ボクらの時代 ▽3人のゲストが自由気ままに語り合うトーク・ドキュメンタリー[字] …の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ボクらの時代 ▽3人のゲストが自由気ままに語り合うトーク・ドキュメンタリー[字]

矢部太郎×天野ひろゆき×ビビる大木

詳細情報
番組内容
『ボクらの時代』は、毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組。あえて司会者を置かないことにより、ゲストたちの普段の顔・会話が垣間見られるような構成となっている。今回は、カラテカ矢部太郎、キャイ~ンの天野ひろゆき、ビビる大木の3人。「天野会」のメンバーとしてプライベートでも交流のある3人が、子ども時代について、そして芸人としてのこれまでや現在の活動、
番組内容2
さらにはプライベートについてなど幅広いテーマで語り合う。
出演者
カラテカ矢部太郎 
天野ひろゆき(キャイ~ン) 
ビビる大木
スタッフ
【プロデューサー】
塩田千尋 
松本彩夏(イースト・ファクトリー) 
【演出】
高野裕樹(イースト・ファクトリー) 
【制作】
フジテレビ情報制作センター

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
バラエティ – トークバラエティ
趣味/教育 – その他

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  1. 矢部
  2. お父さん
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  10. 駄目
  11. 全然
  12. 大家
  13. 父親
  14. お笑い
  15. お前
  16. コンビ
  17. 天野会
  18. 漫画
  19. お金
  20. カラテカ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

[今日の『ボクらの時代』は
こちらの3人]

始まりました?
もう始まってるってよ おい。

いや まさかですよ。

ついに この3人がって 今
テレビ見てる人 思ってんじゃない?

(大木)思ってないっす。
思ってないっす。

あの3人が ついに 一堂に…。
思ってないっす。

真ん中がね 僕っていうのも…。
今日 だから ホント 矢部が

俺たちを呼びつけた
という設定だろ?

今日は 矢部 太郎先生ですから。
矢部 太郎先生の

いろんな賞 取った おめでとう会
みたいなことなの? これは。

そうなんですかね。
皆さん お祝いに来ていただいて。

[高校卒業後
お笑いコンビ カラテカを結成]

[38歳のとき
漫画家として デビューすると

『大家さんと僕』は

シリーズ累計 120万部を超える
ベストセラーに]

[矢部さんと 矢部さんが
暮らす家の大家さんとの日常を

描いた作品は…]

[そんな矢部さんが
お話ししたかったのが

プライベートでも親交が深い
という先輩芸人のお二人でした]

矢部 太郎先生が
手塚治虫賞 取ってから

やっぱ 天野会と
距離を取り始めたじゃないですか。

取ってないですよ。
確かに。 天野会を まず

テレビ見てる人が
知らないと思うのよ。

天野会は
天野さんを中心に集まっている

芸能界 最弱集団。
そうです。

メンバーでいうと
天野さん 大木さん

それで 三瓶。

矢部 太郎 あと 平 愛梨ちゃん。

で 大木夫人ですよ AKINA。
うちのAKINAちゃん。

天野さんのお料理を
われわれ会員が頂くっていう。

という会ですからね。

で 食事が終わったら
みんなで テレビゲームして

コーヒー 紅茶 飲んで
解散という健全な会ですもんね。

そんで 大木が 僕は…。

その前に キャイ~ンでも
共演してるもんね。

僕は そもそも
専門学校のときに

文化祭に来たの
キャイ~ンさんでしたから。

え~っ!
えっ!? 学生時代に!?

いや 天野さん…。 この話
天野さんに 30回ぐらいしてます。

もう いいかげんにしてください
会長。 会長。

すごい新鮮なリアクション。
全然 初見だよ。 えっ!?

ホントですよ。
あっ そう!

だから 何か 不思議なご縁が
ずっと あるんですよ。

でも 今日 実は 僕

天野会で 今日 ここ出る
っていうことで ちょっと…。

これなんですけど。

どっちが俺?

