出典:EPGの番組情報
開運!なんでも鑑定団【史上空前<豪邸の蔵に眠るお宝>一挙大鑑定!完結編】[字]
■<竹内栖鳳&超絶彫刻>…<蔵の秘宝>にド級鑑定額■サファイア界最高級…<神秘の石>驚き値■2年越しリベンジ…番組に果たし状<江戸焼き物6点>は本物?■
詳細情報
番組内容
「旧家に眠るお宝一挙売ります!Part2」事業に失敗し、借金に苦しむ依頼人が蔵に眠るお宝を手放すことに。そこで今田・福澤が突撃すると、そこには有名作家の名品がズラリ!Part1では売却総額は1820万円にもなった。しかし今回はそれをも上回る巨匠の傑作が登場。平櫛田中・竹内栖鳳らの売却額は?
番組内容続き
更に今田がお宝の高額ランキングを予想!番組MC歴10年の今田の実力や如何に?
出演者
【MC】今田耕司、福澤朗
【ゲスト】浅野和之
【アシスタント】片渕茜(テレビ東京アナウンサー)
【特別企画】旧家に眠るお宝一挙売ります!完結編
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
山村浩一(「永善堂画廊」代表取締役社長)
飯田孝一 (「(有)日本彩珠宝石研究所」代表取締役所長)
田中大(「思文閣」代表取締役社長)
大熊敏之(日本大学芸術学部教授)
関連情報
【番組公式ホームページ】
https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/【見逃し配信】
https://video.tv-tokyo.co.jp/kantei/ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 今田
- 作品
- サファイア
- 万円
- オープン
- プライス
- 依頼品
- 結果
- 評価額
- 本物
- 木米
- ホント
- お宝
- リベンジ
- ロイヤルブルーサファイア
- 依頼人
- 今回
- 非常
- 表情
- カラット
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
この番組は テレ東オンデマンドでも配信。
穏やかな第二の人生を送りたい。
そう思っていた矢先の出来事だ。
妻が 男と…。
<幼いころから歌を歌ったり
モノマネをするのが大好きで
とにかく
と思っていたそうです>
<卒業後 演劇集団
安部公房スタジオや
野田秀樹主宰の
夢の遊眠社に所属し…>
<2002年
三谷幸喜 作 演出の舞台
『You are the Top
~今宵の君~』に出演すると
以来 三谷作品の常連となり…>
< また 『叔母との旅』では
1人10役を見事に演じるという
離れ業で
< そんな浅野さん
俳優仲間からの信頼も厚く
高橋克実さんなどから
演劇の神様と
呼ばれている
そうです>
マスコミの前で 土下座してこいよ。
< もちろん
舞台だけにとどまらず
多くの映画や ドラマにも出演。
どんな役柄でも
作品に溶け込んでしまう
変幻自在の演技で
名バイプレイヤーとして活躍中です>
帰って時政に そう伝えよ!
依頼人の登場です。
(片渕)東京都から お越しの…。
ようこそ 「鑑定団」へ。
どうぞ お願いいたします。
ホントに 数々のドラマ
出られてますよね。
はい…。
演劇の神様に
お伺いしたいんですけれども。
やめてくださいよ ちょっと。
嫌でしょ 本人は。
嫌ですよ ウソだもん だってそんな。
浅野さん 特技がパントマイムだと
いうふうに聞いたんですが。
めちゃくちゃ
似合いますね パントマイム。
(片渕)見たいです。
ちょっと
見せていただいて いいですか?
こんな感じで。
おぉ!
目の前にある アクリル板。
(片渕)確かに
アクリルが 前にもありそうな。
横に マジのヤツがあるから
余計 説得力が。
さあ それでは拝見しましょう
お宝オープン!
あら すてきな絵。
どなたの作品でしょう?
これ児玉幸雄さん。
空の色が
ものすごい きれいですね。
これは どういう経緯で?
義理の父なんですけど
絵 それから彫刻 焼き物ですか
そういったものが好きで
亡くなって
形見分けっていうんですか?
兄弟で分けたときに うちの妻が
これが いいなって言って。
で 前に こちらで児玉さん
やったことあったと思うんですよ。
やってますね。
見たときに なんか
似てるねって思って それで
もしかして
これも同じ人かなって調べたら
あそこに
「Kodama」っていうふうにサインが。
はいはい サインがあって。
じゃあ 形見分けのときは
どなたの作品か まったく知らず?
