出典:EPGの番組情報
六角精児の呑み鉄本線・日本旅「秋・近江鉄道・信楽高原鉄道を呑む!」[字]
俳優・六角精児が「酒」と「鉄道」という偏った視点で旅する▽舞台は秋の滋賀県「近江鉄道」米原駅から「信楽高原鉄道」信楽駅までを自由気ままに途中下車の旅▽語り・壇蜜
番組内容
連続テレビ小説「スカーレット」の舞台としても注目の滋賀県・信楽へと走る秋の鉄道旅▽スタートは米原駅で近江鉄道に乗車▽彦根の電車区で、西武鉄道の車両が近江鉄道の線路を走る秘密を探る▽珍しいワイナリーを訪問▽こだわりの一頭買い・近江牛に舌鼓!▽近江商人の町・近江八幡を朝散歩▽急勾配の山道を走る信楽高原鉄道▽信楽焼のぐい呑みで乾杯!▽今回も魅惑の壇蜜ナレーションと六角さんオススメの曲にのせて列車は走る!
出演者
【出演】六角精児,【語り】壇蜜ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
- 近江鉄道
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- 信楽高原鐵道
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- 近江八幡
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- 今日
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(六角)米原駅ですね。
わりと新しい
近代的な建物ですね。
まあ 米原といえばね
鉄道の要衝ですからね
ここから北陸本線も出てるし
東海道線も通ってるし
新幹線もあるし JR。
そして近江鉄道とありますけどね。
今回は秋の滋賀県を旅する六角さん。
近江鉄道の米原駅から
呑み鉄旅のスタートです。
まずは時刻表を見てみますかね。
え~… お~! たくさんありますね。
1時間に1本は少なくともあります。
彦根まで…。
彦根駅 310円でございます。
1, 000円のお預りでございます。
少々お待ち下さい。
硬券です。 そして 今 目の前を見ると
「Azalea」という
「米原市チャレンジショップ」。
何か米原市のものが売ってるんですかね
いろいろと。
すいません
カメラって入っても大丈夫ですか?
じゃあ 入ります。 大丈夫です。
あ~ ね。 あ!
何か地酒がいっぱい売っている まずは…。
いろいろなお酒がね 売ってますし
地ビールもありますね これね。
じゃあ まず この地ビールを1本。
これ下さい。
ありがとうございます。
脇が随分 古い感じで
前が妙に新しい感じがするんですけど。
だから これ…
どういう あれなんですかね。
はい ロングシートですね。
ワンマン…。 この我々の
貸し切りになっちゃいましたね。
♬~
この単線が。 で こう
ちらっと車両が走ってるのが
見えたりするとね こう ついつい
「頑張れ!」って思っちゃうんですよね。
じゃじゃん! 栓抜きがありました。
ハッ! すごいな これ。
初瓶ビールでございます。 この番組で。
瓶ビールいきます。
え~ 近江鉄道に乾杯!
あ~ うまい。
なかなか苦みばしった
地ビールらしいビールです。
沿線沿いに酒蔵さんも
いくつかあると思うので
今回はね この近江の酒を
ちょっと楽しんでみようかなと思います。
滋賀県の内陸部を走る鉄道を
乗り継ぐ今回の旅。
まずは近江鉄道に
乗って
米原駅を出発。
八日市駅からは
支線に入り
商人の街として
名高い
近江八幡へ。
そこから
近江鉄道の終点
貴生川駅まで
行ったら
今度は
信楽高原鐵道に乗り換え。
焼き物の里として
有名な
信楽を目指します。
♬~
(車内アナウンス)「彦根 彦根です」。
彦根ですよ。
お! これ… 凸型ですね。 ED。
凸型の電気機関車ありましたね。
あ! すごい いろんなのが ありますね。
列車は彦根駅に到着しました。
近畿地方でも古い私鉄として知られる
近江鉄道。
財政難で廃線の危機だった昭和18年。
西武鉄道の創業者 堤 康次郎が
滋賀県出身だった縁で買い取り
後の西武鉄道の子会社となりました。
米原と貴生川をつなぐ
本線の他に
2つの支線があり
全長59.5キロの
路線は
単線で
電化されています。
彦根駅には近江鉄道の電車区があります。
六角さん ここが見たくて降りました。
連絡を取ってあります。
さすがに ここだけはノンアポで
行って駄目だって言われると
ちょっと つらかったんで。
じゃあ よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
案内してくれるのは近江鉄道の…
これ あれですね
ちょっと見た感じ
西武線に見えるんですけど。
(松尾)そうですね はい。
もともとは西武鉄道で走っていました。
西武線で昔 走ってたやつ…
だと思うんですが
顔がちょっと違うんですよ。
変えたんですか?
