徹子の部屋 中嶋朋子[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 中嶋朋子[解][字]

~亡き田中邦衛さんの思い出と趣味の“空中ブランコ”を語る~中嶋朋子さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
50歳を迎えた女優の中嶋朋子さんが、ドラマ『北の国から』で共演し、今年3月に亡くなった俳優・田中邦衛さんとの思い出を語る。
◇番組内容
北海道・富良野での過酷なロケも、その人柄でスタッフ全員を和ませていたという田中さんは、撮影の無い日でも役の衣装のまま町へ出て「五郎さん」と呼ばれ、地元の人に親しまれていたという。最終話では、幼かった自分の子どもが息子役で出演。その現場での田中さんの嬉しそうな笑顔が忘れられないという。そんな中嶋さんが最近ハマった趣味が「空中ブランコ」!素晴らしさを熱く語る中嶋さんに、黒柳さんが返した意外な言葉とは…
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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  12. 全部
  13. 田中邦衛
  14. お話
  15. ブランコ
  16. 一緒
  17. 経験
  18. 主人
  19. 素敵
  20. 徹子

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

(黒柳)今年3月に亡くなった
田中邦衛さんとは

22年間
親子役で共演していました。

今日は 女優の中嶋朋子さんに
おいでいただきました。

どうぞ こちらへおいでください。
こんにちは。

しばらくでした。
ご無沙汰しております。

まあ! どうも。

はい よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

いろいろ
お話 伺いたいと思います。

11年ぶりですって。
ああ そうですか!

4回目のご出演。
ありがとうございます。

すっかり大人になっちゃって…。
そうですね。

11年ってなると そうですね。
そうですよね。

6月で50歳におなりになると…。
そうなんです。

あんな ちっちゃかった
螢ちゃんが

もう 50歳ですよ 皆さん。
ハハハハ…!

50歳になった今の心境って
あります?

特に変わりはないといいますか…。

そうですね…
どうですか? その…

年って どんどん
忘れていっちゃうっていうか。

そうですよね。
なんか よっぽどの事がないとね。

うん そうですね。

一番最初に来てくださった時はね

19歳の時だったんですよ。
そうですってね。

その時のご様子を
ちょっと 見ていただきます。

ああ そうですか…。

「あなたが北海道へ行って
お買い物なんかしてらっしゃると

皆さん もう あれなんですってね」

「そうなんです。
『北の国から』とかの間に

買い物に行ったんですね。
そしたら

“螢ちゃん お買い物?
大変ね”とか

“お父さんによろしく”なんて
言われちゃうんですよね」

「やっぱり どうしても
一番最初の時の

あの可愛い螢ちゃんよね
みんなの」

「でも 親から離れて
8歳の女の子が1人でね…」

「みんな 可愛がってくださるとは
いいながら

ホームシックみたいなのは
なかったですか?」

「全然なかったんです」

すごい…。

「すごく 本当に 家族みたいで

優しくしていただきましたし

ほとんど
遊びの気分だったんですよね

楽しくって… っていうのが」

「ですから こう 演技という形を
とらなかった分

すごく自然だったんだと
思うんですけれど」

過酷ロケでも
あれは 楽しかった?

…って言ってますね。
うん そうおっしゃってます。

いや すごい過酷ですからね。

雪がね。
はい。

お芝居も難しいですし。
そうよ。

何歳だっけ? あの時。
最初は…

8歳とか9歳からスタートして
22年間なので。

すごいね。
いろいろありました。

そうね。
はい。 大人もですけど

みんな やっぱり
すごく大変な思いをして

大切に作ったドラマでしたね。
そうですよね。

田中邦衛さんの事は
なんて呼んでらしたの?

「邦さん」って
呼ばせていただいていて。

「お父さんって呼ばないの?」とか
よくおっしゃられるんですけど。

小さな小さな子どもですよ まだ。

でも
敬意を払ってくださってるのが

子どもだからこそ
すごく よくわかるんですよね。

そうですよね。
はい。 それで なんか

「邦さん」って
自然と呼ばせていただくような

関係になれたんだと思います。

でも とっても
ムードメーカーだった…?

ハハハハ…!
本当にチャーミングな方で

邦さんがいれば 現場が明るくなる
っていう方ですね。

こう 冬の撮影なんかだと
雪玉をね 作って

後ろ手に隠して こう
キョロキョロ キョロキョロして

誰かいると ペッて投げて
知らん顔するとか。

でも そんな事するの
邦さんしかいないので

すぐわかっちゃうんですけど。

そういう
すごいあったかい方でした。

田中邦衛さんは
残念なんですけど 今年の3月に

老衰という事で亡くなって。

お年は
88歳でいらっしゃいました。

それを知った時は
どんな思いでした?