こちらの髪の毛 下ろしてる方が
天野さんで。

帽子は?
帽子が ビビるキャップの大木さん。

上が 僕で。

そうやって 天野さんを
踏み台にするんじゃないよ!

会長だぞ!

♬~

[矢部さんの最新作
『ぼくのお父さん』]

[絵本や紙芝居を作るのが
仕事で

いつも家にいて 絵を描いている]

[そんなお父さんと過ごした
少年時代を描いた作品です]

あのお父さんの実情を見たらさ

自称 絵本作家…。

やってます!
やってた!?

俺 心配になっちゃって
お父さん…。

毎日 家にいるんだって。
いましたね。

でも 過去
絵本は 出てるわけでしょ?

はい。
その作品なんか

矢部 太郎 小さいころから
読んでんでしょ?

街中の赤い色が飛び出して
海に沈んで

夕日になるっていう絵本とか。

これが代表作です。

あれは 誰が… そしたら

お父さんの描いてみたら
というのは…。

お父さん本人です。
えっ!?

俺を描けっつったの?
お父さんが。

「『大家さんと僕』の次は

『お父さんと僕』が
面白いんじゃない?」って言って。

ちょっと お父さんに
会いたくなっちゃって。 気になって。

確かに でも
『ぼくのお父さん』を読むと

いかにして 矢部 太郎が
出来上がったかが分かりますよね。

分かる!
ホントですか?

普通の家からは できないもの
この感じ。

僕は お父さんみたいに
なりたくないなと思って…。

反面教師みたいなところ あった?
そうなんです。

でも 見てる こっちは

ああいうお父さんで ああいう
楽しい思い 色々あったから

今になったんだろうなっていうの
すごく分かった。

いや でもさ
究極の親孝行だと思わない?

芸人だけども 絵も描いて。
お父さんの仕事も

注目されるように
なってるわけじゃない。

お父さんのやってる
講演会とかに

僕も ゲストで
出させてもらったり。

タイトルが 『紙芝居と僕』っていう
タイトルだったんですけど。

息子のパクってる。
さすがだね お父さん。

だいぶ乗っかってきて。
お父さん

ガリガリ
すね かじってくるじゃん。

追い越しちゃった感じがあります。
(笑い声)

それは お父さんは

子供のころのまんまで
変わってない感じがして…。

年が上になった感じが
してんの? 今。

僕が大人になっちゃったな
っていう。

なっちゃった?
なっちゃった。

すごいな その関係。

すごいね。 じゃあ お父さんは

ずっと 少年の心を持ったまま
大きくなったって 実は…。

なかなか できないですよね。
できない。

矢部が
そういう存在だと思ってたけど

矢部が
小さく見えるっていうことは…。

もう 僕なんか 全然 もう…。

薄汚れてますよ
お父さんに比べたら。

何か 描いて…
僕が 自分の子供のころ知って

今に つながってるなとか
色々 思ったんですね。

だから 今日 皆さんの
どういうお父さんだったかとか

そういうのを
ちょっと聞いてみたいなと。

急に きましたね
司会者 矢部 太郎。

つい 3年か
4年ぐらいになるかな。

亡くなってしまったんですけども。

いや 俺自体はね

ホントに お父ちゃん子だったんだな
って思うね。

へぇ~。
1回も 叱られたことないよ。

でね 勤続40年 無遅刻 無欠席。

真面目ですね。
うわっ すごい。

だから 俺と 全然 違うの。 俺の
ないものを全部やってたって感じ。

おしゃべりじゃないんですか?
全然。

でもね 何か そういうんで
すごい真面目で

働いて 自分を犠牲にしてる部分も
あんのかなと

思ったときもあったかな。

中学ぐらいのころの写真とかで
演劇やってたりとか。

それこそ 親父
めちゃくちゃ 絵 うまいのよ。

本当だったら いろんなこと
やりたかったんだなというのをね。

だからこそ 俺が
いろんなこと やりたいとか

自由にいったのを 背中…。

心配は あったんだろうけど
応援してくれてたんだと思うね。

反対とかは なかったんですか?
なかったですよ。

天野さんは 上京は 何歳ですか?
僕は 大学のときですね。

静岡の三島で 小田原に4年ぐらい
住むことになんだけど

そっから 出たんですよ。

そっから 大学3年ぐらいで
みんなが 就職 始めて

ヤベえな 俺 やりたいこと
まだ見つかってねえなと思って

浅井企画に電話して。
へぇ~。

すいません 浅井企画
入りたいんですけどっつったら

「はい どうぞ」
早っ!