(松尾)そうですね。
右側が西武鉄道時代の顔が
そのままの車両。
左側が改造を施して
近江鉄道のオリジナルの顔を付けた車両。
もとは西武鉄道の401系電車で
西武鉄道では1997年に使われなくなり
近江鉄道に30両が譲られました。
西武鉄道から近江鉄道に
譲られる車両には
先頭車と中間車があります。
モーターの付いた先頭車なら
近江鉄道でも そのまま使えるので
顔の変更はありません。
運転台のない中間車は
2両編成の近江鉄道では使えません。
なので 中間車の端を切って
新しい運転台を取り付け。
これで近江鉄道でも
走行が可能となりますが
この時に顔も付けかえるんです。
運転台は この辺りから
付けられるんですか?
(松尾)そうですね この辺りを…。
他の運転台を取り付けるという。
カットするんですか? これを。
カットをします はい。
そして ここには
電車から見つけた あの車両が…。
お~ なかなか壮観ですね。
この2台の凸型電気機関車。
(松尾)そうですね。 歴史を感じます。
これ いつごろのものなんですかね?
製造自体は もう大正時代生まれ。
大正時代! うわ~! 大正時代のやつが
こうやって残ってるんですか!
すごいですもんね
このリベット打ちの感じとか。
(松尾)そうですね。
こちらは国産の…
国鉄では昭和30年代に
廃車となりましたが
近江鉄道では…
まず最初に これが目に入った時に
やっぱ すごい驚きましたね。
これは見とくべきだというふうに
思いましたもんね。
いや~ すごい趣ありますね。
すごいな~。
電車区で鉄分を補給した六角さん。
近江鉄道の旅 再開です。
五箇荘という 古い町並みのある所には
日本酒の造り酒屋さんなんかも
あるんじゃないかなというですね。
五箇荘まで行きたいと思いますね。
え~ ここですね。
♬~
♬「走る列車のリズムに合わせ」
♬「缶ビールが揺れている」
♬「窓の景色も そこそこに」
♬「ああ 少し酔ってしまったな」
♬「海岸線は故郷へ向かう道」
♬「負けたんじゃない
逃げるんじゃないさ」
♬「時間調整の小さな駅で」
♬「ディーゼルの音を聞きながら」
♬「ホームに降りて 背伸びをすれば」
♬「ああ 少し気が晴れる」
♬「海岸線は 故郷へ向かう道」
♬「負けたんじゃない
逃げるんじゃないさ」
♬「ほんの少し 弱くなっただけ」
♬~
(車内アナウンス)
「五箇荘 五箇荘です」。
どうも。
ここで新幹線の下をくぐって
離れていくんですね。
まあ この時期ですから…
お! また新幹線が!
あっという間でしたけどね。
五箇荘駅の周りには
中山道に面した古い町並みが残ります。
あ 酒造ありますよ これは 間違いなく。
ここに飾ってありますからね。
ここだったりしてね。
ちょっと 開けてみる?
ああ そういうわけじゃねえのか。
書いてあったね 酒造屋さん。
酒造は確かにあるはずですから。
もう ここら辺から 古い家がね
結構 出てきてましたけどね。
すごいですよ これなんか歴史が きっと。
あ! これ酒蔵さんだ 杉玉があった。
こんな名前だった。
ごめん下さい どうも あの
「呑み鉄本線・日本旅」という…
やってるものなんですけど 試飲って
させて頂いても大丈夫ですか?
やってない?
酒造りは まだやってないですかね?