まったく知らなかった ホントに。
ほんなら この 「鑑定団」で
あれ? 似てない?
結構見てるんですよ。
あら。
ありがとうございます。
おもしろいでしょ?
おもしろい…。
(浅野)色とか タッチは
僕も好きです。
ふだん どこに掛けてるんですか?
えっと リビングです。
リビングのところに。
本人評価額です。
おいくらでしょう?
100万。
100万。
まいります オープン ザ プライス!
おっ おぉ?
(2人)250万!
うわ すごい!
え~ すご!
児玉幸雄の作品 本物です。
児玉幸雄っていうのは
カラリストと呼ばれる作家なんですね。
制作されたのは 1960年代。
フランス南部の港街 マルティーグを
描いた景色ですね。
マルティーグって街は
別名 青の街って呼ばれていて
青の海 青い空っていうのが
すごく印象的な場所です。
停泊している船 抜けている空の
色合いっていうのが
ホントに 軽いブルー
あるいは 白の絵の具を用いて。
それに対して
街並みの色合いですね。
赤 黄色という
ビビッドな色を使って
さわやかな空気感というのが
よく つかめている。
色彩が わっと飛び込んでくる
児玉らしい作品だと
思いますんで
ぜひ 大切にしてください。
飾っておくのが
なんか もったいないな。
でも飾んなきゃ
もったいないですよね。
<今宵も必見 緊急スペシャル企画>
<平櫛田中 竹内栖鳳ら
ハハハハ!
<更に
< と その前に。
続いては茨城県から。
早速 ご自宅にお伺いすると
親子そろって 真剣なまなざし。
次なる依頼人は…>
<隣にいるのは
見ているのは…。
うわ~ きれいな宝石ですね>
私は
<馨さんが
宝石に興味を持ったのは
<大学卒業祝いに 父から
メキシコオパールをもらったのが
きっかけでした>
それまで ちゃんと宝石って
見たこと
なかったんですけれども
こんなオレンジ色のオパールがあるんだ
きれいだなと思いまして。
< その後 お金に余裕ができた
40歳頃から
年2回 宝石展示会へ行き
収集するように なったそうです。
そんな馨さんに 父は感無量>
< これからも
仲よく 楽しんでください。
ところで…>
< それは 16年前。
正純さんが なじみの宝石商に
どこに出しても恥ずかしくない
家宝となる逸品が欲しい と
注文したもの。
宝石商が1年かけて探し出し
持ってきたのは…>
鑑定 よろしくお願いします。
<果たして その宝石とは!?
スタジオで拝見しましょう>
依頼人の登場です。
茨城県から お越しの…。
ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくお願いします。
どうぞ お願いします。
いや VTR見させていただいて…
年齢いっても
仲のいい親子だな と思ってたら
後半で ガチもめじゃないですか。
家宝ですから
当然 受け継いで…。
それが もう 売る と。
いきなり…。
室園さんの奥様とかは
なんておっしゃってるんですか?
え~っと… まだ 独身なので…。
今 独身でいらっしゃるんですか。
福澤さん! ホントに
アローンを見抜く力 ないですね。
宝石の話 してんのに
VTR中 奥さんの話が出てこない。
そのへんで ピーン! と
きませんか?
(笑い声)
さぁ 拝見しましょう!
お宝 オープン!
うわ…。
サファイアの中でも
最高級クラスとされる
ロイヤルブルーというサファイアです。
ロイヤルブルーサファイア…。
はい。
大きさが 4.93カラットあります。
深いね… 深いブルー。
これだけの大きさのものって
まず 見かけませんし…。
そうかも!
色むらもなく 深い色ですので…。
深い感じですよね。
受け継げたら 将来
その相手の婚約指輪とか…。
40代 ここ 勝負ですよ!
これを婚約指輪に
するなんていうのは
これ すごい武器ですから!
(笑い声)
茜ちゃん いかがでしょう?
うわぁ…。
これを
婚約指輪にしてくれるんですか?
おっ!
はい。
ほら! へぇ… すてきって
思うわけでしょ?
