NHK地域局発 @okayama「アイビーでいこう~石津謙介 生誕110年~」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 @okayama「アイビーでいこう~石津謙介 生誕110年~」[字]

“アイビールックの神様”と呼ばれる、岡山出身の服飾評論家・石津謙介さん。生誕110年の折りに、石津さんがファッションを通じて伝えた生き方を見つめる。

番組内容
紺のブレザー、ボタンダウンのシャツ、綿のパンツ。1960年代から70年代にかけて若者がこぞって着た“アイビールック”だ。その着こなしを日本に広めたのが、岡山出身の服飾評論家・石津謙介さん。石津さんはただ着飾るためだけの服を提案したわけではない。「ファッションは人のマネをするものではない」「着るものは自分で考え、好きなものを着る」。現代にも流れるアイビーの息吹を、ファーストサマーウイカさんが訪ねる。
出演者
【出演】ファーストサマーウイカ

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – その他
情報/ワイドショー – ファッション

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  19. 年代
  20. お願い

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

NHK
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<ツタの絡まる校舎で
生き生きと青春を送る学生たち>

<かつて アメリカの地で

そんな彼らの姿に胸を焦がした
一人の日本人がいました>

<紺のブレザー
ボタンダウンシャツ 綿のパンツ。

アメリカの大学生の服装を

アイビールックとして
日本に広めた人物です>

<立ち上げたブランド VANヂャケットは
1960年代から70年代にかけて

若者の間で 一世をふうびしました>

<スニーカーやトレーナーといった
今 私たちが

当たり前に身につけているアイテムも
そのころ 彼が広めてくれました>

<謙介は ただ 着飾るための服を
提案したわけではありません>

<時はたち 令和になりました。

現代に根づく アイビーの息吹を
感じに行きます>

<石津謙介 生誕110年の折に
敬意を込めて>

<言わずと知れた古本屋の街です>

<その中で ひときわ目を引く 黄色いお店>

<私 訪ねてみました>

お邪魔しま~す。

<実は 謙介は 私のおばあちゃんの
おじさんにあたる人物なんです>

あっ。

VAN。

あっ ここ全部 アイビールックの…。

わっ すごっ! 「MEN’S CLUB」…
すごい量ですね。

多分 これ全部
アイビーに関する本が並んでますね。

<ここは ファッション誌を専門に扱う
古本屋さん>

<特別 多く取り扱っているのが
アイビールックにまつわる雑誌です>

よく こちらには来られるんですか?
そうですね よく来ます。

もう アイビールックのコーディネートで
今日も いらっしゃってますけど

お好きなんですか?
まあ いつも 大体

こんなような格好はしております。
同僚で好きな同世代の人たち いますし

自分 まだ 27なんですけど
それよりも若い世代も

どんどん出てきているので…。
結構 多いと思いますよ。

<アイビールックは 時代を超えて
若い人に選ばれている。

どうしてなんだろう?>

アイビーというのは
どういった位置づけになるんですか?