次の日ぐらいに
浅井企画に行って。

だから 最初のころなんか

うちの母ちゃんとか
電話してきて 事務所に

「うちの子を どうするつもりだ
この人さらいが!」っつって。

昔かたぎっすね やっぱり。

そしたらさ 社長と副社長が
「1回 ご両親 呼びなさい」っつって。

そんな会まで あったんすか。
そんで

結構おいしい 中華みたいなの
食べて。

それで 帰りに ヴィトンの
バッグなんか もらって。

そしたら 「あんないい人たちは
いないよ お前」っつって。

ヴィトンで。
やっぱ ブランドって すごいな。

大木は どうやって入ったのよ?

うちは 普通のサラリーマンの
息子なんで 俺は。

俺も そうですよ。
普通の昭和のサラリーマンですよ ホントに。

毎朝 満員電車に揺られて
四十数年 会社に通うみたいな。

じゃあ おんなじだ
パターンとしては。

でも やっぱ… 小学校のときも

父ちゃんに
おはようって言わないと

ホント ひっぱたかれるぐらいの。

ちょっと厳格パターンね。
うちは 違う。

厳格なお父さんだったらさ

厳しいわけだから
芸能界なんか ヤバいじゃない。

反対してました もちろん。
反対?

反対でした。
何を言ってんだ お前はと。

普通に働いてほしいと
ずっと言ってました。

それを どうやって…。

いや でも やりたいんです
っていうのを言いに行って。

だから 父ちゃんは 1回も
ライブとか見に来なかったですね。

マジで!?
え~っ!

うわっ! あっ そう!?
はい。 母ちゃんは 来ましたけど。

え~っ!
えっ お父ちゃん お亡くなりに…。

まだ 健在です。
「健在です」…。

亡くなってる感じで しゃべって…
やめろよ お前!

今 絶対 そう思いましたよね?
そうですね。

まだ可能性あんじゃねえかよ!

もう来ない。 もう来ないです。
もう来なくないよ! 可能性…。

今 俺 知らなかったと思ってさ。
言葉 選んじゃったよ。

最初に まとまって
ガーンって入ったときの…。

やっぱ 会長ね
矢部 太郎は 先生ですけど

忘れちゃいけないのは
気象予報士っていう

とんでもない資格
持ってんですよ。

だから 矢部の ちょっと
すごいところが怖いですよね。

めちゃくちゃ 頭も いいじゃん。
語学も すぐ覚えて。

頑張れば 何カ国語いけてたとき
あったんだっけ?

僕 一応 覚えたのは 7カ国語。
すごいんですよ。

お父さんも 頭いいの? 実は。

いやいや
お父さんは そんな 勉強とか…。

お母さんは?
お母さんは でも 勉強 好きで

大人になってから
放送大学って テレビで…。

聞いて。
あれを 自分で

働きながら
あれを勉強して 卒業するぐらい。

大人だけど 家で勉強してて
お母さん 楽しそうだったんで。

どっちの影響も受けてんだね。

テスト勉強とかも
全然 苦じゃなかった?

全然。 むしろ 1人でできるから
楽しいなって思いますね。

それで お笑いと
どう結び付くのよ? それが。

やっぱ 入江君が
高校の同級生で…。

えっ 同級生なの? 2人。
そうです。 はい。

知ってました?
知ってたよ 同級生だって。

俺だけですか? 知らなかったの。

同じ高校なの?
同じ高校で 同じグループで。

入江君が やろうっつって?

