出典:EPGの番組情報
情熱大陸【樹木医/後藤瑞穂▽各地の樹木を治療。奄美のデイゴよ、咲き誇れ!】[字]
虫…気象…大気や土壌の状態など原因を調査し治療、樹木の健康を守るため奔走!音波による計測・診断する機器を日本で初めて導入。型破りな樹木医が守る、奄美のデイゴ並木
番組内容
虫や病原菌、気象条件、大気汚染、土壌の状態など、原因を調査し、適切な治療を施し、樹木の健康を守る樹木医。男性が9割を占める樹木医の中で、女性ならではの感性と柔軟性を活かし、「型破りな樹木医」として注目されている後藤瑞穂、53歳。従来の手段では極めて発見が難しかった樹木の内部腐朽の状態を、音波による計測で画像化し診断をする機器を日本で初めて導入。さらに、画期的な土壌改良資材を独自に開発した。
番組内容2
今年3月、彼女が一番好きな木だというデイゴの診断・治療のため、奄美大島へ。樹齢300年以上、高さ15m、幹周り3m、62本のデイゴ並木。しかし虫や病原菌で腐朽は進行し、傾いている巨樹も…。1週間の滞在で治療を続けた後藤。デイゴが真紅の花をつけるはずの5月下旬、並木道は果たして…。 天然記念樹から歴史ある貴重な保存樹、街路樹、庭の大木まで、日本各地のさまざまな樹木の診断と治療のため、今日も奔走する!
プロフィール
【樹木医/後藤瑞穂】 1968年東京生まれ、熊本育ち。樹木医・一級造園施工管理技士。 奄美群島の無医村で治療にあたった医師の祖母から命の大切さを、造園業を営む父から樹木の尊さを学んで育つ。 熊本県女性第1号の樹木医で最新樹木診断機器・ピカスを日本で最初に導入。
プロフィール2
国土交通省を始め官公庁の樹木診断治療を中心に、企業の森林 保全修景アドバイス、樹木医式緑地管理、公園作りアドバイザー、セミナーの開催、講演会講師など幅広く活躍。 2020年2月東久邇宮国際文化褒章。樹木医学会編集委員。株式会社木風KOFU代表。
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
公式HP
【番組HP】 http://www.mbs.jp/jounetsu/
関連公式URL
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おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 文字(字幕)
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- 反対側
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
<「夢」 「生命力」>
<そんな花言葉を持つ花が
5月 この島の海岸線を
真っ赤に染める>
♬「でいごの花が咲き
風を呼び嵐が来た」
<デイゴも生き物>
<病にもなるし 年も取る>
(後藤瑞穂)…と いわれてまして
ここが ある日
ど~んと落っこちたんだそうです
ここに枝が 前あって
それが腐って
落っこっちゃったんだって
その跡 これ
でも また
新しい枝が再生してきてるから
すごい回復力っていうか
再生力が
<木のお医者さん…>
異常なしですね
あっ…
…で 何もないところは
堅い音がするんですけど
ほら もう ボクボクボクボク
っていう音になっちゃって
あの 多分…
<木の内部と 土の状態を診察する>
はい おおむね問題なし
はい だけど…
ちょっと こう
取ってあげたいですよね
<ここに持ち込まれたのは
音波を使った内部診断機器だ>
はい どうぞ
<腐朽の度合いや位置が
色で表示される>
<診察をもとに 治療開始>
もう一つ 下げようか
よいしょ! …はい
ちょっと 後藤さん ちょっとね
見ていただきたいんですよ
ここ
これはね…
<今 埋めているのは
土壌を改良する秘密兵器>
<独自に開発したものだ>
よし…
<国の天然記念物から
個人の思い出の木まで
依頼を受けては
全国へ 診察・治療に赴く>
<病に苦しんでいた木々たちは
おおむね 元気によみがえる>
わ~ すばらしい
や~っぱ このサクラは青空よね
この色ね
ピンクと これが合うね~