(片渕)すてきですね。
これを婚約指輪にしてくれたら…。
僕はもう 完全に
依頼人の味方ですから。
ありがとうございます。
<サファイアは
酸化アルミニウムの結晶からなる
鉱物 コランダムの一種である。
コランダムの純粋な結晶は
無色透明だが
不純物の混入により
色が変化する。
クロムが 1%ほど混ざると
濃い赤色を呈し ルビーとなり
鉄やチタンが混ざると青色を呈し
サファイアになる。
不純物の違いで 黄色やオレンジなど
さまざまな色にもなるが
ルビー以外は
すべて サファイアに分類され
それらは 青色のものと大別し
ファンシーカラーサファイアと称される。
サファイアの語源は
ラテン語で青を意味する サファイロス
和名は 青玉という。
サファイアの
透き通るような美しいブルーは
古くから 信仰の対象とされ
古代ペルシアでは
人々が暮らす大地は
サファイアでできており
空が青いのは サファイアの色が
反映しているからだと
信じられていた。
1838年 ヴィクトリア女王の戴冠式に
用いられた王冠には
2つの大きなサファイアが
はめこまれているが
こちらは なんと 104カラット。
もともとは 13世紀
スコットランド王が所蔵していたもので
サファイアは 誠実と高潔を表すとし
国王の宝飾品としても
代々 珍重された。
サファイアは 色調や透明度によって
等級が分けられるが
最高級とされるのは 2つ。
一つは コーンフラワーブルー。
コーンフラワーとは 矢車菊のことで
この花のごとく
わずかに白みがかった青紫色で
やわらかな光を放つ。
そして もう一つが
ロイヤルブルーである。
イギリス王室の公式カラーとして知られる
濃く 鮮やかな青で
コーンフラワーブルーより 透明度が高く
深い気品をたたえる。
こちらは ダイアナ妃が
チャールズ皇太子から贈られた
婚約指輪。
14個のホワイトダイヤモンドの中央に
12カラットのロイヤルブルーサファイアが
据えられており
その美しさは
世界中の人々を魅了。
一躍 サファイアブームが巻き起こった。
2010年 キャサリン妃が
この指輪を受け継いだことで
人気が再燃する。
そして 2015年 クリスティーズオークションに
35.09カラットのロイヤルブルーサファイアが
出品されるや
なんと およそ8億6, 000万円もの
値がついた>
<実は 研磨しただけで
美しい色が現れる
サファイア原石は ごくわずかで
古くから
加熱処理が 盛んに行われてきた。
およそ1, 700度に熱すると
化学反応により 青みが増し
透明度が上がるためである。
しかし その一方 加熱により
内部に亀裂を生じたり
シルク・インクルージョンという
絹糸のような内包物が
溶けて 失われてしまう。
そのため 非加熱のものが
最も価値が高いが
加熱処理をされたものの中でも
色調や内包物の状態によって
その評価は大きく異なるのである。
改めて 依頼品を見てみよう。
ロイヤルブルーサファイアである。
重さは 4.93カラットで縦 12.95mm
横 8.8mm
厚さは 4.49mm。
色むらはなく 神秘的な
深い青色をたたえている>
これ もし
すごいもんやったとして
お父さんを どう
説得するつもりなんですか?
老人ホームの費用は ちょっと
私が工面して… はい。
なんとしても
お父さんを説得しないと。
うわ~っ きれい。 ここから
見ても き… きれいやんけ。
あっ 「き… きれいやんけ…」
やって…。
本人評価額です。
おいくらでしょう?
期待を込めて
1, 000万でお願いします。
1, 000万! わかりました。
まいりましょう!
オープン ザ プライス!
さあ 100万で購入した
ロイヤルブルーサファイア!
どうだ!
うわっ 200万!
倍になりました 倍になりました。
でも 倍です。
ロイヤルブルーサファイアで間違いありません。
しかし 依頼品は
加熱処理している石です。
もし非加熱であれば
1, 000万円です。
お~っ。
光を通したときに
中に縞模様が見えました。
熱を加えていないサファイア
縞模様が見えません。
縞模様が
はっきり見えていることから
加熱をされたという
証拠になってしまうんですね。
とりあえず 老人ホーム代は
なんとか捻出してください。
(笑い声)
<先週に続き 緊急スペシャル企画!>
<舞台は 東京都 青梅市。
依頼人の
瀧上誠一郎さんは
江戸時代から続く
名家の生まれで…>
< しかし 近年
事業がうまくいかず
土地と家を手放すことに。
更に
< と番組に応募した。
そこで瀧上さんが
これぞと思うお宝を
7点 厳選し 鑑定したところ…>
200万! すごい!