はい。 それで 文化祭で
お笑い やろうって言って

お笑い やったんです。 コントを。

それが楽しかったの? 矢部の中で。
そうなんです。 すごいウケて。

それで やってるうちに
『電波少年』とか出て

大学 除籍になっちゃって
お笑い やってるっていう。

それでも また お笑いの中でも

気象予報士みたいなのを
求められたり。

でも 気象予報士も

一時期 レギュラーで
やらせてもらいましたけど

ちょっと 癖で 色々 触ってたら

天気の情報が入ってこない
っていって すぐ…。

苦情が来たか。 すぐ 股間
触っちゃうから 矢部 太郎は。

うわ~。 だからだよ。
天は二物っていうかさ。

そういう才能もあるけど そこで
バランス取っちゃってんだな。

だから 結局 お笑いしか
駄目かもしれないですね。

カッコイイ。 カッコイイ。

でも 奇跡的な確率で 20年以上
続けられてるなと思うんですよね。

ホント そう思う。
色々あって何とかやれてますもん。

でもさ 俺たち
また コンビだから あれだけど

大木は
1人になったわけじゃない。

で 矢部も もう だから

入江の気持ちは
あれなんだろうけど

今 1人でやる形になってるわな。

そうですね。
出るのは 1人でですね。

でも カラテカっていうコンビ名は
残してるでしょ?

はい。
あれは どういう…。

やっぱり カラテカで。

やっぱり カラテカの矢部だから

取るのは 何か 違うかなと思って
残して…。

うわ~。 また 入江が泣いて
電話かかってくるわ。

そういうの言うと。

大木さんも。
大木も そうだ。 ビビる大木で。

そうっすね。

どうなの? コンビから
ピンになったっていう感じって。

俺は なったことないから。

コンビのときは まだ言っても

相方がツッコんでくれたんですよね
ロケとか行っても。

今度 ピンになって どっかへ
アイドルとかとロケ行くとき

俺が 何か言ったときに
アイドルも ぽかんと見てて。

現場も ホントに
しーんとするみたいなときに

これが ピンか! と思いました。
ハハハハッ…。

これを落としてかないと
いけないのかと。

自分で言いたいことを
言ったボケは

自分で 回収…
おとしまえ つけて

次いかなきゃ駄目なんだな
っていうの そこで感じました。

矢部は だから
不可抗力じゃないけど

ピンに 急になっちゃった
ということでは どうなの?

不安みたいな。
僕も一緒で…。

だって 2人で話し合って

解散しようって
言ったわけじゃないじゃん。

だから 不思議だよね。
コンビだけど…。

気持ちはね。
だから 続いてる感じもするし

でも 劇場とかは 出れないから…。

やっぱり
1人で 舞台 立つの 怖くて。

だって 僕が黙ったら しーん…
黙っちゃうじゃないですか。

そりゃそうだよ。
でも あの…。

やらしい話 あれじゃないですか。

矢部先生は
なかなか お金とかも

入江と いつも 困った困った
なんて言ってたけど

こうやって 先生になったら

すごいことに
なってんじゃないの?

でも 結構… 1年とか2年とか
連載して 1冊だから

そう考えると…。

労力にしてはって感じ?
ですよね。

とはいえ ちゃんと
収入があったわけだろうからさ。

ちょっと じゃあさ やらしい…
額を聞くわけじゃないけど

最初に まとまって
ガーンって入ったときの

通帳を見たときのお前を
やってください。

それじゃあ いきます。
よーい アクション!

(手をたたく音)

はっ…。

いや もう 盗んだ金じゃない。
「はっ…」

えっ はっきり分かったの?
桁が違うって。

そうですね。
普段の感じと違うから

あっ ヤバいって。
伏せちゃった。

もう怖い。
怖いって?

僕は もう お金… すぐ検索して。

お金を検索して?

「お金 たくさん どうなる?」
「お金 たくさん…」

それ 本人しだいでしょうよ。
検索が バカ!