<木々は 人を癒やし
後藤が 木々を癒やす>
その木のおかげで
私たち 生きていけてるんだから
やっぱ
恩返ししないと いけないですよね
…っていうのが 私たちの仕事
<新しい技術を
率先して取り入れ
独自のやり方で
2000本の樹木を診てきた>
この角度で
<奄美のデイゴは
今年も
真っ赤に咲き乱れるのだろうか>
♬~
<全国を飛び回る後藤も
たまには東京の自宅にいる>
<出かける前に
データを念入りにチェックする>
<現場で考え込むのは
時間の無駄だ>
これ あの~
サクラのカルテなんですけれども
外観診断上は やや不良という
評価だったんですけれども
<カルテには 診察したサクラの
状態や注意点が
写真と共に 細かく記されている>
そのためには…
かつ…
<「ぶつ切り」って 何だ?>
あ~ ほら…
あっ ほら また
悪い切り方
<ぶつ切りとは 葉も芽も残さず
雑に切ることだそうだ>
<成長は鈍り
切り口から菌が入るという>
<2月 千葉県>
<境内にある
サクラの治療が始まった>
<依頼主は お寺の奥さん>
<この辺りでは 大きなサクラは
ここだけだという>
もう 多分…
(スタッフ)あ~ そうですか
(スタッフ)あ~ そうですか
<治療は 造園業者と共に行う>
まず あちら…
安全第一で
フフフ… お願いしま~す
じゃあ よろしくお願いしま~す
はい オ~! 頑張るぞ~
<剪定は 初歩的治療の一つ>
<腐った枝 枯れた枝を切り落とす>
そこ あの~ 1個 枯れてない?
1個 枯れてんのあるよ
そう 手 伸ばして
もっと上 上 上 上 上 上…
(男性)それの向こう側
それの反対側 反対側… 反対側
そう それそれ それそれ!
はい
(スタッフ)
どうやって判断してるんですか?
(スタッフ)あ~
あの こういう…
こんな感じで もう…
再生しやすくなるんですよね
何か こういうのが
ちょっと気になるよね
だから こういうのも すごく…
<剪定と ぶつ切りは 全く違う>
ちゃんとした…
でも これって ほら
ここで切ってるから
すごく ぶつ切り感があるし
これ絶対…
ちゃんと…
<木には あるべき姿があるという>
<悪い部分を取り除かれた
サクラの木は
素人目に見ても
スッキリして美しい>
<切り口から腐朽菌が入らないよう
保護剤を塗った>
<後藤の治療は ここからが神髄だ>
<剪定は 言うなれば 対処療法>
<樹木の根本治療は
土壌の改良にあった>
これをこう 縦に
こうやって埋めるんですね
<この 竹で編んだ筒>
<地中の酸素濃度を高め
微生物の働きを
活発にするという>
<数日前
後藤は これを準備していた>
これが…
<竹炭の粉に
腐葉土と酸素剤を混ぜ込み
竹筒に詰める>
<独自に開発した 土壌改良資材だ>
<これを埋めることで
樹木の自己再生力の向上をねらう>
<頭を出した筒を通して
地中に酸素が行き渡り
樹木が それを吸収するという>
ねぇ
花が きれいに咲いてくれると
それが うれしいですけどもね
こんにちは~
(乾さん)あっ こんにちは
どうも どうも
きれいに咲きましたね やっと
あ~ すごいですね~
邪魔する枝がなくなった分は
ちゃんと通風もよくなって
光も
こう 内側に入ってきますから
そうすると
新しい枝が出てくるんですよ
そうですね
また そして 花のあとに…
<この仕事を始めて 20年になる>
<東京に生まれ 熊本に育った>
<父が造園業を営んでいた>
<樹木は身近だった>
<造園デザイナーを経て
33歳で樹木医に転身した>
<以来 土壌の改良をはじめ
独自の治療法に取り組んできた>
<この日 後藤は 神社を訪ねた>
わぁ ホント 緑が きれい ここも
さて ちょっと… そっか
<今日の患者は
戸越八幡神社の御神木>
<樹齢300年のケンポナシだ>
ほら ミツバチが
<巣を作っていたのは
希少種・ニホンミツバチ>
<実は ケンポナシも
今や希少種とされている>
<早速 音波診断器で
木の内部を調べる>
オッケー
(音波診断器の音)
<音の伝わり方の違いで
内部の傷み具合が分かる>
あまり見たくない
フフフフフ…
…かもね
ちょっと まぁ…
やっぱり
(スタッフ)貫通?
