出典:EPGの番組情報
関ジャム 完全燃SHOW 【東京ソング特集!!】[字]
今回は、東京ソング特集!!
様々なアーティストが歌い、ジャンル年代を問わず数多く存在する“東京”をテーマにした曲をプロが厳選!!◇番組内容
青森県出身・作詞家いしわたり淳治、 岩手県出身・シンガーソングライター佐藤千亜妃、 東京都新宿区出身・SUPER BEAVER 渋谷龍太に、東京ソングを、その曲を聴いた時の自身のエピソードとともに紹介していただきます!
福山雅治、山下達郎、椎名林檎、Suchmos など…様々な角度から“東京”をテーマにした名曲が続々登場!!
◇番組内容2
さらに…
3人が制作した「東京」ソングを本人が解説!それぞれが楽曲に込めた“東京”への思いとは?
◇出演者
関ジャニ∞
支配人:古田新太
アーティストゲスト:いしわたり淳治、渋谷龍太(SUPER BEAVER)、佐藤千亜妃
トークゲスト:高橋茂雄(サバンナ)、宮澤エマ
◇おしらせ
☆見逃し配信はTELASAとTVer!「関ジャム」で検索!!☆番組Twitter
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バラエティ – お笑い・コメディ
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- 感覚
- 環境
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
♬~
今夜の『関ジャム』は…。
実は 東京をテーマに
さまざまなアーティストが
作品を残しており
タイトルに
「東京」が入った曲だけでも
ここ20年で 450曲以上と
ジャンル 年代を問わず 多数存在。
そこで 今夜は
東北出身の いしわたり淳治
佐藤千亜妃に加え
東京ど真ん中出身の
渋谷龍太がスタジオに。
プロは
どんな東京ソングを選ぶのか?
(横山)こんばんはー!
(村上)はい こんばんは。
渋谷君だけが まあ 東京…。
そうですね。
(村上)歌舞伎町なんですね。
(高橋)歌舞伎町出身?
(渋谷)そうですね。
もう ずっと新宿ですね。
(安田)へえー!
住むとこあんねや あの界隈。
(横山)そう。 関西人からしたら
歌舞伎町って住むとこあんねやと
思ってまう…。
目抜き通り 1本入ったら
(渋谷)子どもの数は めちゃくちゃ
少なかったんですけど。
で 千亜妃ちゃんが 岩手?
(佐藤)はい そうです。 岩手から。
(村上)だから ちょっと
西とも違う… また 感覚でね
東京を
捉えてらっしゃるでしょうから。
当時は
どういう感覚だったんですか?
東京というものは。
(佐藤)なんか 田舎っぺすぎて
渋谷とか新宿とかっていう…。
で なんか あんまり その…
テレビの向こう側の世界みたいな
イメージが強かったので
憧れるっていうか
別の国みたいな なんか…。
別の世界みたいな感じで
見てましたね。
(村上)いしわたりさんは 出身は
青森でいらっしゃるんですよね。
(いしわたり)青森です。
(村上)だからまた 北からですから
我々からするとね。
(高橋)味のある写真やな。
(横山)青森っぽくないですね。
なんか 東京人って感じ…。
確かに。
(村上)洗練されてる感がある
いしわたりさんしか
見てないから 我々。
しゃべろうと思うと…。
(一同)ええー!
(村上)いまだに 残ってるでしょ?
でも 地元の…。
岩手だから 方言一緒…。
津軽弁ですか?
南部弁。
南部弁です。 じゃあ 一緒だ。
ちょっと
しゃべってみてください。
(村上)2人で。
(村上)「わがんねえな」…
「しょうがないな」?
(いしわたり)なんだろう…
「難しいな」みたいな…。
(村上)あっ 「難しいな」なん?
(横山)ええー!
まずは…。
佐藤が…。
16歳の時に
岩手から上京し
きのこ帝国で
2015年
メジャーデビューした
佐藤千亜妃。
そんな彼女が
人生の中で魅了された
東京ソングとは?