お~っ!
500万!!
< なんと…>
まだ足らない?
すみません。
< そこで…>
<前回を上回る名品は
飛び出すのか!?>
うわっ! すごっ!
前回はね すべてが本物でした。
後半戦も これ 期待できますよ。
これは すごいわ。
<瀧上さんが厳選した
お宝は こちら。
今回も すべて
有名作家の作である>
< そして 同じく田中の…>
<今から これらを鑑定し
本物であれば
お得な価格で売却するので
お見逃しなく!
鑑定士は山村 田中 そして 大熊。
と その前に
今回も今田が鑑定額を予想し
高額順に 1位から7位までランキング。
もし…>
<番組MC歴10年の
今田の目利きに期待しよう>
うわ~っ!
これは どっちが高いんやろな…。
まずは 今田耕司さんの予想を
発表していただきます。
こちらです。 こう出ました。
もう わかりませんでした 正直。
全部 本物で
いかしてもらいました。
<今田の評価額ランキングは
ご覧のとおり。
いちばん悩んだのは
6位に選んだ…>
< というのも…>
< では 評価が難しかったという
寺内の作から見ていこう。
寺内萬治郎は 裸婦の神様
と呼ばれた画家である。
午前中は モデルを前に絵筆をとり
午後は 思索にふけり早寝する。
そんな生活を40年 続けた。
日本人女性の
ふくよかな肉体に宿るミューズを
ひたすら描いた。
依頼品は 寺内が得意とした
裸婦だが 果たして…>
いいですね 午前中 裸婦を描き…。
ね それをね。
<今田の評価額は…。
120万円。
今回も お宝が本物だった場合
お得な売却価格となるよう
一般的な店頭価格より
3割ほど値引いた鑑定額となる。
果たして結果は?>
オープン ザ プライス!
まずは100くらい。
よ~し!
やった~!
ありがとうございます。
幸先いい!
いいですね。
近代洋画壇で裸婦を描く
作家というのは
数多くいますが寺内は
そのトップに君臨した作家です。
より日本人らしい
女性像というのを描こうとして
小麦色の肌の色味というのを
用いて描いてるんですね。
大変 温かみのある品格の高い
作品に仕上がっていると思います。
日本トップの裸婦の画家…。
ありがとうございます。
<購入希望の方 応募方法は
番組の最後に紹介します。
続いて今田の評価額ランキング
第5位 中村正義の 『花』>
<生来 体が弱く 美術学校に
通うことすらできなかったが
絵の才は比類なく
蛍光塗料 エナメル ペンキなど
ありとあらゆる画材を駆使。
日本画の枠を超えた
破天荒な作品を生み出したが
52歳で この世を去った。
依頼品は 鮮烈な色彩の花だが
果たして…>
そうですよね。
<今田の評価額は…>
< このあと
よっしゃ!
すごいわ!
<青梅の
に 登場したのは…>
<今田の評価額は 150万円。
果たして結果は?>
オープン ザ プライス。
頼む!
いけ いけ…。
150万 やった!
ジャストミート! すごい!
すごっ!
制作されたのが 1962年。
当時 銀座の松坂屋で
展覧会に出品された
作品でもあるんですね。
特徴的なのが
花の造形ですよね。
デフォルメされて すごく
生き生きと描かれています。
ぱっと目に入るのが この背景の
色合いだと思うんですけれども
力強い原色系の絵の具を
用いることによって
強烈なインパクトを持たせています。
生きるっていうこと
「生」というものに
とても強い思いを持っていて
その感情を描いているんですね。
今田さん…。
なるほどね そうか そうか。
<今田 今回も順調な滑り出し。
続いて評価額ランキング第4位…>
<前田青邨は
近代日本画の大家である。
代表作は 『洞窟の頼朝』。
戦に敗れた源頼朝一行が
洞窟に身をひそめる場面を
描いたもので
細密な描写と鮮やかな色彩で
緊迫した瞬間を切り取った。
また余白を生かした構図も
実に巧みであった。
依頼品は カケスを描いたものだが
果たして…>
あのやっぱり…。
ただ この鳥もね 表情というか。
もちろん…。
シミですね。
葉っぱのとこ…。
使ってる絵の具に
よるんですかね。
<今田の評価額は
シミを考慮して…>
とれるっていう…。
ホントそうですね。
<果たして結果は?>
オープン ザ プライス!