腐ってるのが
(スタッフ)あっ その青い部分
<腐朽が進行し
倒木の危険まで確認された>
ちょっと 1回 ここ
土壌改良したんですよ
なのに そのあとが
ちょっと 何か…
<去年 仕込んだ竹筒が
土に埋もれてしまっている>
これ ブレスパイプの跡ですね
<これでは 地中に空気が通らない>
<やり直すほかない>
<御神木を大事に思う
地元の人たちが手伝ってくれた>
樹木って…
水の中は酸素が入ってるんですよ
だから 水をあげる イコール
酸素を根に運ぶっていうことが
できるんですね
だから これを入れると
根っこが ちゃんと呼吸ができて
上に栄養が上ってって
木が元気になる
これは えっと…
重さをこう使って
下にドスッとやって
で こう ぐるっと回して
つかんで 離す
(男性)先生 これ…
はい
あっ 根っこがある じゃあ
ちょっと よけましょう ここで
(男性)あぁ 重さ 使ってるね
(男性)腰つきが違う
(男性)そうですね 腰が違う…
(笑い声)
<今回は 竹筒を 縦に2本仕込む>
おっ いい感じじゃない?
どれどれ? 深くなったかな?
あっ いいと思います!
はい オッケー!
で これを…
できましたよ~ ここ
それ 2段重ねになってるの?
2段重ねになってます なってます
すばらしい!
(女性)できた!
は~い できました~ フフフ
今日は いい体験させていただいて
ありがとうございます
<これで 夏には 淡い黄色の花を
たくさん つける… はずである>
<3月 奄美大島>
<島には 手付かずの
マングローブの原生林がある>
<その広さ 東京ドーム15個分だ>
これ すごい!
<マメ科の植物 モダマ>
<根元の外周が6mに及ぶ>
え~
<豆のさやは 1mにもなる>
<「ジャックと豆の木」の
モデルになったともいわれる
世界最大の豆だ>
<地元から診察を依頼された
デイゴは この島にあった>
<62本のデイゴ並木>
ほとんど 見てもらったら
分かるんですけれども…
ずるむけ… 樹皮が もう
ずるずる むけてる…
うん まぁ もう
私も それを期待してます はい
<一番大きなデイゴは 高さ15m>
<樹齢は
300年を超えるといわれる>
<初めて診察した時
大枝は裂け 空洞もあり
腐朽が かなり進んでいた>
<亀裂を示す黄色い線も
数か所 見受けられる>
<既に 土壌改良の資材を埋め込み
樹木の回復を促してきた>
<今回は 更に新たな治療を試みる>
<根粒菌の入った液体を
地中に注入していく>
<こうした治療を
5年にわたって続けてきた>
ガハッ
もう いっぱい登ってきてる フフ
すごい
生き物が もう満載の島ですね
生育場所が たまたま
そこに種が落ちて 根を張って
成長してくるんですけれども
そこから 木は動けないんですよね
常に全力で生きてる
そういうとこが好きです はい
<5月 デイゴ並木は
真っ赤に
染まってくれるのだろうか>
<樹木医は 再び 奄美を訪れた>
<治療したデイゴが
開花の時期を迎えている>
天気が… は~
あ~ はいはい
ちょっと まだ…
ふ~ん
<今年は雨が多く
開花が遅れていた>
この木が ちょっとね
花は咲かせてますよね
<デイゴは 気象条件によって
咲く花の数が毎年違うという>
<今年は どのくらい
咲いてくれるのだろうか>
<後藤は 前回
あるものを仕込んで帰っていた>
置いときますね
(男性)はい お願いします
はい
<デイゴの苗だ>
<この苗も いつか
並木の一員となる>
ほら バ~ッて見えるから
100年後 もっと 広がってって…
<こうして 島のシンボルは
受け継がれていく>
いい子ね ポチ
<声で世界を癒やす>
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