開運!なんでも鑑定団【茶人愛した天下一焼き物&江戸創業老舗の秘宝大公開】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

開運!なんでも鑑定団【茶人愛した天下一焼き物&江戸創業老舗の秘宝大公開】[字]

■懐かし昭和歌謡で歌われた…高さ53センチ<桃色秘宝>に超絶値■江戸茶人が注文…<天下一焼き物>にまさか仰天鑑定額■江戸創業の<老舗秘蔵>…超貴重お宝一挙公開■

詳細情報
番組内容
依頼人は80年代をこよなく愛する20代のうら若き女性で、ファッションや髪型も当時の流行を意識している。キャッチコピーは「オタッキーな80年代一般人」。お宝は「およげ!たいやきくん」の歌詞に出てくる珍品で、40数年前に亡き祖父が友人から100万円で買ったもの。以来、ずっと自宅の玄関に飾られていたため特に気にかけていなかったが最近知人に褒められたため、ひょっとするととんでもない珍品では?と期待するようになった。
出演者
【MC】今田耕司 福澤朗
【ゲスト】堀川りょう
【アシスタント】片渕茜(テレビ東京アナウンサー)
【出張鑑定】老舗のお宝鑑定大会
【出張リポーター】松尾伴内
【出張コメンテーター】ホラン千秋
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
山村浩一(「永善堂画廊」代表取締役社長)
近藤健治(「ワールドコーラル」代表取締役社長)
関連情報
【番組公式ホームページ】
www.tv-tokyo.co.jp/kantei/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸

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  18. 結構
  19. 呉州赤絵
  20. 今日

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

(3人)こんばんは。
さぁ 「鑑定団」始まりました。

今週もよろしくお願いします。
よろしくどうぞ お願いします。

さぁ 今週は山ちゃんが。

家の中のカーテンが
クシャッてなってたんですよ。

カーテンのクシャを直したくて
僕 ベッドに上がったんですけど

その日 すこぶる体調がよくて

ベッドからあの床に
飛び降りようって思って。

俺思いっきり バーッ飛んで
下に着地しよう思ったときに

頭思いっきりガーン打ったんですよ。
痛ってなって。

保冷剤 頭にのせてタオル巻いて

キュッて豆しぼりみたいに
しぼったんですよ。
はい。

ジム行く時間やって
眼鏡してマスクしてジム行ったんです。

もう変人じゃないですか。

<大人気アニメ 『ドラゴンボール』シリーズの

ベジータ役でおなじみ 声優の…>

< ものおじしない度胸のある
演技が評判となり

子役として数々のドラマに出演。

時代劇が多かったため

京都の撮影所が
遊び場だったそうです>

小判 こいつは豪儀だ
まぁ 念のため。

<オーディションで勝ち取った

『夢戦士ウイングマン』の主人公

広野健太役でした>

《早く ウイングマンに変身しなければ》

<初めは 台本と映像を同時に
見ながらのアフレコに四苦八苦。

しかたなく セリフを丸暗記して
臨んでいたそうですが

徐々にリズムをつかむと

子役時代に培った
演技力も相まって

次々とオファーが舞い込むように。

転機となったのは
1989年に放送が始まった

『ドラゴンボールZ』の主人公

俺は サイヤ人のなかでも
ナンバーワンの実力者だった。

貴様が どんなに訓練を積んでも
所詮は落ちこぼれ。

倒されるときが ほんのわずか
延びただけだったな。

< そんな堀川さんの特技は
意外にも英会話で

英語検定は
なんと準一級。

しかも独学で
身に着けたというから

驚きです>

<最近では
YouTubeや

TikTokを
始めるなど

精力的に活動しています>

依頼人の登場です。

東京都からお越しの

ようこそ 「鑑定団」へ。
よろしくお願いします。

いやいや いや。
ベジータがいちばんの代表作ですか?

そうですね すごく皆さんに
かわいがっていただいたのは

ベジータなんじゃないかなっていう。
しかも なんかライバル関係にある

役どころが
多いってことですけども。

いつまでたっても
メインになれないってことですか?

