出典:EPGの番組情報
所さんの目がテン![字]人類はこう作った!人類最古の布作り
人類最古?旧石器時代の布を再現▽当時の布と同じ植物の繊維から布を作る▽繊維から糸を紡ぐ便利道具とは▽地道で過酷な布作り!やってみたら超大変!?何メートルできた?
詳細情報
出演者
【MC】所ジョージ【人類はこう作った!専任プレゼンター】石田剛太
【実験プレゼンター】佐藤真知子(日本テレビアナウンサー)
番組内容
現代科学の原点である古代の技術を再現する「人類はこう作った!」布編▽旧石器時代に作られていた人類最古の布を劇団ヨーロッパ企画の石田剛太が当時の技術で再現▽当時の布の原材料である植物の繊維を取り出す難儀な作業▽旧石器時代の糸作りに使われていた超便利な道具▽糸を使った地道で過酷な布織り!3日間でどれくらいの布を作れたのか
音楽
新エンディングテーマ
【タイトル】未来
【歌】所ジョージ
おしらせ
http://www.ntv.co.jp/megatenジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 繊維
- 亜麻
- 石田
- スタジオ
- スピンドル
- ホント
- 今回
- 人類
- 先生
- 旧石器時代
- 出来
- 作業
- お願い
- 機械
- 結構
- 早速
- 発明
- 遺跡
- 交差
- 高須賀先生
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
♬~
(佐藤) <人類の暮らしに
欠かすことができない…>
<現代では機械によって
大量生産することができますが
人類は…>
<『目がテン!』が
発明の原点に立ち返る…>
<挑戦するのは…>
<数々の過去の技術を
振り返って来た…>
<原始的な布作りは
想像以上に
手間が掛かる作業でした>
<というわけで
今回の『目がテン!』は…>
今回は布ですか。
はい。
確かに布も大事なものだから
発明は発明だよね。
今回は この「人類はこう作った」の
中でも最古の時代
後期旧石器時代まで さかのぼって
行きたいと思います。
石器時代に 前期 後期あんだ。
そうなんです。
後期石器時代って
何年ぐらい前なの?
何だよ それ
何年前じゃないんだよ 4万?
なかなか イメージ湧かないと
思うんですが
一応…。
…といわれているそうです。
はぁ~。
マンモスやっつけてる頃に
布を発明したんだ。
さて今回 ヨーロッパ企画の
石田さんが体を張って
古代技術の再現に挑みました。
<いにしえの布を再現するため
石田さんが やって来たのは
自然豊かな都内の森>
<早速 講師の先生と合流です>
東京造形大学の高須賀です。
(石田) よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
これ 僕が作った布
なんですけれども これ…。
えっ?
これ 実は…。
えっ!
それで横糸にして。
これ
木の皮から作られてるんですか?
そうなんです。
<高須賀先生は 自然の素材から
機械を用いない
原始的な方法で布を作りだし
服に仕立てる研究をしています>
えっ まず…。
葉っぱで隠すとか。
あ~ 惜しいですね。
あっ やっぱり。
はい で それは…。
…っていう繊維で。
亜麻?
<こちらが亜麻>
亜麻って何ですか?
<亜麻は 麻の一種で
リネンとも呼ばれます>
<今回
北海道で亜麻栽培を行っている
亜麻公社さんにお願いして
乾燥した亜麻を
分けてもらいました>
<しかし 旧石器時代の途中
少なくとも人類は…>
<チェコにある
旧石器時代の遺跡からも
植物を加工した布の痕跡が
発見されています>
<そこで…>
どこまで できるか
分からないんですけど…。
なるほど~。
<高須賀先生も初めての挑戦>
<ということで…>
<…に
時代考証をお願いしました>
<まず行うのは…>
とても…。
こっから繊維を…
もう これを織って行けば
よさそうな感じがするんですが
そういうわけじゃないんですか?
え~ これ 繊維を取り出すって
どういう作業になって行く…?
まず この繊維を…。
ほぉ~。
あ~ そっか。
<早速 ひと握りの亜麻を
手に取って…>
<一心不乱に叩いていると…>
こういう ちょっと細~いのが
出てるんですけど。
それです それです。
これですか?
これですね。
<これが
布の原料となる…>
<叩き続けること40分>
<大量の繊維を取り出すべく
必死に叩きます>
これ…。
え~?
(笑い)
でも先生 結構… すごいっすね
そんなになるんですか?
あ~ すごい!