酒造りはね この11月の頭から…。
あ じゃあ もうホントに
あと2~3日ってところですか。
今 蔵の掃除をちょうどして。
ふだん 試飲はやっていないそうですが
今回は特別に試飲させて頂けることに。
ちょっとね 少しオリが絡んで
うっすらと濁ってるタイプの。
薄濁りですね。
(中沢)どうぞ。
失礼します 薄濁りですね。
あ~ 甘さが非常にすっきりとしてますね。
何か近江のお酒っていったら
イメージですよ 僕の。
甘いというイメージが
何か どこかあったんですけど
まあ 甘さは やっぱり
スーッと伝わってきますけども
口当たりも
非常に滑らかな感じがしますよね。
(中沢)うちの お酒は
どれも基本的に ちょっと甘めで
味のあるタイプのお酒が多いんですけど
酸が結構 高めなので
後味がスッと切れるんで。
創業は江戸時代という こちらの酒蔵。
五箇荘地区では唯一の造り酒屋で
蔵は かつての中山道に面して
建っています。
こちらで ずっと
この蔵は やられてるんですか?
ちょうど2000年…
西暦2000年ですかね… の時に まあ
ちょうど 日本酒が全然 売れてなくて
僕のおじいさんが
「こんな日本酒みたいに
もうからへん仕事するな」言うて
やめてしまったんですわ
ちょうど2000年の時に。
ご当主の中沢さんが20代の時に
実家の酒蔵は
酒造りをやめてしまいました。
それでも中沢さんは
「いつか この蔵を復活させる!」と決意。
他の蔵で11年 修業を続けました。
ようやく まあ 念願かなって
自分の この蔵を復活することができて
で 5年前から この蔵で
自分のこの 一博っていう酒を
造るようになったんです。
なるほど。
5代目でもあり 初代でもありますね。
もう一度やってみたいという
エネルギーになったのは何でしょうか?
やっぱり まあ僕自身 お酒が好きで
日本酒が好きっていうのがあって
やっぱり 自分で
自分の好きなお酒造れるって
こんな ええ仕事ないなと思ってたんでね。
じゃあ 僕 おつぎしますよ。
蔵を復活させた5代目の奮闘に
六角さん 思わず…。
近江の日本酒に乾杯!
乾杯 ありがとうございます。
いつ飲んでもおいしいですね。
いい感じで… 出来上がりました。
そろそろ お昼過ぎ。
五箇荘の古い町で
御飯を食べられるお店を探します。
あ かやぶきですね
かやぶきの屋根なんて…。
今も かやぶきんとこは
なかなか もう珍しいもんな。
え~! すげえ びっくりした 今。
いつの間にか こんな でけえコイが。
どうしたんだ? これ。
びっくりした。
俺が何かくれると思ってんだろうな。
ヘヘッ 何にも持ってねえんだよ。
おじさんは ただ酔ってるだけだよ 残念!
わ~ すごい。
これは人のうちなんでしょ。
すごいですね この辺の… うわ~。
五個荘の金堂地区は近江商人ゆかりの街。
蔵造りの屋敷が続き
江戸時代の町並みを今に伝えています。
この辺 何か食べるとこってありますかね。
(女性)食べるとこ? えっと そこに
おうどん屋さんが…。
どうも ありがとうございます。
おうどん屋さんがあるということでね。
ここだ! ここ入ろう もう うどん。
カメラが いいかどうかだよね。
ごめん下さい。
すいません
お昼を頂きたいのですが
テレビカメラとかも
入ったら よくないですか?
今です 今。
大丈夫ですか。
わ~ すごい! ここ。 わ~ ほわ~。
ここにしよう ちょうどいいからね。
さっき 自然薯っていうのが
あったからね。
すいませ~ん。
定食で え~っと… うどんで下さい。
ありがとうございます。
自然薯が きましたよ。
五箇荘の豊富な湧き水を使って
毎朝 手打ちするという 人気のおうどん。
自然薯の とろろ御飯もおいしそう。
うん。
おいしい。 いわゆる素うどん。
いただきます。
ちょっと寒いんで今 私 あったまります。
♬~
このさ ボックスシートじゃないとさ
何か また隣町へ行ってさ
飲み歩いてる感じが すごいするよね。
♬~
♬~
♬~
六角さん
五箇荘から ふた駅隣の
八日市駅で降りました。
ここにワイナリーがね
あるということなんで
ちょっと今回は
日本酒ではなくてワインの方をですね
試飲できるんでしょうか
っていうことですね。
すみません ワイナリーに行くには
これでよろしいでしょうか?