主役を食うくらいのパワーがないと
ライバルとして 成立しないという。

声優さんって ちょっと今日
声 調子悪いってなっても

声が変わってしまったら
もうできないでしょ。

でも
調子の悪いときもありますよ。

シーンによっては うわ今日
絶叫せなあかんみたいな。

むしろね
絶叫のほうがね まだいいんです。

ちょっと 抑えたセリフとか
ちょっとウィスパー的なのが。

調子悪いのが バレやすい。
えぇ えぇ。

今ちょっとした
声優ブームでもあるじゃないですか。

今ね。
そういう若い方に

何かこう伝えておきたいこととか。

体に気をつけて 病気しないように
けがしないように。

それ 野沢雅子さんへの
メッセージじゃないですか?

見させていただきたいと思います。
お宝オープン。

うわ きれい。
おぉ~。

さぁ これどなたの作品でしょう?

(堀川)児玉幸雄さん。
児玉幸雄さん。

(堀川)たぶん
奥のほうに見えるのが

エッフェル塔だと思うんで
パリの風景なのかなという。

青空とその建物のバランス的なのが

すごく
きれいなのかなっていうふうに。

どうやって手に入れたんですか?
おふくろが持っていたもので。

彼女の寝室に
飾ってありましたから。

ちょっとお母さんの寝室?
おしゃれだな。

お母さんが
結構そういう絵画とか

いろんな骨董なんかは
集めてたりとか詳しかったり?

(堀川)そうですね
絵画もそうだしマイセンとか

そういうのも好きだったんで。

自分のことフランス人形って
言ってましたからね。

お母さま?
きれいな方だったんですか。

それくらいすごいんだよ。
私はって。

なんか
ベジータみたいなお母さんですね。

ご本人の評価額になります。

30万円で
お願いしたいと思います。

30万円。 それでは
30万でまいりましょう。

オープン ザ プライス!

おぉ おぉ…。

いった 200万!

200万!
ウッソ マジで?
200万です!

マジですか!?
すごい!

急に その辺の若者みたいに
なりましたね。

えっ マジで?

児玉幸雄の作品
本物で間違いありません。

昭和を代表する
洋画家の1人です。

41歳のときに
初めてフランスに渡って

それから ほぼ毎年
ヨーロッパに行って

フランスを中心とする
街並みとか

情景っていうものを
描き続けたんですね。

これ 依頼品は
60歳前後くらいに描かれたパリ風景。

落ち着いた色が印象的な
作品だと思うんですけど

近くで細かく見てると
建物の小窓なんかは

赤とか 緑とか 黄色とかっていう
すごく小さいんだけど

厚みをもって
落としてるんですよね。

それがアクセントになっていて

改めて引きで見ると

バランスが整っていて
いい作品だなと…。

ぜひ 大切にしてください。
いかがですか? この結果。

いやぁ ありがとうございました。
すごい すごい。

いや お母さんさすがですね。

そういうことだそうです。

どうも ありがとうございました。
どうも ありがとうございました。

ありがとうございました。

<続いては 富山県射水市から。

早速 ご自宅にお伺いすると

お食事中でした>

なんだろ これ… 冷やし中華。
やっぱり この時期。

<次なる依頼人は…>

おいしい。
庭から摘んできたレタス。

あっ そうなの。

なんか結構
うまくできてるみたいね。

<今年で 結婚50周年。

でも なんとなく
そっけないですが…>

私たち…。

< えぇ!?

もともとは 夫婦2人で

現在 殿村さんが暮らす家で
生活していました。

20年ほど前 同じ敷地内に

長男夫婦のために
家を新築したものの

長男夫婦は 別に家を持ち
空き家になってしまったため

もったいないからと 5年前から

奥様が1人で
暮らし始めたそうです>

新鮮 でも…。

朝は6時45分
お昼は12時20分。

夜は6時に
夕食をとりにきます。

お風呂は8時30分に
入りにきます。

<意外と
そんなものかもしれませんね。

ところで

<20年ほど前 殿村さんと同じ
骨董収集が趣味の友人から

お金が必要なので
コレクションを買ってくれないか

と頼まれました。

その額 なんと…>

<以来 ずっと
大事にしてきたのですが…>

実は…。

だから…。

鑑定 よろしくお願いいたします。

< いったい どんなお宝か?

スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です。

(片渕)富山県からお越しの

よろしくお願いします。
ようこそ 「鑑定団」へ。

よろしくどうぞ お願いします。
いやぁ

斬新な暮らしぶりでしたね。

まるで 旅館で…。

明日 朝食は6時45分からと
なっております。

みたいな。
でも 僕ね

新しいと思いますよ
つかず離れずっていうんですか?

だからこそ いつまでも
仲よくいられるってことですよね。

そうですね。
寂しいとは思わないですか?

いや 楽しいですね。
自分の好きな時間が

結構あるんですよ。
それは 自分の

趣味の時間か何かですか?
そうですね。

焼き物が好きで…
見るほうが大好きなんですよ。

自分のほうの家は さすがに
自分で掃除してるんでしょ?

いや しないです。
えぇ 奥さん!?

捨てられまっせ マジで。
それはないと思うんですけど…。

妻のために なんか1品
自分で頑張って勉強して

今日は うち招待するよ
みたいな

たまにしたほうがいいですよ。
そういうのいいじゃないですか。

これから
頑張ってやってみます。

ウソくさいですね~。

さぁ お宝のほう拝見しましょう。

お宝オープン。

うわぁ!
呉州赤絵の大皿です。

400万!
はい。

なんで買ったんですか?
もう たまらず。

見た瞬間に
気に入っちゃったんですね。

きれいなんですね。

生地 そのものが青っぽくて

そこに赤絵とグリーンで
描いてあるっていう…。

でも 400万はさすがに
高いなと思いませんでしたか?

思いました。
ですよねぇ。

それ ちゃんと
奥様に相談されました?

しないです。
えぇ!?

今回の この
「鑑定団」出演に関して

奥様には 400万なんだよっていう
話されました?

しました。
怒られましたか?

えぇ。
怒られました?

多少 冷たくはなりましたけどね。

食事は作ってくれたんですか?
まぁ 一応はね。

優しい!
優しい。

大事にしなはれ!

金婚式なんですよね もうすぐね。

そうです。
どの辺を…。

そうですね 行き先は
決まってるんですか?