今も 喪失感とかでは
ないんですよね。

やっぱり もう
ずっといるっていう感じですね。

そうね。
そうなんです。 だから

すごく寂しい… もちろん 寂しい
というのはありますけれども

生き生きと
生きてらっしゃるんですよね。

それは 皆さんの中にもだと
思いますけど

私なんかは 本当に
まだまだ ずっと

邦さんとは
一緒にいる感覚があるので。

でも オフの日に

富良野の町の方なんかに
いらっしゃったりなんかすると

町の人に とっても
溶け込んでたんですって?

みんな。
そうなんですよ。 普通ね

衣装って すぐ 役が終わったら
脱ぐじゃないですか。

でも 邦さんは もう ロケの間中

ほとんど
役の衣装のまま過ごされていて。

なので ロケのお休みの日に
役のまんまの邦さんが

農協とかの スーパーの前で
いらして。 「あれ…?」。

アイス食べてたりとかなさってて。

「あれ? 邦さん」って…
そういう事は よくありました。

町の方々も 本当に 普通に…。

五郎さんは
いつも町にいるから…。

「あっ 五郎さん
あそこにいたよ」とか

そういう風な関係性でしたね
町の方ともね。

なんか
大事な小道具を置き忘れて

叱られたりしてたんですって?
何? それ。

そうそう… 役のね つながりって
あるじゃないですか。

このシーンから このシーンまで
ずっと着けてたものは

着けてなきゃいけない。
そのタオルだったかな?

…を 役の格好のまんま
別の所へ行かれて

駅のホームのベンチに

置いてきちゃった
っていう事があって

大騒ぎになったんですけど。

邦さんの忘れ物だよ… っていうか
五郎さんの忘れ物だよって

ちゃんと帰ってきました。
帰ってきたの?

もちろん。 そうですね。
そう…。

まあ 田中邦衛さんは
一度だけですけど

ここにも来てくださいました。
ちょっと ご覧になります?

はい。
どうぞ ご覧ください。

「あの… 倉本聰っていう先生」

「僕より年下で“先生”っていうのは
照れくさいんですけども」

「田中さんより年下ですか?」
「はい」

「5つぐらい年下…」
「お若いのね」

「あの番組に入る前に
電話がありましてね

それまで 25~26年やってきた
僕の…

“田中邦衛は一切出さないでくれ”
って言うんですよ」

「割とぶっきらぼうな方でしょ」

「“邦さん あの…

今までのあんたは
一切出さないで”」

「こう おっしゃるんですね。
俺を一切出さないっていう事は

今までの俺は
ゼロにしちゃうっていう事は

じゃあ なんで 俺を使うんだ?
っていうような事を思いまして

コンチクショウと
思ったんですけども」

「やってるうちに なんとなく
あの…」

「つまり なんか ある役で

今までの事を削ったり
捨てていこうっていう場合

よほどの事がないと
そうはいけない。 つまり

全部 否定しちゃうぐらいの
覚悟じゃないと

ある役柄に
突っ込んでいけないっていうのを

やってる… まあ
1年半かかったんですけども

連続… 半年ぐらいで
徐々にわかってきたんでしょうか」

すごい こう 真面目な方ですし

全部に
真剣な方だったんですよね。

あんな感じで お茶目な事も
なさるっていう 素敵な方。

でも 懐かしいでしょ?
ご覧になると。

うん。
すごい素敵ですよね なんか。

本当ね。 『北の国から』最終話に
長男が出演したんでしょ?