いわゆる アメカジスタイルだったり
90年代とかですと

ストリート系とかいわれるものだったり
その辺の源になっているのが

60年代のVANヂャケットだったり
石津さんの言葉だったりとか。

そのあとの日本の男性に
すごく重要なものとなったので…。

<1911年 岡山の紙問屋に生まれた謙介>

<小学生の時から 金ボタンの制服を
着たいと転校したり

エナメルの靴を履きたいと
岡山中を探し回ったりするような

おませさんでした>

<30歳の時 戦争が始まります>

<謙介は 岡山を離れ 中国・天津で
友人の洋服作りを手伝っていました>

<当時の天津は
世界中から人々が集まる 国際都市>

<ここで さまざまな国のファッションを
目の当たりにします>

<そして 終戦後の天津で
一人のアメリカ人から聞いた話に

心を動かされます>

<帰国後 謙介は 自分の目で
その姿を見ようと旅に出ます>

ここですね。 「世界の服飾めぐり」。

実際に 謙介さんが 世界をめぐりながら
つづっていかれたコラムと

併せて アイテムが紹介されている。
わ~ すごい。

<アメリカで訪ねたのは
アイビー・リーグと呼ばれる

8つの名門大学。

トラディショナルな洋服を着こなす
学生たちの姿は

謙介にとって 新鮮なものでした>

プリンストン大学を
撮影したっていうような写真が…。

<当時の雑誌には アイビー・リーガーの
写真だけが カラーで掲載されています>

<実に 46ページにわたる特集。

服装以外に 食や生活についても
シャレを利かせて紹介しています>

<サンフランシスコでは…>

「瀬戸内海の蟹と車エビで育った私には

口に入らぬほどのまずさだった」。

<海外旅行は夢のまた夢だった時代。
熱量が伝わってきます>

アメリカっていうものが
ただの遠い憧れだった時代に

そういう文化とか
そういったものを教えて

日本に根づかせるっていう そういう
意志も すごく感じるというか

ただ単に暮らすだけじゃなくて
暮らしに彩りを与えたいとか

そういう やっぱり 思いっていうのは
すごくあって

人生って
楽しい仕事をするっていうよりも

普通の仕事を楽しくできるんだよっていう
そういうことを 多分

みんなに伝えたかったのかなっていうのは
すごく思います。

肩の力が抜けている。 で おしゃれを
余裕を持って楽しんでる

ゆとり持って楽しんでるって姿が
やっぱり そこが

かっこよく映るのかなって思いますね。
そうですね。

<謙介が紹介したファッションや文化に
若者たちは飛びつきました>

<そして 東京オリンピックの直前

大きな変貌を遂げた姿で
銀座の街に集まったのです>

<みんな決まって ボタンダウンのシャツ
細身のパンツに 紺のブレザー>

<謙介が広めた アイビールックに
身を包んで たむろする

みゆき族が誕生しました>

<時代は変われど 若者の街は今も健在>

<この地から生まれた
とあるブランドを訪ねました>

並んでますね。

すごい やっぱ レディースにも
めちゃくちゃ アイビールックは

取り入れられてますよね。

こんにちは。
あっ こんにちは。

(2人)よろしくお願いします。

<ブランドの世界観をつくっている
ディレクター 伊野さん。

彼女も また
アイビールックに魅せられた一人です>

<メンズアイテムをベースにした服を
提案している こちらのブランド>

<ジャケットや ボタンダウンのシャツも
毎シーズン 必ずリリースしています>

伊野さんが そもそも アイビールックに
出会ったきっかけっていうのは

何なんですか? はい 学生時代に
世の中 結構

ファストファッションが
すごく はやっていて 気に入った洋服が

そのシーズンが終わってしまうと
なかなか着づらい状況っていうのが

すごく ちょっと悲しいなと思っていて
トレンド関係なく

ずっと愛用できる服ってないかな
っていうのを探して

その時に ちょうど
アイビールックに出会いました。

アイビールックに出会ってから
服よりも 考え方であったりとか

新しい発見っていうものは ありますか?
たくさんありましたね。

やっぱり 一つは 服を着るのが好きな…
まあ 私だったり

皆さんは 自分らしさみたいなのを
自分らしく着るっていうことを

結構 常に模索していて
そうなった時に 自分らしく着るには

まず どう着たらいいんだろう
っていうのを…。
確かに!