新婚旅行に行った 九州か
もしくは 妻が希望してる 東北。

じゃあ ご主人と奥さんで
希望する場所が…。

違うんです。
違うんですか。

いや バラバラで行ったら
いいじゃないですか。
そうそう。

<呉州赤絵は
明時代の末

中国 福建省で
焼かれた

色絵磁器
である。

当時 景徳鎮の官窯では

技の限りを尽くした 青花や

色絵磁器の名品を製作しており

これらは 主に
ヨーロッパに輸出され…>

<一方 福建省の州を
中心とする 民窯では

日用雑器を大量生産しており

これらは 主に
東南アジアに輸出された。

その際 最も多く作られたのは
赤絵の皿だが

高級品ではなかったため

生地は やや黄色味を帯び
作りも厚く ずっしりと重い>

<しかも 質の悪い釉薬の上に

ベンガラで彩色しているため

光沢も ほとんどなく

高台には 窯の中で
焼成したときの砂が

ついたままになっていた。

また 民窯だったため
買い手の求めに応じ

航海図やアラビア文字を
配したものなど

中国にない図柄も
臨機応変に作っていたようだ。

これらは 江戸時代の日本にも
伝来すると

茶人達に 大いに珍重された。

なぜなら そのつくりは

景徳鎮の洗練とは程遠く

いかにも素朴で

わび茶に ふさわしい

作為のない美が
感じられたからであった。

なかでも 茶人たちが

掌中の珠のごとく愛したのが

径一寸にも満たない
小さな赤玉香合で

これは わびた風情の茶席で

紅一点の役割を
さりげなく果たした。

また 長年の熟練による絵付けは
実に見事で

広い縁には
「玉堂佳器」などの吉祥文字

そして 文字と文字の間に
窓枠を設け

中に 草花文を配し

見込みには 人物や山水を
奔放な筆致で描き込んでいる。

見込みの中心に 「天下一」と
記したものもあるが

この言葉は
中国にはないことから

日本の茶人が 特別に
注文したのではないかと

考えられている。

その後

<呉州赤絵は 姿を消してしまう。

それでも 日本の陶磁器発展に
与えた影響は大きく

江戸時代後期の陶工 奥田頴川は

呉州赤絵の 生き生きとした
絵付けに魅せられ

試行錯誤の末…>

<改めて 依頼品を見てみよう。

呉州赤絵の大皿で

直径は 40センチ。

広い縁には 魚や草花の文様が

赤や緑で
鮮やかに絵付けされており

見込みには 堂々と
「天下一」の文字が書かれている。

高台には 約束どおり
びっしりと砂がついているが…>

あの高台見ると ちょっと
後付けっぽくも見える。

いや だから あとから
うまいこと砂つけてるようにも

見えんことはないけど。

これ でも 結果しだいでは
奥様の機嫌が…。
はい。

鍵閉められる可能性
あるかもしれないですね。

さすがにね。
えぇ。

<400万円で買った

ご本人の評価額になりますが
おいくらでしょう?

買った値段の 400万です。

そりゃあ そうですよね。

買った値段は 最低
取り戻したいですね。

まいりましょう
オープン ザ プライス。

さあこい。

あ~ 150万円!
150万!

400には届かなかったが…。

五彩方位天下一魚文盤に
間違いございませんね。

中心に天下一を配してね

その周りを24文字の方位を
置いておりますね。

水面から踊り上がろうとして
描いてございますね。

この魚は 鯉なんですよね。

黄河の激流である
竜門の滝を登りきった鯉は

竜に化身する いわゆる
登竜門のデザインを

ここで取ってるわけです。

高台には 砂がびっしりついてる。

磁器の製品としてはね
粗雑な作りなんですよ。

だけど これはね
実用を旨としておりますから

それで いいわけなんです。

日本人の感性に
ピッタリ合ったものでね

江戸時代には かなりの数の
呉須皿が輸入されている。

ただ この天下一の文様はね
数の少ない手なんです。

大切になすってください。

いかがですか?
本物だったから一安心です。

今日 奥さんの機嫌はどうでしょう
予想すると。

大丈夫でしょう。

どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。

大事になさってください。

<東京で3代以上 かつ
100年以上続く

名店の集まり。
その名も…>

<今宵 その東都のれん会に
加盟する

老舗の店主が お宝を持って
大集合。

迎え撃つ鑑定士は…>

<早速いってみよう>

ホランさん どうですか
老舗の味とか ものっていうのは。

何十年 何百年のなかでいっぱい

淘汰されてくるわけじゃ
ないですか そのなかで…。

興味ありますよ。

< まずは折詰弁当の老舗

いらっしゃいませ。

<客の多くが
魚河岸で働く人たちで

食事を食べきる時間もない様子を
目にし

残った料理を持たせたのが
始まりでした。

これが 評判となり…>

<弁当屋の松次郎
略して 弁松となりました。

砂糖と醤油を たっぷり使った
濃い味付けが特徴で

最も手間がかかるのが
今も一つ一つ 手作りの玉子焼き。

杉や松を薄く削った
経木の折箱は

今では たいへん珍しいそうです>

<江戸から続く 唯一無二の味は
今も大人気を博しています>

お弁当 いただきましたよ。
ありがとうございます。

おいしかったです やっぱり

お醤油と砂糖の
甘じょっぱい味付け。

そうですね。
あんな
おいしいのあるのかっていう。

それは 自分の代になったときに

私は あれが好きです
変わらないでほしい。

< お宝はこちら>

ちょうどいいですね。
茶色が イメージカラー。

そうね!

<20年ほど
前から

地元 日本橋の
古い絵葉書を

集めており

いつものように
ネットオークションで

探していた
ところ

偶然 この大黒像を発見。

実はこれ…>

へ~。

裏側に日本橋の橋板の

三枚目を使って作りました

みたいなことが
書いてあるんですよ。

え~!

< これはぜひとも
手に入れたいと思い

2体合わせて
15万円ほどで落札した。

以来 縁起物として
店に飾っている。

本人評価額は 落札額と同じく
15万円。

もし 本物なら
日本橋の歴史を伝える

貴重なものなので
弁当の味ともども

末永く伝えていきたい。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン! はい 61万円!
え~ すごい!