頼む!
頼む! 200台…。
120万!
あんまり伸びなかったな。
<今田 残念ながらパーフェクトならず>
真筆 間違いありません。
見どころなのは
構図の取り方ですね。
この線より こちらに
全部 描いてますね。
空間をとって
空をイメージさせますけども
ここに落款を入れてですね
こういう対比も
演出してるわけですね。
このコントラストが
非常にバランスがいいので
この大きい画面でも
間延びすることなく…。
やはり気になるのは
このシミですね。
金が入ってるので
ちょっとやっかいかなという。
シミなかったら 田中さん これ
おいくらくらいのものなんですか。
まぁまぁ おっしゃるとおり…。
200。
…はあると思いますね。
<続いて評価額ランキング第7位…>
< ここからは
今田のピタリ賞に期待しよう。
陶芸家
<彩は彌弌が
独自に生み出した技法である。
顔料を混ぜ合わせた土を
幾重にも薄く塗り重ね
立体感のある文様を表現。
深みのある色調と
華麗な作風を獲得した。
依頼品は 鶴が描かれた
『飾皿』だが 果たして…>
これも その
ホントですね。
そうそう…。
工房にね 置いてある作品
って いただいてきたって
言うんですよ。
ということは…。
(笑い声)
<今田の評価額は…。
100万円>
お祝いごとで買ったんですかね。
なんかね。
いいですよね。
金粉で。
<果たして 結果は!?>
オープン ザ プライス。
どう?
十万… え~っ!?
え~っ!?
250万!
彩瑞兆っていう まあ
彩って 彌弌特有の
技法なんですね。
これはですね
昭和46年の自選展 52年の
自作展にも出品された
一点物の美術作品として
制作したものですね。
ここまで見事で それで
状態がいいのが残ってる
とは思わなかったです。
すごい。
ありがとうございます。
< ここまでの
残すは 今田が高額と
予想したベスト3。
それでは
に いってみよう>
<人体構造を徹底的に学び
リアリズムを追求。
また 当時 邪道とされた
彩色も大胆に取り入れ
動かぬ彫刻に
新たな息吹を吹き込んだ。
87歳で彫り上げたのが この
6代目 尾上菊五郎を
幾度も工房に招き
裸になってもらっては
筋肉の動きを観察。
着想から22年を経て完成した
まさに田中の集大成である。
依頼品は 『西山逍遥』。
すなわち 水戸光圀の肖像だが
果たして…>
ホントにリアルですもんね。
すばらしいと思います。
表情もさることながら
衣類ですよね。
瀧上さんは このお宝については
いかがでしょうか?
言うことないですか。
(笑い声)
<今田の評価額は…。
350万円>
買えないですよ。
その人の
<果たして 結果は!?>
オープン ザ プライス。
よし こい!
えっ え~っ!? 1, 000万!
(拍手)
まだですか。
1, 000万じゃ安いです ホントに。
東京国立近代美術館にあるものと
並ぶだけのですね
作品だと思います。
昭和37年
数え年 91歳のときの作品です。
豊かな人間味を備えた
お顔立ちになってるんですね。
杖を持ってる手にも表情がある。
それから さあ もう一歩
進んでみようかという
このポーズが 非常に
横から見てもすばらしい。
お買い得 1, 000万で。
うわぁ…。
<売却総額は一気に跳ね上がり
1, 620万円となった。
続いては
< とうたわれた…>
これこそビッグネームですよ。
<36歳のとき
そこで見た西洋画に
大きな衝撃を受け
単なる写実を超えた
日本画を目指した。
代表作は 『班猫』。
墨 金泥 胡粉を駆使して
猫のやわらかな毛並みを
見事に表現している。
依頼品は 白梅を描いた
掛軸だが 果たして…>
虫眼鏡で見るとしましたね。
日本画だけど 抽象画ですよね。
<今田の評価額は…。
堂々の600万円>
サイズも 比較的 掛けやすい
サイズかなと思うので
欲しがる方は
たくさんおられるんじゃ
ないかなと思いますね。
<果たして 結果は!?>
オープン ザ プライス。
さあ こい!
