?
これはB-29と…。

進駐軍?
進駐軍。

MPですよね こっちはね。

これは さっき言った
山の向こうがね

空襲で燃えてる
空のイメージですね。

すごい。

これも 皆 そうですね。
なるほどね。

でも そういう風景って
いつになっても

いくつになっても
やっぱり 印象が強いから

思い出して描けるでしょ?
そうですね。

原風景になっちゃってますよね。
まあね。

うわー すごい。

『回転する家』。

家が傾いて こう なんか…

真っすぐ建ってないんですよね。

斜めになってる。

あっ これ マッカーサーですね。
マッカーサー。

こっちの女の人はアメリカ人?
いやいや これはね 渡辺はま子。

渡辺はま子さん。

戦地へ行って
慰問してましたからね。

あっ そうよ。

そうそう。 日本の兵隊さんたちが
外国にいらっしゃるところに

慰問に行ってらしたんですってね。
そう言ってた。

なんとかっていう歌を歌うと
みんなが すごく喜んだんで

その歌は何回も歌ったって
おっしゃってました。

そうですね。

「なんとかの夜」
っていうやつだけど。

僕はレコード持ってます。
あっ そうですか。 すごい。

終戦後 お母様と
大阪の闇市にいらして

その時に初めて大阪の惨状を…
びっくりしたんですって?

そうですね。

月の世界の…
クレーターみたいな。

なんにもないんですよ。

ええー。
だから 大阪城だけが

はるかかなたにね
ポツンと見えてましたね。

パニック映画の
ラストシーンみたいな。

それが初めての
空襲のシーンっていうの?

跡のシーンですよね。
焼け跡の風景ですね。

でも すごいですよね。
夢に出てくる時ありますか?

夢っていうのか

なんか 付きまとわれてる
っていう感じですよね。

そうですよね そういうのってね。

それは 絵の中には全部 色んな…

形を変えて出てると思いますね。
なるほどね。

横尾さんは大の猫好きで。
はい。

どのくらい飼ってらしたの?
今も飼ってますからね。

猫の本を…
画集を出したんですけれども

その猫は
15年ぐらい いましたかね。

タマ?
これが そうですね。

そうです。 タマです。
はい。

これは…。
これもタマです。

タマですね。

後ろに
横尾さんがいらっしゃるのね。

そうです。
ふーん。

タマを
すごくお描きになってるでしょ?

あっ 可愛い。
これが そう。

可愛い。 うん。 あら 可愛い。

ちょっとね 右目がね
ちょっと ケガしてるんです。

あっ そうなんですか。
野良猫で入ってきましたからね。

すごい… すごい 横尾さんに

上手って言うのは失礼ですけど
上手。

猫 ねえ。 すごい上手。
フフフフ…。

猫。
ありがとうございます。

でも これ
タマっていう猫ですかね。

『タマ、帰っておいで』。
これもタマです。

可愛いですね でも。

でも これ 自画像… 半分
自画像になってるんですけど。

そうですね。

重要な… 実に
猫が懐いてる感じが出てますね。

まだ ちっちゃい頃ですね。
あっ そうなのね。

可愛い。 タマ。 タマちゃん。

でも このタマちゃんが7年前に?
そうなんです。

7年経つかな? そうですね。

そこで… 死んだんです。
そうです。

で もう とっても悲しくて
ペットロスになったんですって?

まあ ねえ…
家族の一員ですからね。

そうですよね。
ええ。

今 また違うのがいます。
あっ もう いるんですか?

今ね おでんっていうのが
いるんです。

おでん? これ?
あら 可愛い。

これ。
可愛いけど なんだか

鼻の所にね
ちょびヒゲがあって

チャップリンみたいな…。
ちょっとね そうみたい。

不思議な顔ですよね。

あら これ
どうしたんですか?