<服を まず どう着るか。

伊野さんに道を示したのは
謙介の本でした>

<前書きには こんな言葉を置いています>

「個性が大切であることは
いうまでもないが

個性にまで発展するには
まず 基盤が

しっかりしていなければ
意味がない」。

<この本が出版されたのは

みゆき族が社会現象となった翌年の
1965年>

<謙介が伝えたのは はやりだけで
アイビールックをまとうのではなく

時と場所 場合によって着るものを選ぶ
TPOの概念>

<生活のあらゆるシーンに見合う
基準となる着こなしを

細かく紹介しています>

まず その基準を知ることで
自分に自信もつきましたし

でも そのアイビールックを
爪先から頭の先まで着ることも

すごく誇らしいんですけど そこから 更に
もう一歩 自分らしさを出すために

着崩すっていうことをして

結果 そのルールを勉強したはずなのに
自分らしさを発見できたっていうのが

すごく 自分として
アイビールックと出会った

一番の大きな出来事でしたね。

<アイビーから教わったのは
まずは 着こなしのルールを知り

それを破ることで
自分らしさを出せるということ>

<伊野さんは
ファッションを迷う人たちに

そのことを伝えようとしています>

これは 伊野さんが編集長として
携わってらっしゃる冊子

ということなんですけど…。
「BOY’S RULE」。

やはり そのルールというか
基盤になるものっていうのの

教科書でもあり…。

<去年から作り始めた この冊子。

一つ一つの洋服が持つ
ルーツや定番の着こなし

そして 着崩し方を紹介しています>

いつも 破り方が分かんなくて
悩んじゃうんですよ。

何が外しか分かんないっていうのが
結構 悩んでる方 多いと思うんですけど

まず 土台を知る。 そして
楽しむってところが 大事なんですね。

で また 迷ったら戻る
っていうことができて

そこの また 帰る場所があるっていうのが
自分のスタイルを見つめ直す

チャンスにもなりますし 何か それを
ずっと繰り返してる感じですね 自分も。

伊野さんにお願いがありまして…。

実は 石津家から この紺のブレザーを
お借りしてきたんですけれども…。

すごいですね…。
この紺ブレに合うコーディネートを

是非 ちょっと
お願いしたいなと思いまして。

一緒に… お手伝いさしていただきます。
ありがとうございます。

こちらのブレザーには

間違いなく ボタンダウンのシャツ
っていうのが もうセットで…

はい 合わせていただければと…。
ワンピース型のボタンダウンシャツ。

わ~ でも この合わせ
したことないですね。

程よく抜け感も出たスタイルに
していただけるのかなと…。

あっ 確かに。
更に アイビースタイルには

切っても切り離せない
スポーツアイテムっていう…

そういったものを インナーに着て…。
あ~ なるほど!

で チノパンと こちらを まず下に着て

その上から ワンピースを
さらっと羽織っていただいて

仕上げにブレザーみたいな
スタイリングですと

より その 今っぽさみたいなところが…。
出しつつ…。

はい。
お疲れさまです。 ありがとうございます。

じゃあ ジャケットを…。
はい お願いいたします。 は~い。

失礼します。

わ~!

面白い! すごい!

あと そちらに このパールのイヤリングを
是非 つけていただいて…。

外しみたいなところを…。

<石津家に伝わるブレザー。

こうして今も着こなせるのが
アイビールックの魅力です>

<ファッションは 流行を追うだけでは
いけないと説いた謙介。

しかし 次第に 時代の波に
あらがえなくなっていきます>

<高度経済成長とともに事業は拡大>

<オイルショックのあおりを受け
作った服は 100億円近い在庫の山に。

VANは 倒産に追い込まれました>

これの大きいようなの ないかな? 柄が。

格子ですか?
格子がいいんだ。

<それでも 謙介は…>

♬「上を向いて歩こう」

♬「涙がこぼれないように」

♬「思い出す 春の日」

♬「一人ぽっちの夜」

こうなったら ここへ…
そうしたら ここで焼くんです。

なるほど。 この周りのタレで…。

私 ボタンダウンのシャツしか
持ってませんから。

<津山でカフェを営む石井さん>

<VANの全盛期に
高校時代を過ごしてから

アイビールック 一筋。
来年 70歳を迎えます>

あの~ 石津先生の本など
いろいろ… 「MEN’S CLUB」とかに

書いておられるのを読んだりして
格好だけでは駄目だよと。

中身を作らないと 格好だけでは駄目だよ
というのを なるほどと。

人に何と言われようと
好きなものを集めるとか

そういうライフワークも
教えてもらったような気がします。

やっぱり 大切に… ものを大切にする。

<カフェの壁面に埋め込んだのは
先祖代々使われていた 実家の蔵の扉。

約170年の時を経て
威厳を持って たたずんでいます>

こうやって残すことが
もう 蔵はありませんけど…

まあ 古いものを大事にする
っていうことでしょうね。

それを やっぱり…
石津イズムですね これも。

<カフェをオープンして 35年。

共にアイビーで育った仲間たちが
今日も集います>

これだ!
うわ~!

これだ はい はい。
これ これ。

載っとろう。 載っとるな。
大したもんじゃがな。

「おなかの出たのを感じさせない。
こりゃ なかなかのテクニシャンだ」。

(笑い声)
「私も最近なかなか気になりだした…」。

そうや。 みんな この本を読んだ
はやってなあ。

コーヒー 飲みながらなあ。
本当 もう取り合いっこだったなあ。

「いた 居た! ここにも 備前男が

僕も岡山生まれです。

いつまでも VANを育てようネ。

石津謙介」。

<謙介が アイビールックを
日本にもたらして 60年余り>

<街には いろんなファッションが
あふれるようになりました>

<個性的な着こなし その源にあるのは

謙介が伝えた アイビーの精神です>

♬~

<自分が誇れる服を着て…>

<今日も 生きていこう>

人が何を言おうが もう 自分勝手ですよ。

天下太平ですよ。

私と 恋愛感情抜きで
家族になりませんか? はい?

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