貯金だろ 貯金。
いやいや でも それが…。

「ここで豪遊すると
こうなる」とか。

あ~ だから 宝くじに
大当たりした人の末路とか

そういうのを見たんだ 色々。

一番いいのは
もう お金 持ってないと思って

働くことを頑張りなさい
って書いてあって。

だから お前が そんなに
お金ないように思ってんだったら

そのお金を 俺に任せる
っていうのは どう?

すごい。 きたきた。
一番 怪しいやつ。

どうなるんですか?

今の この日経平均もな
2万7, 000~2万8, 000…。

たぶん コロナ明ければ
上向くんじゃないかなと思うから

俺に任せろよ。

はい。 ちょっと ご相談を。
ご相談しちゃ駄目よ もう。

矢部 太郎も
やってなかった? 株。

やってたよな。
矢部 だから そういうのも

欲がないから
すごい冷静にやってて

結構 勝ってたよね?

勝って ロレックス買いました。

あっ 俺 引いてます 今。
引いてます。

だから やったら ヤバいんだよ。
俺なんかより 全然 すごいんだよ。

そんなに ちゃんと
プラスになったんだ あれ。

なったんです。
すごいな。

でも やっぱり 仕事とか してても
気になっちゃうんですよね。

株の動きが?
株の動きが。

それで やめたの?
絶対 影響…。

電話に ちょっとでも上がったら

ブブブブって来るように
設定してたら

こうやって しゃべりながらも
ブブブブ ブブブブって鳴って。

何で 持ってっちゃうんだよ!
これは 上がったのか下がったのか。

「上がったのか下がったのか」じゃ
ないんだよ。

何で ロケ中に入ってんだ ここに。

だから
ロレックスも買ったんですけど

見ると
やっぱ 色々 思い出しちゃって。

その日の苦悩を。 あのころ
集中してなかったな みたいな。

そうなんですよ。

何か あんまり いいこと
思い出せないんですよ 着けると。

お母ちゃん子なの?
お父ちゃん子なの?

僕は お父ちゃんと
ずっと一緒にいたんで

やっぱり お父ちゃん子だけど

お父ちゃんが 家にいたから
お母ちゃんみたいでもあったから。

そういうことか。
お母ちゃんは 働いてた?

働いてて 大黒柱ですから。
(笑い声)

じゃあ 子供のころさ

何で うちのお父さん
家に ずっと いるんだろう?

みんなのお父さん 仕事
行ってんのに みたいなさ ある?

だから すごい うらやましいです。
サラリーマンさんで出掛けるとか。

何なら ひっぱたかれる
っていうのも

ちょっと いいなって思いました。

そういうお父さんっていう感じが
ないんですよ。

昭和の父親みたいなのは。
ないんです。

でも 芸人さんが
お父さんになって

うちのお父さんみたいな感じ
なんじゃないかなと思うんです 今。

あっ! でも 確かに 変な時間には
休みになっちゃったりとかして

公園にいるから…。

何? 俺 矢部のお父さん
みたいな感じになってんの?

