ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち 田部井淳子×外原寧々[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち 田部井淳子×外原寧々[解][字]

時代を切りひらいたドラマチックな女性たちの生きざまに ドキュメントとドラマで若手女優が迫る!今回は、世界初の女性だけのエベレスト登頂に成功した田部井淳子を描く。

番組内容
今回のヒロインは登山家田部井淳子(1939~2016)。まだ山に女性が登ることに白い目で見られていた時、女性だけの登山隊を編成し資金不足など苦難を乗り越えエベレストの登頂に成功(1975年)。一躍時代のヒロインとなった。田部井の言葉「一歩一歩登っていけば必ず目的地に着く」という人生観ともいえる深い山への想(おも)いはどう育まれたのか。山登り未経験の女優外原寧々(2006~)が体当たりで迫り、演じる
出演者
【出演】外原寧々,【語り】古谷徹

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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  1. 田部井
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  9. 支援
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  11. チーム
  12. 外原寧
  13. 山頂
  14. 進也
  15. 登山
  16. 当時
  17. アタック
  18. お願い
  19. ネパール
  20. 安達太良山

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

NHK
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何これ?
何って 酸素ボンベですけど。

いやいや! こんなの大きすぎるし
第一 これ 登山用じゃないですよね。

はい 工場で使う工業用です。

これなら
登山用よりは かなり安く上がります。

冗談言わないでください 田部井さん!
こんな重いの無理ですよ!

私たち エベレストに行くんですよ?
しかも女性だけで。

<皆さん 初めまして。
私は 女優の外原寧々といいます。

今夜 私が演じることになる
実在のヒロイン その人物は…>

<この地球で 一番高い山 エベレスト。

その頂に 今から47年前

世界で初めて登頂した女性が
田部井さんでした。

更に この時 隊員15名全員が… 女性>

<2022年の現在に至るまで

全員が女性のチームで
エベレストの登頂に成功したのは

この時 一度だけ>

<この偉大な功績をたたえ

3年前 イギリス公共メディア
BBCが発表した

世界を変えた女性100人にも選出。

日本人として選ばれたのは

田部井さんと紫式部の2人だけでした。

更に
田部井さんの名声は宇宙にまで広がり

地球から48億キロ離れた冥王星の山に

国際天文学連合がTabeiと名付けるほど

その偉業は
今なお 世界中で語り継がれています。

でも…>

<彼女が誰からも尊敬されていたのは

エベレストに登ったことだけが
理由ではないということを

今回の取材を通して
知っていくことになります>

ドラマや映画に出てくる
ヒロインのような女性は

現実の世界にも数多く存在している。
そこで!

この番組では
劇的な人生を送った実在の女性と

演技に情熱を燃やす
注目の若手女優をマッチング。

2人の
ドラマチックなオンナたちが出会い

女優自身がその生涯を学びながら

最後に
人生の名場面や生きざまをドラマ化。

全く新しいドキュメンタリードラマ番組。

第5回は 女性初のエベレスト登頂者

登山家 田部井淳子に…

2006年生まれの15歳
業界注目の新人女優 外原寧々が迫ります。

<私は 田部井さんが
エベレストに登った軌跡をたどるため

実際に使われた
登山道具が保管されているという

資料館にやって来ました。

登山経験すらない私にとって
全てが目新しいものばかり。

そして
展示物の中には登山道具だけでなく…>

こちらはですね…

<田部井さんが 女性だけで
エベレストに挑戦を決意したのは1970年。

当時のエベレストは ネパール政府から

年間に2チームしか
入山の許可が下りないため

挑戦する機会を
得ることすら難しかったそうです>

<田部井さんが 山頂にアタックする際に
使ったという酸素ボンベ>

いや これ…

<それもそのはず。
この酸素ボンベ 実は…

登山用のものではなかったのです。

通常の登山で使う酸素ボンベよりも

2倍近く大きく 重さは およそ7kg。

でも 一体どうして
こんなものを使ったんでしょうか?>

<そう 資金不足。

田部井さんたち登山隊は

頂上で使う
医療用の酸素ボンベを数本

そのほかのボンベは
安価な工場用のもので賄い

予算を抑えていました>

<でも どうして
そんなにお金がなかったのか?