< これは すごい!>

小さいほう これ1万円です。

大きいほうはですね
60万円です。

その理由はですね
大きいほうは

二代目貞行 光岳が作ると。

これは後藤貞行というですね

馬の彫刻で有名な彫刻家

明治時代に活躍しまして

それの息子なんですね。

鋭い彫りとですね
やわらかく 丸みをつける彫り

うまい具合に組み合わせてですね
体の部分は 割とシャープに

作ってるんですけれども
お顔立ちは非常に優しい。

なかなか 光岳の本当の
いい作品っていうのは

見つからない。 さて
左の小さいほうはですね

前の日本橋のもの
なんだろうけれども

横から見たときに
すごく薄っぺらい。

素人さんに近いような
ちょっと腕に覚えがあると。

まあ 彫刻家の作ったものでは
ないだろうと。

<続いては 海苔の老舗
山本海苔店から>

いらっしゃいませ。

<丸に梅のマークは…>

<梅も海苔も ともに香りが
良いことにに由来するそうです>

<素人には同じように見える
海苔を

独自の目利きで
家庭用 寿司屋用

佃煮用など 8種類に分類し
販売したところ 大当たり。

更に 1869年には 剣術仲間だった
山岡鉄舟から…>

< と相談され 苦心の末

味附海苔を創案。

これが

その後 宮内省の御用を
賜るまでになりました>

<海苔のおいしさを
更に広めるべく

奮闘中です>

味附海苔に出会ったときの
あの

言われちゃったりして
ついつい その

なるんだろうなと思って
ちょっと

なるほどね。

<今日は 一番人気の
焼海苔を持参した>

パリパリ。

海苔の香りが。
おいしい。

やっぱ 海苔本来の持ってる
味が強いね。

そうですね それもありますし

おいしい。

これ 三大うま味成分
なんですけれども…。

ですので 海苔はですね
天然のうま味調味料…。

< お宝は…>

<2代目は
鉄舟と親交があったが

これは そのとき
いただいたものではない。

古くから受け継いだ品の多くは

関東大震災と空襲で焼失。

そののち 5代目の祖父が
手に入れたと聞いている>

これ今 どうしてるんですか?
これは。

なんて書いてあるかっていうの
わかるんですか?

えっ?

ビックリした! ビックリした
今 ホントだと思った。
嘘です。

<本人評価額は
創業172年にかけて 72万円。

さっきのは冗談だが 鉄舟さんは
山本海苔の味を

「世に並ぶものなし」と
褒めてくれたらしい。

果たして 結果は!?>

ジャカジャン! 60万円!

<ダウンするも 本物か!?>

でも でも。

本物で
間違いございませんですね。

中国の唐の時代の
皇甫冉という人が書いた

七言律詩の詩の冒頭の
二句を書いている。

静かに
秋の水を眺めていると

心はおのずから
何もなく

すべて
去ってしまうんだと。

座って 自ら植えた
松の枝を見ている。

2行目のいちばん上の
字がですね

原作のほうでは 寝そべって
松を眺めている

となってるんですけど これ
坐してと書いてあるんですよね。

で これは 記憶に任せて
書いた証しが

その字の違いなんだと
私は思うんですね。

鉄舟の書というのは
堂々とした太い

スピードを持った線で
まっすぐじゃなくて

弧を描くといいましょうかね

なかなか いい作品だと
思いますので

お店の宝にしてください。

本店に飾りたいと思います。

<続いては 仏壇仏具の老舗
安田松慶堂から>

いらっしゃいませ。

<天才仏師 運慶の流れを汲む
初代元慶が

1792年 近江から幕府に招かれ

将軍家の菩提寺である
増上寺の大仏師となったのが

その始まりで 以来 数々の

寺院用仏具を手掛けてきました。

1840年頃には 3代目松慶が
家庭用の簡素な仏壇に

初めて黒檀・紫檀などの
唐木材を用い

重厚な質感と荘厳な美しさを
加えました。

これらは 東京仏壇と呼ばれ

現在 都の伝統工芸品に
指定されています。

更に最近は
生活様式の変化に合わせ

現代的な供養の形も
提案しています>

流行りにのって
今年は これでいこうか とか

春は これでいこうか
とかっていうのが

ないもんですから。

< そんな安田松慶堂で
今 人気の品がこちら。

一見 食品のようだが…>

そうなんです。
(松尾)え~っ!?