街では?
はい。

確かに思われてる可能性も
あるかもわかんねえな。

天野さんも うちも 子供たちは

もうちょっと
大きくなってくると

友達のお父さんが何してる
っていうの 見えてきたときに

何か思うんでしょうね。

今 まだ 見てないから
自分の父親しか きっと。

それぞれの子育てが どの家にも
あるわけですもんね きっと。

だから これが 不思議なもんで

うちの実家の父親からすると
孫になるわけじゃん 俺の娘がね。

息子の俺が
娘と接してるのを見て

若き日の自分を
もう1回 見るのよ。

はぁ~。
父親は 父親で。

俺も ああやって
お前と接してたよ みたいな。

そういう時間は 父親にとっては

何か いい時間なんじゃないかな
というの

何となく感じます 実家 行ってて。

孫を見せるっていうことが

何か 1つのポイントでも
あるのかなとか思っちゃうね。

あとさ 子供が生まれたら
ホントに 一瞬で自分の…。

それまで 自分の人生のためにしか
生きてないじゃない。

お金だって
自分のために使ってるしさ。

それでも
はるかに超えてくるよね それを。

自分より大事なものが
できる瞬間だよ それ。

だから 父ちゃんにも
それは あったと思うのよ。

で 父ちゃんは そのころ

絵を描いてるわけじゃない
お前のことを。

やっぱり 子供が生まれて

初めて 人を好きになれた
みたいに書いてありましたね。

やっぱり その変革が
あったんじゃない。

子供が育ってきながら

自分も もう1回
生き直してるんじゃないかって…。

ノートに書いてあって。

だから
すごい いろんなこと考える。

言葉遣いなんかもさ

そんなの 今まで 「てめえ」とか
「お前」とか言ってたのが

あんまり よくないかなとかさ
考えたりするようになるのよ。

家庭での使う言葉が。
そうそう そうそう。

変なもんで
自分が親になった途端に

自分がやってきたことを
駄目って言うときが出てくるのよ。

親あるある。
どういうことですか?

駄目だよ。 食事中に そんな
べらべら しゃべっちゃ駄目。

お前が言えんのかい…。
全部 返ってくるよね。

ホントに。 テレビ見ながら
食べるんじゃありませんとか。

ずっと テレビ見てたもん 俺も。
ずっと見てた。

いや だからね
わが振り直せだよ まさにね。

ホントに そうっすね。
ホントに。

そういうために
いるのかもしれないって

思っちゃうぐらいだよ 子供って。
へぇ~。

そうなんだよ。
だから 矢部 太郎も

この先 そういうご縁が
あるかもしれないじゃん。

どうなの? 矢部は。
そういう浮いた話とかさ。

先生になったから 前よりは
周りの見る目も変わったでしょ。

ありますかね~。

「僕 原作のやつが
今度 アニメになるけど

出てみない?」みたいなの
あるでしょ。

そんな…。

ちょっと
駄目な作家じゃないですか それ。

駄目かどうか 分かんないけど。
分かんないけどさ。

そういう人も いたでしょ きっと。
いや いないですよ。

才能に ほれるっていうのも
もちろん あるじゃない 女性って。

いや でも 何か こう…。

漫画 好きで 読んでくれてる
っていう方も

やっぱ 大家さんが好きなんです
っていう方だったりするんですよね。

『大家さんと僕』 読んでるとさ

何回か ちょっと 恋愛
あるじゃないですか 矢部 太郎の。

あ~! ちょっと あったね。

[漫画 『大家さんと僕』には

矢部さんの かつての意中の女性も
登場しています]

[その後 恋の行方は
どうなったのでしょうか?]

漫画を描いて 読んでもらったら

もしかしたら あの方も
気が変わるんじゃないかなと。

そういうのを漫画で利用したの?
最低 最低。

利用って言わないでください。
やっぱり 最低。

「あっ 私 出てる」って

反応してくれるんじゃないかなと
思ったの?

いやいや…。
いいじゃない いいじゃない。

テーブル拭くなよ。

勝手に描かせていただいたんで

すいません 読んでいただけますか
みたいな感じで。

本人は 読んだのかな?
読んで。

感想とかも書いてくれた?
感想は いや 特に はい。

「おもろかったな~」みたいな。

誰なんだよ それ。
関西の方なの?

関西の こてこての人だな それ。
「おもろかったな~」

漫画としては 面白かったっていう。
誰を好きになってんだよ お前は。

でも 大木の子とかも
ホント カワイイもんね。

うちにも 遊びに来てくれるし。
お世話になってます。

で 今は 結婚しちゃって

子供もいてっていうような状況に
なったから

なかなか 家で集まるっていうのは
ないけど。

まさか 愛梨ちゃんも
長友夫人だからね。

日本代表夫人よ。

あれも驚きましたね
最初に聞いたときね。

そんなことがあるのか
天野会から! っつって。

愛梨ちゃん もう3人だからね。

3人 全部
違う国で産んだっつってたよ。

すごいっすね。
そういう時代になっちゃったよ。

そうですね。
ボクらの時代ですね。

「ボクらの時代ですね」?

決まった? 今日。
決まりましたね。

[それでは
今日も 素晴らしい一日を]

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