私の… そうです。
あなたの長男。

いや それが もう
倉本聰先生が…

螢という役が子どもを授かった
という話だったんですね 前回が。

それで その子どもを
実際に登場させるよって

お電話をいただいたんですよ。
うん。

「お前の子ども 出せよな」って
おっしゃって。

冗談に… 流してしまおうと
思っていたんですね。

イヤだったんですよ
過酷な現場だし。

いやあ 自分も 大変なお芝居
しなきゃいけないのに

子どもまで連れて… って
ちょっと無理と思って

最初 断固お断りしたんですけど

いや もう 総出で説得されまして。

まあ ちょっと やっぱり
邦さんをはじめ

現場のスタッフの皆さんも
本当に素晴らしい方ばっかりで

仕事もね なかなか出会えるような
仕事ではないんですね。

これを味わわせるっていう
チャンスは

私の子どもでない限りは
ないんではないかって…。

あなたのご主人が
推してくださったんですってね。

そうなんですよ。 それで
「君が 母親として あげられる

ギフトじゃないか」って
言ってくれて

確かに そうかも! って。

ネガティブな事ばかり
考えていたけど

彼に会ってほしい人が
いっぱいいる。

体験してほしい事が
いっぱいあるって思って

「じゃあ 連れていきます」って
連れていったら

邦さんが
一番喜んでくださって。

どうだった? 息子と会った時。
もう 本当に

もう 孫のように…
実際の孫のように

本当に いとおしく
こう 接してくださる。

ああ そう…。
だから 息子は 2歳とか3歳…。

あっ これ そうですかね?
そうなんですけど

本当に 邦さんのおかげで
何も こう 気負わず

彼も 楽しく
現場にいたと思います。

ああ そう…。
田中さんにとっては

本当にうれしかったでしょうね。
はい。

あなたの子どもを
抱けるっていう事がね。

邦さんは とにかく 「いやあ
螢の息子でよかった」って

ずっと
おっしゃっていただいたので

連れていってよかったって
思いました。

でも その息子も
もう23歳になったって?

そうですね。 あっという間ですね。

ハハハハ…! 本当ね。

まあ あの経験が
よかったのか…。

あら。 俳優
やってらっしゃるんでしたっけ?

そうなんですよ。 やっぱり
「やりたい」って言いだして。

随分 ハンサムね。
ありがとうございます。

まだまだ勉強中ですけど。

西村成忠さんって

おっしゃるの?
はい。

3歳とか
まあ そんなもんですよね。

まだ ちっちゃい時に
主人と2人で歩いてると

「助けてください!
助けてください!」って

お芝居… 小芝居するんですって。
ハハハハ…!

なんか
誘拐にでも遭ったみたいな。

お父さんに誘拐されたように?
そう。 そうなんです。

「助けてください!」とか言って。
もう 主人は泡食って

額とかが似てるので
慌てて帽子取って

そっくりでしょ? って顔して
歩いたらしいんですけど。

小さい時から なんか
ちょっとした いたずら心とか

芝居がかってる子で。

おかしいよね。
おかしくて。

へえ…。
あとね ドッジボールが

ちょっと 下手っぴだったので
特訓したんですよ。

「ここで とるのよ」なんて言って
バン! ってボール投げて

「ちゃんと とって!」って
言うんだけど とらないで

「あっ! あっ!」って
倒れる練習ばっかりするんですよ。

いかに 悲劇的に倒れるか
っていうのを 彼は研究していて。

それを見た時に
アター! と思って。

これは 「役者になる」って
言いだすんじゃなかろうかって

ゾッとしたっていうのが
ありました。

ああ そう。
その後 なんか 高校時代に

オーディションを受けたり
したんですって?

そう。 それで 自分でね

やりたいって
言いだしたものですから。

いやあ 過酷だからと
思いましたけど

楽しいって。
すごく わくわくするんですって。

台本を読んだり
みんなで作ったり。

「じゃあ しょうがないね」って
言って。

で 結局オーディション受かって
映画にも お出になったりした?

はい ありがたい事に。
そこから 今は 修業中ですね。

でも その
俳優になったっていう事を

邦衛さんには報告なさったの?

やっぱり あの
「カエルの子はカエルだな」って

笑っておっしゃってました。

ああ そう。
苦労もね もちろん あるから

それを
おもんばかってくださっても

いましたけれども。

中嶋さん自身は
2歳からモデルをなさって。

本当に ちっちゃい…
覚えてらっしゃらないぐらいだと

思いますけど。
それで 子役時代は

山本陽子さんの
専門の子どもだったんですって?

そうそう そうです。 本当に
可愛がっていただいたんです。

山本陽子さんが
ドラマに出られる時は

えっと… 私が子役。

そういうの… システムが
あったんですかね?

わからないんですけど。
やっぱり 決まってる方が

慣れてていい…。
そりゃそうですよね。

陽子さんには

小学校の時の
ランドセルを

プレゼントしていただいた
っていう

思い出があります。

なんか お礼 言わないまま
『北の国』

入っちゃったんですって?
それで。

もう バタバタと…
オーディションに受かって

ずっと 北海道での日々が
始まっちゃったんですけれど。

実は 山本陽子さんから
お手紙をいただきました。

えっ 本当ですか? イヤだ!