まずは…。
(高橋)「ああー はい はい」
98年リリース
椎名林檎 『歌舞伎町の女王』。
♬~「独りで訪れた歓楽街」
上京して2年ほど経った
18歳頃。
(高橋)「ああー!」
98年リリース くるり 『東京』。
当時 高校3年生とか
あと 大学1年生ぐらいの時に
すごい くるりさんの『東京』は
聴いてたんですけど。
音楽やりたくて
上京したんですけど
なかなか やっぱり
自分の環境だったり
実力だったりっていうのが
こう… なんだろうな
音楽だけで生活していくには
足りない状況っていうのは
結構 数年続いていて。
まあ 結構…
苦労したっていう言い方が
合ってるかわからないですけど
なかなか デビューするまでに
すごく長かったので
そういう時に こう
ジレンマがあったんですけど。
この くるりの『東京』を
聴きながら… 爆音で聴いて
なんか 浸るじゃないですけど
自分の気持ちに
寄り添ってもらってるような
感じというか
そういう感じで すごい
感情移入して聴いてましたね。
京都で 僕の中学校からの…
1個下なんですよ。
で 僕が19歳の時に
くるりがデビューするんですけど。
だから 知ってたけど
こんな早く売れるの?
っていうぐらい
バーンっていって。
ほんで 『東京』っていう曲 出して
なんか
うわーって売れていくから
銀河の彼方に消えた
みたいな感じで。
(村上)颯爽と。
(高橋)そうそう。
だから 更に 距離 感じたもん。
で 上京してから
くるりのライブを武道館で見て
その時に 『東京』聴いた時
なんか 「俺も 東京で
『東京』聴いてまっせー!」言うて
泣きました。
(一同 笑い)
(古田)いい話やな。
(丸山)いい話。
♬~「十五に成ったあたしを
置いて女王は」
そして 佐藤が選んだ
椎名林檎
『歌舞伎町の女王』について
新宿 歌舞伎町生まれの
渋谷は…。
僕 生まれた街だから
自分の街に対して
自分の街がどうある存在かとか
どういう存在なのか。
で もっと大きく
東京っていうのが
どういう街なのかっていうのを
自分の中で あまり深く考えた事が
なかったんですよね。
なので この街が歌になってる
っていう事に対しても
結構 無感覚なんですよ。
(村上)へえー!
どこを歌にするんだろう この街の
っていう風に。
(村上)だって 日常なのにと。
(渋谷)そう。
なんか 自分が東京っていう街を
意識するようになったのは
上京コンプレックスっていうのが
結構あったんですよ。
やっぱり 他の方と比べると
皆さんが出てくるとこに
そもそも 根を張ってるから
上京した事ないっていう事で
バカにされる事が
多かったんですよね。
へえー!
これは エマちゃんも…。
(宮澤)わかる気が…
下積みがないっていう言い方
おかしいですけども
なんか 恵まれてていいよね
っていうのは。
なので そういうのが悔しくて
23で
一人暮らしを始めるんですけど。
やっぱり その
実家にいるんでしょっていう。
ちょっと…。
(村上)近くなんじゃないのかとか。
ちょっと 鼻で笑われながら
だって 実家にいるんでしょ
っていう感じが すごいイヤで。
実家でロックやってるんでしょ
みたいな。
じゃあ 出ますっていって。
それで 一人暮らししたりとか…。
(村上)どこに出たの?
どこに住んだの?
(安田)近い 近い!
(高橋)実家の近所。
これまで
5年にわたり
番組に出演している
いしわたり。
実は あまり
その生い立ちについて
聞く事はなかったが…。
青森 いらっしゃった頃は
東京へのイメージというのは?
どこから話そう
って感じなんですけど。
僕 幼稚園っていうものに
あんまり行ってなくて。
1年くらいだけ通って
中退したんですよ。
幼稚園の中退って
初めて聞きましたよ。
なんでかっていうと
親の仕事の都合で こう
年中の1年だけ行って
引っ越したんですけど。
そしたら 親の都合で
自分の この 友達とか環境が
全部リセットされるんだって
思って。
それで 衝撃を受けて。
これは 1秒でも早く 自分の力で
暮らせるようにならないと
いけないって思ったんですよ。
それ 幼稚園の時?
(いしわたり)はい。
(村上)早っ!
(いしわたり)親が死んだら 俺は
どうなるんだろう? って思って。
(村上)ええー!
で それで なるべく早く
1人で暮らしたかったんですよ。
だから
東京で住みたいというよりも
とにかく 1人で暮らしてみたい
っていう感じでした。
(高橋)すごっ!
(安田)早っ!