これはね おでんの姉妹。
フフフフ…。

同じ。 似てません?
全部 女の子です。

へえー。 でも これ
似てますよね 顔が。

おでんが一番左端。
ええー。

あと よく似てますね。
似てますね すごく。

でも タマを描いてらした時に
話題になってたんですけど

それを描いてる時に
思わぬお客様が

アトリエにいらしたんですって?
なんか お客様。

あっ オノ・ヨーコさん。
オノ・ヨーコさん?

いや あれを描いてる時にね

「これ 何?」って言うから
「猫ですよ」って言ったら

「どうするの?」って言った。
「これは 作品じゃないからね

ただ レクイエムで描いてる」
って言ったら ヨーコさんが

「作品じゃないって 猫の事を
あなた 愛してるでしょ?」と。

「そうですよ」って言ったら

「じゃあ これは 作品じゃない
っていうのは おかしい」

「これはアートです」と。
フフフフ…。

それから しばらく
ヨーコさんにね…。

あの人は
愛と平和の人ですからね。

そうそう そうそう。

だから
これこそ芸術だっていうのでね。

「あなたは
芸術じゃないって言っても

これが芸術じゃないですか」
っていうので

しばらく説教されて。
お説教されて。 そうですか。

フフフフ…。
欲しいって言わなかった?

えっ?
欲しいって言わなかった?

欲しいって言わなかったけど
あの人 僕のね

随分 大きい作品なんかの
コレクターなんですよ。

あっ そうなんですか。 うーん。

ニューヨークで 大きいコレクター
2人いるんですけど

そのうちの一人です。
あっ そうですか。 ええー。

そうですか。
それから 俳優の田村正和さん。

えっ?
田村正和さん。

家の近所です。
お隣の隣だったんですってね。

まあ 全然近いですよね。
隣の隣の隣ぐらいだから。

隣の隣の隣。
昔からのお知り合い?

『眠狂四郎』のね 舞台美術を
やった事あるんですよ。

そうなの。 ええ。
柴錬さんと一緒に。

それ以降ですね。
どんな方でした?

正和さん?
いや あのとおりですよ。

そう。 『徹子の部屋』も
いらしてくださってね

とっても こんな感じでね
楽しかったですよ。

そうですね。

ほとんどね 僕がアトリエ行くのと
正和さんが散歩してるのと

いつも バッティングっていうのか
出会ってたんですよ。

「こんにちは」なんて?
えっ?

「こんにちは」なんて言うの?
いや 「こんにちは」っていうより

そこで 情報交換するんです。
あっ 情報交換。

「もうそろそろ引退ですわ」とかね

そんな事 よく言ってましたよ。
あっ そうですか。

でも アトリエにも よく
遊びに来ていらしたんですか?

よくじゃないけどね
1回ぐらい…。

あっ 1回ぐらい?
突然ね 来て。

で 僕の絵の事についての
色々難しい質問をするんですよ。

答えられないような質問を。
どんな質問?

なんか 答えられないんですよ。
フフフ…。 そう。

プロの人の質問は
答えられるんですけどね

そうじゃない方の質問って
難しいんですよ。

素人の人の? あっ なるほどね。
フフフフ…。

「どうやって描いたの?」とかね。
ハハハハ…。

なんか 言われるとね
答えようがないんですよね。

そうね。
「どうやって描いたの?」って。

絵の具を筆つけて描いたとか
そんな事 言えないでしょ?

そうそう そうそう。

でも 随分 横尾さんは
コロナ禍の時も

精力的に作品をお作りに
なっていらしたんですってね。

やる事ないからね。
そうね。 フフ。 そうそう。

もう 外へ出ないんだから。
そうそう。 お家に…。

家にこもって
絵 描くしかないので。

これは なんの…?

これはね
展覧会ができなくなったので

Twitterを通して
どんどん どんどん

今までの僕の作品に
マスクをかけて…。

それで… このマスクです。
マスクをかけてね…。

なんて言ったらいいのかな?

もう一度 自分の作品を
作り替えたっていうのか

今まで描いた絵に全部ね…。
ハハ。 すごい。

このマスクを…。
すごいですね それ。

これを くっつけて。
これ 昔のなんですってね。

あのね…。
50年ぐらい前?