<実はこれ 線香である>

(松尾)あっ なるほど!

サクマドロップスなら
これ4種 入ってますけど…。

飴の香りが。

食べないでください。
(松尾)香りがするのね。

< お宝は こちら>

ご先祖が作ったの?
はい。

<五世安田松慶は

東京美術学校で
かの高村光雲に師事した

腕利きの仏師である。

今年の春 銀座の骨董店で
売りに出されているのを

いとこが偶然 発見。

代々の作品は
手元に残っておらず

更に これは 1897年の

展覧会出品作との
ことだったので

すぐに骨董店を訪ね
言い値で購入した>

でも すごい偶然ですよね。

なんか置物で
動いてないはずなのに…。

ふっと揺れた
躍動感みたいなものを…。

<本人評価額は
五世の5を重ねて55万円。

ご先祖様の作品に
値段をつけるのは

気が引けるが これこそ
まさに我が家のお宝。

果たして結果は?>

(松尾)ジャカジャン はい 100万円!

< やった~!>

実に すばらしい作品です。

東京彫工会というですね
当時の彫刻家ですとか工芸家

名のある人たちが集まっていた
団体なんですけども

その競技会に出品されたと。

非常に軽やかに
たおやかなポーズで

正面から拝見してもですね
横から拝見しても

実に丁寧に作られてると。

右足の指が欠損してまして

ちょっと これが残念なんですね。

(松尾)ホランさん 目利きですね!
いいとこ つくじゃないですか。

…というふうに思いました。

いい目してますよ すごい!

ホントですか うれしいです。
すげぇ!

<最後は菓子の老舗

いらっしゃいませ。

<1818年 細田徳兵衛が
飯能から江戸に出て

煎餅を商ったのが始まり。

そのひ孫 栄太郎が
日本橋で屋台を開き

客の目の前で
金鍔を焼いたところ

たちまち人気となりました。

そして 1857年 日本橋に開店。

金鍔と並ぶ看板商品の
梅ぼ志飴は

安政年間 高価だった砂糖菓子を

手軽に楽しめるよう
編み出したもの。

文久年間に生まれた甘名納糖は

庶民も食べられるよう
小豆ではなく

より安価な
ささげを用いています>

<最近では リップグロスをかたどった
おしゃれな飴や

糖質をおさえた ようかんなどを
販売。

新しい菓子の形を
開拓し続けています>

やっぱり 小さいときとか
なんか お家のね

おいしいお菓子とかっていうのは
結構 食べられたんですか?

そうですね あの…。

そういうものが多かった
ですけどね。
あっ なるほどね。

< こちらが 店の原点である
丸い金鍔>

(松尾)あぁ~!

<早速 試食させていただいた>

(松尾)うん うん… おいしい!
あんこの甘さがいいな~。

< お宝は こちら。

五月飾りの甲冑である。

1899年 初代 栄太郎が

二代目である曽祖父のために
手に入れたもの。

曽祖父は
これを とても大事にしており

曽祖父の孫である 父に…>

…言われてきたものなんです。

< そのため 子どもの頃は
毎年 5月に飾っていた>

< しかし 40年ほど前

修理のため 父が知り合いの
人形店に預けたところ…>

っていうふうに
なんか 言われたらしいんですよ。

< すると 父は
慌てて しまいこんでしまい

以来 飾らせてもらえなくなった>

<本人評価額は

文化財級という言葉を信じ
300万円。

もちろん
高ければ高いほど うれしいが

あまりに高額だと 今後一切
触らせてもらえないかもしれない。

果たして どうなるのか!?>

<曽祖父が 自分に遺してくれた
五月飾りの甲冑。

修理に出したところ
文化財級といわれたが

果たして 結果は!?>

ジャカジャン!