そのことを知るために 私は

田部井さんと共に
エベレストに登ったという

北村節子さんに お話を伺いました>

<当時 エベレストに登るというのは

国や企業から
支援を受けるのが当たり前の時代。

しかし 田部井さんたち登山隊には

なぜか
ほとんどお金が集まらなかったそう。

その理由が…>

…っていう そういう言い方ですね。

<世間の多くは
この挑戦を 冷たい目で見ていました。

それまで
エベレストに挑戦した登山隊は

最低でも 1億円以上の資金で
挑んでいたのですが

彼女たちが なんとか集めたのは
半分以下の4, 000万円。

更に…>

資金が足りずに出した
っていうんじゃなくて

やっぱり こういうのやるからには…

足りずにっていうんじゃなくて…

でも みんなね 別に…

あ… そうだったんですね。

<そんな女性たちを率いる田部井さんは

女には無理だという
世間の批判についても

こう言って笑い飛ばしたといいます>

<そんな彼女が
女性だけのチームにこだわった理由。

その答えを教えてくれたのは
田部井さんの夫 政伸さん>

社会から。

<当時 女性は
炊事当番など裏方に回されるのが普通。

頂上へのアタックは 当たり前のように
男性が行っていたのですが

田部井さんは
そんな慣習に納得がいきませんでした。

彼女が
登山に出会ったのは 小学4年生の時。

山好きの先生に連れられて
栃木県の那須連山に登りました>

<実は田部井さん それまで

運動は苦手だったそうなんですが…>

<一気に
山の魅力に気付いた田部井さんは

高校に上がり
山岳部に入ろうとしました。

しかし…>

<当時 女性は男性に比べて
体力がなく危険だという理由で

山岳部に入ることすら
拒まれるような時代だったのです。

しかし

そんな風潮に
納得がいかなかった田部井さんが

諦めることはありませんでした。

大学に入ってから 再び山に登り始め

社会人になってからは

毎週末 各地の険しい山に挑戦し
実力を磨きました。

やがて 登山家の間でも
一目置かれる存在となった彼女は

30歳の時 ネパールの7, 000m級を制覇。

そして1975年の1月

田部井さんたち15人の日本女子登山隊は

ついに エベレストのあるネパールへ

旅立つことになったのです。

しかし 入山してからおよそ3か月後…>

<キャンプ地で休憩中の田部井さんに
雪崩が襲ってきたのです>

<巻き込まれた田部井さんは
一時意識不明になるほどの事態に。

それでも彼女は 山頂を目指すことを
決して諦めませんでした。

そして それから数週間後

いよいよやって来た山頂へのアタック。

酸素ボンベの本数不足から

アタックチャンスは僅か一回だけという

通常ではありえないほどの
過酷な条件でした>

<それでも…>

<エベレストの頂に
女性として初めて立つのです。

すると 女性だけでできるわけはないと
言っていた人々もひょう変。

田部井さんは 自らの宣言どおり

登っちゃって ごちゃごちゃ
言う人たちを黙らせたのです>

<ご自宅の地下室には

今でも
田部井さんの遺品が飾られていました>

すごい。

<こうして
彼女を知る旅を続けてきた私ですが…>

<登山の経験がない私にとっては

田部井さんが
人生の全てをささげた登山を知らずに

彼女を演じることはできないと思い…

最後に
田部井さんが愛した山

福島県の安達太良山に
やって来ました。

この日 登山初心者の私に
協力してくれたのが…>

おはようございます。
初めまして 外原寧々です。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

<そう! 田部井さんのご長男 進也さん。

今回は
進也さんに協力してもらいながら

私の人生初登山 スタートです>

くろがね小屋経由で6km。 6km。 すごい。

<日本百名山にも選ばれる安達太良山。

この時期に色づき始める紅葉を楽しんで
山頂を目指します>

<進也さんに
田部井さんのお話などを聞きながら

進むこと1時間。

安達太良山の険しい山道に
徐々に体力を奪われていきます>

<水分補給をして ここから更に
本格的な登山道に入っていきます>

さっきと違うよね?
すごいですね。 うん。

え?
あれ あれ。 こんにちは。

うわ 本当だ。

まだまだ。
フフフ。

<急な凸凹道に足を取られ
疲労がたまってきた頃

進也さんが
ある言葉を私にかけてくれました>

確かに。

<それが 田部井さんが
山に取りつかれた本当の理由。

彼女は生涯 この言葉と共に
山に登り続けたそうです。

だから
私も諦めず 一歩一歩 歩き続けます>

足が上がんない。 頑張れ!

<そして…>

<登り続けること 4時間>

イエ~イ!
うわ~ すご~い。

万歳! イェ~イ!
やったぜ!

♬~

アハハハ すごい。

<これまで感じたことのない達成感。

私は涙が止まりませんでした>

どう?