50年前に作ったんです。
すごい。

今 これは ある程度 量産されて
出てますけどね。

恥ずかしくて
かけれないですよ 僕は。

ちょっと派手?
ええ。 ああー そうですね。

でも これ 50年前の作品ですから
すごいですね。

そうです。 50年前の作品。
そのままです。

すごい。

唇が大きい…。
舌出して。 フフフフ…。

実際 これをかけて
電車に乗ってる人いますからね。

あっ そうなの?
勇気あるなと思います。

そうですよね。 へえー 面白い。

ちょっと コマーシャルいきます。

「GENKYO 横尾忠則」展

東京都現代美術館で
開催中でございます。

とても大きな展覧会で これは
7月17日から10月17日まで。

ちょっと VTR ご覧ください。

すごい。

♬~

あっ これが新作の部屋。

すごい。

絵が大きいんです。
ねえ。

♬~

寒山拾得と読むんですか?
寒山拾得。

拾得。

中国の禅寺のお坊さんです。
そうですか。

♬~

色 奇麗。
ハハ。

まあ ちょっとしか
お目にかけられませんけども。

どなたにでも
見てもらいたいだろうと思うけど

特に こういう人たちに
見てもらいたいってあります?

えっと そうですね。

僕と同い年っていうのかな?

僕と同世代の人たち…。

若い人が ほとんどなんですよ。
そう。

だから 同世代の人にも
見てもらいたいなと思いますね。

そうですよね。 わかりました。

じゃあ
ご覧になってらっしゃる方…

同じぐらいの年の方
ぜひ いらしてください。

あら 面白い これ。

ねえ。 不思議な絵だこと。

こっちの人
トイレに腰掛けてるんです。

ねえ。 こっち トイレに腰掛けてて
あの人 何かに乗って…。

真ん中の人? これ 自転車。
これ 自転車なのね。 そうか。

面白い。

自転車?
僕が自転車 乗ってますからね。

なるほどね。

それから
東京駅前にも作品があって

お嬢さんの美美さんとの共作?
そうですね。

ビルで… あっ これ?
ええ。

ええー すごい。

すごい。 『東京大壁画』っていう…。

へえー。 すごい。

ふーん。

あれ 雨の中でも大丈夫なふうに
なってるんですか?

大丈夫です ガラスの中側だから。
あっ そうなの。 へえー。

そうですか。
でも ああいう新しい事にも

どんどん
挑戦してらっしゃるんですね。

いやー… それほどでもないです。

ただ 絵 描いてるだけです もう。
まあね。

でも お描きになるものがあって
いいじゃないですか。

えっ?
お描きになるものがあっていい。

描くものがあって。

まあ 描いてても疲れるしね。
そう?

描くのが
そろそろ 嫌になってますね。

そう?
嫌々 描いてるっていう。

そう?
だから 嫌々 描いた絵…

絵っていうのは どんな絵だろう
見てみたいっていう好奇心で

また描いてるっていう。
フフフフ…。 そうですね。

それで 描きたかったっていうのと
比べてみればわかる…。

そうそう そうそう。

で なんでもいいけど 他の事でも

これからやりたい事って
ありますか?

これからっていったって
もう 時間を考えると

そんなにね あれですからね
そんなに ないですね。

今日も帰って
今やってる絵を描くっていう

これだけですね。
うん。

あしたは その絵の続きみたいな。
フフフフ…。 そう。

それができたら もう1枚
次の絵を描く…?

そうそう そうそう。

でも まだまだ お元気だもん。
大丈夫です。

そうですかね?
大丈夫です。

ありがとうございます。
フフフフ…。

そうですか。 でも あと
猫の世話もいるでしょ?

ほっとくだけです。
あっ そう。

過保護にしない方がいい。

どうも ありがとうございました。
どうも どうも

ありがとうございました。
フフ…。

『徹子の部屋』は

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