東京っていう街が
憧れなのかといわれると
憧れてはなかったかも
しれないですね。
そんな幼少期を過ごした
いしわたりが
高校生だった頃に
出会った 東京ソング。
それが こちら。
93年リリース
ピチカート・ファイヴ
『東京は夜の七時』。
(古田)
「格好良かったよな」
青森… 自分の出身がそこで
東京の この やっぱ
別軸の7時っていうのが…。
同じ時間なのにっていうのは
あっ なんか… 新鮮な感覚。
(村上)
目からうろこの感覚でしたね。
「とても淋しい
あなたに逢いたい」って
サビで歌うんですけど
普通 寂しさを
歌にするんですよ。
そうじゃなくて
そこは サラッと
「淋しいから
あなたに逢いたい」だけを歌って
あとは 東京が
キラキラしてる事だけを
伝えているっていう。
もう すごい
都会的だなと思って。
(村上)はあ! そういう捉え方…。
(丸山)受け取り方が…。
人間味みたいなところを
バサッと切る格好良さが
あるんですね。
(村上)あえてのね。
(宮澤)確かに。
これは もう僕らの住んでる街じゃ
生まれない感覚だろうなって…。
(村上)もう だから
本当 東京ならではの。
では 青森に住んでいた
いしわたりが上京するには
どんな経緯が
あったのか?
高校2年の時に 初めて
ギターを買って 練習して
高校3年で この
SUPERCARっていう
バンドを組むんですけど。
(高橋)へえー!
(いしわたり)もう
中学の同級生とかで組んだんで
学校が
全員 バラバラだったんですよ。
文化祭でやる事はできないじゃ
ないですか そうなると。
でも
街にライブハウスもないから
これ 自分たちが作った音楽
悪くない気はするけど
どのぐらい価値があるか
わからないねって話になって。
「1回 東京に送ってみよう」で
送ったのがソニーで。
そしたら ソニーの人が面白がって
会いに来てくれたりとか。
(一同)ええー!
(宮澤)いきなり!
育成契約をしてもらったりとか。
(村上)えっ!
18? それが もう…。
18歳。
(高橋)ライブとかも
やってないわけですもんね。
ええー!
なんか 異例やな。
でも それでも 僕は まだ…
全寮制の学校が高専っていって
二十歳まで行く所だったので。
18歳で契約しても
東京 出れないんですね
まだ学校があるから。
なので 二十歳…
要は 5年生の秋ぐらいに
デビューするんですけど
それから 1年ぐらいは
まだ青森から通ってました。
(高橋)ええー!
まあ 我々ね 上京のタイミングは
関ジャニとしてはね
同じ時期に…
世代は違いますけど。
初めて新幹線に乗ってる時って
あれ 自分に酔ってるよな。
(古田)ああ そう。
不安にはならんかった?
酔ってました。 東京タワーとか
なんか 見た時に…。
(一同 笑い)
(村上)ああ そう?
俺 富士山 越えたと思う…
行きの時。
続いては いしわたりが
作詞家
プロデューサーとして
28歳以降に聴いた
東京ソング。
いしわたり的には
シティポップのリバイバルの
きっかけになったという曲。
(丸山)「これな。 確かに」
2016年リリース
Suchmos
『STAY TUNE』。
(村上)「ああー なるほど!」
(宮澤)「確かに」
続いて いしわたりが
「自分には書けない」と
絶賛する
冒頭の歌詞に注目。
♬~
(高橋)「ああー!」
♬~
2007年リリース
福山雅治 『東京にもあったんだ』。
では いしわたり絶賛
♬~
東京の歌っていう…
上京ソングでもそうなんですけど
ちょっと こう…
街がドライだとか
なんか 正直者がバカを見る世界だ
とかっていうような
パブリックイメージというか
先入観ってあると思うんですけど
それを歌にした曲って
すごい多いと思うんですよ。
でも じゃあ
それをどうやって歌にしたら
新鮮になるかなと考えた時に
この「東京にもあったんだ」
っていう
ちょっと この…
反省の視点というんですかね。
自分も決め付けてたな
みたいなところから
入るのは すごい
導入として美しいなと
思うんですよ。
これを
1行目に書けるって
やっぱ すごい事だなと
僕は思います。
でも 「東京にもあったんだ」って
東京に生まれ育っても思います…
私は思うんですけど。
だから なんか 東京って
変な話 誰のものでもなくて
みんなが作り上げてる
よそ者の集まりの街だから
勝手に 東京生まれ 東京育ちでも
東京に対するイメージがあるから
ふとした瞬間に
青空が すごい見えたりすると
あっ 東京でも見えるんだと
思ったりするとか。
なんか それは 歌詞を…
聴いた時に
全然 共感できるんですよね。
(村上)東京育ちの方でも。
(丸山)素敵。
続いては 東京のモチーフや
イメージが登場しない東京ソング。
続いては 東京のモチーフや
イメージが登場しない東京ソング。
(高橋)「ああ…」
2014年リリース
きのこ帝国 『東京』。
いしわたりが注目したのは
この歌詞。
(高橋)「なるほどな」
(高橋)「格好いいよね」
本当に こう
東京っていうものを…。
さっき言ったような
パブリックイメージって
あると思うんですけど。
それを
説明するような歌って
結構あると思うんです。
でも
みんな 知ってるのに
説明しちゃう
っていう部分が
ちょっと あって。
それを 全部取っ払うと
こういう風な
特別な響きが
生まれるんだっていう
1つの例だなと
思います。
(村上)ねえ!