庄村口 はい 分かりました。
呑み鉄旅でワイナリーを訪ねるのは
18回目にして初めて。
どんなワインか楽しみですね。
どうも~。
あそこですかね?
「にごりワイン」って書いてありますよ。
「にごりワイン 試飲試食歓迎」。
すいません
ここは試飲とかできるんでしょうか?
カメラとか入っても大丈夫ですか?
(栗田)お客様も少ないですし。
じゃあ ちょっと端の方で。
(栗田)全然 全然。
ちょっとオススメのものがあれば
お出し下されば…。
はい 分かりました。
(栗田)私たちのワインは
にごりワインっていって
濾過をしてないんですけれども。
無濾過で?
全部が無濾過で… あと一番珍しいのは
やっぱ全部が一次発酵を野生酵母…
自然の酵母のみで造ってるんですよ。
大げさにいったら
ブドウジュース置いといて
自然に発泡してっていうような
自然発泡です。
こちらのワインは
オリを濾過しないことに こだわった
にごりワイン。
オリを残すことで果実の甘みと
うまみが強いワインになるそうです。
あ~ 思っていたワインとは
全然 違いますね。
酸味が非常に 口に まず入ってきて。
こちらの近江の日本酒に
共通するとこがありますね。
(栗田)それはありますね。
やはり滋賀の日本酒って
うまみもあって 酸もきれいなので。
造り方として
やはり酸を生かしてるって意味では
日本酒のような味わいになって…。
感じになってますね。
もうひと声… 何かね あれば…。
(栗田)デラウェアのワインですけど
オレンジワインっていうワインですね。
こっちは 更に そのデラウェアで
赤ワインと同じように
皮も種も つけ込んで
それで造ったワインですね。
色が結構 濃い色ですね。
確かに白ではないですね。
何て言えばいいんだろう 何か
甘みは そこまでではないけども
すごく清涼感のある味になってるな~。
他のとこのワインより
果実酒っていう意味合いが
すごく浮き彫りになっている気がします。
(栗田)そうですね。 やっぱ 果実味が
ホント ワインにとって大切ですので。
店長さんがオレンジワインに合う
おつまみを持ってきてくれました。
チーズふなずし。
(栗田)ニゴロブナの雄って
卵がないので
その卵がない雄のところにチーズを…。
卵がありますよね? 普通ね。
そうです。
滋賀県の郷土料理 ふなずしは
卵がいっぱいの雌を発酵させたもの。
チーズふなずしは
雄のおなかにチーズを詰めています。
ちょっと じゃあ
ちっちゃいのから いってみよう。
(栗田)ふなずしとチーズの香りが
一気に広がりますよね。
う~ん うまいね~。
いやいや これはうまいよ。
これ買って行こう 俺 買って帰る。
ありがとうございます。
近江の里山で出会った
個性的なワインとチーズ。
呑み鉄旅の思い出が また一つ増えました。
ありがとうございます。
日も暮れてきました。
八日市駅の一つ先の駅から
今日のゴール 近江八幡を目指します。
うわ~ ここだ。
しかし また随分 風情のある駅舎だな~。
何で こんな…
この駅舎すごく古いよ これ。
歴史ありそう これ。
「新八日市駅 近江鉄道」。
新八日市駅は
もともとは別の鉄道会社の本社でしたが
昭和の初めに近江鉄道の駅になりました。
いいですね~。
なかなか いい風情の
あるとこですよ これは。
いろんなのがあるんだ
次 何がくるんだろう 色。
♬~
♬「夜汽車は人生ちら見して」
♬「知らない街を ゆくのでしょう」
♬「短く長く乗り継いで」
♬「誰かが誰かと会うのでしょう」
♬「ひとまとめ」
♬「ホームのベンチに置いたまま」
♬「夜更けに一人 街を出る」
♬「逃げるように 消えるように」
♬「言い訳なんかじゃないけれど」
でか!