これが その繊維ですか?
そうですね 亜麻の繊維です。
これは…。
ホント…。
<あまりにも…>
<実は…>
ホントは
この刈り取ったものを…。
ほぉ。
こうやって パキパキ やると。
あっ ホントだ!
あっ ホントだ! えっ!
<しかし…>
あるんだ あるんですね。
<これが 亜麻を発酵させる…>
<草の上に亜麻を寝かせること
2週間>
<この ひと束で
およそ1.8kg>
<早速 叩いてみると…>
だいぶ ほぐしやすくは
なってますね。
まぁ でも
10分かかんないうちに
40分かかって
やったぐらいのやつが。
フワフワの繊維を取れてますね
さっきより全然。
そうですね。
<佐野先生によると
旧石器時代の人類が
意図的に物を発酵させる技術を
持っていたかは
まだ分からないとのこと>
<しかし…>
多分…。
<さらに 地道に…>
<ゴミを取ります>
<すると…>
相当柔らかい繊維が取り出せて…。
そうですね ホントに今 綿みたい…。
この状態だったら 紡ぐこと
糸にすることっていうのは
できるかと。
そうなんですね。
<苦労のかいあって
だいぶキレイになりました>
<ここからは スタッフも加わって
スピードアップ>
<黙々と 亜麻を…>
<たったこれだけ>
すごいね 4時間
黙々とやりましたね。
自分を疑いながら。
「こんなことやってたのかな」と。
改めてですね この植物から
布を作るにはですね
こういった工程が
必要になるんです。
まず 植物から繊維を取り出す。
そして 繊維を糸にする。
そして 糸を織って布にすると…。
まだ ①終わってないよね?
そうです まだこの①の途中…。
あんだけやって
このぐらいでしょ?
えっ? これ…。
そうなんですよ。
<この後
繊維から糸を紡ぐ>
<しかし 大きな壁が…>
<この日の作業は…>
(高須賀先生)
これが繊維なんですけど。
<繊維自体はとても短く
10cm程度しかありません>
繊維の先っぽを持って…。
回転をかけるんですね
こうやって。
ちょっとねじって行く。
撚りをかけるっていうんですけど。
撚りをかけることで 繊維同士が
ねじれて巻き込まれて行くんです。
あ~ 巻き込まれてます はい。
あっ あ~!
それで…。
あ~! すごいすごい…!
ハハ! テンション上がる
うわ すごい!
そうですね。
<石田さんも…>
つまんで…。
つまんで…。
クリっと。
クリっと回しながら。
こよりを作ってく。
こよりを作ってく感じですよね。
ねじれが入って…
撚りが入ってくと
繊維が巻き込まれてる感じが
すると思うんですけども。
します します。
で 伸ばしてくと同時に…。
ちょっと…。
よじり…。
はいはいはい。
撚りを入れてくと。
んで? これを…。
ちょっと伸ばしながら
撚りを入れてく。
おっ。
あ~ すごい すごい!
<と 思いきや…>
いやいや… まぁまぁ…。
うん まぁまぁ…。
<これでは 糸として使えません>
<実は 旧石器時代の人類も
同じ壁にぶち当たって
解決策を見いだしていたかも
しれないんです>
<それが…>
<現代も
糸紡ぎに使われる道具です>
<佐野先生によると
旧石器時代の
さまざまな遺跡から
石や骨で作られた 穴の開いた
円盤が見つかっているとのこと>
<これを糸作りのスピンドル だった
と考える研究者もいるんです>
<では
どうやって使っていたのか>
この辺
何か石がゴロゴロしてるんで。
薄っぺらい石ですよね?
そうですね。
<まずは…>
<その作業は
何日もかかってしまうため
今回はドリルを使って
時短します>
<そして…>
結構 回ります コマのように。
これがスピンドルです。
これがスピンドル。
これで撚りを。
そうすると…。
うわ すごい!
こんな感じで。
回して 伸ばす。
(スタジオ:所) 指先で回すより早い…。
<どんどん
糸が紡がれて行きます>
おぉ~ どんどん。
どんどん どんどん さっきより
スムーズに
糸が作れてると思うんですけど。
そうですね。
<そして…>
<石田さんも
先生からレクチャーされながら
スピンドルの使い方を覚えます>
えぇ?
すごいです これ。
これが糸作りです。
<コツをつかんだ石田さん
どんどん糸を紡いで行きます>
これはホントに…。
<…を続け>
はい!