なんか やっぱり その…
上京組が書く東京と
やっぱり
生まれ育って
書く方…
東京の曲 書くのと
なんか すごく
結構 いろんな
感情的な東京を
書く人もいれば
シティポップ的な
オシャレな東京を書く人もいて。
自分が やっぱり
ちょっとひねくれてたので
その どっちでもない曲を
作りたいなっていうのが
すごく あって。 しかも やっぱり
東京にいて 孤独を歌ってる曲を
聴いてた時に
なんか 感情移入しながらも
でも なんか 東京で生まれて
東京自体が生まれ故郷の人も
絶対いて。
なんか
そういう人のためにもある曲が
あってもいいのになっていうのが
なんか… 思っていて。
そういう意味でも
東京で生まれた人も
東京以外で生まれた人も
フラットに聴ける
歌詞の世界観っていう曲が
作りたいなと思って
できた曲だったので
まさに すごく…
うれしかったです。
ありがとうございます。
佐藤が作詞・作曲を
手がけた
きのこ帝国の
『東京』。
その誕生の
裏には…。
インディーズデビュー前に聴いた
ある楽曲の存在があるという。
2009年リリース
plenty 『東京』。
♬~「自分自身が」
そして このplentyの
『東京』と同じくらい
佐藤の胸に刺さったというのが…。
2013年リリース
paionia 『東京』。
♬~「人はいつだって人間さ」
plentyの『東京』
聴いてなかったら
きのこ帝国の『東京』は
書いてなかった?
(佐藤)そうですね。
もっと先だったかもしれないです。
なんか その… すぐ書かなきゃ
っていう感じじゃなく
いつか書けたらいいな
って感じだったんで。
plentyのを聴いたら
もうすでに同年代で
『東京』っていう曲を作ってる
ヤツらがいるぞみたいになって。
いよいよ 自分も書かないと!
みたいなので
ちょっと ハッパを
かけられたじゃないですけど
それで すごい
作るきっかけになりましたね。
へえー!
(村上)もう その頃は
東京での生活
始まってるわけですよね?
そうですね 上京してきて… はい。
何年か経っててみたいな。
なんか 結構 東京自体には
そんなに その やっぱ…
別世界って印象があったんで
憧れるとかは
あんまり 実は なくて。
その分 なんか 出てきた時も
そんなに ホームシックとかも
ならなかったんですけど。
でも やっぱり
全然違うなと思ったのが
道行く人… 東京駅とかで
すごい ぶつかられて 肩に。
バーンって すごい たくさん
いろんな人に
ぶつかられるんですけど
そんな密な環境も
経験した事なかったんで。
(村上)そうか 岩手時代。
(佐藤)みんな 急いでて
すごい ぶつかってくる。
怖い! と思ってたんですけど
最近になると… なったら
ぶつかられたりもなくなったんで
当時 私が すごい
ゆっくりだったのかなと思ってて。
(村上)ああ 歩くスピードもね。
(佐藤)歩くスピードとかが…
やっぱり ちょっと
田舎者だったんで
まったりしてて 邪魔で
ぶつかられたりしてたのかなって
今となっては思うんですけど。
そういう意味で やっぱ
東京のスピード感っていうのは
すごい
最初は慣れなかったですね。
速いなと思ってましたね。
続いては 東北出身の2人と
東京出身の渋谷が作った
東京ソング。
それぞれ
どんな思いで制作したのか?