<ダウンするも大健闘!>

幕末から 明治の初めごろに
作られた 非常に出来の良い

五月飾りの甲冑ですね。
一般的な五月飾りといいますと

人形師が 紙を素材として
張り子で作ったものというのが

多いんですけれども これは
本物の鎧 兜を作る甲冑師が

素材も技法も 本物と同じもので
縮小して 作ったという。

江戸時代後期に
大名家などで用いられた

儀礼用の豪華な当世具足を
模しております。

胴のところに 2匹の龍の
装飾がありますけれども

普通は こういったものは

型抜きで作ってしまったり
するんですけれども

金象嵌を施した
彫金なんですね。

兜の裏側 真っ赤な刺し子を
施しましたり

鎧の胴の裏側にも
革を貼ったり

表から見えないところまで

本物と同じ仕事を
してあるんですね。

ぜひ これからも 大切に
なさっていただきたいと思います。

ありがとうございます。
(松尾)ほぉ~!

<続いては 千葉県松戸市から。

次なる依頼人は
懐かしのディスコミュージックを

ラジカセで聴きながら
雑誌を読んでいる この方>

<衣装も 少し懐かしい
花柄のワンピース>

<高校生の頃 80年代のアイドルに
ハマったことがきっかけで

当時の流行を
意識するようになったそうです。

特に 髪形にはこだわっていて…>

< しかし 担当の美容師さんは

80年代のことを全然知らない
若い人だったので…>

もう どんどん どんどん
いっちゃって… っていうことで。

<去年の3月からは
松田聖子さんにちなみ

星子という名前で
インスタグラムをスタート>

<クリームソーダが懐かしい喫茶店なども
紹介しているそうです>

< これからも頑張ってください!

ところで

< えっ!
『およげ!たいやきくん』!?

それは 40数年前
祖父 博さんが友人の店で

100万円で購入したもの>

< しかし ずっと玄関に
何気なく飾っていたため

章子さんは 特に気にかけて
いなかったのですが…>

鑑定よろしくお願いいたします。

<果たして

<スタジオで拝見しましょう>

依頼人の登場です。

千葉県からお越しの

ようこそ 「鑑定団」へ
よろしくお願いします。

80年代のテレビ番組。

わぁ うれしい。 なんか ホッとする。
ホントですか。

我々も もうちょっと 肩パット
入れてきたらよかったですね。

日本が元気だったし
カラフルだったよね 世の中がね。

そうですね
その時代が すごく大好きで。

茜ちゃんと同い年。
同い年です。

28歳。
同い年なんですね。

さっきの章子さんの
昔の写真見て

私のお母さんの
昔の写真みたいな。

いちばん好きなの
中森明菜さんですか?

そうです あと
河合奈保子さんとか

その辺りのアイドル。
河合奈保子さん。

好きやった。
写真集持ってたもん 俺。

そうですか。

今風のファッションとかに
あまり興味ないんですか?

仕事柄 どうしても仕事のときは

今の格好を
しないといけないんですけども。

お仕事は何をされてるんですか?
ジュエリーの販売員。

それは 売り上げに直結しますよ。
これ だめです。

そうね。

いま狙ってるもん
何かあるんすか?

そうですね 最近 テレホンカード
ハマって テレホンカード買ったりとか。

拝見しましょう。 お宝 オープン!

はぁ。
わかる。

(2人)「ももいろサンゴが
てをふって」

うわ 懐かしい!

どうやって
手に入れたんすか? これ。

祖父が買ったものに
なるんですけども

サンゴがすてきだっていうよりは

これから価値が
上がるかもしれない

っていうことで
その当時 100万円で。

当時100万でしょ?

めっちゃ高いよ そんときですら。

これ調べてみました?
同じような大きさ感とか

あと幹の出方が
もっと細かいのとか

結構あるんですけども。
こういう太いのが ドーンっていう。

そう なかなか調べても
出てこなくてですね。

なんか このへんの
カットしたんすかね?

買ったときから この状態ですか?