ちょっと 読みますね。
はい。

いやあ うれしい!
ああ ちょっと 感動ですね。

ありがとうございます。
あとで お渡ししますね。

うわあ… いやあ うれしい。
ああ ちょっと 感動しちゃった。

ひと言 陽子さんに。
はい。

カメラの方を…。
陽子さん ありがとうございます。

覚えててくださったんですね。
うれしいです。

すごく優しくしていただいて
お芝居っていうものも

楽しんだなと思える
現場だったのは

すごく覚えてます。
ありがとうございました。

あなたは… 話が変わるんですが

芸能界随一と
言ってもいいぐらいの

珍しい趣味をお持ちと
伺っておりますが。

はい。
なんですか? それは。

「はい」だって。 自信を持って。

空中ブランコです。

サーカスでやる?
そうそうそう。

立ってて こっちから来ると
こっちから飛んでいって

空中で 向こうの人に…
で 向こう行くの?

あっ これ。 やってる やってる。
そうそう そうそう。

やってるとこ?
やってるとこ。

ちょっと 見てみましょう。
はい。

(先生)「はい! はーい!」

「今! 足 掛けて 掛けて 掛けて」

「手を放して 今!
えび反り… 顔 上げて!」

ああ すごい!
ハハハハ…!

ああ すごい すごい すごい。
ああ でも 下… 網に落っこちて。

そうそうそう。
気持ちいいですよ 本当に。

あれね もう1回
別角度から映したのがあるので

ちょっと ご覧ください。
ありがとうございます。

(先生)「はい! はーい!」

「今! 足 掛けて 掛けて 掛けて」

足を替えて…。

で キャッチしてもらって。
うわっ…。 すごい すごい。

まだ ここまでなんですね。

私ね 仕事の関係で
なんか やる事になって

大昔ですけど
やった事あるんですけど。

やっぱり! 私は 徹子さんに
オススメしたかったんです。

絶対 お好きだろうと思って。
でね 何が難しいといって

こう行って 向こう行って
もう1回 戻ってきた時に

自分で戻るっていうのが…。
それは できないですよ。

まず できないに
等しかったですけど。

いやあ すごい!
やりましたよ。

すごい! それね 何段階もある
かなり上の方ですよね。

一番上の方です。 向こうに…
ここに戻るっていうのは

相当 筋肉やなんかがね
しっかりしてないとね。

すごいですよね。

私 徹子さんのInstagramとかも
拝見してますけど

プールに浮いちゃって
水中ヨガとか

すごいですよね 徹子さんって。
フフフフ…。

空中ブランコは
絶対お好きだろうと思って。

そうなの? 私は嫌いじゃないわ。
よかった。

でも あれですか 空中ブランコは
どんな人が習いに来てるの?

割と あの… ふらーっと その日
デートで来ましたっていう

カップルと 私 ご一緒だったりも
したんですけど

週4で通ってるっていう

ご近所の女医さんが
いらしたりとか さまざまですね。

やっぱり やってると もう
何もかも忘れて集中できる

っていう事はあるでしょうね
きっとね。

本当に 「今」っていう瞬間に
全部を委ねる。

自分の事も信頼して
相手の事も信頼してっていう

この感覚は 他のものでは
なかなか得られないので

すごい素敵で。

あれは不思議なものですよね。
はい。

でも それ 偶然おやりになる事に
なったんだけど

なんか 不思議な出会いが
あったんですって?

飛行機の中で。
そう。

息子が それこそ ニューヨークに
留学に行っていたんですね。

衣替えの時期に
荷物 せっせと持って

ニューヨークへ行ったんですけど
まさに こう 旅行者丸出しで

大丈夫かなって
不安に思った時に

目の前に すごい心引かれる女性が
イミグレーションのレーンで

一緒だったんですね。
日本人?

いや 多分 アジアの人だ
ぐらいだったんです その時は。

でも 光ってるぐらいの感じで
なぜか 声を掛けたいと思って。

あっ この人
絶対 マンハッタンに行くから

「タクシー シェアしませんか?」
って言って

一緒に乗ればいいって思ったのに

ブランコじゃないですけど

その時に乗れなかったんです。

理性が働いて 「いや 初めての人に
そんな事」ってなって

声を掛けなかったんです。

そしたら 案の定 タクシーで
すったもんだがあって。

ニューヨークの旅も
何かっていうと

自分がチョイスした事に
すぐに のらない事で

ボタンの掛け違いが
起こるような旅で

がっかりして 日本に帰る飛行機に
乗ったんですよ。

「あーあ…」って。
そしたら 隣の席が空いていて

そこに パッと座られた方が
その女性だったんですよ。

うん。 行き道の方?