♬「サヨナラなんかは柄じゃない」
(車内アナウンス)「近江鉄道を ご利用頂き
ありがとうございました。
終点 近江八幡 近江八幡です」。
近江牛を… とりあえず近江牛を食べたい。
あの学生諸君が言ってたようにですね。
今夜はJRも通る近江八幡の街で
呑み鉄旅のゴールデンタイム。
♬~
♬「暴飲暴食」
♬「運動もせず ゴロゴロと」
いや~ こんなの初めてでしょ。
♬「気が付きゃ脂肪にまみれてる」
お酒のにおいが あんまりしない。
♬「高脂血症 高血圧」
今日は 何? これ 水曜定休なのかね。
♬「なるべく早めによこして」
ただ ちょっと こんなに
高級じゃなくてもいいかな。
♬「そろそろ あなたも気付いてよ」
「肉のかね安」って書いてあるな
これ肉屋だよ。
♬「私の名前は肝臓」
あ! これ やってる!
肉だ!
ちょっと聞いてみますね。
すいません あの… ここでちょっと
お肉を頂きたいと思ってるんですけど
カメラとかは入っちゃ駄目ですか?
近江牛が食べたくて
「呑み鉄本線・日本旅」という番組で
来てるんですけども いいですか?
すいません じゃあ ちょっとお邪魔します
申し訳ないです。
じゃあ 失礼しま~す。
六角さんが見つけたのは
ただのお肉屋さんにあらず。
なんと近江牛専門で
しかも食堂もやっていたんです。
どうするかな… よし!
じゃあ 焼肉で 8, 000円のやつで。
どうしても食べたかった近江牛。
六角さん 奮発しましたね!
ご主人に呼ばれて お肉屋さんの方へ。
おたく痩せはった?
そんなことないよ。
(安田)もっと太い人やと思ってた。
いやいや… それは みんなそう言う…。
うお~! すげえ!
大体2週間から3週間 置くんですよ。
熟成させる。
そんなもんで3週間から ひと月で。
お~ すげえ!
(安田)初めて見はる?
今まで見はったことある?
牛の枝肉っていうのは。
ないです。
(安田)職人さんが減ってるからね 今は。
歩いたかいが ありました。
まさか ここに
こんなお店があるとは思わなかったんで。
ということで乾杯。
いつも いらしてるんですか?
いやいや ないですよ。
出張で初めて ここにいらして なぜ
ここを お見つけになられたんですか?
ハハハハ! ぶらぶらって歩いてて。
駅前ちょっと何か面白くないなと思って。
何かチェーン店だけでね。
そう そう そう そうですね。
僕もね 同じ気持ちで歩いてたんです。
ハハハ! そうですか。
え! これ戸籍簿?
(安田)お父さん お母さん おじいさん
おばあさん おじさん おばさん
ひいじいさん。 系図。
で これが鼻紋って。
牛は ここの鼻の模様が一頭ずつ違います。
それを これ ペッて当ててるんですね。
これ見ながら食べていいですか?
どうぞ どうぞ 持って帰って下さい。
これ持って帰っていいの?
(安田)ええ どうぞ。
うわ~ こんなん なかなか… うれしい!
いよいよ 六角さんお待ちかねの近江牛。
この分厚さを考えるとね
なかなか この すごいじゃないですか!
ですから 僕も「これはステーキだよ もう」
と思ったんです 最初に。
ご主人のオススメはシンプルに塩で。
あ~ おいしいな!
うん!
お~ 塩がうまい。
これだけ やっぱ分厚いから
どんな感じなんやって思ったら
すごく やわらかいから。
ほら! こんなふうに簡単に
歯でスッと
かみちぎれるってないから。
この すごくサクッとしてんのは
近江牛の特性なんですか?