もう ずっと この状態です。
ずっと この状態ね。

おじいちゃんが
勝手にカットしたとか。

でも 後ろと下がブルーで
海の中みたいな。

あぁ そう? そう?
いいですよ~。

照明さんと美術さんの
このコラボレーションが。

< では お聞きいただこう>

懐かしい。
オリジナルの映像ちゃう? これ。

<昭和の大ヒット曲
『およげ!たいやきくん』。

海に逃げ込んだ たいやきくんが
最初に出会うのが…>

<今回の依頼品 モモイロサンゴである。

モモイロサンゴは
宝飾品などに用いられる

宝石サンゴの一種で

サンゴ礁を形成する造礁サンゴとは
分類も生態も異なる。

宝石サンゴは 水深数十メートルから
2, 000mに生息し

成長は極めて遅く

大人の小指ほどの太さに育つのに
数十年を要する。

色は 赤 ピンク 白などで
骨格は硬く

磨くと美しく輝く。

宝石サンゴが初めて採取されたのは
紀元前の地中海である。

交易品として
世界各地に運ばれると

その華やかな美しさから

王侯貴族の装飾品や

祭礼の道具として用いられた。

日本に渡来したのは 8世紀頃で

これを最初に
冠の飾りとして用いたのは

聖武天皇であった。

その後も 日本では
まったく採れなかったため

江戸時代になっても

宝石サンゴを
手にすることができたのは

一部の特権階級のみであった。

しかし 1812年 土佐の室戸沖で

漁の最中 赤い宝石サンゴが
偶然採取されたことにより

日本の近海にも
生息することが判明。

明治時代になり
本格的にサンゴ漁が始まると

日本産は
極めて質が良かったため

瞬く間にヨーロッパで評判となり

さかんに輸出された。

日本近海で採れる宝石サンゴは

主に アカサンゴ シロサンゴ モモイロサンゴの
3種類である。

アカサンゴは
ほかの宝石サンゴより小ぶりだが

3つのなかで最も価値が高い。

日本産は
地中海産より色が鮮やかで

透明感があり

なかでも最も色の濃い血赤サンゴは

世界中の愛好家
垂涎の的となっている。

シロサンゴは シロとはいうものの

薄いピンクやセピア色が多く

3つのなかでは
比較的安価で取引される。

しかし まれに純白のものもあり

これは 宝飾品として
たいへん人気が高い。

モモイロサンゴは 白に近いものから
赤みが強いものまで

色の幅は広い。

なかでも 色むらのない
薄いピンクは特に価値があり

海外では エンジェルスキン。

日本では ボケサンゴと呼ばれている。

また 原木は 宝石サンゴのなかで
もっとも大きい>

<モモイロサンゴが引き揚げられ

大きな話題となった。

これは 記録に残っているなかでは
世界最大級で

入札会に出品されると

なんと 5, 000万円を超える
高値で落札された。

改めて 依頼品を見てみよう>

<モモイロサンゴである。

色は やや赤みが強いピンクで

枝先はほとんど残っていないが

骨軸は太く どっしりとしている。

しかし 宝石サンゴは
その人気の高さゆえ

精巧な模造品も
数多く出回っているが…>

う~ん いかがでしょう?

不安になるというか。
そうですね。

なんか このテカリが
気になるんだよなぁ。

きれいすぎる! 確かに。

後からできるのかな
こんな色付け。

でも やっぱり あれだけの
値段のあるものですから

偽物作るほうも
気合い入れて作りますからね。

< このあと

ご本人の評価額になります。
おいくらでしょう?

250万円で。
250万円で!

まいりましょう!
オープン ザ プライス。

さぁ 本物なんでしょうか?

いった いった!

700万! 700万!

すご~い!
700万!

宝石 モモイロサンゴの原木に
間違いございません。

50cmを超えておりますのでね

堂々としたものでですね

原木としては
たいへんいいものだと。

成長というのはですね
たいへん遅いんですけれども

最低でも 300年くらいは
経っているものだと。

本来はですね もっと
たくさん枝があったはずです。

おそらく 網で採取して
船に揚げる間にですね

折れちゃってると思うんですね。

表面の仕上げですね。

雑に磨いているから
変な溝がついている 表面に。

それが反射してですね
ちょっと ギラギラしたような

光になっている
と思うんですけれども

その2つが
ちょっとマイナスポイントかなと。

これ 万全の状態やったら
いくらやったんですか?

1, 000万円は…。
いや~。

いかがですか?
ビックリです。

ここまでするとは
思ってなかったので。

700万が手を振って
僕の泳ぎを眺めていた…。

そんな高価だったとは!
すごいね。

どうも ありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。

いや~ すごい!

< お宝鑑定希望の方

お宝を売りたい方は

お宝の写真とエピソードを添えて

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どしどしご応募ください。

お待ちしています。

詳しくは番組ホームページを
ご覧ください>

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