まずは 渋谷の…。
今年リリース
SUPER BEAVER
『東京』。
♬~「良いところも 逆も」
このタイミングで
『東京』というタイトルを…。
はい。 バンドでも
まあ ひとアーティストでも
1回だけ使える必殺技感って
やっぱ…。
(村上)ちょっと
ジョーカー感があるでしょ。
このタイトルはキラーワードやし。
(高橋)確かに 確かに。
僕は そこに対しての
プレッシャーみたいな…
すごい感じたのと
やっぱり すごく 東京のバンドだ
っていう事に対して
自覚を持ってやってた部分が
あったので
自分たちが
「東京」っていうのを歌うって
大変になってくるんだろうな
っていうのを…
4人が4人で
そういうモードになってて。
じゃあ
いつ どういうタイミングで
どんな曲をっていうのを
ずっと話しては いたんですが。
へえー!
(渋谷)でも 僕らは
2020年に
2度目のメジャーに戻って
それまで 10年間
インディーズをやってた中で
すごく やっぱ
たくさんの人と出会って
たくさんの人と作ってきた
時間のもと
自分たちの音楽が
成り立ってるんだなっていうのを
しっかりと 自覚できた
タイミングではあったので
ここで 自分たちが
育ってきた場所 生まれた場所で
覚えた気持ちとか
持って帰ってきた気持ちとか
人とのつながりみたいなもの
っていうのを
しっかりと明確に
言葉にできたら…。
それが
「東京」という冠は
僕たちだから
付けてるけど
自分が生まれた街で
思って
聴いてくれたら
すごく温かい曲に
なれるんじゃないのかなって…。
でも 『東京』っていう
タイトルで
こんな故郷感がある
歌は…。
作れない…。
(村上)いや 本当。
続いて 佐藤が作った…。
2019年リリース
『空から落ちる星のように』。
(高橋)「へえー!」
なんか 『東京』っていう曲は
きのこ帝国で書いていて
先ほども流していただいたり
したんですけど
なんか こう やっぱり
人生のフェーズが
変わっていく事って
あるじゃないですか。
で なんか 東京と…
テーマとしては こう
人と出会えて それが
かけがえのないもので
今いる世界が
ちょっとだけ
良く見えるとか
輝いて見えるみたいな
近いテーマを
扱ってるんですけど。
やっぱり
書く年が違ったりとか
環境が… 生きていく中で
フェーズが変わっていくと…
いる環境が変わったりとか
っていう中で
変化があると思うんですけど
それが すごく
なんだろう… 大人になったから
書けたじゃないですけど
今のフェーズだからこそ
書ける曲になってるかな
っていうのを
すごく思いますね。
国道4号線っていう
道があって… はい。
これは 地元にね
つながってる。
しかも 青森にも
つながっている国道で。
(村上)その先?
(佐藤)そうなんです。
(高橋)へえー!
(村上)4号線。
使いますよね 4号線。
このカップルは
きのこ帝国の時の
カップル?
そういう体で聴いてください。
(古田)なるほどね。
(安田)いいな。 楽しいな。
続いては いしわたりが
2017年に作詞した
手嶌葵 『東京』。
に注目。
(丸山)「なるほど」
田舎にも 夜 寝ない人…
寝れない人って
いると思うんですけど
純粋に こう
家と家の間が広かったり
住んでる人が少ないとか
そういうあれで 目立たない
って事だと思うんですね。
東京は これをギュッとやって
ビルとかマンションみたいに
更に上にも積み上げたのが
東京っていうイメージが
ちょっとあって。
だから こう
目で見る光としての
東京のキレイさも
もちろんの事
その1個1個を こう…
眠れない理由
みたいなものが
ちゃんとあるんだ。
誰かが戦っている
明かりなんだって思うと
なんか そっちはそっちで
キレイだなって
思うんですよね。
それを こう たまに
歌にするんですけど。
これは 一番ダイレクトに
書いてる感じですかね。
(村上)いや そうですね。
確かにね。
続いては 新宿 歌舞伎町生まれの
渋谷龍太。
2009年 メジャーデビューするも
2011年にインディーズへ。
そして 2020年
再びメジャーデビューを果たした。
そんな彼が選んだ
東京ソングとは?