<そして…。

ついに
ドラマの撮影日がやって来ました。

それでは 私 外原寧々が演じる

登山家 田部井淳子さんをご覧ください>

1970年 日本で初めて
エベレスト登頂に成功した日本山岳会は

国からの支援もあり
1億円以上の予算があった。

だが…。

田部井たちの挑戦には
国の支援どころか

スポンサーさえ全く集まらず

ほとんどの企業では 話さえ
まともに聞いてもらえなかったという。

やっぱり無理なんですよ
女性だけでエベレストなんて。

そんなことないわよ。

なんとか切り詰めれば 1億とは言わず

4, 000~5, 000万円でいけるはずだから。

その4, 000~5, 000万は
どうやって集めるんですか。

どこに行っても
ほとんど門前払いなんでしょ?

もう少し… もう少し待ってください。

必ず見つけてきますから。

だが…。

お願いします!

エベレスト登頂には
どうしても支援が必要なんです。

何度言われても
無理なものは無理ですよ。

女性だけでエベレストなんて
登れるわけないじゃないですか。

それに 聞きましたけど

あなた子供もいるんでしょ?

母親が わざわざそんなことしなくても
いいじゃないですか。

そんなことって何ですか!?
分かりましたよ。

あなたも何度も来て
手ぶらじゃ帰れないでしょうから…。

お見舞金です。
これでお引き取りください。

それと 二度と来ないでください。
迷惑なので。

やっぱり無理なんですよ
女性だけでエベレストなんて。

あなた子供もいるんでしょ?

母親が わざわざそんなことしなくても
いいじゃないですか。

どうした? 元気なさそうだけど。

やっぱり やめよっかな。

何かあったの?

だって こんなに頑張っても
誰も分かってくれないし

応援もしてくれないんだもん。

大体 無理だったのよ。

政伸さんにも家のことで
すごく迷惑もかけちゃってるし。

ごめんね 私はこの家の母親なのに。

何言ってんの?
え?

分かってくれない人が多いことぐらい
当たり前だよ。

でも君が登れば 世界が変わるんだ。

子供の頃 安達太良に登った時の感動を

もっとたくさんの女性に
知ってもらいたいんだろ?

安達太良…。

思い出して。 前に君が言ってた

君が山を好きになった理由は何だった?

諦めず 一歩ずつ登れば

必ず たどりつく。

まだ途中だろ。

政伸さん…。
それに…。

応援してる人がいないなんて言うな。

ありがとう ごめんね。

もう絶対 諦めないから。

こうして 田部井は再び
スポンサー集めに奔走。

どんなに邪けんにされようとも
諦めず 一歩ずつ。

可能性のある企業を
足を棒にして回り続けた。

そして
資金集めを開始してから およそ3年後。

田部井さん
僕も山は少しかじってますから

あなたのことは知っています。

ネパールの7, 000m級も制覇して
女性なのに大した人だ。

ありがとうございます。

でも やっぱり女性だけで
エベレストに行くのは無理ですよ。

あなたが男性のチームに
入ればいいじゃないですか。

それでは意味がないんです。

でも もう この計画が立ち上がってから
随分たちますよね。

僕の登山仲間からも

あなたが わがままだって声は
正直よく聞きます。

そういう声があるのは ご存じですか?

ええ 知ってます。

でも 全然気になりません。

どうして?

それは…。

登っちゃって 全員黙らせますから!

フフフフ… ハハハハハ…
ハハハハハッ!

ちょっと 私は本気で言ってるんですよ。

いや~ 失敬失敬。 あまりにおかしくて。
ハハハハハ…。

分かっていただけないなら結構です。

1, 500万。

えっ?

うち1社で出せるのは そこまでです。

あとは自分たちで工面できますか?

それって…!

女性たちで世界初。

うちの会社でも応援しますよ。

登っちゃって 世間を黙らせてください。

ありがとうございます!

<その後
この新聞社からの支援をきっかけに

彼女たちのもとには
少しずつではあったものの

ほかのスポンサーも集まり

最終的には
エベレストに挑戦できる資金を捻出。

世界初の快挙へと
つながっていったのです>

<田部井さんは その後も
世界の難関と呼ばれる山を登り続け

1992年には これまた女性世界初の
7大陸最高峰の登頂に成功。

そんな彼女が晩年 力を注いだのが

東日本大震災 被災地の高校生たちと共に
富士山を登る活動でした>

はい じゃあ明日頑張りましょう!

(拍手)

お疲れさまでした!
(拍手)

最初は すごく不安もあったんですけど

ちょっとは成長できたかな
っていうところもありますし

その一方で やっぱり

自分には まだ ここが足りないなっていう
課題も見つかったので…。

う~ん…

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