巻き取れました!
<2日目に出来上がった糸は
先生と石田さん 合わせて…>
スピンドルとは考えたね~。
すごいですよね。
また遺跡から あれが出て来て
これはスピンドル じゃないかとか
糸を紡ぐのに
使ったんじゃないかって
研究者もすごいね。
今回ですね 石田さんが使った
スピンドルというのが
そちらに ご用意してあります。
はぁ~。
これですか。
そうなんです。
確かに
こんな真ん丸じゃない石でも
一回 回りだしゃ回るもんね。
そうですね。
これはよく考えたね。
はぁ~。
地獄かな~? 戻るの地獄かな~?
こちらが先生が紡いだ糸
これが僕が紡いだ糸。
ちょっと
だいぶ差がありますけれども。
<この糸を…>
ちょっとホントに…。
パタンパタン 織ってくような
やり方っていうのをやろうかなと。
<早速…>
<時間の節約で
ナタやハンマーを使用>
<その…>
<さらに もう1本の竹を
1.5m離れた場所にも
打ち込み…>
<最終的には…>
<この後 両端の竹に
糸を往復させて縦糸にします>
<そのまま…>
<その一方で…>
<そこへ 縦糸を持って行きます>
先生
セッティング終わりましたね。
はい。
何かすごい 機械みたいに…。
ちょっと行けそうな感じが。
どういう状況ですか? これは。
今 これ 結び付けて
あやがあって。
で ここに
腰に巻く革も準備できたので。
これで…。
はいはい…。
これ 石田の。
先生の。
運命的な… ハハハ…。
<織物というのは 縦糸に対して
横糸が 上 下 上 下と
交互に交差して行きます>
<そして端まで来たら
先ほどとは逆の順番で
上 下 上 下と交差して行く
という構造をしています>
<なので…>
これ奇数です これ偶数。
偶数。
っていうので
これを下から取ってく感じ。
うわ これ すごいな。
はいはい。
<そうして…>
<一気に交互に
交差させることができるのです>
<糸を通します>
<それを…>
<実際 旧石器時代の人類が
どのように布を織っていたのかは
まだ分かっていません>
<夏の暑さの中
黙々と続く単純作業>
うわ こういうのあるんだ~。
いや ここ 通してないんですよ。
っていうのに こう 一瞬
行ってから気付いたんですよ。
(スタジオ:所) 戻るんだよ 戻るの
考えずに戻るの。
(スタジオ:所) ここまでの努力なんか
関係ないんだよ。
(スタジオ:所) そうだよ。
(スタジオ:所) そのまま行っちゃうと
どうせ後でそこん所
悔い残るんだから。
<手を抜かず 間違えた所まで
戻ることを決断>
<セミ時雨の中 一歩も動かず
布を織り続けます>
<その後も 集中しながら
作業を続けるうちに…>
<日が沈み 辺りは闇の中>
いや~。
はい 以上です。
はい!
所さん 旧石器布 完成しました!
<3日かけて作った旧石器布>
<当時の人は
布を何に使っていたのか
はっきり分かってはいませんが
石田さんは…>
(スタジオ:所) なるほど。
やっぱり…。
そして…。
ん~! あ~!
うわ…。
(スタジオ:所) ガサガサすんだろ?
ちゃんと 吸ってくれますよ。
全然 使えますよ。
いや 出来ましたね これ。
何とか。
何とか出来ましたよ。
というわけで所さん。
あ~!
こちらが僕が作った布です!
さ~っと入って来るね
す~っと入って来ますね。
石田剛太です。
これ? 出来たじゃない。
元々 1.8kgあった
亜麻の束から出来た布は…。
すごいじゃん。
結構 柔らかいというか。
出来たじゃん
これをさ 何に使うって
お風呂に入っちゃうのが
すごくない?
肌触り良くないですか?
いいよ ちゃんとした布になった。
見た目は結構 ゴワゴワしてそうな
感じに見えますけど。
叩いて叩いて
紡いで 糸にしたんだからね。
今 機械だったら
パパパっと出来るんだけど。
ご苦労さまでございます。
ありがとうございます。
また何かの企画の時は
あなたが行きます。
ごきげんよう。
さて所さん 本日のツボは?
<TVerでは 本日の放送回が
無料で見られます>
<Huluでは
過去一年分の放送回を
いつでも見ることが
できます>
結局
温泉 入っちゃった。
Source: https://dnptxt.com/feed/
powered by Auto Youtube Summarize