ただ雌牛やからですよ。
雄と雌と違うんですよ。
仕入れるのは肉質がやわらかい雌牛のみ。
それが ご主人のこだわりなんです。
サシの脂が しっとりと回ってきますね
これだけ。
(安田)雌牛の脂は重くないんですよ。
雄の方が脂の層は薄いですけども
脂が重い かたい分だけ
食べると重いですね やっぱり。
すげえ! 何か いろいろとあるんやな~。
うん うまい。
何か つべこべ言わんでええ。
これはええ。
呑み鉄旅 二日目の朝。
風情ある近江八幡の街を朝散歩します。
今日は いい天気になったね~。
ほら 太陽がちょうどいいね~。
今ぐらいの時期が。
いい通りですね ここが またさ~。
このさ~ いい軒が並んでてさ~。
♬~
♬~
お~。 あ~ すごいな~。
♬~
すごいな これ。
さて 駅に着きましたよ。
今日は近江鉄道の終点
貴生川駅に向かい
そこで信楽高原鐵道に
乗り換え
終点の
信楽を目指します。
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(車内アナウンス)「水口城南 水口城南です」。
どうも~。
ありがとうございました。
さて ここは 水口城南
というとこなんですけども
城の南という名前で
ここには造り酒屋さんが
いくつかあるということで。
水口は昔から湧き水が豊富だった場所。
「水の出口」で「水口」と名が付きました。
東海道50番目の宿場町です。
あ ここが あのお城ですね。
立派なお堀が やっぱりありますよ
この辺には。
水口城。
すいません 少々お尋ねします。
この辺に酒蔵さんってありますか?
みふくさん…。 こっちにあります。
ありがとうございます どうも。
こっちにある… いうことでしたね。
これ旧街道なのか 何か
軒の感じがね いいですよね。
あ! あれかな
「蔵元」って書いてありますね。
あ~ こっちだ これか。
ごめん下さいませ。
こちらNHKのカメラが入っても
大丈夫なもんだとかって…。
試飲とかって大丈夫ですかね。
あ どうも すいません。
突然 お邪魔しまして申し訳ございません。
近江の酒蔵は
若い世代が頑張っていますね。
これ もう ここで
試飲をできる形になっているんですね。
そうなんですね 試飲台になってまして
ここで お客様に
提供させてもらってます。
これは その蔵の
技術の粋を結集した お酒になります。
これは削りは45ぐらいですか?
そうですね。
これ 純米大吟醸っていうクラスの
お酒になりまして。
うん フルーティーな香りですね。
(藤居)そうですね。
あ~ そうですね 冷えていても
甘みが ほんのりと伝わってきますよね。
そこに酸味が加わってますね いい感じの。
この やっぱり酸味っていうのは
近江の辺りのお酒の特徴なんですかね。
そうですね 魚っていうと川の魚
もしくは
琵琶湖の魚になってきますので
結構 味のしっかりしてるものが
多いですし
そういうのを洗い流す
インパクトのある酸を
しっかりと
引き出すようにさしてもらってますね。
ちょっとじゃあ もう一つの…。
(藤居)そうですね もう一つ はい。
♬~
これ でも不思議な味わいですね。
♬「1杯だけや言うて
1杯で終わったやつは見たことない」
ここに こんなにあるっていうのは
ホントに何か こう サービス…。
♬「置いといて 呑んでまう」
♬「他に たくさん楽しいことが
何ぼでもあることは」
あ 味がしっかりしてるわ。
♬「ああ 何で 何で 何で
今夜も また呑むのでしょう」
(藤居)酒ガチャっていう。
酒ガチャね。
♬「ああ 何で 何で 何で」
そりゃ!