メジャーを離れ
自主レーベルを立ち上げた
25歳の頃…。
(佐藤)「これ めっちゃ好き」
2012年リリース
一十三十一 『DIVE』。
(高橋)「へえー」
(古田)「ハハハハ…!」
(佐藤)「確かに」
(丸山)「格好いいな」
幼い頃の渋谷が…。
(古田)「おおー! パープルやん」
(丸山)「まさか
洋楽が出てくるとは…」
1973年リリース
ディープ・パープル
『WOMAN FROM TOKYO』。
(高橋)「へえー!」
(古田)「確かに 確かに」
(丸山)「うん?」
♬~
(丸山)「達郎さん?」
(横山)「達郎さんや」
♬~
88年リリース
山下達郎 『新・東京ラプソディー』。
♬~
メジャーレーベルと契約した
二十歳の頃…。
(村上)「へえー! 長渕さんなんか」
88年リリース
長渕剛 『とんぼ』。
♬~「そう願った」
(安田)
「なるほどね」
(丸山)「見てたな ドラマ」
(高橋)「見てたな」
♬~
もう Aメロの前半部。
(村上)はい。
この上の2行だけで
上京ソングである
という事と…。
(高橋)ああー。
この物語の
主人公が
どういうマインドでいる
人間なのかっていう
その弱さみたいなもの
っていうのが
もう全て出ている。
「ねじふせられた正直さが
今ごろになってやけに
骨身にしみる」っていう。
僕らが初めて
メジャーレーベルと こう…。
大人っていう
生き物と
初めて
会話をした時に
やっぱり
なんで あそこで
うなずいちゃったんだろうとか。
ハハハハ…!
(渋谷)なんで あそこで 俺
ニコニコしちゃったんだろう
っていうのが
やっぱり すごく
1人になってから
グッとくるんですよね。
もう… やばいっていうのが
きちゃって。
あと この
届かないものの
象徴として
「とんぼ」っていうのを
使っているっていうのは
僕は すごくいいなって
思っていて。
とんぼって
勝ち虫っていわれている。
勝ちの象徴として とんぼ
っていうものを使われているから
よく和物の柄とかに
とんぼっていうものが
使われるんですけど。
僕は この『とんぼ』っていう曲の
真ん中にいる人間が
牧歌的な幸せ
というよりは
すごく 勝ちとか負けとか
っていうものに
こだわっている人間のように
聞こえていて。
僕も まさしく
そうだったんですよね。
なんとなく幸せになりたい
っていうよりも…。
でも 何が勝ちで
何が負けなのかも
よくわかってないっていう
その状況の中で
勝ちの象徴としての
とんぼに
ずっと 手が
届かないでいる
この話 この一曲
っていうのは
すごく 自分の中で
何かと戦っている者の
挫折。
うまくいかなさみたいなもの…
歯がゆさっていうものが
すごく 全編 通して
上手だなって
思ってて。
これを聴くと
もう
涙がグッと
出るような…。
(高橋)やっぱ
いろんな角度があるから
面白いですよね。
でも なんか 結局 自分は
京都で生まれて
19歳で大阪 行って
32ぐらいから
東京 住んでるから
俺 結局 どこなんやろう? って
思いました 自分が。
(村上)今となっては。
(高橋)だから 19まで京都にいて
大阪住んでから 東京に出てくる
ミュージシャンが…。
(一同 笑い)
(安田)狭いな。
「こんなに切ないのは
きっと初めて」って
なんか すごくピュアで
キュンときたなっていう…。
今週も
TELASA TVerで配信。
そういう体で聴いてください。
(古田)なるほどね。
自分が ホンマに作った事に
ならへんかなって思いながら…。
次回は 2年ぶりに
あいみょんが登場。
これまでに聴いてきた
人生のラブソング5曲を発表。
当時 好きな男の子に
貸したんですよ。
(高橋)へえー!
お姉ちゃんのひざの上で
泣いたのを覚えてます。
へえー!
そういう曲を聴いて
更に地獄へ落とすタイプ…。
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