はぁ…。
えっ!?
(笑い声)
先週も。
確かに ビッグネームで
すばらしい作品なんですけども
サイズ的に 非常に
小品であるということ。
落款を見て 晩年の
『白梅』ですけども
非常にシンプルに描けていてですね
枝ぶり
なるほど。
それに対比して
この細い枝ぶりは
線描が非常にきれいですね。
ただ残念ながら 今
<最後は 1位と予想した…>
細部にわたる
姿勢 表情 全部に なんか…。
どこから見るか。
すばらしいなと。
<今田の評価額は…>
ジャカジャン! 出た!
今田耕司 3, 000万!
はい。
スピルバーグとかに
見せてあげたいですね。
もうアメージングでしょ。
<果たして 結果は!?>
オープン ザ プライス! よし!
700万!
700かよ~!
いや でも700万
すごい数字じゃないですか。
まあ すごい作品なんですが
良寛上人さん
得意中の得意でして…。
昭和42年 数え年 96歳の作品。
手の表現がですね
ざっくりとした彫りで
終わらせちゃってるんですよね。
わりと手慣れたものになって
しまってるというところで
やっぱり評価額は落ちてしまうと。
それでもですね 市場に出回ったら
700万じゃ買えません。
<最終ランキングは ご覧のとおり。
今回も すべて本物!
名品ぞろいだった!>
<今回の
<購入希望の方 応募方法は
番組の最後にお知らせします。
お見逃しなく>
<何やら すごい意気込み。
早速 お話を伺うことに。
ごめんくださ~い>
こんにちは。 お久しぶりです。
<扇子さんが出演したのは
2020年1月。
実は 40年来の骨董コレクターで
コレクションは 300点以上。
なかでも宮中での宴会の際
記念品として配られる
銀製の菓子器 ボンボニエールは
自らのコレクションを
図録にまとめるほど
力を注いでいました。
お宝は…>
<コレクター仲間の家で見せられ
ひと目で名品と確信し
2, 000万円分のコレクションと
物々交換して
手に入れたものでした>
何と交換したんですか?
ボンボニエール!
350点くらい持ってまして
そのうちの二百数十点ですね。
えぇ~。
<本人評価額は
自信満々の2, 000万円でしたが
結果は…>
< なんと2, 000円>
万円じゃなく2, 000円。
人をだますために作った
粗悪なものです。
美人人形っていうものはね
心の中に秘めた喜びが
口もとに浮かぶ ほほ笑みがある。
中島先生の解説聞いてたら
確かに顔が違うなと。
放送後の反響は
すごかったですね。
< というわけで…>
< そして ついに これは
間違いないというお宝を発見>
鑑定よろしくお願いします。
<扇子さんが再び登場です>
依頼人の登場です。
東京都からお越しの
ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくどうぞ お願いします。
いやぁ~ もう手紙開けたとき
スタッフも怖かったでしょうね。
何が書いてあるんやと
思ったでしょうけども。
やっぱ
いろんなこと言われましたか。
悔しかった?
腹が立ちましたよね。
リベンジ もうそのときから
決めてたんですか?
もう もう もちろん。
すぐにリベンジの準備を始めて。
あの この場で。
この場で もうリベンジ絶対するぞと。
毎日ですね
ネットオークションのぞきまして
それから 骨董店 美術展 博物館
美術館 全部回りましたし
自分の審美眼を。
一から やり直しだと。
はい。
本物を見る目も養えたときに
出会ったんですね。
そうです。
それでは お宝オープン!
さあ 何でしょう。 せ~の。
ぎょうさんあるな。
はぁ~。
さあ これは何でしょう?
江戸後期の京都の陶工で
青木木米という人の作品です。
それぞれ どうやって
手に入れたんですか?
ネットオークションだとか
骨董収集の仲間から。
あ~。
あ~ なるほど。
どの辺りが
気に入ってらっしゃるんですか?
やっぱり 顔ですね。
前回 中島先生が
おっしゃったように
本物には作者の魂がこもってる。
それが顔の表情に出ている。
例えば 童子ですね。 純粋な心
何か希望を持っているような。
それから 獅子ですね。
泰然自若といいますか
力強さ それが非常に
魅力的だと思いますね。
総額 どれくらいで
お買い求めになったんですか?