あ! あ~
純米吟醸 180ミリリットル 1本。
(藤居)ぜひ 旅の供に。
ありがとうございます。
そんなもん あったら
依存症なってしまいそうだな。
どうも ありがとうございます。
駅 着きました。
まあ でも ここから
終点の貴生川までは 一駅です。
(車内アナウンス)「終点 貴生川 貴生川です」。
ここで合流ですね。
列車は貴生川駅に到着。
近江鉄道の旅は ここでおしまいです。
え~ これから ちょっと
御飯 食べたあとに
信楽高原鐵道に乗ってみたいと思います
久しぶりです。
じゃあ とりあえず こっちかな。
あ~ 気持ちいいっすね。
いや~ いいっすよ いいっすよ。
海はなくとも川はある 湖がある。
すごいね 滋賀も 水は豊富だね。
あ 何かありましたよ 「大吉」。
ただ もう明らかにやってない感じだな。
あら? 何か「酒」って書いてあるな。
あ 弁当ありますよ。
お店で食べることは諦め
お昼は お弁当を買うことにしました。
まずは食べ物だな。
何か すごい さっき作った感のある…。
これにしようかな ピリ辛鶏炒め。
揚げ物ばっかりの方が
好きだったりすんだよな 俺。
でも やっぱり そんな…
こちらの方が健康に良さそうだからね。
すごい いろんなものがある。
あ 地ビール これ 呑んでみようかな。
「朝宮茶発泡酒」。
さ~てさて どこにしようかな。
うん ここがいい。
あら 不思議な味だわ これ。
ビールっちゃビールなんだろうけど
何か味わいが少し違いますね。
これは だから この味わいの感じが
お茶なのかもしれないです。
ピリ辛の鶏にコロッケなり
春巻きなりが入ってるっていうね。
うまい! ここの弁当は うまい。 うん。
こないだ舞台で
ホントに年を感じたんだよ。
あの… ちょっと動いてるうちにさ
まあ もう治ったんだけど ほぼね。
何か 疲労骨折とかしちゃったりしてさ。
やっぱり御飯を
こう食べながら言うのもなんだけど
ちょっと いろいろとお酒なり何なり
「呑み鉄本線」で言うのもなんだけど
節制せにゃいかん時は
いかんのかもしらんな。
うまい。 こんなに
うまいコロッケがあったら でもさ
節制なんかできないよな。
貴生川駅に戻ってきた
六角さん。
ここからは
信楽高原鐵道の旅です。
信楽高原鐵道は
全長14.7キロの
短い路線。
単線で非電化です。
高原鐵道の名のとおり
貴生川駅を出ると
鉄道にとっては
険しい山道が
続きます。
これがね…
衝突が もしあった時に
前が潰れないように。
事故の際に安全性を強くするために
これがあるわけですね。
信楽高原鐵道っていうのは
何十年か前に
ちょっと かなり大きな事故が 鉄道の…
あったもんですから
もう そういう悲劇を
繰り返さないために
このようにシャフトのダンパーを
入れてるわけですね。
平成3年の事故では
多くの死傷者を出した信楽高原鐵道。
それ以来
日本で一番安全な鉄道会社を目指して
列車を運行しています。
すごい! もう全面
戸田恵梨香さんですね。
あ!
まだ国鉄の時代の車両が
ここでは走ってるんですね。
懐かしいですね JR東日本じゃ
もう これ走ってないですからね。
こういう いわゆる郊外型の
普通型列車ですね へ~。
(車内アナウンス)「紫香楽宮跡です」。
もう 上りなんですね。
これ だって かなりディーゼルが
頑張ってる音が。
この音は… あ~ もう かなり坂ですね。
のぼってる のぼってる。
こっから結構 何キロも山 のぼって。
33パーミルって言ってたから
1, 000メートルを走ると
33メートル のぼってるという。
こっから ほら すごいよ これ。
坂になってる ここから キュッと。
高原鐵道が山に向かって
走っていきますね。
あ~ いいな これ。
♬~
♬「あの山に登りたいなら」
♬「今すぐに麓まで」
♬「出かけていけよ 一人で」
♬「霧の中へ 漂々」
♬「あの海へ 船を出すなら」
♬「今すぐに港から」
♬「水平線を眺めて」
♬「風を感じろ 漂々」
♬「命には形なんてないのさ」
♬「すてきな蜃気楼を追い続けろ」
♬「あの人を愛したいなら」
♬「まっすぐに見つめろよ」