声を掛けたかった女性…
もう すぐに わかったんですよ。

それで
こうこうこうでって説明したら

大盛り上がりして。

そしたら たまたま 名前も
「トモコ」って同じ名前でいらして

共通のお友達もいてって
なんか 実は つながっていて。

そこから いろんな話をして
深いお話もさせていただく中で

「今っていう瞬間に手放すって
大事よね」

みたいな話で盛り上がって

「あなた 空中ブランコ
やったらいいわよ」って

その方が勧めてくださって…。
すごいおかしい!

えっ! って。
「今に手放す」ってキーワードと

「空中ブランコ」っていう
キーワードが

もう 拮抗して
どっちもいいと思って。

そのお話を聞いて もう
日本に帰った次の日 行きました。

習いに?
習いに。 フフフフ…。

どうでした? やってみたら。
最高でした。

本当に
素晴らしい経験になりました。

人間って…
ブランコで 先生に「はい」って…

「今だ」っていう掛け声で 全部…

飛び出す ポーズを変える

手を放すって
決まってるんですけど

「今」っていうタイミングには
絶対 動けないんですよね。

「今」って思った瞬間に

「今だよね」
「今 手を放すんだよね」

「できるかな?」って考えちゃう。

そうすると 一瞬の出来事でも

0コンマ3秒とか
絶対 遅れますよね。

それで 全部 できないわけですよ。
そうそう。

人間って 案外 今に生きてないで
過去や未来にばっかり…。

過去の経験… 失敗した経験。

あと 未来の
「できるかな?」っていう不安とか

そんな事にばっかりかまけて
生きてるんだなって

ふと ブランコの高台にのってて
思えたんですね。

今に生きるって すごく重要だし

それを体感できる
このブランコって すごい! って

大興奮して
もう 最高の笑顔になったって…。

主人が
付き添ってくれたんですけど。

見学に来たんですけど
言ってました。

空中ブランコ もう1回
ちょっと 拝見してみましょう。

中嶋さんですよ 右が。

(先生)「はーい! 今!」

そう 「今」って。

(先生)「手を放して 今!
えび反り… 顔 上げて!」

「はい」って。
いった いった いった。

この時は もう
大爆笑です 自分の中で。

ワッハッハ! って笑って
網に落ちるっていう感じ。

網の中を歩くという事も大変…。
大変ですよね。

あそこから下に下りて
もう1回 上がる…。

そう。 あれも大変です。
あれも大変ですよね…。

だから ぶら下がってる事よりも
そっちの方が大変…。

上ったりとか。
そうそうそう…。

…でした。
やっぱり 経験者は違いますね。

うれしい!
それで 私は 戻って

それで上に立つっていうとこまで
やったんですけど

もうね この世のものじゃ
なかったですよ いろんな事がね。

まさか こんなお話が
シェアできる方が

いらっしゃるとは…
うれしいです。

私も もう1回やりたいなって
思ってます。

最近
本をお出しになったんですって?

はい そうです。
『めざめの森を めぐる言葉』

っていう
エッセーなんですけれども。

3年間 連載していたものを
加筆したりしたものですけど。

役者をやってたりとかすると
戯曲で素敵な言葉に出会ったり

もちろん 邦さんに
掛けていただいた言葉も

そうですし
いろんな出会いもある中で

言葉っていうものに
フォーカスして

それについて そこで得た
ギフトっていうんですかね。

人生の すごくいい
絶好のタイミングで

言葉って やって来るなって
感覚があって。

そのギフトについて
書かせていただきました。

あと 坂東玉三郎さんとか
山田洋次さんとか

興味のある方たちの言葉が
いっぱい出てるんですって?

そうですね はい。

本当に 街で出会った方の言葉も
ありますし

アインシュタインとかもあれば
もう さまざまです。

ああ そうですか。

でも 現在 50歳に
おなりになったんですけども

今後の夢とかあります?

いや いっぱいありますね。
そうだな…。

本作るのは すごい好きなので。

本自体が好きなんですよね
物として。

だから 世界に一つだけの本とか

自分で なんか
いろいろ作れたらなとか

野望は いっぱりありますね。
学校 作りたいなとか いろいろ。

息子と共演したいっていうのは
どうです?

いいんじゃない?
ねえ。 そんな幸せが…

いいですね きたら。

ねえ。 多分 くるでしょう きっと。
ありがとうございます。

本当 ありがとうございました。
どうもありがとうございました。

『徹子の部屋』は

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