100万もかかってないと思います。
金に糸目はつけない! みたいな
えらい景気のええこと言うてて
100万かかってない
2, 000万のリベンジ
これ 大丈夫ですか?
だからこそ リベンジなんですよ。
大きく結果を出す?
もちろんそうです はい。
1点300万はつくと思いますね。
(片渕)えっ!
いや これはちょっと
わからんなぁ。
同じ作者とは思えないような…。
木米さんのちゃんとした作品は
見ましたか?
見ました。
美術館で?
はい。
通じるものありました?
あります。
<青木木米は
江戸時代後期を
代表する
京焼の名工である>
<生家は
園で茶屋を営んでいた>
<放蕩三昧の暮らしを
送っていたが
30歳のとき 豪商にして
希代の数寄者
木村蒹葭堂の面識を得
その書庫で…>
<深く感銘。
いきなり作陶の世界に身を投じた。
陶工としては
あまりにも遅い船出であった。
しかし 粟田口に窯を開くと
わずか数年で 広くその名が
知られるようになり
40歳のときには
加賀前田家の招聘を受け
すでに途絶えていた
九谷焼の再興に尽力。
この経験こそ ちょうど
脂がのりかかった木米に
加賀の伝統を吹き込み
大きな飛躍を
もたらすこととなった。
木米は 作陶のかたわら
詩歌を詠じ 絵をよくし
古書に精通。
更には 頼山陽 田能村竹田とも
親しく交わった
教養人でもあった。
木米の作には
その人となりがすべて凝縮し
作風も 変幻自在である。
例えば 鮮やかな色絵
吸い込まれるような青磁
端麗なる白磁
素朴な交趾手
『染付龍濤文提重』は
中国明時代 万暦年間の青花を
手本としたものだが
提げ手の付け根を
二股にするなど
造形が実に斬新である。
また木米は 当時 文人の間で
煎茶道が流行していたことを
受け
茶碗から涼炉にいたるまで
さまざまな煎茶器を遺している。
とりわけ優れているのは 急須で
いずれも 中国の本歌の啓示を
受けつつも
和風を目指す工夫に
比類なき才能を発揮している。
木米は 作陶にあたり
窯の温度を
炎が発する微妙な音の違いで
聞き分けたため 常に耳が
赤くただれるほど腫れあがり
晩年は 完全に
聴覚を失ってしまった。
そのため 聾米と号したが
情熱は終生衰えることはなかった。
改めて依頼品を見てみよう。
青木木米の焼物6点である。
虚空を見つめる童子。
物思いにふける男。
穏やかな表情の寿老人が2点。
野性味あふれる獅子。
優しげな観音座像。
木米の作品は 人気の高さゆえ
偽物も極めて多いが…>
VTRご覧になって どうですか?
間違いないと。
自信持ちましたか?
はい。
リベンジ果たせなくて これ全部
偽物やった場合は
どうされますか?
まだそれは考えてませんね。
そうですね リベンジは 自分では
成功するもんやと思って
乗り込んでますもんね。
もちろんそうです。
わかりました。
<2年越しの
ようやく準備はできました という
あの手紙の熱意
我々も果たしていただきたい。
そうです。
本人評価額です
おいくらでしょう?
1点300万で サブロク18 1, 800万。
1, 800万 わかりました。
まいりましょう オープン ザ プライス
リベンジなるか?
さあ どうぞ。
3万円!
3万円!
これは…。
悔しいな。
6点とも すべて偽物です。
やっぱり。
木米って人は 京都が
最も華やかだった江戸後期に
生涯を過ごしてる。
京都のみやびと
文人趣味に裏付けられた
清らかな生活感があるんです。
このように無骨ではないんです。
そして 木米の本物は
ほとんどが茶道具なんですよ。
ご研さんを祈ります。
リベンジならずです。
いい勉強になりました。
絶対懲りてないでしょ?
もう一度リベンジされますか?
します。
2年後 お待ちしております。
どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
<青梅の旧家から出てきた
お宝を購入したい方は
作品名を明記のうえ
ご覧のあて先まで
ご応募ください。
詳細は
番組ホームページに掲載しております。
また 今田ピタリ賞の
QUOカードのご応募も
お待ちしております>
Source: https://dnptxt.com/feed/
powered by Auto Youtube Summarize