♬「光と影の2つを」
♬「感じていろよ 漂々」
(車内アナウンス)「整理券をお取り下さい」。
あ 子供たちだ 小学生が。
沿線の小学生の下校時間でした。
どうぞ 空いてるよ。
六角さんと小学生
何だか癒やされる光景ですね。
俳優と芸人は やっぱ違うのか。
あ~ そやな。
「ゴジラ」の映画には出てない。
おじさん あんまりラブストーリーに
出ないタイプの俳優なんだよ。
NHKのね
「呑み鉄本線・日本旅」っていうんだ。
うん 今日だけで 今だけなん…。
貴重な時間やで もう。
全長15キロほどの信楽高原鐵道。
子供たちと話している間に
信楽駅に着きました。
ありがとうございました。
いやいや…。
ありがとうございました どうも どうも
手 洗たあかんで。
あっという間に着いて もう…。
何か鉄道に乗ってる感が
全然なかったんだけど。
子供と しゃべってたからな。
まあ これは これでね
こういうこともあるやろ。
貴生川から470円。
うわ~ すげえ! これまた随分と
無数のタヌキの置物が。
いや~ すごいな。
いや~ これは壮観ですね。
あ~ でかい。
ハロウィーンダヌキがいますよ。
すごい。 まあね ここは やっぱり
焼き物の街ですからね。
ちょっと日本酒を呑む時に合う
いい ぐい呑みか何かがあれば
買ってみようかなと思ってますね。
うわ! また。
一体 ここには
何万のタヌキがいるんだろう。
あ こっちは ちょっと
つぼ的なものがね。
だんだん
こういう趣向が変わってきましたよ。
あ 「器・ギャラリー みはる窯」。
ちょっと見てみましょうかね。
すいません
あの こちらで ぐい呑みとかは
販売してたりはするんでしょうか。
(神崎)あ~ あの…
あるやつというか
作ったやつでよければあります。
あ~ そうですか。
こちらは信楽で3代続く窯元のご主人…
50年以上 信楽で
器を焼いているそうです。
自分的には
ワインカップで作ってるんですけど。
ぐい呑みを拝見する前に
器を焼く窯を見せて頂くことに。
これは 薪でやる?
(神崎)そうです そうです。
今は こちらの
この小さな窯を使ってます。
これが穴窯っていって。
器を入れて これ 何か
蓋するんでしょ?
(神崎)そうです そうです。
こんなふうなやつを。
これが 焚き口になるんです。
あとは全部 蓋してある。
こっから 薪を放り込む。
へ~ こうなってるんだ。
この穴窯を使って焼いた ぐい呑み。
どんな作品か 楽しみですね。
あ~ そう。 この釉薬のたまり方が
すごく こう はっきりしてる。
けど ここまでいかずに。
これは何か荒々しいとこですよね。
外の この感じとかね。
あ~ これなんて すごく自然っぽいな。
こうやって見た時に。
これ いいな ちょっと。
一番ゴツゴツしてて。
これ いいですか?
(神崎)全く釉薬をかけてなくて
炎とアカマツの灰 それがくっついて
そういうふうに反応した。
呑み鉄旅の終点で
すてきな ぐい呑みを見つけた六角さん。
最後は やっぱり乾杯ですね。
どうも どうも 失礼します。
お~。
あ~。
うまいっすね。
(神崎)うまいですな。
昨日から近江鉄道に乗って
信楽線で ここまで来たんですけど
だから おっきな街もあれば 何か こう
きれいな風景もあったりして
それを身近に楽しめることがですね
できたんで 今回の旅は よかったです。
これで呑むってのはいいですよね。
初めてだな こういう趣向もね。
この信楽の器で呑む近江のお酒
最高ですね。
乾杯。
あ~ うまい。
まあまあ もうちょっと いきましょうね。
どうぞ すいません。
あ 空いてるのに気付かずに。
いやいや…。
♬「負けたんじゃない
逃げるんじゃないさ」
乗り鉄 撮り鉄 いろいろあれど
六角さんの鉄道旅は呑み鉄なり。
レールの先にある
うまい酒 うまいものを求めて
乗っては呑んで…。
あ~。
降りては呑んで…。
あ~ うまいね。
あ~ 今日も いい気分。
これぞ「呑み鉄本線・日本旅」。
♬~
(汽笛)
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